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12月11日(日)の「フロアスタッフとあそぼう」はクリスマス☆スノードーム。
ひとはくならではの、スノードームを作りました!
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ニホンジカ・ニホンザル・タヌキ・イヌワシ・ツキノワグマ・ノウサギ
イノシシから自由に選んで、動物をツリーの周りにホッチキスで付けます。

この動物たちどこかで見たことありますね!そう!博物館3階入り口の
「森に生きる」の展示の動物たちです

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次に容器に入った糊と水を合わせた透明の液に小さなキラキラパーツを
入れて、水を容器いっぱいに満たしたら、ツリーの動物たちをフタに
取り付け、液の中へ。フタをしっかり閉じてできあがりです。

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キラキラ光ってきれいだね~。みんな満足そうな笑顔でした。
ひとはくオリジナルのスノードーム、お家でも楽しんでくださいね。

さて、今日ひとはくサロンでスタッフが1月のイベント準備をしていると、
小さなお友だちがやってきてくれたので...
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さっそく「コウノトリになりきろう!」の羽を着けて、バッサバッサ
はばたいてもらいました。
みなさんもぜひお越しくださいね。
「コウノトリになりきろう!」1月3日(火)、7日(土)、8日(日)です。
お楽しみに。

(フロアスタッフ いしくら)

ユニバーサル・ミュージアムをめざして84

「わがまま」の境界

三谷 雅純(みたに まさずみ)



 とんでもなく「わがまま」な人がいます。自分の思い通りにならないと、我慢できなくて暴れだします。そのような人の相手をしていると、誰でも疲れてしまいます。その疲れから投げやりになって、思わずその人の我を認めてしまうのです。

 発達障がいがある人の行動は、付き合った経験のない人には予想できないので「わがまま」だと誤解されがちです。でも、よく聞いてみると、その人なりの理由があるものです。

 自閉傾向のある人は「わがまま」だから「自分ひとりに閉じこもる」のだと誤解されています。でも、最近読んだ東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』 (1) には、

「人として生まれてきたのに、ひとりぼっちが好きな人がいるなんて、僕には信じられません。/僕たちは気にしているのです。自分のせいで他人に迷惑をかけていないか、いやな気持ちにさせていないか。そのために人といるのが辛くなって、ついひとりになろうとするのです。」(13.みんなといるよりひとりが好きなのですか? p. 39)

とあります。東田さんも、心から人との関係を求めていることがわかります。しかし、人生の楽しみ方は多くの人(定型発達の人)とは違うのかもしれません。それを:

「僕らは、みんなに分からない楽しみを持っています。それは、自然と遊ぶことです。
 人とかかわるのが苦手なのは、相手が自分のことをどう思っているのだろうとか、何を答えたらいいのだろうとか、考え過ぎてしまうからです。
 自然は、いつでも僕たちを優しく包んでくれます。
 きらきらしたり、さわさわしたり、ぶくぶくしたり、さらさらします。
 見ているだけで吸い込まれそうで、その瞬間、僕は自分の体が生まれる前の小さな分子になって、自然の中にとけていくような感覚に襲われます。とてもいい気持ちで、自分が人だということも、障害者だということも忘れてしまうのです。
 自然は、僕がすごく怒っている時は、僕の体を落ち着かせてくれるし、僕が嬉しい時には、僕と一緒に笑ってくれます。
 自然は友達にはなれない、とみんなは思うかも知れません。しかし、人間だって動物なのです。僕らの心の奥底で、原始の時代の感覚が残っているのかも知れません。
 自然を友達だと思う心を、僕はいつまでも大切にしたいのです。」(47.自閉症の人の楽しみをひとつ教えてくれますか? p. 110-111)

とおっしゃっています。まるで研究者によくある人生の楽しみ方です。実はわたしも似た楽しみ方をします。ですから、東田さんのおっしゃることは、とても他人事だとは思えないのです。

☆   ☆

 もうひとつの「わがまま」が、我慢強い人によくある「我の張り方」でしょう。多くの人には耐えられそうもない状況で、我慢してでも、ひとつのことをやり通します。それはそれで尊いことですが、周りの人にはただの「わがまま」に思えて、辟易(へきえき)します。

