8月19日(土)のフロアスタッフとあそぼうは、「恐竜を描こう!」を行いました。
お絵かきの前に急きょ、恐竜はかせの久保田研究員が恐竜やアンモナイトに関する特別レクチャーをしてくださいました!
久保田研究員のお話にみんな興味津々です。
お話を聞いたら、カムイサウルスの骨の絵から、色や形を想像して描きます。
かっこいい! & かわいい!
みんなそれぞれのカムイサウルスの絵が描けました!
作品は約1ヶ月間、4階のひとはくサロンに掲示しています。
ぜひ見に来てくださいね!
フロアスタッフ たけべ ようこ
兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。
<出版物>
●Newton 2023年9月号「最新恐竜サイエンス」(久保田研究員)
近年の新たな化石発見や新しい研究手法により,恐竜の進化や生態がこれまで以上に明らかになってきた。躍動感あふれる復元画とともに,恐竜についての知識を,楽しみながらアップデートしていこう。
https://www.newtonpress.co.jp/newton.html
<ひとはく主催のセミナー>
●F13 骨について学ぼう(池田研究員)
骨を持っているいきものは様々でです。色々な生物の骨の特徴を標本を観察しながら学びます。
日 時 2023年8月26日(土)13:30~14:30
場 所 4階大セミナー室
対 象 小学生・中学生
定 員 20名
受 講 料 600円(保護者:800円)
申込締切 8月19日(土)
備 考 小学生向けの内容です。小学1~3年生は保護者もいっしょにご参加ください。(※参加の保護者受講料は800円です)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023F13
●はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(生野研究員)
箱の中に入っている化石をさわって、形だけで種類をあてるクイズにチャレンジしてみましょう。化石はすべて本物です。
日 時:2023年9月3日(日)13:00~15:00
場 所:4階オープン・ラボ
対 象:どなたでも
定 員:なし
参 加 費:無料
備 考:先着順に随時受付。小学2年生以下は保護者が同伴してください。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21523
●はかせと学ぼう!「ちいさな,ちいさな,化石をさがそう!」(廣瀬研究員)
海辺の砂粒には、色々な生き物の化石が混ざっています。顕微鏡を覗きながら拾い出してみましょう。集めた化石たちは、標本ケースに入れてお持ち帰りいただけます。
日 時:2023年9月17日(日)①10:30~、②13:00~、③14:00~、④15:00~(各回40分)
場 所:4階オープン・ラボ
対 象:小学生・中学生
定 員:各回4組
参 加 費:300円
備 考:当日10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。小学1、2年生は保護者同伴でご参加ください。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21541
●A29, A30化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年9月24日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 9月4日(月)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A29
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A30
●はかせと学ぼう!「骨をみてみよう!」(池田研究員)
いろいろな生きものの骨を観察してみよう!
日 時:2023年10月8日(日)13:00~13:30
場 所:4階オープン・ラボ
定 員:先着12名
参 加 費:無料
備 考:当日10:00より4階インフォメーションにて受付を開始。小学2年生以下は保護者同伴
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21485
●A32 ジルコン年代学が切り開いた21世紀の地質学(加藤研究員)
火山灰や砂岩中に含まれるジルコンという鉱物の年代測定を行うことで新たにわかってきた地質学上の発見などについて解説します。
日 時 2023年10月8日(日)13:30~15:00
場 所 4階大セミナー室
対 象 高校生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円
申込締切 9月16日(土)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A32
●A31 篠山層群の地層観察会(田中研究員)
丹波竜が発見された約1億1000万年前の地層「篠山層群・大山下層」を観察します。大山下層からは様々な動物の化石が見つかります。化石が見つかる地層はどのようにして作られるのでしょうか?本講座では、地層のなりたちや観察方法について学び、地質調査の基礎を体験します。
日 時 2023年10月9日(月)12:30~16:00
場 所 丹波市立丹波竜化石工房・川代公園・丹波竜発見地
対 象 小学5年生~大人
定 員 15名
受 講 料 800円(高校生以下:500円)
申込締切 9月13日(水)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A31
●A33 地質ハイキング~六甲山から見る大阪平野~(廣瀬研究員)
周囲の地形や足下の地質を観察しながら、六甲山をハイキングし地形や地質成り立ちについて解説します。当日は、阪急芦屋川駅に集合してください。高座の滝を通るルートを上り、風吹き岩から岡本駅に戻ります。ある程度体力のある方向けです。
日 時 2023年10月14日(土)9:30~15:00
場 所 六甲山(阪急芦屋川駅集合,阪急岡本駅解散)
対 象 大学生・大人
定 員 6名
受 講 料 1000円
申込締切 9月23日(土・祝)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A33
<ひとはく以外が主催の事業>
●特別展「恐竜博2023」(大阪市立自然史博物館)
"究極"の防御のために、胴体に板状やトゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類と、そのような植物食恐竜に対抗するなかで、身体を大型化したり爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜の進化を対比させながら、恐竜たちの「攻め・守り」をキーワードに、恐竜学の最前線を解説していきます。この特別展には、兵庫県丹波地域から発見された鎧竜類の歯化石も展示されています。
期 間:2023年7月7日(金)~2023年9月24日(日)
場 所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(大阪・長居公園)
次号は2023年9月1日に発行予定です。
※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
恐竜タスクフォース 久保田克博
こちらのセミナーでは、野菜の廃棄部分などを使ったクレヨンづくりを体験できます!
