| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


当館の廣瀬孝太郎主任研究員がその一部を出版した図鑑が小学館より出版されました。


書籍の内容
水の中に広がる、小さな生き物たちの世界! (小学館公式HPより)

 身近な水辺から海、そして北極・南極から熱帯など、どこにでもたくさんいるのにもか かわらず、まだ多くの謎に包まれたプランクトン。児童向け図鑑では初めての約500種と いうボリュームで紹介します。今まであまり注目していなかった水中の小さな生物たちの すがたを、きれいな写真で表現した決定版ポケット図鑑です。
 知られざる事実に驚かされる「プランクトンがいなければ地球はめつぼうする?!」、不思 議な生態がわかる「新種発見」「光るプランクトン」、また「プランクトンを集めに行こう!」のような自由研究に最適なコーナーまで、幅広い切り口で、読んでいて楽しい大充実の内容です。
小学館の図鑑NEO POCKET
プランクトン:クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物
指導・執筆/山崎博史 指導・執筆/仲村康秀 指導・執筆/田中隼人

定価 1100円(税込)
発売日 2024.06.25
判型/頁 新書判/176頁
ISBN9784092172975

電子版情報
価格 各販売サイトでご確認ください
配信日 2024.06.25
形式 ePub


研究員からひとこと
 「ケイ藻のなかま」を主に担当しました。川や海に何万種類もいると言われるケイ藻の中から、とっておきを選びました。他にもたくさんの魅力的なプランクトンが載っていて、自信を持っておすすめできる図鑑です!
人と自然の博物館 廣瀬孝太郎(分担執筆者)

ひとはく周辺(深田公園)にはヤマモモ(ヤマモモ科)の高木があります。

ヤマモモ食堂に集まってイートインする(枝の上で果実を食べる)
お客さん(生きもの)もいますが、
今回は、テイクアウトする お客さんを紹介します。

テイクアウトといっても自分の家に持ち帰るのではありません。

枝上ではなく、木のちかくで食べているものです。

yamamomo no kajitu ga natteiru ki 240624 s-IMG_8842.jpg












▲深田公園にあるヤマモモの♀の木(右側の木)とその周辺


それでは利用していた お客さんを紹介しますよ~

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


1羽の鳥がヤマモモの♀の木の ちかくの
コンクリート構造物の上に止まっていました。

そこから果実を食べるまでの
一連の動きが写真に撮れましたよ(6月下旬)。

(おそらく、ヤマモモの果実を)じ~っと見つめる鳥。

isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8797.jpg












▲ヤマモモの果実を見ている?鳥


その後、すぐにヤマモモの果実を目指して? 飛んでいきました。


isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8798.jpg












▲果実を採りにいった鳥(画面の右上)


数秒後、ヤマモモの果実1つをくわえて戻ってきました。

isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8799.jpg












▲果実を採ってきた鳥


くわえていた果実をいったん置きます。

isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8814.jpg












▲果実を置く鳥

(向きを整えているのか、複数回置いて)
また、果実をくわえています。

isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8816.jpg












▲果実をくわえる鳥

今度は、果実を宙に浮かしています。


isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8817.jpg












▲果実を宙に浮かす鳥

浮かした果実をパクっとくちばしの間(奥)に入れます。


isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8818.jpg












▲果実を吞み込もうとしている鳥



「ん~うまい」と思っているかもしれませんね。

isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8821.jpg












▲果実を呑み込んだ鳥



こっちを向いて、少し首をかしげている
ようにもみえます。



isohiyodori no mesu ga yamamomo no kajitu ga natteiru ki no chikakuniiru 240624 s-IMG_8827.jpg












▲こっちを見ている鳥



この鳥は、イソヒヨドリ(ヒタキ科)
のようです。


果実を丸呑みしてくれるイソヒヨドリのような鳥は、
ヤマモモにとっては(より遠くへ飛んで行って、
種子を肥料付きで排出してくれれば、遠くへ種子を
運んでくれるという意味で)大歓迎な生きもの
なのでしょうね (これを読んだ方が「ふ~ん」と
言ってくれればうれしいです)。


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘


ひとはく周辺(深田公園)には
ヤマモモ(ヤマモモ科)の高木があります。

ヤマモモは、雌雄異株(♂の木と♀の木に分かれている)です。

6月の今の時期、♀の木にたくさんの果実をつけているものが見られます。

雨が降ったり、強い風が吹いたりすると、たくさんの果実が落ちたりします。
ここ何日か、雨や強風のため、「掃いても掃いても落ちてくる」と
清掃の方も嘆いておられると思います(清掃の方、お疲れ様です)。

