企画展「クリプトガーミック・ボタニー 隠花植物の不思議な世界」のセミナークラブ会員向けプレビューが行われました。
多数の会員が来られ、研究員の解説に耳を傾け、写真を撮ったり、アンケートに意見を書いたり、熱心に見学されました。
クリプトガーミック・ボタニーという言葉は「隠花植物学」といわれ、コケ植物、シダ植物、藻類、キノコなど花の咲かない植物を研究する学問のことです。
会場にはコケや菌類の美しい写真、キノコのフリーズドライ実物標本、冬虫夏草の拡大模型、巨大コンブとワカメ、キノコ染めの作品など、おもしろいものがたくさん展示されています。
隠花植物の色や形には、花の咲く植物とはまた違う、独特の美しさ、不思議な生活様式などがあります。
2月23日から一般公開いたしますので、皆様ぜひおいでになって、不思議と美の世界をご覧ください。
高橋 晃(企画調整)