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2月15日から開催される企画展「価値の手直し展」に先立ち、準備を体験しながらアップサイクルについて学ぶセミナーです。

アップサイクルとは、未活用な資源や捨てられてしまうものを活かして、アイデアやデザイン、ストーリーを加えることで新たな価値を持つ商品やサービスを創出する取り組みのことを言います。

「さて、これは何からできているかな?」

研究員の質問に、子どもたちからはさまざまな答えが飛び交います。


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ある製品を作る過程で出てきた「モノ」、処理するのにとても苦労していた「モノ」が、別の価値を持って生まれ変わり、商品化されているそうです。


こちらのグループは、何かを作っていますね。何かできるのかな?

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私たちが食べているお米、お米ができた後に残る稲穂、昔は家庭で草履やしめ縄などを作るのに使われていましたが、今は生活様式の変化から作られることがめっきり減っていますよね。




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2月15日からの企画展では、「アップサイクル」というテーマを掘り下げ、一度は価値がないと考えられていた「モノ」でも、発想の転換や創造的なアプローチによって新たな価値を付与できることを紹介していきます。

そして、この企画展が生活の中で「モノ」とのより豊かな関わり方を見つめ直す機会となってほしいと考えています。
どうぞお楽しみに!

 

 

◎参加してくれたみなさんの感想

・最初はむずかしかったけど、なんとかほうきができました。(小学生)

・クイズが楽しかった。「へぇー」というものからできていた。
 びっくりした。(小学生)

・「アップサイクル」ということにとても興味がありました。(おとな)

・子どもたちも楽しそうに取り組んでいたのでよかった。(おとな)

 

◎衛藤研究員より

アップサイクルを体感しながら理解を深めてもらえたようでよかったです。

参加のみなさまから、感想などフィードバックを多くいただくことができ、ありがたい機会となりました。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
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1月13日(月)のワークショップは昨日に引続き、とっても簡単!レプリカづくりを行いました!!
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本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型に
お湯でやわらかくした樹脂粘土をつめます!!
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きれいにつめたら、バケツの水で冷やすよ。
完成たのしみ~?

オリジナル!自分だけのアンモナイトレプリカの出来上がりです!
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おみくじもたくさんの方に引いていただきました!!

1月14日(火)から2月10日(月)までひとはくはメンテナンス休館となります。
みなさまが、『超大吉』な1年でありますように☆☆☆
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フロアスタッフ一同

1月12日(日)は、ワークショップ~とっても簡単!化石のレプリカづくり~を行いました♪

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◇作り方◇
本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型で
化石の模型をつくっていきます!

型にいれるのは、お湯でやわらかくなる樹脂粘土です♪

カラフルな樹脂粘土から、2色を選んで
それぞれシマシマ模様やマーブル模様、または一色のアンモナイトをつくります。

みんな手の指で一生懸命、ぎゅっぎゅっと型に粘土をつめてくれました♪

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型からパカッと取りだすと。。。素敵なアンモナイトのレプリカができあがりました!

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明日の、1月13日(月)も行いますのでぜひお越しください♪

フロアスタッフ一同
1月11日(土)は、はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」を行いました♪

恐竜はかせの久保田研究員から、化石の発掘、クリーニングなどのお話を聞きました!

さあいよいよ化石を掘り出します!

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どんどん掘って掘って掘って...
化石が見えてきた!みなさんの目は輝いて☆
さらに掘っていくと...
化石が出てきたよ!
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はかせに掘り出した化石のことについて教えてもらい記念の箱に入れます!
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自分で掘り出した化石と記念撮影!
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たくさんのご参加ありがとうございました!

12日と13日は、ワークショップ『とっても簡単!化石のレプリカづくり』です♪
みなさまのご来館をおまちしております(^^)

フロアスタッフ一同



雪にポタポタ

2025年1月 9日

ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。

深田公園にある野外施設の
円形劇場の上方にある
緑道沿いを観察していると・・・

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲円形劇場(右側)の上の緑道沿い


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▲円形劇場の階段に積もった雪


円形劇場の階段の上の方の段に
積もった雪に 径が5~10mmの穴が
ポツポツとあいています。

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▲雪の上に あいている穴



穴の配置によっては、それが目や鼻、
口に見え、全体が顔に見えたりします。

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▲位置によっては人の顔に見える穴




見上げると、ケヤキ(ニレ科)の枝の広がり
(これを樹冠(じゅかん)という)が
あります。

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▲ケヤキの枝の広がり(樹冠)の一部


観察していると、どうやら枝に積もった雪が
融けて枝を流れて集まり、水滴となって
ポタポタと落ちているようです。

つまり、その水滴によって
樹冠の下に積もった雪に
ポツポツと穴が
あいていたのです。

あらためて見上げて、
枝をよく見ると、水滴が
太陽の光でキラッとして
いるところもあります。

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▲キラッと光る部分があるケヤキの枝



近くの樹林の中に入ってみることにしました。

ケヤキと同じように秋から冬にかけて葉を
落としてしまう落葉樹(らくようじゅ)である
タカノツメ(ウコギ科)や コナラ(ブナ科)など
の樹冠の下では、さきほどのケヤキと同様に
林床(りんしょう)に積もった雪にポツポツと
穴があいています。

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▲タカノツメの樹冠下の林床に
 積もった雪にあいた穴


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▲タカノツメの枝の広がり
 (樹冠)の一部


下記の写真は、落葉樹である
ウリカエデ(ムクロジ科)の
枝に積もった雪が融けて水滴
(あるいは氷っぽいもの)に
なっている例です。

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▲ウリカエデの枝の雪が融けて
 水滴になっている例



ところが、ソヨゴ(モチノキ科)などの
冬でも緑色の葉を枝につけている常緑樹
(じょうりょくじゅ)の樹冠の下は、
林床に積もった雪には もっと多くの
(大きさも 色々な)穴があいていました。

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▲ソヨゴの樹冠下の林床に
 積もった雪にあいた穴



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▲ソヨゴの枝の広がり(樹冠)の一部


常緑樹の場合、落葉樹に比べて葉を枝に
残しているため、そこに降り積もった雪
の量も多く、また、葉ごとに融けた水滴
を集めて落とす頻度も多くなると考えら
れます(逆に、樹冠下の林床に積もって
いる雪の量は少ない?)。


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▲ソヨゴの枝葉に積もった雪
 が融けている例(氷っぽい
 ものも見える)


雨水と同様に枝葉に積もった雪を
早く落とす工夫が それぞれの樹種
によって あるのかもしれません。

太陽の光で、あるいは気温が
上がることで、枝葉の雪が
融けだして水滴になり(小さな
氷っぽいものもあるかも)、
林床に落ちる音(林床の
落ち葉に当たる音?)は、
林内が明るいだけに不思議な
気分になりました。



皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘



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