ちなみに、ひとはく周辺のヤマモモの果実は、 直径1~1.5㎝ほどで
あまり大きくありません。

yamamomo no mesu no ki  240625 s-IMG_9046.jpg











▲ヤマモモの♀の木

yamamomo no eda ha to kajitsu  240625 s-IMG_9118.jpgyamamomo no kajitsu no ookisa 240625 s-IMG_8988copy.jpg










▲ヤマモモの赤い果実


夕方、ヤマモモの枝を観察していると、わずかな時間でしたが、
たまたま いくつかの鳥類が「ヤマモモ食堂」を利用していましたよ。


利用していた鳥類をいくつか紹介します。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


チョコマカ動く感じのメジロ(メジロ科)。

mejiro ga yamamomo no kajitsu wo tabateiru 240624 IMG_8896copy.jpg












▲せわしない動きをするメジロ


ヤマモモの枝に飛んできたのですが、私を見て?
(人気を感じて)少し離れたケヤキ(ニレ科)
の枝へ移ったスズメ(スズメ科)です 。

suzume ga yamamomo no kajitu no chikaku no keyaki no ki ni iru 240624 s-IMG_8885.jpg










▲すぐに逃げるスズメ

ヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、ピーヨ、ピーヨと
鳴きながらヤマモモの枝に飛んできます。

hiyodori ga yamamomo no kajitu wo s-IMG_8954.jpg











▲鳴きながら飛んできたヒヨドリ  


ムクドリ(ムクドリ科)が4羽ぐらいで飛んできましたが
1羽が枝から飛び立つと他の個体も続いて飛んでいきました
(写真が撮れませんでした)。


果実を丸呑みしてくれる鳥が、(果実を食べて)
どこかに飛んで行って フン(もちろんこのフンの中には
ヤマモモの種子が含まれている)をしてくれると、
うれしいなあとヤマモモは 思っていることでしょう。


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を してみませんか。


                  研究員 小舘

当館の中濱 直之 主任研究員(兵庫県立大学准教授を兼務)が、一般社団法人日本昆虫学会から若手奨励賞を授与されました。


中濱直之 主任研究員

研究タイトル「絶滅危惧昆虫の保全に向けた生態学及び遺伝学的研究」
 日本昆虫学会 (https://entsoc.jp/)は、昆虫学の進歩・普及を図ることを目的として、1917年に「東京昆蟲学会」として創立、1935年に「日本昆蟲学会」と改称された学会となります。会員数は2024年2月現在において960名に及び、日本を代表する昆虫学の学会として、多岐にわたる活動を展開しています。

 中濱研究員のこれまでの論文発表数は67報に及び、は、主に昆虫や植物の絶滅危惧種を保全するために研究を進めています。昆虫ではこれまでにウスイロヒョウモンモドキ (兵庫県にも生息する絶滅危惧IA類のチョウ)やフサヒゲルリカミキリ (現在では岡山県のみに生息する絶滅危惧IA類のカミキリムシ)、ミヤマシロチョウ (関東及び中部地方に生息する絶滅危惧IB類のチョウ)などを対象にしてきました。また、生物標本に含まれるDNA情報の活用など、博物館における新しい技術開発なども精力的に行っています。このほか、ガロアムシ目昆虫の新種記載、イソチビゴミムシの系統地理学的研究など、幅広い分野で成果を上げています。


研究対象のひとつであるウスイロヒョウモンモドキ (ひとはく所蔵)

この度の受賞、本当におめでとうございました。


6月23日(日)のひとはく探検隊「いきものの音をみてみよう」を行いました!

探検隊長鳥はかせ太田菜央研究員です!

今日はあいにくの雨だったので館内で行いました☂

色んな鳥についてのお話を聞きながら、鳥の音声認識アプリを使ってたくさんの音を見ました。

クイズもありましたよ。
みなさん、集中してどんな音か見てくれていますね♪
s-DSC04179.jpg s-DSC04180.jpg
s-DSC04182.jpg s-DSC04181.jpg

ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

次回のひとはく探検隊は7/13(土)はかせと虫さがしです。
ご参加お待ちしております☀

フロアスタッフ 一同
Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.