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12月8日(土)、ホロンピアホールにて国際シンポジウム「巨大恐竜、竜脚類の謎に迫る!」を開催しました。この国際シンポジウムは、県政150周年記念として開催されたものです。本シンポジウムには260数名の方々にご来場いただきました。また、大セミナー室でもシンポジウムの内容を映像配信しました。国際シンポジウムの当日の様子をご報告いたします。


はじめに、兵庫県 西上三鶴 教育長より開会挨拶をいただき、講演、パネルディスカッション、質疑応答を行いました。

■講演
ホルヘ・カルヴォ(Jorge O. Carvo)コマウエ国立大学古生物・地質学講座教授、バレアレス湖古生物センターディレクターからは、「プロジェクトダイノ アルゼンチン、パタゴニアの白亜紀大陸生態系と最大級竜脚類の概観」と題して講演をいただきました。パタゴニアでの発掘の様子や、保存状態の良いティタノサウルス類の話をしていただき、そのあまりにも大きな背骨の写真に、会場に集まった子供たちは思わず息をのんでいました。
  


アレクサンダー・アヴェリアノフ(Alexander O. Averianov)ロシア科学アカデミー動物学研究所、哺乳動物学研究室教授からは、「北ユーラシアの竜脚類」と題して講演をいただきました。ここ数十年で飛躍的に発見数が増大した北ユーラシアの竜脚類について紹介していただき、永久凍土によっておおわれた地層から化石を発掘する様子など、興味の尽きない話を多数行っていただきました。

  

石垣忍 岡山理科大学生物地球学部教授、同恐竜学博物館館長からは、「竜脚類の足跡化石から探る歩様と巨大化」と題して講演をいただきました。モロッコやモンゴルで発見された大きな竜脚類の足跡からその歩き方を推定する方法を、分かりやすく紹介していただきました。また、恐竜の大きさを体感できる足跡の大きさが分かる手製のシートなどをご用意いただき、大人から子供まで楽しめるお話をしていただきました。
  


関谷透 福井県立恐竜博物館研究員からは、「中国産竜脚類恐竜の概観」と題して講演をいただきました。中国からこれまでに発見された竜脚類とその最新研究について、時代別に詳しくご紹介いただきました。また、ご自身が中国に留学されていた経験をもとに、中国の様々な恐竜博物館の様子や発掘現場について、楽しく紹介していただきました。
  


三枝春生 兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授、兵庫県立人と自然の博物館主任研究員からは、「タンバティタニスの骨格復元」と題して話題を提供しました。2006年に兵庫県丹波市から発見され、2014年に正式に命名されたタンバティタニス(通称、丹波竜)の全身骨格はいかにして復元されたのか、その骨格の3Dモデリングや変形された骨格の復元方法などについて語りました。
  


■パネルディスカッション「巨大恐竜、竜脚類の謎に迫る!」
コーディネーター:池田 忠広(兵庫県立大学准教授、兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
パネリスト:ホルヘ・カルヴォ、アレクサンダー・アヴェリアノフ、石垣 忍、関谷 透、三枝 春生
ご講演いただいた研究者の方々に、パネルディスカッションを行っていただきました。中生代の竜脚類はなぜあれほど大型化できたのかなど、竜脚類の最新研究について議論を交わしていただきました。
  


■質問受付コーナー
回答者:パネリスト
会場の一角に質問受付コーナーを設け、来場者からさまざまな質問をいただきました。時間の都合上、すべての質問にお答えできませんでしたが、熱心な質問を多数お寄せいただきありがとうございました。
  


■質疑応答
ご講演いただいた方々に、会場の質問受付コーナーに寄せられた質問を選んでいただき、ご回答いただきました。さまざまな視点からの質問に、会場は大いに盛り上がりました。
  


最後に、兵庫県立人と自然の博物館 中瀬勲 館長より閉会挨拶を行いました。


兵庫を代表する恐竜化石・丹波竜などの竜脚類の最新研究について、世界各国で活躍する研究者が人と自然の博物館に一堂に会し、活発な議論が交わされるまたとない機会となりました。ご来館いただいた皆さま、今回の国際シンポジウムにお越しいただき、誠にありがとうございました。

兵庫県立人と自然の博物館
恐竜タスクフォース

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みなさま
12月24日まで、京都の龍岸寺(京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564)
開催しております館外企画展
仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~はご覧になられたでしょうか?
この企画展は平成30年度文部科学省生涯学習政策局
「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の委託事業として・・・
実は・・来年博物館の国際博物館会議ICOM京都大会が開催されるんです!
そこで・・我が国の伝統文化や歴史的建造物(レガシー)の活用への期待が高まっているなか
国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもっ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させて、
日本の自然と文化の関わりを伝えるというビッグな企画でございます!

