博物館近所のサギの集団繁殖地に、第一陣のアオサギがやってきました。
アオサギは、日本に普通に見られるサギです。日本で繁殖するサギの仲間では最も大きく、翼を広げると160cmにもなります。兵庫県では1年をとおして見られますが、繁殖期が終わると集団繁殖地では見られなくなります。冬の間どこかへ行っていたサギ達は、繁殖期を迎えて集団繁殖地に徐々に集まり、ここで夏まで子育てをします。
まだまだ寒い毎日ですが、春の気配が近づいてきていることを感じました。
遠藤 菜緒子 (自然環境マネジメント研究部)
参考:ひとはくリサーチプロジェクト『鵜サギコロニー』