クレヨンづくり体験を通して、身近にある「もったいないもの」「迷惑なもの」の利用価値に気づいてもらうことができます。
今回は、新収蔵庫棟「コレクショナリウム」にて、講師役の高校生が交代し、三回実施しました。
はじめに、兵庫県立三田祥雲館高等学校の生徒から、クレヨンの作りかたについて教えてもらいました。
高校生たちは探究授業(SS探究)をきっかけに1年以上研究を続けており、今回のセミナーは研究成果の発表の場でもあります。
クレヨンづくりがはじまりました!
まず、クレヨンの色のもととなる、野菜の廃棄部分や外来種を粉末にしたものをひとつ選びます。
今回用意したのは、だいこんの葉、みかんの皮、コーヒーの飲みがら、竹炭、オオキンケイギクなど、計8種類です。
次に、クレヨンのもととなるみつろうと油を湯煎で溶かします。
これが溶けたら、先ほど選んだ粉末を入れます。
ダマがなくなったら、クレヨン型に移し、固まるまで待ちます。
今回高校生たちは、花やチョウチョ、祥雲館高校のマスコットキャラクター「くーも」など、バラエティに富んだ型を用意してくれました。
クレヨンが固まったら、取り出して完成!
幼稚園生から小学生くらいの参加者が多かったですが、皆さんとてもきれいにクレヨンをつくってくれていました。
その後、つくったクレヨンでそれぞれお絵描きをしました。
廃棄物からつくったとは思えないくらい、よく発色しています。
三田祥雲館高校生が講師となった一般の来館者に向けたセミナーは初の試みでしたが、高校生たちは、参加者とのコミュニケーションをしっかりと取りつつ、楽しみながら進行していました。
高校生たちから、「もったいないもの」や「邪魔なもの」の利用価値について、実践を通して教えてもらうことができました。
(文責:研究補助スタッフ 佐藤 萌)
ひとはくでは、博物館の専門的職員である学芸員の資格取得を目指す学生に対し、学芸員としての資質能力を養うための実習を受け入れています。
今回衛藤研究員のもとでは、2人の学生を受け入れ、企画展の開催に向けた展示デザイン等に関する実習を実施しました。
はじめに、企画展に関わっているデザイナーさん等との打ち合わせを行い、企画展の趣旨や最終成果物についての説明を受けました。
その後は、企画展の趣旨をもとに事例収集と展示ブースの企画書執筆を個人で進めていきます。
そのほかにも、ひとはく館内で行われている教職員セミナーの運営を手伝ったり、衛藤研究員が実施されているセミナーに参加したりしました。
また、衛藤研究員が受け持っている兵庫県立大学附属中学校のPJ学習に参加し、中学生とともにひょうご環境体験館を訪れました。
ひょうご環境体験館では、より環境問題の大切さについて気づき、学ぶことができました。
実習後半では、企画展メンバーに対して中間段階での報告をし、フィードバックを貰いました。
中間報告後はフィードバックをもとにテーマをひとつに絞り、最終日のプレゼンテーションに向けて、学生が協力しながらひとつの展示ブースを企画しました。
最終日では、短い期間だったにも関わらず、とても良く調べて企画してくれたのが伝わるプレゼンとなりました。
(文責:研究補助スタッフ 佐藤 萌)