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「この地震は、みなさんが今後必ず経験することになります」
 この言葉からセミナーが始まります。須磨学園中学校の1年生139名が参加。我々の記憶に新しい東日本大震災も、今日参加してくれた生徒たちにとっては生まれる前の出来事です。スライドの1枚目の津波の様子も、リアルタイムでは見ていないのですね。
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 地球の内部構造と地震、津波の仕組みを、加藤研究員のお話とスライドから学んでいきます。世界で起こる地震の約1割が日本で起きているとのことです。
 研究者が時間を費やして「歴史地震学」という古文書から南海地震の発生を読み取る原則も学びました。そのサイクルからいうと、2050年ごろまでには、南海地震が起こります。
 そして、「想定外」を避けるために、最大規模の想定をしているのが現在の予想です。

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 高い確率で起こるこの地震にどう備えるか。それをまとめにセミナーは終わりました。予定時間をオーバーしましたが、生徒たちから質問が相次ぎました。


◎参加した生徒のコメント
 ・むずかしかった。  ・うちの家でも地震に備えて非常食など準備しています。
 ・「歴史地震学」というものがあることを初めて知りました。

◎加藤研究員より

 今日お配りした資料は、皆さんが大学になるまで持っていても参考になる資料です。南海トラフ地震への備えをして、命、家族、財産を守り、被害を少なくして日本を守ってください。

(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(文責:生涯学習課)

4/14(日)、衛藤研究員による「五感で楽しむコーヒー焙煎」セミナーが実施されました。


コーヒー1.JPGこのセミナーでは、コーヒー豆の焙煎をご体験いただけます!
焙煎するだけでなく、コーヒー豆生産国の現状や、農産物流通、品種、生物多様性について理解を深めることができます。


今回の豆は「マンデリン」です!





まずは生のコーヒー豆のハンドピックからはじまります。
かびた豆やひび割れた豆を除去することにより、より深い味わいになります。
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続いてフライパンでの焙煎です!
パチパチという豆の音とともに、良い香りがしてきます。
お好みの煎り具合で、自分だけのオリジナルコーヒー豆が完成します。

焙煎1.jpg焙煎24.jpgbaisen.jpg

















焙煎した豆を冷ましている間、衛藤研究員からコーヒー豆の品種や生産国についてのお話を聞きます。
生産国の現状を知ると、コーヒーに対する見方が変わりますね。。。

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そして焙煎した豆を挽き、抽出していきます。
残った豆はお持ち帰りいただけます!

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抽出したコーヒーを飲みながら、三橋研究員による「コーヒーと生物多様性」のお話を聞きます。
セミナー終了後も質問が飛び交い、よりコーヒーや農業に対する理解が得られました。

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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご自身で焙煎されたコーヒーのお味はいかがでしたでしょうか?


また、10月にもこちらのセミナーを実施予定です!
皆様のご参加をお待ちしております。


研究補助スタッフ 岡本



本日はひとはく探検隊「『さとやま』の中をあるこう」を行いました。

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今日の隊長は植物さとやま隊長の橋本研究員です。


皆さんは今年はお花見はしましたか?
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さとやまには野生の桜が咲いているんだって!
ソメイヨシノと見比べてみよう。


いよいよブイブイの森に入っていきます!

この植物はなんだろう?
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触ってみるとベタベタするよ~!?

正解は「モチツツジ」
つぼみの時はお餅みたいにベタベタするのでこの名前がついたんだ!


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2時間かけてさとやまを散策した後、ひとはくに戻ってきました。

ひとはくの入り口にも
「エノキ」という木に花が咲いているのを教えてもらったよ。

触ると葉もやわらかくて、オレンジの小さな実も観察できます。


ブイブイの森の中で記念撮影!
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暑い中たくさん歩きましたね。

ご参加いただきありがとうございました。
今日の探検隊の報告書は博物館に掲示します。皆さん見に来てくださいね~


フロアスタッフ たに
4月13日(土)のはかせと学ぼう!は「ちいさな、ちいさな、化石をがそう!」
ひろせ研究員と微化石(びかせき)と言って、顕微鏡を使わないと見えないくらいちいさな化石をさがします!!
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観察できる化石は有孔虫(ゆうこうちゅう)、二枚貝(にまいがい)、巻き貝(まきがい)、うにのトゲだよ!!
ワクワクするね♪
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細い筆を使ってひろい、スライドにのせて、水を少し足して固定します!
むずかしい作業だけど、みんな楽しそう!!
そしてとっても上手(*^-^*)
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ひろった化石がなにか知りたいお友達は、はかせが教えてくれるよ♪
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完成したら持って帰ります!!
うれしいね(*^-^*)

ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました。

フロアフタッフ おくの みか

コレクショナリウム周辺にあるソメイヨシ
ノ(バラ科)を観察していると、
花の蜜を吸いに生きものが訪れていました。
よく見られる身近な生きものですので紹介
します。


くちばしが太いスズメ(スズメ科)は、
花の側面からガク筒部分を破って蜜を
吸っているようですが・・・
(下の写真、蜜をラッパのみ?)

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
suzume ga someiyosino no hana wo kuwaete iru 240411 IMG_3775copy.JPG















▲花のガク筒部分をくわえたスズメ
 〈蜜を吸っている?〉


一方、メジロ(メジロ科)は スズメよりも
少し小柄で、くちばしが細いからか、
花の真正面から蜜を吸っているようです。



mejiro ga someiyosino no hana no mitsu wo sutteiru 240411 MG_3567copy.JPG















▲花の真正面からくちばしを入れている
メジロ

またヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、スズメより
も体が大きいですが、
くちばしの先が尖っている感じなので、花の
真正面から蜜を吸っているようです。


hiyodori ga someiyoshino no hana no nakani kuchibashi wo ireteiru 240410 s-IMG_3318.jpg











▲花の正面からくちばしを入れるヒヨドリ
 


ちなみにソメイヨシノの花粉は黄色で
目立ちます。


someiyoshino no hana 240410 IMG_2406copy.JPG
















▲ソメイヨシノの花


someiyoshino no kafun  s-240411 IMGP9591.jpg











▲黒い服に付いたソメイヨシノの黄色い花粉




なので(?)、くちばし や その周辺部が
花粉ですごく黄色くなっているヒヨドリ
もいます。


hiyodori no kuchibashi ni kafun 240410 IMG_3341copy.JPG
















▲くちばしなどが黄色く見えるヒヨドリ




セイヨウミツバチも来ていました。


seiyoumitsubachi ga someiyoshino no mitsuwo suinikita IMG_3411copy.JPG















▲ソメイヨシノの花に来ていた
セイヨウミツバチ





皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。


              研究員 小舘
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