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第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 4日目です。
2泊3日の日程で滞在した東眼山に午前中に別れを告げ、台北市内に帰ってきました。今日は1日生き物観察を小休止し、台湾の高校生との交流や文化を学ぶことを目的に、市内各所をめぐりました。

本日のプログラム
・龍山寺参拝
・龍山寺周辺のお店でグループごとに昼食
・国立故宮博物院見学
・公館夜市(ナイトマーケット)にてグループごとに夕食


龍山寺


土曜日ということもあり、どこも多くの人手で賑わっていたことや、時間的な制約があったことから、じっくりと巡ることは叶いませんでしたが、龍山寺と故宮博物院では、主だったものは全員が見学でき、高校生たちに台湾の文化の片鱗を感じてもらえたのではないでしょうか。

また、今日は台湾でポピュラーな料理をお店で味わうことができました。夕食の後の集合時には、今回ボランティアリーダーとして参加している大学生が購入してきた"臭豆腐"の味見をしてみる輪ができ、ここではとても盛り上がりました。
独特の香りのするこの料理、みんな尻込みをしていてなかなか食べようとしませんでしたが、結局、その場にいた日本人のほぼ全員が挑戦しました。"意外に全然いける!"との声が多かったです
明日は台北市立動物園に戻り、様々な生物調査体験を実施する予定です。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平


  

  

  

  

  

  

8月4日のワークショップは、昨年大人気だった「アクアリウムをつくろう!」を行いました。

アクアリウムのテーマは「深海」
ダイオウイカをはじめとする、深海のいきものたちのパーツを使ってアクアリウムをつくりました!

まずはじめにお話を聞いてから、アクアリウムつくりに挑戦です。

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潜水艦に絵を描いて、パーツをホッチキスでとめていきます。

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パーツができたらキラキラパウダーと貝殻を入れて、水を入れていきます。

そーっとフタを閉めたら......アクアリウムの完成です

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みなさまお疲れさまでした!

明日、8月5日(日)はイベント盛りだくさんのキッズサンデー!
アクアリウムをつくろう!」は明日も開催します。先着20名様の数量限定です。

みなさまのご参加を、スタッフ一同心よりお待ち致しております!

フロアスタッフ ふじわら さき
8月2日,この7月に,新たに赴任された環境省の外来生物対策室室長が人博に来館.ヒアリを始め,外来アリ問題対策の今後の方針について,協議を行いました.そのあと,一緒に,神戸市に向かい,神戸港コンテナヤード視察や神戸市環境局でのヒアリ対策進捗状況について意見交換を行いました.そして最後に,西宮市にある兵庫医科大へ,毒虫刺噛被害の専門家・夏秋先生のとこへお伺いして,ヒアリ健康被害対処法について,医学的知見からのご意見を伺いました.
 今回の協議では,対外的な課題として,ヒアリの国内侵入頻度を減らすために,中国とのヒアリ対策協働体制を早急に構築するための手立てについて提言を行いました.国内の課題として,ヒアリ定着阻止のためには,市民や企業との協働による早期発見の仕組み構築が必須であることから,リーフレットなどの改定など啓蒙普及活動を,より強化すること.さらに,国が直接的にできることには限界があることを踏まえて,地方自治体がもっと積極的にヒアリ対策に取り組んでいけるよう,その支援や協力体制を早急に構築していただけるように提言しました.神戸市や兵庫県,京都府,岡山県など,ヒアリを始めとする外来生物問題に先進的な取り組みを進めている地方自治体がある一方で,国ませのまま,具体的な対策の策定に踏み出さない地方自治体も,まだまだ,多いように思えます.ヒアリの直接的な被害から,住民の暮らしを守る具体的な取り組みは,やはり地元の地方自治体にしかできないことです.今後のヒアリ対策の方針としては,法整備や予算的措置を含めて,国と地域の役割分担を,どのように展開していくのかが,特に,重要な点ではないかとお話ししました.もちろん,国と国,国と地方,役所と役所など,課題をクリアーしていくためには,乗り越えなければならない様々な壁があり,すぐに実現できる課題もあれば,実現に時間がかかる課題や.時には,泣く泣く方向修正を図らないといけない課題も出てくるでしょう.そんな時に,少しでも良い知恵を絞り出せるように,「思索し,提言し,行動する博物館」として,シンクタンク活動においても,尽力できればと思っています(系統・昆虫 橋本佳明)
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第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 3日目です。
今日は1日東眼山に留まり、周辺の生き物観察や、コケ植物の標本作成方法を学びました。
本日のプログラム

・野鳥観察
・遊歩道沿いでの生物観察
・コケ植物の標本作成
・夜間観察


アオタテハモドキ Junonia orithya

今年は鳥類を専門とするひとはく布野先生が講師陣に加わったことで、3回目にして初めて野鳥観察のプログラムが組まれました。どちらかというと昆虫や植物など、地上近くにいる生物を好む高校生が多い中、上を見上げて双眼鏡で鳥を観察する体験は新鮮だったようで、みんな楽しそうに取り組んでいました。

ひとはく秋山先生指導によるコケ植物標本作成に取り組んだあと、フィールド調査に出かける予定が、突然の雷雨により急遽中止に。時間を持て余すかと思えば、みんな小さい頃に覚えたあやとりや折り紙を思い出しながら、台湾の高校生たちに教えはじめました。結果的に台湾の高校生との距離が一気に縮まり、休息を取りながらの楽しい時間が過ごせました。
夕方には雨もあがり、夜間観察は予定通り実施しました。雨上がりのせいなのか、3種のヘビを発見し、太田先生の詳しい解説を聞きながら、みんな熱心に写真を撮っていました。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平

  
シロテンハナムグリ Protaetia orientalis   林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集

  
林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集  採集した蘚苔類の試料を用いて秋山先生指導のもと標本作成

  
雷のため外出できなくなった時間を使って日・台高校生の交流   あやとりの実演も

  
さすが高校生どうし!折り紙も一緒に楽しんでどんどん打ち解けていきました

  
打ち解けていい笑顔です          朝食前の野鳥の観察会

  
(左)観察会で声を聞き、姿を拝むことができたゴシキチョウ Megalaima oorti
(右)見事な保護色と擬態のアイフィンガーガエル Kurixalus eiffingeri

  
(左)タイワンアオハブ Trimereurus stejnegeri の体の構造を観察しているところ
(右)夜間のライトトラップの様子


第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」2日目です。今日は午前中に台北市立動物園から、バスで2時間ほどの距離にある東眼山自然教育センターにやってきました。
この施設は標高1000メートル近くの場所にあり、動物園とは生物相が異なります。
特に今日は過去2回の開催で見られなかった生物がたくさん観察でき、高校生たちも興奮の1日を過ごしました。
本日のプログラム
・野鳥観察
・東眼山に移動
・東眼山自然教育センター指導員による施設や周辺で見られる生物の解説
・遊歩道沿いでの生物観察
・夜間観察

このツアーでは、台湾の主催者側がたくさんのフルーツを準備してくださいます。
今日は日本ではなかなか見ることのできない生のライチが出ました。日本で食べられる冷凍のライチと違い、非常にみずみずしくて美味しいです。日本の高校生たちは、ライチの簡単な剥き方を教わりながら、たくさん頬張っていました。
東眼山は奥深い地にあり、通信環境があまりよくありませんが、可能な限り高校生たちの様子をお伝えします。

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                     公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
                                佐々木洋平
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