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夏休みも残りわずか・・・ですが
ひとはくには今日もお客様の笑顔がいっぱい♪

そして、4階ひとはくサロンには...

クモがいっぱい!!
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お盆特別企画でみなさまに描いていただいたクモ! 
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サロンの壁がクモでいっぱい!になりました☆

強そうなクモや、かわいいクモ!個性があって楽しいですね♡
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色をぬってくれたお友達、ご参加ありがとうございました~
みんなも見にきてね!

2階展示室では企画展『クモ展』を開催中です。
クモの見方がかわるかも...(^^)

皆様のご来館お待ちしております♪

フロアスタッフ一同
ひとはくの周辺(深田公園)には、
ムクゲ(アオイ科)の木が比較的
近い場所に いくつか植えられています。

夏の盛りに咲く、ムクゲの花は、
大きくて目立ちます。

ムクゲの花の中央に、やや太めの雌しべ
があり、 その花柱を包むように雄しべの
集合体があます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲深田公園に植えられているムクゲの花


ある日の午後から、同じ花を時間を
変えて何度か撮影してみました。

それらを時間ごとに並べてみると・・・
(枝先の花に注目してください。)

14時ごろ、花びらを目いっぱい開いています。

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▲14時ごろの花

夕方、花びらが少ししぼみ始めました。

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▲18時ごろの花

やや暗くなってから、
花びらが さらに しぼんだ感じがします。

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▲19時ごろの花


次の日の午前中には、観察していた花は
すっかりしぼんでいましたが、近くの
ツボミが開いて花が咲いていました。

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▲翌日の10時ごろの花


ムクゲの別の木を10時ごろから
観察していると、蜜を吸いに
カフェ「ムクゲの花」に
お客さん(昆虫たち)が来ましたよ。

たとえば、タイワンタケクマバチ
(ミツバチ科)と思われるハチ類
や チャバネセセリ(セセリチョウ科)
のチョウ類です(特にチャバネセセリは
何個体か頻繁に来ていました)。

タイワンタケクマバチは、花の中央
にある花柱をしっかり抱いて、
蜜を吸っています。

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▲タイワンタケクマバチ


チャバネセセリは、長い口吻を使って
蜜を吸っています。

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▲チャバネセセリ

1つの花は、次の日にはしぼんで
しまいますが、夏の期間(花期)は、
翌日に別のつぼみが開いて花が咲き、
お客さん(花粉を運んでくれる昆虫など)
を待つことになります。

ムクゲの木の樹冠(じゅかん)の下は、
しぼんで枝から落ちた花でいっぱいです。

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▲枝から落ちた たくさんの花



キアゲハ(アゲハチョウ科)も 同じ木の
花にも いくつか寄ってから、
別の木の花に行っていましたよ。

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▲キアゲハ


ムクゲの雌しべと雄しべは一体化して
花の中央に やや太めの花柱として存在
します。

タイワンタケクマバチは、その花柱に
抱き着く ようにして(花粉を体に
たくさん付けて) 蜜を吸っている
ようです。

しかし、チャバネセセリは、
体が小さく、長い口吻で蜜を吸うので、
体に花粉がほとんど付かない状態です。
チョウ類はムクゲの花粉を運ぶ役割を
どれだけしてくれているのか疑わしいなぁ
(まるで、食い逃げ やー!)
と感じてしまいました。



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

8/18(日)のひとはく探検隊「ひとはくの妖怪さがし」を行いました!
探検隊長は、妖怪はかせ高田研究員です。

「妖怪好きな人ー?」「妖怪こわい人ー?」
怖いように感じる妖怪、実は私たちに危険を知らせてくれてるんだよ。
さぁ!館内にいる妖怪をさがしに行こう!

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ちょっとした段差や階段にも妖怪が!
足元に気を付けていないと、妖怪スネコスリにころばされますよ。
タヌキにキツネ、イタチやテンも化けるのが上手です。

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妖怪のだす音を聞きます。
小豆洗い、天狗倒し、家鳴り、鵺(ぬえ)・・・。
人がいない場所から聞こえてくる音は不気味で怖いですね。

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ひとはくサロンに戻って、自分で考えた妖怪を描いてみよう!
どんな妖怪なのか?どんなことに気をつけたらいいのかな?
みんなの前で発表です。

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ハートの妖怪、生きてる階段おばけ、蜘蛛女(くもめという名前だそうですよ!)、海ひっぱりぼうず、夢見妖怪
などなど、個性豊かな作品が出来上がりました!
みなさんの描いた妖怪は、4階ひとはくサロンに展示しています!
たくさんのご参加ありがとうございました!

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次回の「ひとはく探検隊」は、9/23(月)「ダンゴムシを探そう」です。
皆さまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
8月17日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は先週に引き続き画はくの日 クモを描こう!を行いました!!

博物館の2階では企画展「クモ展」を開催しております!!
今日もクモ展の標本をみて絵を描きました♪

はじめにみんなでクモについてお勉強しました☆

クモの足は何本かな?

展示をみながら、お友達と一緒に数えたね(*^-^*)
まだ知らないお友達はぜひ 数えに来てみてください♪
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クモの体の特徴がわかったところでお絵描きスタート!!
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わぁ~カラフルなクモだ~(*^-^*)
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クモって怖いイメージだったけど、みんなが描いてくれたクモはかわいいですね(*^-^*)

できあがった作品は、4階ひとはくサロンに大切に飾らせていただきます!
また遊びに来てくださいね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ おくの

掃除屋カメちゃん

2024年8月16日

ケヤキ(ニレ科)の並木がある緑道で、
ケヤキを観察しようとして歩いていると
鳥類の白いフンらしきものがありました。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲ケヤキの高木の近くにあった鳥類の
 フンと思われる白いもの

ケヤキの樹冠(じゅかん)の下にある、その
鳥類のフンらしきもの(すでに乾燥状態)を
よく見ると、そこにキマダラカメムシ
(カメムシ科)が複数いるのです。

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▲キマダラカメムシがたくさんいる


しかも、大小の幼虫がいますし、成虫もいます。
数えてみると、周辺も含めて14匹もいましたよ
(ただし、成虫は1匹)。


どの個体も、白いフンらしきものに口吻
(こうふん)を当てて 頭を小刻みに
動かしています。

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▲頭を小刻みに動かしているキマダラカメムシ


どうやら口吻を使って、削りながら
吸い込んでいるようです。

まるで、親子で緑道を清掃しているようです
(親子なのかもわかりませんし、お父さんか、
お母さんかも わからないのですが・・・)。

下の写真(時間が経ってから撮影)では、
白い部分が少し薄くなって
いるところが見られます。

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▲少し白色が薄くなったところが見られる

どれくらいキレイになるのかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘
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