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 好天に恵まれたゴールデンウィーク後半、コレクショナリウムワークルームで「おおきくして見てみよう」シリーズがスタート。今日はその第1回、「お花」編です。
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研究員がひとはくの周りで集めてきたお花を、デジタル顕微鏡で見てみます。
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花を顕微鏡のレンズの下に置いて、ピントを合わせていくと...
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こんなに大きく、はっきりとお花の形がわかります。ひとつの花だと思っていたら、小さな花がたくさん集まってできていました。細かい毛もたくさん見ることもできました。花びらのかげに、虫もかくれていましたね。




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姉妹で仲良く見ています。お姉ちゃんが上手にピントを合わせてくれています。しっかり見えたね。





◎参加してくれたみなさんのコメント

・楽しかった。

・お花が大きく見えておもしろかった。もっとやりたい。

・虫がいっぱいいた。

・お花の茎に、細かいひげみたいなものがたくさん見えた。



◎半田研究員より

 身近な自然も大きくして見てみると何か発見があるかもしれませんね。
このセミナーでは、これからもいろんなものを大きくして見ていきます。

どうぞお楽しみに!






このオープンセミナーについては、生涯学習課にお問い合わせください。(文責 生涯学習課)
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今日は気持ちいい天気の中、春の昆虫かんさつ ~深田公園で春の虫を探そう!~
昆虫はかせの山田研究員と一緒に網とマイクロスコープを持って深田公園を散策しました!
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先生から昆虫のことを教えてもらいながら、
さぁ!探検だ!
みんなどんな虫がとれるかな?
('▽'*)



チョウやミツバチ、バッタなどなど、たくさんみつけたね。
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   先生がひとつ、ひとつ解説します。
   虫のなまえ、虫のいろ
   人とのかかわりまで
   色々あっておもしろい!







   最後にはみんなで記念撮影をしました。
   暑かったけど、たのしかったね!
   参加してくださりありがとうございました!

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 フロアスタッフ 一同
新緑が美しい季節、ゴールデンウィークも始まりウキウキしますね。
緑いっぱいの深田公園をながめながら私たちスタッフたちもそわそわしています。

さて、ゴールデンウィークのイベントを紹介します。
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4月27日(土)、28日(日)29日(月)は恒例ひとはく缶バッチづくり!
色鉛筆でいろぬりして、オリジナルの缶バッチをつくります。

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こちらはGW特別企画「チョウがいっぱい!」
チョウの形の色用紙にお絵描きして、モビールにして吊るします。
ひとり1枚です。みんなで4階ひとはくサロンをチョウでいっぱいにしましょう!

まだまだゴールデンウィークはわくわくするイベントがいっぱいです。イベントスケジュールへ(クリック!)
どうぞ、みなさまお越しください、待ってま~す!

フロアスタッフ一同♡

春の落ち葉

2024年4月24日
博物館の近くで植物の観察をしています。

春になると、新しい枝葉が伸びてきて
葉の緑色が薄いものから濃いもの、
やや赤っぽいものなど いろいろ見られます。



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▲アラカシ(ブナ科)の新しい枝葉(2024年4月24日撮影)


さて、春になって、公園や歩道などに「新鮮な
落ち葉が多いな」と思われた方は いませんか?

普通、落ち葉の季節といえば、秋~冬ですよね。

秋~冬にかけてドサッと葉を落とす
木のことを 落葉樹(らくようじゅ)
といいます。

一方、一年中、緑色の葉を枝に付けている
木のことを 常緑樹(じょうりょくじゅ)
といいます。

常緑樹も秋~冬にかけて葉を落とす もの
も多い(落とす量は少ない?) のですが、
春の、新しい枝葉が伸びるときに
古い葉を結構な量で落とすものも多い のです。

ひとはく のある 深田公園などに
植えてある木を観察すると・・・

舗装された歩道などは 頻繁に清掃の方が
落ち葉などを きれいに掃いてくださるので、
掃除される前だと(特定の種類の)新鮮な
落ち葉や落ち花などを見ることができます。