自然科学って・・・ちょっとむずかしい?と思っておられませんか?
安心してください!そこは・・・ひとはくですから・・・
仏教とゆかりのある動植物や祭礼で利用される自然由来のもの、
建物やお墓で利用されてきた岩石、動植物の進化の歴史、日本最古の天球儀の
プロジェクションマッピング、など・・
老若男女・・どなたさまでも・・・楽しんでいただける内容でございます!

家族旅行に京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
ウオーキングに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~
クリスマスイブに京都で・・・仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

好評につき、12月21日(金)まで セミナー受付を延長しています!
残りはあとわずかですので申込みをお急ぎください!
2018/12/22(土) F08お墓の石の今と昔 基礎講座
2018/12/22(土) F09初代幕府天文方・渋川春海が見た宇宙 基礎講座
2018/12/23(日) F10京都の昔を古地図と現代技術でめぐる 体験する講座
2018/12/24(月) F11お寺で宇宙学 基礎講座

それでは・・・京都でお待ちしております!



SNSでも絶賛発信中!
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展示特別企画 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~(旧:日本酒の自然誌等)
ツイッター
Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~

京都新聞(12月15日)にも掲載いただきました!
骨格標本やあご化石が寺に、不思議な空間 春海ゆかり龍岸寺



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                                 生涯学習課 中前純一
        


今年も残すところ、わずか半月!
師走の忙しい中でも「ひとはく」は大にぎわいですよ。

15日(土)、16日(日)はもうすぐクリスマスということで、クリスマスのスノードーム作りを行いました。
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作り方の説明をきいて

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モチーフに色をぬって、台紙にとめて

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雪に見立てたキラキラのラメと、水を流し込みます。
一緒に洗濯のりを入れるのがポイント!
のりで水に粘度がつくと、雪がゆっくり落ちるんだよ。


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完成!
クリスマスまでおうちに飾ってね!

フロアスタッフ せら ゆうこ
「県庁前駅に亥年の展示〜イノシシもいます」

今年もわずかとなってきました。
神戸市営地下鉄の県庁前駅(西出口1.2付近)のショーウィンドウに
12/14(金)から12/26(水)まで「ひとはく」が出張しております!

展示内容は
来年の干支は「亥」です。
「猪」ついでに「豚」に関係した展示もしています。
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県庁方面に用事のある方や
ほっと一息いれたい方はごらんいただければ幸いです!

ちなみに・・・・
イノシシは助手席で運ばれました。
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展示物
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○イノシシ+うり坊
○イノデ(猪手) シダ植物です。 
  ワラビ巻のときに毛むくじゃらでイノシシの手を連想させます。
○シクラメン=ブタノマンジュウ
 クリスマスの定番の植物の和名です。
 大きな球根をブタが食べていたことからの英名の直訳です。
○河豚
 冬の料理の定番のフグです。大きなハリセンボンもいます。



                  自然・環境再生研究部  鈴木 武(記)
12月8日(土)・9日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日きれいなとりを描こうを行いました。

9日(日)には、現在開催中の『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く精密画と鳥の標本の世界の作者、舘野鴻さんを迎え、一緒に鳥の絵を描きました。

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こどももおとなもたくさんの方が参加してくださいました。
舘野さんも大忙し!やさしくていねいなアドバイスにみんなも感激、ありがとうございました。
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みんなの真剣なまなざしショット。写真はごく一部です。みんなしっかり観察して描いていました。本当に画はく大集合って感じでしたよ♪

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描き上がったとりの絵は周りを切り取って、休憩コーナーの壁に貼っていただきました。。大きな木がとりたちでいっぱい!になりました。
とりたちの息づかいやささやきが聞こえてきそうですね。(写真をクリックで拡大!)

次回のフロアスタッフとあそぼうは12月15日(土)・16日(日)、クリスマス☆スノードームです。
みなさまのお越しをお待ちしています!

(フロアスタッフ 谷口・石倉)


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