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神戸市立青少年科学館と連携したイベント『昆虫「ゆめはく号」がやってきた』を神戸市立青少年科学館で開催しました。
2週間前の3月17日(日)、ひとはくで神戸市立青少年科学館が「出張!おでかけかがくかんinひとはく」を開催しています。

自然系、科学系、それぞれ分野のちがう博物館が協力して実現。本日の展示のテーマは「昆虫の擬態」、このテーマに沿って展示・セミナーを実施しました。

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神戸市立青少年科学館とゆめはく          ゆめはくの内部 展示の様子

  研究員による解説  研究員による解説    
研究員による解説付き(大谷主任研究員)  研究員による解説付き(石田主任研究員) 

       
  展示を見つめる兄と妹。微笑ましい光景でもありました。


午前と午後には研究員による昆虫の擬態をテーマに下記のセミナーを実施しました。

  橋本佳明主任研究員によるセミナー 橋本

午前:橋本佳明主任研究員によるセミナー 「アリに化けるクモ -擬態が作りだす生物の多様性」

   大谷主任研究員によるセミナー  大谷
午後:大谷剛主任研究員によるセミナー「雄バチには毒針がない」


桜とゆめはく

春休みの日曜日、サクラの花も開花。たくさんの子どもたちがゆめはくに来てくれました。
また、三田市にある人と自然の博物館にも来てくださいね!

情報管理課 阪上勝彦

ひとはく20周年(平成24年度)最終日の3月31日、
Kidsひとはく大使モニターツアー報告会&終了式
が行なわれました。

☆Kidsひとはく大使モニターツアー報告会☆

6名のKidsひとはく大使が、ひとはく20周年のPRのお仕事として、
大原美術館、キッズプラザ大阪、日本科学未来館
に表敬訪問しました。

報告会では、岩槻館長にモニターツアーの様子を
直接ご報告をしました。

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ゆうすけ大使:
「日本科学未来館の毛利館長から、
 『未来館に来てくれてありがとう』と言われました。とてもうれしかったです。」

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まお大使:
「キッズプラザ大阪で、シュワシュワのラムネを作ったのがおもしろかったです。」

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はじめ大使:
「大原美術館で逆さまになって絵を見ました。」

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ときつぐ大使:
「未来館お気に入りベスト3を発表します!
 3位はミドリムシクッキー!2位はジオコスモス、そして1位はアザラシの癒しロボットです!
 館長もぜひ、ロボットを抱っこしてください!本当に癒されます!」

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最後に館長よりメッセージをいただきました。

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「みなさんいろいろ経験していただいたんですね。
今年はひとはく20周年の一年であると同時に話題多い一年でもありました。
大原美術館に大使が訪問したすぐ後に、
館長の高階さんは文化勲章を受章されましたし、
毛利館長の後に続く方が宇宙に飛び出されました。
今年一年の活躍、ありがとうございました。
これからもひとはくで学んでください。
宇宙に飛び出す準備をするのもいいし、
レアメタルや虫について研究するのもいいですね。」
                                      
和やかな雰囲気のなか、報告会は終了。

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終了後、「ミドリムシクッキー」がときつぐ大使よりふるまわれました。
岩槻館長もパクリ。「ん?ミドリムシの味がしますね~」

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☆Kidsひとはく大使終了式☆

報告会に続き、Kidsひとはく大使の終了式がスタート!
はじめに中瀬副館長よりご挨拶。

kidstaishi-shuryo.JPG「一年間、ひとはくの20周年を盛りあげてくれて
ありがとうございました。今日は皆さんにありがとうを
言いたくてこの式を開きました。
この式がひとはく20周年の最後の行事です。」

キッズひとはく推進室 古谷室長より一年間の活動の報告がありました。
4月29日の任命式から一年、あっという間でしたね~

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毎月第一日曜日のKids館長のお仕事、9月の兵庫県公館でのフォーラムでのお出迎え、
10月の「ひとはく20歳のお誕生日」での
2階ひとはく多様性フロアのオープンと移動博物館車「ゆめはく」のお披露目の
テープカットなど、Kids大使は大活躍でした!

