植物の子孫を効果手に増やす・広げる戦略で重要な役割を果たすのが種子です。植物は親個体からできるだけ遠くに種子が運ばれるよう、その形を進化させてきました。
◎受講者のコメント
・種子によって回り方が違い、おもしろかった。
・パイプから飛び出していくのもあった。
・一度にたくさん入れたらすごかった。
◎橋本研究員より
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
植物の中には、空中に節が長く留まって横から吹いてくる風によって少しでも遠くに運ばれるよう、くるくる回って落ちる種子をつくるものがあります。カエデの仲間、シデの仲間がその代表です。 |
くるくる回って落ちる種子には、様々な形があり、回転する様子も異なります。その様子を、下から風が吹く透明パイプの中に落として、じっくり観察してみましょう。 |
子どもたちに種子をパイプの上の真ん中にそっと落としてもらいました。ウリハダカエデ、イヌシデ、マルバアオダモ、ツクバネウツギなど種類によって、種子の形を確認し、回り方が違うことを自ら試して知ることができました。 |
くるくる回る種子の「種子」の部分と「はね」の部分、重心の位置の違いによって回り方が変わってくることを、研究員が大きな模型や体を使って紹介しました。 |
◎受講者のコメント
・種子によって回り方が違い、おもしろかった。
・パイプから飛び出していくのもあった。
・一度にたくさん入れたらすごかった。
◎橋本研究員より
秋は、紅葉だけでなくくるくる回って落ちる種子に出会える季節です。紅葉狩りに出かけるときに探してみてください。また、まちなかの身近な公園にもトウカエデやハナゾノツクバネウツギなどくるくる回る種子をつくる園芸樹木が植えられているので、探してみてください。 |
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
(生涯学習課)
本格的に寒くなってきましたね...
あと1か月で待ちに待ったクリスマス!
ということで今日のフロアスタッフとあそぼうでは「ひとはくアドベントカレンダー」をつくりました☆彡
みなさんアドベントカレンダーって知ってますか?
クリスマスまでの日をカウントダウンするカレンダーのことです。
ひとはくオリジナルキャラクター、ひとくんとはくちゃんの飾りや雪の結晶をペタペタ...同じ飾りを貼っても、みなさん個性が出て面白いですね♪
恐竜をカラフルに塗ったり、おうちのまどにサンタさんや星を描いているお友だちもいました☆彡
すてきなオリジナルのアドベントカレンダーが完成しました♪
ご参加ありがとうございました!
このイベントは明日もおこなわれます。みなさまお待ちしています♪
フロアスタッフ ふくもとななみ ふくいまゆみ
このセミナーでは、兵庫県に産するユニークな植物や植物相の特徴について、クイズ形式で楽しみながら理解を深めます。
◎受講した児童のコメント
・クイズがおもしろかった。
・兵庫県にはたくさんの植物がありました。
・知っていることもあったけど、知らないことがたくさんありました。
・カリフラワーの作り方を聞いてびっくりした。
◎高野研究員より
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
日本の都道府県で12番目の広さの兵庫県には、日本で知られている5000種以上の植物のうちの36%、2000種以上の植物が生息しています。まずその多さにびっくり。 |
それは、兵庫県が北は日本海に面した但馬地域から、南は淡路島、太平洋までつながる南北に細長い地形であるからです。 |
兵庫県でしか見られない植物もあるそうです。三木市の花は「さつき」。知っている子もたくさんいましたね。学校でも咲いているそうです。 |
野菜の花からその種類をあてるクイズでは、みんながふだん食べている野菜は、実であったり茎であったり、あるいはもとは同じ仲間で栽培の仕方の違いで、色や形が違うものがあるそうです。 |
◎受講した児童のコメント
・クイズがおもしろかった。
・兵庫県にはたくさんの植物がありました。
・知っていることもあったけど、知らないことがたくさんありました。
・カリフラワーの作り方を聞いてびっくりした。
◎高野研究員より
兵庫の植物について楽しく学んでほしいと考え、クイズ形式で様々わかっていることを紹介しています。 |
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
(生涯学習課)
46億年の地球の歴史の中で、中生代に大繁栄した恐竜。一部の恐竜は、現在も鳥として生き残っています。
◎受講した児童のコメント
・兵庫県で発見された恐竜があることを初めて知った。
・クイズが楽しかったしおもしろかった。
・シーラカンスが生きた化石といわれるのはなぜ?
◎田中研究員より
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
アンモナイト化石が有名な兵庫県の淡路島で2004年に発見されたのはハドロサウルス科の恐竜(ヤマトサウルス・イザナギイ)。 |
化石が見つかることが知られていなかった丹波地域で2006年に発見されたのは、丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)。 |
兵庫県産の2大恐竜は、新属新種として学名が与えられています。 |
恐竜ってどんな生物だろう? 丹波竜ってどんな恐竜? 化石のクリーニングって? 恐竜に関する様々な疑問についてクイズ形式で勉強してから、館内の恐竜化石と恐竜ラボでの作業について解説します。 |
◎受講した児童のコメント
・兵庫県で発見された恐竜があることを初めて知った。
・クイズが楽しかったしおもしろかった。
・シーラカンスが生きた化石といわれるのはなぜ?
◎田中研究員より
このセミナーでは、「生きものとしての恐竜」を理解してもらうために、"恐竜に一番近い動物は?""鳥と恐竜はどのような関係なの?"など、様々なクイズを交えたお話をさせていただいております。また、「兵庫県で見つかった恐竜とその発掘物語」についても紹介しています。ご興味のある方は、ぜひ博物館までいらっしゃってください。 |
(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)
(生涯学習課)