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ひとはくの周辺のソメイヨシノは、花が終わり、
葉が展開し始めました。

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▲ひとはく周辺のソメイヨシノのようす(花びらが散ってしまった)


ひとはくに隣接する野外施設の円形劇場のそばに樹林があり、
そこにはソメイヨシノとは違う野生のサクラ類の木があります。


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▲円形劇場のそばの樹林



それは、ウワミズザクラという名前で、1つ1つの花は小さくて
それらが(コップ洗い用のブラシのように)穂状になっています。


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▲円形劇場のそばにあるウワミズザクラの木



4月12日にウワミズザクラの花が咲いているのを
確認しました。





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▲ウワミズザクラの花序(下の方から花が開いている)




じつは、4月8日の時点で同じ木のつぼみが膨らんでいるのを
観察していたのです。


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▲ウワミズザクラの花序(つぼみ)


その日、ウワミズザクラを観察をしようとして木に近づくと、
円形劇場の床部分で、何かが動く気配がしました。
そちらの方をみると、そこには小鳥がいました。
ヤマガラのようです。


yamagara ga yuka ni 220408 s-IMG_6952.jpg









▲円形劇場の床部分にいたヤマガラ




ヤマガラも見られているのに気付いたのか、上空の
ウワミズザクラの枝へ飛んで行き、しばらくして、
また下へ降りてくる動作を数回繰り返していました。




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▲ウワミズザクラの枝に止まるヤマガラ



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▲階段状になっている部分にいるヤマガラ


こちらも、しばらく床部分や階段状の部分にいる
ヤマガラの方を観察していました。



ヤマガラは、床部分に落ちているヤマモモの種子(前年のもの)を
つついていました(つついていたのですが、この時は飲み込んでは
いなかったようです)。

ウワミズザクラは8月くらいに果実が熟します。そのころには
いろんな小鳥たちが食べに来るのでしょうね。







                         研究員 小舘 誓治

も咲いて、もうすっかり春の陽気ですね♪
昨日に引き続き、本日4月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日を行いました。

最初に動物についてのクイズを実施しました!
正解は実際に展示を見て発見!!!
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クイズの後は、動物たちをじーっくり観察して絵を描きます☆
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背景も色を塗ってくれたり、動物の毛まで細かく描いてくれたり、素敵な作品がたくさん出来上がりました!

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ご参加ありがとうございました♪

ひとはくでは今後も様々なイベントを予定しています。
今後のイベントスケジュールはコチラ

みなさんのご来館お待ちしております!!

フロアスタッフ ふくもと

本日4月9日(土)は「画はくの日」を行いました!
テーマは「ひょうごのどうぶつ」です!

まずは、どうぶつクイズ☆彡
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イノシシの赤ちゃんは、からだのしま模様が野菜のしまうりに似ていることから、
うりぼううりんぼと呼ばれています!


では、さっそくお気に入りの動物をえらんでじっくり見ながら、
えんぴつや色えんぴつをつかって描いてみましょう♪
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みなさん、さまざまな動物をいろいろな角度から描いていて、力作ぞろいです!!!
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明日も「画はくの日」を行います♪
みなさんのご参加をお待ちしています♪

フロアスタッフ つくし

春です。
ひとはく近くのソメイヨシノは満開です(4月7日)。


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▲満開のソメイヨシノ

さて、タイトルの「ほうしけいとえいようけい」これを漢字で書くと、
「胞子茎と栄養茎」となります。

じつは、ここで取り上げる「胞子茎」は、皆さんご存知の
ツクシのことです。


ひとはくは、深田公園の中にあります。本館に近いところに
「円形劇場」という野外施設があり、その上方に「のり面」
(年間3回くらい草刈りがされている場所)があって、そこに
ケヤキの木が植えてあります。



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▲円形劇場の上方にある「のり面」

その「のり面」のケヤキの下には、3月下旬~4月初旬に
ツクシがたくさん見られます。

今年の4月7日の時点では、暗褐色のツクシは、ほとんどなく
代わりに緑色のスギナがたくさん見られました。



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▲地面からでてきた緑色のスギナ


(ここでもう1回)じつは、このスギナは、「栄養茎」で
近くに出ていたツクシと地中でつながっていたかもしれません。

つまり、スギナという植物の、役割が異なる2つの体をそれぞれ
別の呼び方(ツクシとスギナ)で呼んでいるということになります
(でも、どちらも『スギナ』という名前の シダ植物です)。

暗褐色の「胞子茎」であるツクシは胞子を撒くための体。
スギナと呼ばれている緑色の「栄養茎」は光合成をおこない
栄養をつくる体です。

ちなみに「胞子茎」「栄養茎」の「茎」とは、葉がなく茎だけ?
に見えるので、そのように呼ばれるのだと思われます
(シダ植物で、胞子のうを付ける葉を「胞子葉」(ほうしよう)と呼びます)。

早春に、まず ツクシ(胞子茎)が地面から出て、そのあと
スギナ(栄養茎)が出てくるのです。




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▲スギナの栄養茎(左)と胞子茎(右)



スギナの観察をしていると、近くのケヤキの枝で、
シジュウカラ の オス が急に鳴きだしました。

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▲ケヤキの枝にいたシジュウカラ


シジュウカラの鳴き声の ツツピー、ツツピー が
ツクシー、ツクシー に聞こえます。


変化が激しい?春ですね~。



                                研究員 小舘 誓治

4月5日時点で関西地方の「花だより」(ソメイヨシノの開花状態)は、
多くの場所で「満開」となっています。

ひとはく周辺のソメイヨシノも ほぼ満開状態(九分咲き?)です。

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▲満開状態のソメイヨシノ




ハチ類も、蜜を求めてやってきています。

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▲ソメイヨシノの花を訪れたセイヨウミツバチ


ソメイヨシノの花に訪れる、いくつかハチさんを見ていると、
後脚のところに黄色くて丸いものが付いているハチさんがいました。
これは、「花粉団子」と呼ばれているものだそうです。
花蜜だけではなく、花粉も集めているのですね~。


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▲後脚に「花粉団子」をつけた個体



しばらく観察していると、
それぞれの脚(脚には毛が生えている)を器用に?(ハチさんとしては
当たり前なんでしょうが・・・)動かして、背中の方も含めて
体に付いている花粉をブラッシングしているように見えました。
この花粉を集めて団子にするのですね。


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▲脚を上手に使って体に付いた花粉を集めている?



ハチさん、上手に団子をつくるんですね~。
感心しました。
パチパチパチ(手をたたいています)。

                           研究員 小舘 誓治
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