常緑樹であるヤマモモ(ヤマモモ科) の樹冠
(じゅかん;木の枝が広がっている範囲)の下の、
舗装された歩道に落ち葉とたくさんの雄花が落ちて
います(ここ数日間の雨・風で落ちたようです)。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲舗装された歩道に落ちたヤマモモの落ち葉と雄花



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▲ヤマモモの枝葉と雄花 (2024年4月24日撮影)


常緑樹であるアラカシ(ブナ科)の樹冠の下の歩道の
端のところに、風に飛ばされて集まった新鮮な
落ち葉があります。

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▲風で端の方に集まったアラカシの新鮮な落ち葉


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▲アラカシの新しい枝葉

アラカシは新しい枝葉を展開するタイミングで
冬を越した古い葉を落とすようです。



落葉樹であるクヌギ(ブナ科) の樹冠の下の歩道に 
落ち葉と たくさんの雄花が落ちています。


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▲歩道に落ちたクヌギの落ち葉と雄花、かく斗(と)
(2024年4月24日撮影)



ちょっと待ってください。

落葉樹だったら、秋~冬に葉が落ちて
しまっているのでは? と気づかれた方
もおられると思います。

秋から冬になると落葉樹は、枝と葉の
付け根の間に離層(りそう)と呼ばれる
壁の ようなものを作って 
葉を落とします。

落葉樹の中には 秋から冬にかけて葉の色が
変わったリした後、その葉は枯れるのですが、
離層の発達が悪く、枯れた状態の葉を枝に
付けたまま 春をむかえるものがあるのです。

ブナ科の木の比較的若い個体にも 見られる
現象です。



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▲茶色になった(枯れた)葉を 春まで
 枝につけている若いクヌギ (2024年4月11日撮影)



落ち葉の話 ですが、特に「オチ」はありません。



皆さんも 周辺の環境で生きものの 観察を してみませんか。


              研究員 小舘



 人新世(Anthropocene)は,2000年代以降になって提唱された,地質層序の中で最も新しい時代区分です.模式層の決定に関する国際的な取り組みや議論を紹介しながら,地質学から見た近年の人為的環境改変について解説するセミナーです。

 地球誕生が誕生してからの46億年間は、地質学的な見地から区分され、それぞれに名前がついています。その区分の基準となっているのが、GSSP国際境界模式断面とポイントです。その中には、恐竜が絶滅し哺乳類が増加していった新生代の始まりにあたるK-Pg境界や2020年に日本の千葉県を模式地とした「チバニアン」の基底層準があります。


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 このセミナーでは、地質時代の区分がどのようになされているのかを理解していただくとともに、まだ完全に解明されていない地球の環境変化や気候のシステムについても触れました。長い地球の歴史の中に人類の活動を位置づけてみると、人類が地球環境に対して及ぼしている影響がいかに大きなものであるかが見えてきます。

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「人新世」という新たな地質時代区分は、つい先日登録が否決されてしまいましたが、その概念は、地質学者や環境学者だけでなく、政治・経済の中や、一般の人々にも広く使われていくものと考えられます。受講されたみなさまは、セミナー終了後も熱心に質問されていました。

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◎受講していただいた方のコメント

・ホームページでこのセミナーがあることを知りました。興味がある分野だったので、とてもおもしろかったです。

・「人新世」ということを、別の分野から聞いたことがありました。地質学的なことをあまり知らなかったので、今回のセミナーはとてもためになり、自分の知見を広げることができました。

◎廣瀬研究員より

 地質時代の区分がどのように議論されて決まっているのか。また、人類の営みも地質に大きく影響を及ぼしている

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ことを知り、「人新世」という地質時代区分の意義を議論していただく機会としてもらえればうれしいです。






この一般セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)

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