| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


ひとはくでは、7日(火)から10日(金)まで秋の「トライやる・ウィーク」を行いました。

今回のトライやる・ウィークは、神戸市立有野中学校、有野北中学校、北神戸中学校の3校からそれぞれ2名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。ここでは8日から10日までのようすをご紹介します。

なお、7日のようすについては、こちらをご覧ください >> 秋の「トライやる・ウィーク」が始まりました

8日(水)
今日も2つの班に分かれて実習を行いました。1班は布野隆之研究員の指導ものと、展示標本の計測です。標本となっている動物の生態研究の基礎として計測し、また館内・館外で展示を行う場合の基礎資料として計測を行いました。普段は間近に見ることのできない標本を実際に計測し、研究や展示管理の一端を体験してもらいました。
  

  
 
2班は、小舘誓治研究員の指導のもと実習を行いました。作っているのはコメツキムシの仲間(昆虫)の紙模型で、体をひっくり返されてしばらくすると、バネのように勢いよく起き上がろうとします。来館する子どもたちに分かりやすくその反応を示すための模型を作成しました。この作業のかたわらでは、本物のコメツキムシの仲間(サビキコリの生きた個体)がはねていました。
  

9日(木)
今日の1班は、高橋鉄美研究部長の指導のもと、論文整理を行いました。英語で書かれた魚類の論文でしたが、「英語は苦手です。」と言いながら、電子化を行っていました。中学生に「英語は実際にこんな場面で必要」と知ってもらえたら嬉しいです。
  

2班は、小舘誓治研究員の指導のもと、深田公園に生息する昆虫やハ虫類などの観察や、カエデ類の果実の採集を行いました。
草刈り直後の暖かい日であったことも手伝って、いろいろな生物を発見することができました。左の写真で、右手にあるのはダンゴムシ、左手にあるのはカナヘビです。右の写真はカマキリとその巣です。
  
トウカエデの果実の採集も行いました。翼果(よくか)ともよばれる羽を持った果実で、風でうまく運ばれるようにできています。ちょうどここに中学校の先生方も指導に駆けつけてくださり、生徒たちを励ましてくださいました。
  

1109-25.JPG この日は、日本経済新聞社の記者の方からトライやる・ウィークについての取材も受けました。取り組んでいるようすの写真撮影に加え、インタビューも行ってくださいました。
進路希望というのは人から尋ねられることでより深く考えることができたりもします。中学生にとっても良い機会になったと思います。


10日(金)
最終日は、1班がデジタル紙芝居「オランとウーたんのジャングル探検記」の上演です。3人でうまく分担しながら上演できました。また、入口で来館の子どもたちへの挨拶も行いました。研究とともに、来館者に楽しみながら科学を学んでいただくという博物館の使命を体験してもらいました。
  

  

2班は、来館者がいつでも触って見ることができる標本の整理です。ラベルを用意した後、4階のオープンラボの標本コーナーに準備しました。今度ひとはくに来た時には、自分が整理した標本を手に取ってみてくださいね。
  

これで、この秋実施の「トライやる・ウィーク」は終了となりました。ひとはくのトライやる・ウィークに参加した中学生の皆さんは、いずれも理科に興味があったり、学芸員になりたかったりといった方々でした。そんな中学生の皆さんに博物館ならでは体験をしていただけたとしたら、ひとはくの職員一同たいへん嬉しく思います。この経験が今後の中学生活、ひいてはキャリア形成に役立つことを願っています。最後になりましたが、中学校の先生方、ご指導ありがとうございました。

生涯教育課 竹中敏浩 
11月の画はくはスペシャル!ということで、
お外へスケッチに行きました!

あかきいろオレンジみどり...秋の植物はとってもオシャレ♪
s-P1160941.jpg(この葉っぱ、きいろとあかがまじってる!)
s-P1160920.jpg s-P1160938.jpg
(お父さん、お母さんも一緒に描いたよ!)

s-P1160945.jpg
秋ならではの色合い!とってもステキな作品ですね!

画はくの日スペシャルは、明日もおこないます!
少し寒いので、暖かいお洋服で来てね(^▽^)

フロアスタッフ きただにさやの
11月4日(土)
フロアスタッフとあそぼう「アンモナイト万華鏡」をおこないました!

アンモナイトとは...?
恐竜がいた時代、海の中にたくさんいた生きもので、
実は、日本でも化石が見つかっています。

アンモナイトについてクイズをしたら、
早速、万華鏡づくりの始まり。
s-P1160792.jpg(画びょうで穴を作業はみんなで慎重に!)
紙コップに「分光シート」を貼って組み立て...

