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第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾 3日目です。
今日は1日東眼山に留まり、周辺の生き物観察や、コケ植物の標本作成方法を学びました。
本日のプログラム

・野鳥観察
・遊歩道沿いでの生物観察
・コケ植物の標本作成
・夜間観察


アオタテハモドキ Junonia orithya

今年は鳥類を専門とするひとはく布野先生が講師陣に加わったことで、3回目にして初めて野鳥観察のプログラムが組まれました。どちらかというと昆虫や植物など、地上近くにいる生物を好む高校生が多い中、上を見上げて双眼鏡で鳥を観察する体験は新鮮だったようで、みんな楽しそうに取り組んでいました。

ひとはく秋山先生指導によるコケ植物標本作成に取り組んだあと、フィールド調査に出かける予定が、突然の雷雨により急遽中止に。時間を持て余すかと思えば、みんな小さい頃に覚えたあやとりや折り紙を思い出しながら、台湾の高校生たちに教えはじめました。結果的に台湾の高校生との距離が一気に縮まり、休息を取りながらの楽しい時間が過ごせました。
夕方には雨もあがり、夜間観察は予定通り実施しました。雨上がりのせいなのか、3種のヘビを発見し、太田先生の詳しい解説を聞きながら、みんな熱心に写真を撮っていました。

公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
佐々木洋平

  
シロテンハナムグリ Protaetia orientalis   林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集

  
林道沿いの斜面で蘚苔類の観察・採集  採集した蘚苔類の試料を用いて秋山先生指導のもと標本作成

  
雷のため外出できなくなった時間を使って日・台高校生の交流   あやとりの実演も

  
さすが高校生どうし!折り紙も一緒に楽しんでどんどん打ち解けていきました

  
打ち解けていい笑顔です          朝食前の野鳥の観察会

  
(左)観察会で声を聞き、姿を拝むことができたゴシキチョウ Megalaima oorti
(右)見事な保護色と擬態のアイフィンガーガエル Kurixalus eiffingeri

  
(左)タイワンアオハブ Trimereurus stejnegeri の体の構造を観察しているところ
(右)夜間のライトトラップの様子


第3回高校生のための生き物調査体験ツアーin台湾」2日目です。今日は午前中に台北市立動物園から、バスで2時間ほどの距離にある東眼山自然教育センターにやってきました。
この施設は標高1000メートル近くの場所にあり、動物園とは生物相が異なります。
特に今日は過去2回の開催で見られなかった生物がたくさん観察でき、高校生たちも興奮の1日を過ごしました。
本日のプログラム
・野鳥観察
・東眼山に移動
・東眼山自然教育センター指導員による施設や周辺で見られる生物の解説
・遊歩道沿いでの生物観察
・夜間観察

このツアーでは、台湾の主催者側がたくさんのフルーツを準備してくださいます。
今日は日本ではなかなか見ることのできない生のライチが出ました。日本で食べられる冷凍のライチと違い、非常にみずみずしくて美味しいです。日本の高校生たちは、ライチの簡単な剥き方を教わりながら、たくさん頬張っていました。
東眼山は奥深い地にあり、通信環境があまりよくありませんが、可能な限り高校生たちの様子をお伝えします。

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                     公益財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
                                佐々木洋平
8月1日に,人博の教職員セミナーで,「外来種問題を,どのように,学校で教えれば良いのか」について,ヒアリの例に,4時間ぶっ通しで講義を行いました.
 まずは,もともと南米のアリだったヒアリが,ヒトの経済活動のグローバル化に伴って,北米,そして環太平洋地域に分布を広げ,最悪の侵略的外来アリになったことを講義し,なぜ,ヒアリが最悪なのかを,社会性昆虫としてアリの生態から解説しました.そして,外来種問題を教える上で,先生方が理解しておく必要がある「人為的移入と自然分散」,「外来種の生態的解放」,「地理的障壁と固有種の進化」「共進化と生物多様性の増大・維持の仕組み」について,イラストなどを駆使して,できるだけ平易に,わかりやすく講義を行いました.例えば,ヒアリが,海上コンテナ輸送によって,たった60年ほどで3大陸に分布を拡大したように,外来種の場合,その生物が本来持っている移動能力を超えて,短時間に,長距離の分散が起こります.その結果,分布拡大地で在来の生物たちと共進化する余裕も与えられず,さらに,本来の生息地にいた天敵や競争相手がいないために,異常に増殖してしまうのです.その結果,在来の生物を駆逐し,人の暮らしにも被害を及ばすことになるのです.
 外来種問題は,人の営みが引き起こした問題です.人が責任を持って外来種問題の解決に取り組むしかありません.そして,そのためには,外来種問題を正しく知って,正しく理解し,正しく行動できる社会の実現が不可欠です.これから社会の主流となっていく子供達に,どのように外来種問題を教えていくのか,その手助けに,少しは尽力できたかと思っています.実際,講義の後のアンケートでは,「これまでで,最高に役に立つ講義」だったという感想も頂けました.また,セミナーでは,実物のヒアリやアカカミアリ標本を観察して頂き,その見分け方も伝授しました.子供達の安全を見守る先生方のヒアリ不安症を,少しは解消できたかなとも思っています(系統・昆虫 橋本佳明)
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とてつもなく暑いですね・・・
でも、虫たちは、元気ですよ。