 例えば体を動かすことが好きな人がいて、毎日、練習に励んでいるとします。ところが一日でも体を動かさないと、何か怠けているような気持ちになって、いたたまれないのです。時には、運動以外の大切な用事で一日が潰れてしまうことがあります。その用事は運動よりも大切なことなのに、当人は「運動をしていないこと」が気になってしかたがないのです。昔、体を何時間も痛めつけ続けないではおれないというレスリングの選手がいました。その人の「練習」は鍛錬を超えていて、もう「苦行」の域に達していました。そして、その人はすでに健康でなどありませんでした。健康であるかどうかは、二の次になっていたのです。

 ダイエットやボディビルにも、同じことがあります。ダイエットもボディビルも、もともとは健康のためにするものです。しかし、極端なダイエットやボディビルが健康を損なうことは、よく耳にします。皆さんの周りには、痩せ過ぎの若者や薬を飲んでまで筋肉を付けようとするボディビルダーはいませんか。

 でも、ひとつのやり方が習慣になると、ついつい習慣に溺れてしまうという経験も、よくあります。この「つい習慣に溺れてしまう」のは、人の、あるいはヒトの本質なのかもしれません。わたし自身、ほとんど習慣で物事をこなしているのです。

 我慢強い人も、誰かに強いられてしている のではなく、「そうしなければ生活ができない」という背景があった。根拠があるわけではありませんが、そんな気がしています。

☆   ☆

 哲学者の鷲田清一さんが写真家の植田正治さんとともに『まなざしの記憶』 (2) という本を書いていらっしゃいます。その「Ⅱ 跡」の中の「花を贈る」という文章に:

「花には、華やぎがある。妖しさがある。
 濡れがある。熟れがある。
 棘がある。毒がある。
 迷いがある。狂いがある。
 生きとし生けるもののいのちの悶えが、そっくり映されている。
 が、花は散る。枯れる。そして落つ。ここにもまたいのちの定めがくっきり映されている。だから、花を贈るというのは、やがて咲くこと、やがて萎むこともぜんぶひっくるめて、いのちのしるしを贈ることなのだろう。祝福はほろ苦いものでもあるのだ。」(p. 56)

とお書きです。わたしには「花」は「人」のように聞こえます。芽吹き、枯れ落ちるというのは、まるで当たり前の人生を過ごしてきた人の一生のように思えます。

 「わがまま」な性格には、まるで、わがままでない人との間に、明白な境界があるようです。しかし、よく考えると、その境界は曖昧です。「棘」も「毒」も、ましてや「迷い」も「狂い」も、すべて、わたし達の人生そのものなのかもしれません。

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(1) 東田直樹さんの『自閉症の僕が跳びはねる理由』は角川文庫(19802)で出ています。

(2) 鷲田清一さんと植田正治さんの『まなざしの記憶』は、角川ソフィア文庫で出ています。



三谷 雅純(みたに まさずみ)
コミュニケーション・デザイン研究ユニット
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
/人と自然の博物館

12/10(土)に行われた「フロアスタッフとあそぼう!~画はくの日 かたつむりをかこう~ 当日の様子は コチラ

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博物館の4階ひとはくサロンにある
「おばあちゃんの部屋」は
ミニ企画展
 「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」
のとなりにあるため かたつむりグッズでいっぱい!!
いくつあるか分かるかな?

ひとはくはかせ賞の3作品は、この部屋にあります。



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どの作品も力作ぞろいで
賞を決める はかせ も
困っていましたが、
今回は、この三名の作品に
決定しました。

画はくの日は、
フロアスタッフとあそうぼう!
毎月第2週の週末に行っています。

みなさんも是非参加して
ひとはくはかせ賞 をめざしてみませんか?

みなさまのご参加お待ちしています。

フロアスタッフ せら ゆうこ

そうだ!カタツムリを見に行こう!
12月9日(金)~1月9日(月・祝日)まで開催中の
ミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」

katatumuri2016.jpgのサムネイル画像
多くの方にご覧いただきありがとうございます!

