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田地川和子植物画個展ーThanks of Allーは2021年4月25日(土)に始まりましたが、
翌日から緊急事態宣言により閉館となってしまいました。
その後 5月12日(水)から開館し、当展示は7月4日(日)まで延長になっています。

多くの方に観覧いただいていて、うれしいことです。
今回も記録として、展示されている作品を何回かに分けてブロクで紹介します。
(画像の解像度は低くしています)


田地川 全景1.jpg3階入口から入ったあたりの風景です。
まずはこの右側の4枚+3枚から









田地川 T01 ダリア.jpg○ ダリア(キク科)
Dahlia sp.

Oct.,2009.
宝塚市佐曽利 宝塚ダリア園







田地川 T02 ヒマワリ.jpg○ヒマワリ(キク科)
Helianthus annuus L.

12 Aug.,1995.
姫路市自宅庭











田地川 T03 アマリリス.jpg○アマリリス(ヒガンバナ科)
Hippeastrum sp.

2006.
園芸店で購入











田地川 T04 タカサゴユリ.jpg
○タカサゴユリ(ユリ科)
Lilium formosanum Wallace

Jul.,2010.
姫路市自宅庭










田地川 T05 ヤマフジ.jpg○ヤマフジ(マメ科)
Wisteria brachybotrys Siebold et Zucc.

兵庫県香美町(旧村岡町)











田地川 T06 マヤラン.jpg
○マヤラン(ラン科)
Cymbidium macrorhizon Lindl.

2019.(Flower:Jul., Fruit: Oct.)
兵庫県三木市











田地川 T07 ティランジア.jpg○ティランジア (パイナップル科) Tillandsia sp.

2015.
園芸店で購入







(鈴木武)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。なお、今後の新型コロナウイルスの影響等によっては、各イベント等の開催について変更が生じる場合があります。その際は、当館ホームページ上でご案内申し上げます。この内容は当館の化石剖出と石割調査ボランティアの方々には、メールにてお送りしています。

<ひとはく主催の企画>
臨時展示「ヤマトサウルス・イザナギイ~ハドロサウルス科の繁栄の鍵を握る恐竜~」

 北海道大学総合博物館の小林快次教授、岡山理科大学の高崎竜司研究員、兵庫県立人と自然の博物館の久保田克博研究員、米国・サザンメソジスト大学のアントニー・フィオリロ博士の研究グループは、2004年に兵庫県淡路島南部の洲本市の白亜紀最末期(約7,200万年前)の地層から発見されていた恐竜化石の研究を行いました。先行研究では、ハドロサウルス科のランベオサウルス亜科に属すと学会発表されていました。

 本研究によってこの恐竜化石が、ランベオサウルス亜科ではなく、原始的なハドロサウルス科であることを明らかにし、新属新種として「ヤマトサウルス・イザナギイ(伊弉諾(イザナギ)の倭竜(やまとりゅう)という意)」と命名しました。これまでハドロサウルス科の大繁栄の鍵は、食に関わる顎(あご)や歯の進化だとされていましたが、本研究によって、肩や前肢の進化が、ハドロサウルス科の起源において重要であることを示唆しました。ハドロサウルス科の起源においては長年の議論が行われていますが、本研究では起源がアジアとアメリカ東部(アパラチア)にあり、その後大繁栄を始めた場所はアジアであることを示唆しました。また、ヤマトサウルスは、約2千万年前に現れたハドロサウルス科の生き残りの可能性があり、当時の東アジアは、原始的なハドロサウルス科において、2千〜3千万年間のレフュジア(昔のままの種が残存している地域)であった可能性を示唆しました。白亜紀末の地層から、原始型(ヤマトサウルス)と進化型(カムイサウルス)の産出をアジアで初めて確認し、恐竜の生活圏の地域性を表している可能性を提唱しました。

 本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。

 期  間 2021512日(水)~711日(日)

 場  所 3階展示室「丹波の恐竜化石」

 展 示 物 ヤマトサウルス・イザナギイ(実物化石)23点、比較資料5点、パネル3点ほか

 参 加 費 無料(入館の際に観覧料のみ必要)

 協  力 岡山理科大学 恐竜学博物館 ※パネル製作協力:高崎竜司(岡山理科大学・研究員)

 https://www.hitohaku.jp/research/h-research/20210427news.html

 https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/Hadrosaurus2021.html

●解説!丹波の恐竜化石(三枝研究員) 中止になりました

 本館3階の恐竜関係の展示、恐竜化石のクリーニング作業が行われている恐竜ラボを案内します。

 日  時 202174日(日)13:4514:15

 場  所 3階恐竜展示室・恐竜ラボ

 参 加 費 無料

 備  考 申込不要、当日会場へ

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19283


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)

 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。

 日  時 2021年710日(土)13:0014:0015:00の3回(所要時間:約40分間)

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小学生以上

 定  員 6組(各回先着順)

