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最後は硬い?石の紹介です。

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メノウは石英の非常に細かい結晶が網目状に集まって固まった「玉髄」の一種です。
オパール、石英などが層状に岩石の空洞に沈殿してできた鉱物です。
石の見かけが馬の脳に似ているため、「瑪瑙」となったとされています。
 白、黒、青、赤、緑など美しい色どりがあり、装飾品に使われます。古代には勾玉として利用されました。硬い性質から、乳鉢にも加工されます。

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ロシア沿海州の海岸に打ち上げられていたメノウの小石です。

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「サードニクス」と呼ばれるメノウの一種です。
白色と紅色の縞目に彩られています。宝石としても利用され、「8月の誕生石」です。

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金属イオンを染み込ませて焼き付けることで、メノウに色づけすることもできます。
いくつかさわれるように展示していますので、手に持ってみて下さい。

(鈴木武)
「ウマ」にちなむ虫や植物です。

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まずは昆虫から。
 マグソコガネ(馬糞黄金)ウマノオバチ(馬之尾蜂)アメンボ(中国語で水馬)
 マグソクワガタ(馬糞鍬形)マグソガムシ(馬糞牙虫)カマドウマ(竈馬)ウマオイ(馬追)
の標本を展示しています。




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マグソコガネが「馬グソ」に並んでいます。
「馬グソ」が付く昆虫は、ウマ、ウシなど大型草食獣のフンを食べる昆虫です。


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ウマノオバチ(馬尾之蜂)です。
馬の尾の毛のように見えるのは、長い産卵管です。
クヌギの幹の中にいるシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつけるといわれています。
一体どうやって見つけるんでしょうね。

クツワムシ(轡虫)とかヤスデ(中国語で馬陸)とか探せばいくらでもでてきそうですが
こんなところで…



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このあたりが馬にちなむ植物がでています。
標本などでアリマウマノスズクサ(有馬馬鈴草)ウマノアシガタ(馬之足形)コマツナギ(駒繋)オシダ(中国名が綿馬)を展示しています。

アリマウマノスズクサは六甲山でよくある植物ですが、夏緑性ですので冬には見れません。
「馬」が2つも重なります。植物画も出しています。


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生植物でウマスギゴケ(馬杉苔)トクサ(英名がHorseTail)を展示しています。
上の写真はウマスギゴケで、馬のたてがみのようにふさふさした帽子があることに由来するともいわれています。
コイン写真はフィンランドの50ペンニア硬貨です(現在は使用されていません)。
☆の模様のようなのはウマスギゴケといわれています。

(鈴木武)


ウマに関連する海の生き物の紹介です。

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ウマヅラハギ(馬面剥)です。
いわゆる「ハゲ」で、おいしい魚です。
水槽に生きた状態でいます。



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ついでに「マルハゲ」=カワハギも展示しています。
じっとみているとウマヅラハギと動きも違います。
ともに神戸市立須磨海浜水族園から提供いただきました。

タツノオトシゴ(Sea Horse) やウミウマは一昨年の「辰年」の竜で登場したばかりなのでやめておきました。
マトウダイ(馬頭鯛)やアマダイ(Horse-head fish)などもありますが、入手できませんでした。



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バフンウニ(馬糞雲丹)です。
暗緑色やうすい紅色の短い刺があり、岩の隙間などに隠れます。
カワハギのはいっている水槽に入っていて、砂利の下に隠れていることが多いです。
洲本市由良からいただきました。




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バテイラ(馬蹄螺)です。きれいな三角形の貝です。
色や形が馬蹄を思わせることに由来します。『螺』は巻貝を意味します。
食用になります。海水水槽に発生する藻類の掃除屋として飼育されることもあります。



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西宮市貝類館からは、「ウマ」にちなむ貝の標本を借りてきました。
バテイラの他にシマウマダガラ(縞馬宝)ウマノアゲマキガイ(午之揚巻貝)ウマノクツワガイ(馬之轡貝)を展示しています。

(鈴木武)


みなさーん、こんにちは\(^∇^)/
いつもひとはくのイベントにご参加頂きありがとうございます。


わたくしたちフロアスタッフは、皆様と愉しめるイベントを企画するため、
日夜ネタ探しに励んでいます。(^◇^)
例えば…他館の見学やTVの報道、生きもの観察、店頭のディスプレイ、インターネットの検索など…
何でも目に付くものは、すかさずチェックします!
実は先日、インターネットでふと目にした写真からヒントを得て、イベントを企画しました。

タイトルは「ゆらゆら☆恐竜」

ご家族にプレゼントするために小学生が一生懸命製作した作品の写真をインターネットで発見!
 ひとめぼれ! したわたくしは早速作者に交渉し、企画の参考作品にさせていただく許可を得ました。
快く承諾していただき、トライやる・ウィークでひとはくに来られていた中学生に試作してもらいました。

海野開さんの作品                 海野 開さん(11才)の作品

 

 ☆まずは中学生に写真を見せてイメージを伝え、試作中です。

中学生1 中学生2

お客様の自由な発想で作って頂けるように、色画用紙の色は自由に選んでもらいます。

(化石が発見された事により恐竜が大昔に存在した事実がわかっていても、皮膚の正確な色がわからないので想像して作成していただきました。)

「ゆらゆら★きょうりゅう」参加者             個性的な色とりどりの作品が完成!

 

イベント当日は親子連れのお客様が多数ご参加くださいました。
皆様のおかげで、私たちフロアスタッフも今は絶滅してしまった恐竜の存在を、お客様と一緒に楽しむ事ができました。
ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。
これからも「フロアスタッフとあそぼう!」をよろしくお願いいたします。

     フロアスタッフ てらお ゆみこ(*^_^*)

ウマに関係する品物です。
まずはウマが利用されている品物です。

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バイオリンの弓の弦は馬の尾の毛が使われています。
このバイオリン、当館の研究員のご子息が使っていたもので子供用の小型のものです。
ちょうど展示ケースにおさまったのでお借りしました。

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馬の尾ですが、これがバイオリンの弓に利用されます。
尾の毛も展示しています。
左がバイオリン用の替え毛で市販されています。右は日本の在来馬「野間馬」の尾の毛です。
多少ひっぱっても大丈夫ですので、さわってみてください。

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兵庫県立農業高等学校で飼育されている2頭の「野間馬」(のまうま)です。
江戸時代以前からいた日本の在来馬は、わずかに8種類が現存しています。
「野間馬」は8番めに認定された在来馬で、愛媛県今治市野間で飼育されています。
左が「雄馬」右が「泰生」(ともに♂)。「雄馬」の尾の毛をもらってきました。


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(左)馬の毛でつくられた絵筆です。筆のかなりの割合は馬の毛が使われているようです。
(右)馬油(ばーゆ)入のリンス。
 馬油は皮膚の炎症などの薬効があるとされています。馬油入の石鹸やシャンプーも販売されています。


続いては「ウマ」に使われた道具です。
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馬につけられていた鈴です。澄んだいい音がします。
戦前に北海道で使われていたもののようです。
馬の居場所がわかりやすくするため、熊よけにするために付けられていたといわれます。

諸説はありますが、こうした馬に付けた鈴の形に似ていることから
ジャガイモを「馬鈴薯(バレイショ)」と呼ぶという説があります。


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いろいろな品種のジャガイモの実物も並べています。
上段左から シャドーパープル、インカのめさめ、アンデスレッド
下段左から 男爵、黄爵、メークイン

(鈴木 武)
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