アンモナイトに色をぬっていきます!
s-P1160798.jpg s-P1160801.jpg
(片面ずつ、お母さんと一緒に色ぬり)       (おそろいの青いアンモナイトが完成!)    

カラフルなアンモナイトがいっぱい!
とってもオシャレな万華鏡が完成しました~!
s-web用.jpg
たくさんのご参加、ありがとうございました!

11/18(土)、19(日)はなんと!入館料が無料です!
イベントもたくさんありますよ~!(詳しくはコチラ

みなさんにお会いできるのを心より、お待ちしています^^♪

フロアスタッフ きただにさやの

ひとはくでは、今年5月から6月にかけて、三田市立の8中学校(八景・上野台・長坂・藍・狭間・富士・けやき台・ゆりのき台)と宝塚市立西谷中学校、神戸市立有馬中学校からトライやる・ウィークを受け入れました。

今月は、神戸市立有野中学校、有野北中学校、北神戸中学校の3校からそれぞれ2名の中学生が「職業としての博物館」を体験しに来てくれました。今週は6名の中学生の成長をご報告します。

今日は、2つの班に分かれ、1班は動物生態学専門の布野隆之研究員の指導で、鳥類を中心に希少な生物を保全し管理を行っていく博物館の役割について、実習をもとに学びました。2班はフロアスタッフの指導のもと、デジタル紙芝居を練習し、小学生を前に上演して、博物館の普及活動を体験的に学びました。

1班のようす
  
普段はなかなか入ることができない収蔵庫で鳥類の剥製を見ながら、博物館がどうして鳥類の剥製を保存するのか、そのことと人類の生活がどんな関連が生じる可能性があるのか、などを学びました。写真はオオワシを渡され、その大きさと重さを実感として感じとっているところです。

  
写真左は、1971年に豊岡市で死んだ野生最後のコウノトリです。その大きさと今にも動き出しそうな生き生きとした表情に驚きながら、兵庫県と豊岡市がどうして「コウノトリの野生復帰」に取り組むかについて学びました。写真右は、収蔵庫の引き出し整理の説明を受けているところです。普段は見ることのできない引き出しも自由に見ることができます。トライやる・ウィークの『役得』と言えるかも-。

  
午後は深田公園で野鳥観察です。写真左の視線の先にはキジバトがいます。野鳥の見つけ方、見分け方について体験しました。

2班のようす
2班の今日は、デジタル紙芝居の上演です。地球の自然史と人類との関わりについて、子どもたちにも分かりやすく物語仕立てにまとめたものがデジタル紙芝居です。
  
まずは、観覧者のいないアースシアターで練習をしました。最初はなかなか声が出ず、声出しからの練習です。

  
いよいよ小学生を迎え入れて上演です。今日はタンバティタニスの生態と化石になるまでをまとめた物語です。練習の成果で声もしっかり出るようになりました。3人で手分けした息もぴったり、なかなかの演技派です!

  
写真左:最後までしっかり上演できました。聞いてくれた小学生たち、ありがとう。写真右は、フロアスタッフが説明するタンバティタニスについての追加説明を聞いているところです。自分が上演すると説明も良く分かりますね。

1班の研究活動、2班の普及活動ともに博物館にとっては大切な活動です。トライやるウィークは今週いっぱい10日まで続きますが、1週間の実習を通して、博物館の活動の一端を体験的に学んでくれたとしたら嬉しいです。

生涯学習課 竹中敏浩

月の第1日曜日ひとはくKids(キッズサンデーです。

 

 

11月のKidsサンデーは、気持ちの良い晴れの日で、
野外での活動も  やりやすい感じでした。


博物館の周りのケヤキの木の葉は、黄色くなったり、赤くなったりしています。

 

s-IMG_0610.jpg s-IMG_0609.jpg
▲ひとはくの入口ちかくにあるケヤキの木         ▲ケヤキの黄色くなった葉


ひとはくの4階入口ちかくにある コシアカツバメの巣には、
10月中ごろから、スズメが出入りしています。

 

s-IMG_9432copy.jpg
▲ コシアカツバメが旅立った巣にスズメが入っています
  (10月28日撮影)

 

 

 

Kidsサンデーのプログラムの様子などの報告で~す。

 