☆Kids館長☆

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☆20周年フォーラム@兵庫県公館でのお出迎え☆

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☆ひとはく20歳のお誕生日 多様性フロア&ゆめはく テープカット☆

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大使代表の二人が活動の感想を発表してくれました。
おうた大使:「ゆめはく発進のテープカットをしました。これからひとはくで恐竜の名前を覚えたいです。」
ゆいこ大使:「大原美術館のモニターツアーに参加して、絵を見ながら一句読んだのが
        面白かったです。これから、ひとはくで鳥の体を研究したいです。」

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この後、Kids大使の保護者の方にも感想を発表していただきました。

岩槻館長より、一年間のKidsひとはく大使の活動への
お礼の言葉をお伝えしました。

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「私が小さい時にお花見に出かけた場所から、
恐竜の骨が発見されました。
そのように、小さい頃の平凡な出来事が大人になってから
大きくなることがあります。
ひとはく大使のとしての経験がこれからの皆さんの何かのお役に立てばと思います。
1年間活動くださり、ありがとうございました。」

ありがとうと、これからもよろしくの気持ちを込めて、

大使のみなさんに、感謝状をお渡ししました。

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集合写真の声掛けは・・・ひとはくのオリジナル!
「ハイ!カブトムシ~!」 「ひっつきムシ~!」

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Kidsひとはく大使の皆さん、ひとはく20周年のPRと
Kids向けプログラムのモニターとしてご活躍くださり、
ありがとうございました。

そして保護者のみなさま、
モニターツアー訪問先のみなさま、来館者のみなさま、
Kidsひとはく大使を温かく見守ってくださった
すべてのみなさまに心より感謝申しあげます。

これからもひとはくはKidsの学びを応援し続けます。

ひとはくはまだ20才!
Kidsのみなさん、
ひとはくといっしょに、大きくなりましょうね!
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                                         (Kidsひとはく推進室)

サクラ....

2013年3月31日

サクラぁ サクラぁ ♪

はかない.....

3月31日と4月1日 時間は絶え間なく流れているハズなんですが、人の都合で年度の節目となっています。 

 

   ありがとう 

    さようなら

      こんにちは   

 

                 さくらの花の下で 

 写真家、映像作家である栗林 慧 氏が来館され、講演会「昆虫を楽しく撮る」を開催しました。
栗林氏は、開館時と10周年時に写真展を開催され、本日は20周年最後の行事としてご講演していただきました。

     20周年記念栗林慧講演会  栗林慧 氏
                   ご覧のとおり大盛況!                          ご講演をいただいた栗林慧 氏

現在、ひとはくで展示している「アリの目の日々」での写真を用いて、それぞれ撮影時の季節や状況、その大きさについて解説されました。

 その後の質問コーナーでは、大人から子供まで、レンズのことから撮影時の苦労話、昆虫の数の変化について答えられていました。

   カメラを手にする参加者    サインを求める参加者の列

           実際にカメラを覗く参加者              休憩時はサイン会の会場に!


後半は、本年度でご退官される大谷主任研究員とのトークショーが行われました。
写真家と昆虫研究者の2人が、出会いから当時の昔話を懐かしそうに語り合い、活き活きと会話がされていました。 

退官される大谷主任研究員と栗林氏

昔話に花が咲く二人

大谷主任研究員にとっては、このトークショーがひとはくの研究員として最後の公式的なお仕事となりました。平成元年、準備室に赴任以来、ひとはくで24年間ご尽力いただきました。ありがとうございました。

アリの目線からの撮影した 栗林慧写真展「アリの目の日々」は4月7日(日)まで開催!是非一度、ご覧ください。 

   詳しくは → http://hitohaku.jp/20th/kuribayashi_photo/exhibition.html

情報管理課 阪上勝彦

高校の生物の教科書には生態学のテーマがいくつか取り上げられています。食物連鎖、食う食われるの関係、群系分布(植生分布)、垂直分布、個体群、植生遷移などです。その中でも長い年月の経過によって溶岩地帯のような裸地でもいくつかの群落を経て最終段階の極相に至るという植生遷移(一次遷移)は動かないと思われている植物、植物群落を動的にとらえたテーマとしてたいへんおもしろく、教科書の題材としても適切と考えられます。

 しかし、裸地から極相に至るという遷移の系列や遷移に要する年数にはいつくかの学説があり、各々の学説に基づく教科書ごとに記述内容に大きな違いが認められ、混乱しています。

 今回、桜島や伊豆諸島などの溶岩地帯の植生遷移について、地域間比較という視点をもとに再調査し、分析した結果、裸地から始まる植生遷移系列は地衣・コケ群落、草本群落、陽樹群落(クロマツ-ヤシャブシ群落)、タブ群落を経てシイ・カシ群落の極相であること、その遷移に要する時間としては400-600年であることが明らかとなりました。遷移系列における各段階の群落の主要散布形をみると前期段階では種子が風によって運ばれる風散布型、中期段階では種子が鳥によって運ばれる鳥散布型、極相では散布距離の短い重力散布形と変化していることもわかりました。このような遷移系列、遷移年数は国内の照葉樹林帯全域の一次遷移に該当します。これらの研究成果を論文としてまとめ、植生学会誌に投稿したところ、論文は受理され、2013年に印刷、発行されました。

 

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         昭和溶岩                     大正溶岩                          

 

 

                                 服部保(自然・環境再生研究部)

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