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 人新世(Anthropocene)は,2000年代以降になって提唱された,地質層序の中で最も新しい時代区分です.模式層の決定に関する国際的な取り組みや議論を紹介しながら,地質学から見た近年の人為的環境改変について解説するセミナーです。

 地球誕生が誕生してからの46億年間は、地質学的な見地から区分され、それぞれに名前がついています。その区分の基準となっているのが、GSSP国際境界模式断面とポイントです。その中には、恐竜が絶滅し哺乳類が増加していった新生代の始まりにあたるK-Pg境界や2020年に日本の千葉県を模式地とした「チバニアン」の基底層準があります。


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 このセミナーでは、地質時代の区分がどのようになされているのかを理解していただくとともに、まだ完全に解明されていない地球の環境変化や気候のシステムについても触れました。長い地球の歴史の中に人類の活動を位置づけてみると、人類が地球環境に対して及ぼしている影響がいかに大きなものであるかが見えてきます。

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「人新世」という新たな地質時代区分は、つい先日登録が否決されてしまいましたが、その概念は、地質学者や環境学者だけでなく、政治・経済の中や、一般の人々にも広く使われていくものと考えられます。受講されたみなさまは、セミナー終了後も熱心に質問されていました。

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◎受講していただいた方のコメント

・ホームページでこのセミナーがあることを知りました。興味がある分野だったので、とてもおもしろかったです。

・「人新世」ということを、別の分野から聞いたことがありました。地質学的なことをあまり知らなかったので、今回のセミナーはとてもためになり、自分の知見を広げることができました。

◎廣瀬研究員より

 地質時代の区分がどのように議論されて決まっているのか。また、人類の営みも地質に大きく影響を及ぼしている

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ことを知り、「人新世」という地質時代区分の意義を議論していただく機会としてもらえればうれしいです。






この一般セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)



4月21日(日)のフロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」を行いました。

大きなタンバティタニスの骨パズルをみんなで完成させます。

2チームに分かれてタイムアタック!
どちらのチームもとても速かったです。
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みんなで記念写真をパシャリ!
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最後にタンバティタニスの骨はんこを押しました。
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ご参加ありがとうございました♪


フロアスタッフ 一同
大型連休のお出かけの予定はもう決まりましたか?

昨年に続き,今年も移動博物館車「ゆめはく」香美町に出動します!
日時は5月6日(月・振替休日)の10時~15時,場所は香美町小代地域局です.


プログラムは・・・
・ミニ展示「但馬の石や化石」(見学無料)
普段は博物館の収蔵庫で保管されている,
香美町,新温泉町,養父市などで見つかった石や化石の標本を
特別に展示します.

魚の化石や昆虫の化石,黄金色に輝く鉱石など,間近で観察してみましょう!

・形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(参加無料)
箱の中に入っている本物の化石を手でさわって,形から種類を当てるクイズです.
化石はすべて本物です!

・アンモナイト化石のレプリカづくり(有料:150円)
本物の化石から取った型を使って,好きな色のアンモナイトを作ってみましょう!
どなたでも簡単に作って,お持ち帰りいただけます.

大きなトリケラトプスの頭骨模型も登場予定ですよ!


詳しくはチラシをご覧ください.
240506flyer_caravan_ojiro.pdf

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ぜひ遊びに来てくださいね.
たくさんの方のお越しをお待ちしています!!

(生野)
4月20日(土)のはかせと学ぼう!は、アンモナイトはかせの生野研究員といっしょに
化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。

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箱の中に入っている本物の化石をさわって、形や手ざわりのちがいでどの化石かをあてるクイズです。
化石は小さくてもずっし重くて、表面はざらざら、スベスベ、形はガタガタとがっていたり、まあ~るかったり
みなさんしっかりさわって答えてくださいました。

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最後はアンモナイトはかせとお話して、化石のぬりえをもらいます。

みなさん、たくさんのご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ いしくら

よっしゃ!」「やったー!」

「えーっ!?」「ほんま~?」

クイズが進むたびに、子どもたちの歓声がホールに響きます。

佐竹台小学校4年生の児童137名が、このセミナーに参加してくれました。

地球上のどこに日本が位置しているか、それがわかれば中国大陸や東南アジア、そしてアメリカ大陸からも多くの植物が日本に出入りしたことがわかります。

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「私のクイズは、正解が1つとは限りません。だからよ~く考えてね」

研究員のお話に、子どもたちの集中力はさらに高まったようです。普段よく見ていたり、食べたりしたことがあるものもクイズに出てきます。
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単に日本の植物がどれかということだけではなく、今回のクイズに出てくる植物に、どんな特徴があって、何の仲間なのか、たとえば、「小さな花が集まっている」「葉っぱが切れ込んでいる」「ほかの植物に寄生している」「食虫植物」などの説明もセットになっています。子どもたちは楽しみながら、勉強できたましたね。

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◎参加した児童のコメント

・クイズがおもしろかった。・日本の植物だと思っていたら、海外から来ていてびっくりした。

・はじめて聞いたことがたくさんあった。・いろんな植物の生態が知れた。

◎李研究員より

 クイズに正解して「よっしゃ!」と喜びの声が上がって、よかったです。海外から入ってきた植物が多かったですが、日本の植物も面白いことがわかりますね。5年生になって、「おしべ」と「めしべ」のことを勉強したら、もっと面白くて楽しいお話が聞けるので、また来てくださいね。lee_circle.png



この特注セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)

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