恒例の「むしむしたいけん」ですが、昨年に引き続き、県立有馬富士公園「出合いのゾーン」内にある「キッピー山のラボ(三田市有馬富士自然学習センター)」にて、開催します。

8月11日(土・祝)・12日(日)・14日(火)・15日(水)の4日間です。
(13日(月)は、キッピー山のラボが、お休み。ひとはくは開館しています)

ひとはくから車で15分くらいです。申しわけないですが、公共交通機関でのアクセスは、とても悪いです。

時間は、11:00〜16:00(お昼休みあり)

参加費は、2歳以上、お一人100円。小学3年生以下の児童は保護者同伴でご入場ください。同伴の保護者の方も、お一人100円。ご協力をお願いいたします。「魔法のスタンプ」を押しますので、何度でも再入場いただけます。

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昨年のようすをもっと見る(その1)
昨年のようすをもっと見る(その2)

キッピー山のラボでは、この夏も、ちっちゃな子どもたち向けの「むしさんデビュー」や、「あさむし」など、むしむし体験イベントがたくさん!

くわしくは、お問い合わせください。
TEL:079−569−7727(代)
HP:http://kippy-labo.wixsite.com/kippy-labo

(八木 剛)

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教職員や学校を利用した地域活動をしている皆さん、人間と自然や環境に関わる活動をしている市民団体とNPO・NGOの皆さんへの呼びかけです。
 研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員会では、論文(原著論文・総説・報告・資料)の原稿と、意見や書評、さらにそれらに分類できない論文以外の原稿を募集しています。教職員の皆さんは、夏休みの間に普段とは違った活動をしようと張り切っておられることでしょう。また市民団体とNPO・NGOの皆さんは、長年、取りためたデータをまとめ、全国に発信する良い機会です。

 夏休みを活かして、論文原稿や論文以外の原稿をまとめてみませんか?

 論文の掲載には、博物館内外の専門家による審査があります。論文以外の原稿は研究紀要編集委員会の承認があれば掲載されます。
 専門家からは、通常、2、3回の書き直し要求がありますので、場合によって博物館の研究者と連絡をとり、その研究者に共著者になってもらって投稿をするのも良いかもしれません。
 10月中旬までに審査を通って受理された原稿は、その年の12月までに掲載する予定です。それまでに受理が出なくても、じっくりと書き直せば、次の年には掲載されるはずです。皆さまのご投稿をお待ちいたします。

 投稿締め切りが廃止されました。原稿に投稿カード(http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/seiri-form.xls)を添えてご投稿下さい。メールの添付書類でお送り下されば結構です。コンピュータが使えないなどの特別な場合を除いて、郵送はしなくてかまいません。その他、必要なことは投稿規定(http://www.hitohaku.jp/publication/r-bulletin/bosyu&toukoukitei.html)に書いてあります。投稿規定を、よくお読み下さい。何かわからない事があれば、三谷雅純までメールでお問い合わせ下さい。

投稿先・問い合わせ先:研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員長 三谷雅純 宛て
mitani(アット・マーク)hitohaku.jp[(アット・マーク)を @ に変えて下さい。]

 投稿を、心よりお待ちいたします。

                                                               研究紀要「人と自然 Humans and Nature」編集委員長 三谷雅純

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