 参 加 費 500

 備  考:当日4階インフォメーションにて10:00より参加申込の受付を開始します。定員になり次第終了します。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=19177


A21, A22化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 2021711日(日)1030113014001500

 場  所 恐竜ラボ

 対  象 小学生~大人

 定  員 10

 受 講 料 800

 申込締切 620日(日)

 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A21

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A22


●A23, A24
化石発掘体験セミナー(恐竜技師チーム)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 202181日(日)1030113014001500

 場  所 恐竜ラボ

 対  象 小学生~大人

 定  員 10

 受 講 料 800

 申込締切 711日(日)

 備  考 新型コロナ対策のため対象年齢は小学1年生以上、ただしひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。※発見された化石は持ち帰ることはできません。※状況により中止の場合あり。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A23

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A24


A25石ころの見わけ方入門(生野研究員)

 1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ15種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特ちょうなどについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
 日  時 202189日(月)11001300

 場  所 4階大セミナー室

 対  象 小学生~大人

 定  員 20

 受 講 料 700円(高校生以下:500円)

 申込締切 720日(火)

 備  考 ○保護者付添 ※小学生13年生は保護者の付添が必要です。(付添の保護者には観覧料が必要です。)

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A25


●A26
アンモナイトのレプリカ標本を作ろう(生野研究員)

 好きな色の材料を選んで、11つずつアンモナイトのレプリカ標本を作ります。レプリカ作りや本物の化石の観察を通して、標本とはどんなものなのか、レプリカはどんな場面で役に立つものなのか、などについて解説します。作ったレプリカはお持ち帰りいただけます。
 日  時 2021813日(金)11001230

 場  所 4階実習室 

 対  象 小学4年生~中学生

 定  員 30

 受 講 料 600

 申込締切 724日(土)

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2021A26


次号は2021年716日(金)に発行予定です。

 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。


                                  恐竜タスクフォース 久保田克博

コレクショナリウム建設工事が始まってひと月ほど経ちました。今は基礎工事の真っ最中です。建物を支えるため、地盤の固いところまで掘り下げて基盤となるコンクリートを流して固める作業を行っています(左写真)。博物館周辺は、地面を掘ると神戸層群(註1)が顔を出します。地学研究部の半田研究員によると、IMG_20210603_145425.jpg写真中の掘り下げた断面に見える横に走った黒っぽい筋、その下の少し赤みがかった層が神戸層群だそうです。保存の良い化石がでる可能性もあるのですが、現場を見に行った三枝研究員によると「(そういうよさげな化石は見当たらず)だめだった」とのことでした。博物館としては何か良い化石が出てくればありがたいのですが、一方で工事が止まると諸々影響が大きいので、なかなか複雑な心境です。(自然・環境評価研究部 高野 温子)

神戸層群・・新生代古第三紀始新世~初期鮮新世(3900万年~3100万年前)の地層。植物化石やアミノドン類化石が算出することで有名

オランウータンのオランとイノシシのうりんぼがお話し中...
どんなお話をしているのでしょう?

s-2月イヌワシ漫画.jpg

イヌワシはどちらかが死んでしまうまで同じパートナーと一緒にいます。
昨年はなんと16年ぶりに兵庫県で繁殖が確認されるなど嬉しいニュースも!

3階展示室では大迫力の剥製を見られますよ~!
ぜひ会いに来てくださいね☆

フロアスタッフ K
例年よりも早く訪れた梅雨の空が一転して、しっかりとした日差しが降り注いだ5月25日(火)の午後、
篠山東雲高校の生徒と先生が来館され、博物館入口前花壇の手入れを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の3年生6名が、学校で育てたメランポディウムの苗を250株植えてくれました。
※昨年度は新型コロナ等の影響で実習がありませんでしたので、久々の生徒の皆さんによる作業となりました。

【実習前の花壇の様子】
IMG_3153.jpg

最初に、以前植えられていた草花を抜き取り、土を耕しました。
IMG_3157.jpg IMG_3159.jpg

次に、メジャーやスコップを使いながら、等間隔に苗を配置していきました。
IMG_3160.jpg IMG_3163.jpg

苗の配置が決まったら、土の中に植え込みを行いました。
IMG_3167.jpg IMG_3168.jpg

今回は苗の数に少し余裕があったので、別の場所にある花壇も追加で作業していただきました。
IMG_3166.jpg IMG_3169.jpg

【実習後の花壇の様子】
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IMG_3176.jpg IMG_3174.jpg

生徒の皆さんは最後の後片付けまで手を抜かず、丁寧に作業していただきました。
IMG_3177.jpg

実習は1時間ほどで終了しました。
黄色の花が綺麗に咲き並び、とても清々しい気持ちになりました。
篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました。
IMG_3179.jpg

実習後は博物館内を見学し、個々の課題研究に向けていろいろと情報収集をした後、帰校されました。
次は秋の実習となりますが、その時もよろしくお願いしますね。

(文責:生涯学習課 坂井)
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