今月は、ホロンピアホールで、「ミュージアム・コンサート」が開催されました。
これは博物館の研究員と、アマチュア・オーケストラに所属されている
木管楽器奏者の5人の方とのコラボで行われたものです。


演奏されたのは「花は咲く」や「夕焼け小焼け」、「故郷」などやアニメ・ソングなど
みんなが知っている曲ばかりでした。これらの曲に関連して、研究員が
写真などを交えながら、お話を加えていましたよ。


客席では、家族連れや小さな赤ちゃんを連れたお母さん、ご年配の方などいろんな方が
聞いておられました。

 

 s-IMG_0807.jpg   s-IMG_0812.jpg

▲「ミュージアム・コンサート」のようす                ▲アミーチ・ウインド・アンサンブルほかの皆さん
                                                                              (楽器はフルート、オーボエ、ファゴット、ホルン)

 

それから先月に続いて、4階オープン・ラボで、
県立三田西陵高等学校の生徒さんによるプログラムがありました。
今回は「絵本の読み聞かせ」に加えて「手遊び」が実施されました。

 

s-IMG_0963.jpg
▲高校生の皆さんによるプログラム(「手遊び」)のようす

 

このプログラムについては、『三田西陵高校生による「絵本の読み聞かせ&手遊び」が行われました』として、
下記のアドレスに詳しく報告されています。

http://www.hitohaku.jp/blog/2017/11/post_2404/

 


 

 
そして、2階のひとはく多様性フロアでは、
NPO法人 人と自然の会さんの「パネルシアター『コン コン クシャン』、『さるかにがっせん』ほか」
が上演されました。

『コン コン クシャン』では、ブタさんやゾウさんなど、いろんな動物が、それぞれ形の違うマスクを
する歌で盛り上がっていましたよ。
 

 s-IMG_1266.jpg

▲「コン コン クシャン」をみんなで合唱中!

 

 

また、3階では、アース シアターでフロアスタッフの「デジタル紙芝居
『オランとウーたんのジャングル体験記』、『くるりん ひらりん空のたび』」や
「展示解説『ひょうごの自然 じまんツアー』」などが行われました。

 

 

s-IMG_0885.jpg
▲『ひょうごの自然じまんツアー』のようす


野外での活動として、
ひとはく探検隊『きのこGETだぜ!』がフロアスタッフと研究員とで実施されました。

深田公園にでて、「きのこ」をさがしに探検です。
 

s-IMG_1018copy.jpg s-IMG_1214.jpg
▲『きのこGETだぜ!』のようす。いろいろなきのこをさがせたかな?


なお、『こんにちは!フロアスタッフです♪ ~ひとはく探検隊「きのこGETだぜ!」~』
として、下記のアドレスにも報告されています。

http://www.hitohaku.jp/blog/2017/11/get_1/

 


研究員によるオープンセミナーとしては、
「サンデーぜみ『きいろのおち葉をさがそう!』」、「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」、
「解説!丹波の恐竜化石」、「サンデーさーくる『はねる生きもののおもちゃをつくろう!』」が行われました。

 

s-P1220196copy.jpg  s-P1220243copy.jpg

▲深田公園にでて観察する『きいろのおち葉をさがそう!』のようす
 

 



s-IMG_1233.jpg

▲4階オープン・ラボでの「くるくる回って落ちる種子を観察しよう!」のようす

 

 

s-IMG_1171.jpg 
▲3階からスタートした「解説!丹波の恐竜化石」のようす

 

 

s-IMG_1346.jpg s-IMG_1325.jpg
▲4階実習室での『はねる生きもののおもちゃをつくろう!』のようす

 

 


今回は、関西ユース(大学生のボランティア)のお姉さん(徳平さん)や
お兄さん(古塚さん)が、子どもたちへのサポートをしてくれました。
お疲れ様でした。





<ちょっとした出来事>
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

「丹波の恐竜化石」の展示のところで、家族連れの方が
写真撮影をしているところに遭遇しました。

それは、発掘作業をしている作業員に成りきるコーナーで、
小学生の男の子が体験をしていました。

私も、写真を撮らせてもらいました。

 

s-IMG_0863copy.jpg
▲長ぐつや作業着、ヘルメットなどを身に付けて
 成りきっている小学生

s-IMG_0853.jpg
▲カメラの方を向いてくれたところ


彼は、将来、発掘などをする仕事につきたいそうです。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






次回の Kidsサンデーは、12月3日(日)に行われます。


s-IMG_0618copy.jpg



 ご家族みんなで、ひとはくへお越しください!

 

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 

Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.