関連いたしまして
12月4日(日)まで京都で開催された

館外企画展 「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」
大好評をいただきました!口コミや多くのマスコミに取り上げていただき
たいへん多くの方にご覧いただけたことに・・・・
担当した・・ひとはくの研究員のみなさんは・・・
充実感とともに感動で頬に涙が・・・
展示をご覧いただいた多くのみなさんは・・
ひとはくに大変興味をもっていただけたことが何よりです!
やっぱり・・「ひとはく」っていいですね~

ひとはくはどこにあるんですか?
とお問合わせもたくさんいただきました。
兵庫県の三田市にあり、中国自動車道 神戸三田インターから10分です!
ぜひ!お越し下さい!観覧料は大人210円です!中学生以下はなんと無料!団体割引もあります!
車だと・・・京都、大阪からだと1時間かかりませんから・・
と調子よく・・お答えいたしましたが・・・

ひとはくビギナーの方へ・・今までご存知なかった事実をお伝え出来ておりませんでした・・・
※ホームページの交通アクセスには掲載しております。

実は・・・ひとはくには、駐車場がないことを・・・

ご来場の際にはこれらの点ご理解の上、公共交通機関等をご利用ください。
しかし・・遠方からなので・・車でと・・多くの方が考えれるかと思います。
でも・・安心してください!
ひとはくには、駐車場はございませんが近隣には有料駐車場がございます!

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名   称 電 話
イオン三田店(フローラ88)(3F~6F) 079-562-4711 4時間まで無料サービスがあります。
観覧券(半券)を駐車券にそえてイオン三田店(フローラ88)1Fインフォメーションにご提示ください。
平面駐車場
(㈱北摂コミュニティ開発センター)
079-563-1951 営業時間内(7:00~19:00)1回500円
以後20分毎100円加算。
営業時間外は出庫のみ可能ですが、料金は加算されます。
立体駐車場
(フラワータウンパーキングセンター)
079-563-1908 最初の1時間まで320円 以後20分毎に100円加算


また・・遠方からお越しいただく方など・・
一部の車のナビゲーションシステムなどでは・・・
エントランスまでたどり着けない!
入り口がわからない!・・・ひとはくの敷地が広すぎて迷子になりそう!
ジーンファームや深田公園まで歩いてしまわれるなど・・・

ひとはくビギナーの方にお役に・・・
近隣の駐車場からミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」の展示まで
歩いてみました!
周辺地図です!

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                         イオン三田店(フローラ88)駐車場入口
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平面駐車場                    立体駐車場
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橋にひとはくの横断幕、下側に青色の看板があります。
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青色の看板近くの道を道沿いに歩くと右側にエントランスホールが見えます。                      
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エントランスホールには観覧券販売機・ミュージアムショップがあります。
P1090752.JPG P1090724.JPG                          
観覧券を購入されましたら右側奥の階段を降りてください。
※車イス・ベビーカー等の方は階段を降りられずに右側手前の円柱に沿って奥の4階入口へお進みください。
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階段を降りると3階入口が見えてきます。
入口が3階にあるのもなかなか珍しいと思います。
注:博物館は4階建てになっております。お帰りの際はご注意ください。
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3階入口から真っ直ぐに進むと階段があります。
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階段をあがり4階へ、その後右側に進みます。
※車イス・ベビーカー等の方は4階入口から真っ直ぐにお進みください。
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                                  情報管理課 中前純一  

12/10(土)のフロアスタッフとあそぼう~画はくの日は、
「かたつむりをかこう!」を行いました。

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12/9(金)よりはじまったミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」
かたつむり標本をみながら絵をかきました。

※かたつむりの軟体部分は工芸作家の河野甲さんの
高度な造形技術によってつくられたもので、殻は本物が使われています。



 かたつむりのお話をききながら...どのかたつむりをかこうかな~?

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かたつむりを捕まえたことはあるけど、こんなにたくさん種類があるなんて知らなかった!


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かたつむりそっくりな緑色の殻をもったアオミオカタニシや
オオケマイマイという毛の生えたかたつむりなどいろんな種類のかたつむりをかいていただきました。

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できあがった絵は4階ひとはくサロンで展示されています。

ぜひ見にきてくださいね☆彡








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ミニ企画展「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」

期間: 平成28年12月9日(金)~平成29年1月9日(月・祝)
場所:4階ひとはくサロン

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▲チラシ詳細は画像をクリック


フロアスタッフ まつだ

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