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7月27日(土)のひとはく探検隊は水辺のいきものを捕ろう!をおこないました!

暑いなか、たくさんのお友だちが集まってくれましたよ!

博物館の中庭にあるため池には
ちいさな生きものから、少しおおきな生きものまで
いろんな生きものたちがすんでいます♪
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きょうは、ペットボトルを使ったトラップで
生きものをとって、つかまえた生きものをみんなで観察してみました!
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トラップをしかけたら20分くらい

生きものがつかまるまで待ちます。

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そのあいだみんなで網をつかって
すこしトラップをしかけたとこから離れて、別のところでも
生きものとりにチャレンジ!

メダカやアメンボ、とっても早くてつかまえるの大変だったね。
ガムシやミズカマキリがとれたお友だちもいたよ♪
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ペットボトルのトラップにも。。。
メダカがたくさんとれたお友だちがいました!

楽しかったな?
みんな暑いなかよく頑張ってくれました♪

次回のイベントは7月28日(日)
フロアスタッフとあそぼうひとはく万華鏡をつくろう!です♪
みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ たなはら
7月21日(日)のはかせと学ぼう!は、ひとはくの植物はかせの高野研究員といっしょに植物標本をつくりました。

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今日は高野研究員がひとはくのエントランスホール前で採集した「ハナハマセンブリ」などを使って標本をつくります。

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台紙に、乾燥させた植物は中央に、ラベルは右下に貼ります。
ラベルには「どこで」「いつ」「だれが」「植物の生えていた時の情報」「標本番号」が書いてあります。
なかったら、「ただの押し花」になってしまいます。ラベルの情報は大切ですね。
細く切った紙にのりをぬって植物を押さえて固定します。葉っぱや花をかくさないように気を付けながら、はがれないように!


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完成!
おうちでも植物標本がつくれますね!採った植物は新聞紙の間にはさんで、重しをして乾燥させます。
布団乾燥機をつかうと早く乾燥できる方法も高野研究員から聞きました。
夏休み、植物標本づくりぜひやってみてくださいね!

次回のはかせと学ぼう!は「妖怪盆踊り」(クリック!)です。
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同

スズメ の お宿

2024年7月20日

ひとはくの入口ちかくには、たくさんの
コシアカツバメ(ツバメ科)の巣があります。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

コシアカツバメが(かつて)子育てをしていた年
の写真を見ていただくと・・・
2018年の8月の写真では、

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▲コシアカツバメの巣からコシアカツバメが
2羽顔を出している(2018年8月撮影)


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▲地面に降りたコシアカツバメ
(2018年5月撮影)


2019年の4月の写真では、

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▲照明器具の上にいるコシアカツバメ
(2019年4月撮影)



しかし今年は、コシアカツバメの姿は
ありません。

この春、コシアカツバメが子育てをして、
巣立っていったということでも
ありません。

ここ何年かは、コシアカツバメは、
この場所で子育てをしていないのです。

先ほどの写真のようにコシアカツバメが
子育てしていた時の巣が、残っている
状態です。

そのコシアカツバメの古い巣のいくつかで、
現在ヒナの声がします。その声の主は、
スズメ(スズメ科)だと思われます。

スズメがコシアカツバメの古い巣を利用して
子育てをしているようです。
ときどき、コシアカツバメの古い巣から
親スズメが出入りをしているのを
見たりします。



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▲コシアカツバメの古い巣から
 顔を出しているスズメの親(7月)



朝、職員が出勤してくる前の(人通りが
少ない)時間帯では、博物館の入口ちかくで
スズメがよく見られます。

しかしスズメは、人が近づくとすぐに
飛んで行ったり、隠れようとします。

でも、時間帯によっては、
耳を澄ましていると(澄まさなく
ても、大きな鳴き声で)ヒナが
「ちっちっち ちっちっち」
( 「こちらでござる」)
と教えて
くれるときがあります。

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▲博物館の入口近くで見られるスズメ(7月)


皆さん、お宅の近くで最近
スズメの姿を見ますか?
また、ここで子育てしているの
だろうなあという場所ってありますか?

人間の住宅事情などの変化(隙間が
少ない住宅が多くなった?)に伴って
スズメのお宿(子育てする場所)も
少なくなっているのでしょうか?


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘


今日の7月20日(土)は
フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく万華鏡をつくろう!」を行いました♪

7月2日(火)から始まっている
「クモ展ー多様な8本脚たちの世界ー」はもう、みんな見に行ったかな?

今日はそんなクモをテーマにみんなと一緒に万華鏡をつくりました!
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紙コップを合わせてつくる万華鏡♪

紙コップに思い思いのクモの巣を描いてもらいました♪
いろんなアイデアがあって、みんなとっても素敵でした!

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クモのシールに色をぬるよ。
リアルなクモを描くお友達、ポップでかわいいクモを描くお友達、いろんなクモがいっぱい!(クモにお名前をつけてくれたお友達も☆)
万華鏡にはって、できあがり!!

ちょっと怖い?苦手?といったイメージのあるクモ...楽しいものにかわったかな?

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本館2階展示室の企画展「クモ展ー多様な8本脚たちの世界ー」(←詳しくはこちらをクリック)は来年1月13日(月)まで、ひらかれていますよ!
ぜひぜひ夏休み、みなさん足を運んでみてくださいね♪

フロアスタッフ たなはら

数日前からセミ類の鳴き声が、
にぎやかになってきたなあ
(本格的な夏だ)と感じていました。

ひとはくの周辺(深田公園)で、
地面に形がきれいな丸い穴が
2つ開いている(近い位置にある)
のをたまたま見つけました。

これらの穴は、前日には無かった
ような気がします。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


それらの穴の大きさを測ってみると、
どちらも直径1.5㎝くらいでした。

aburazemi no nukegara 2tsu no uchi no A 240718 s-IMG_4729.jpg









aburazemi no nukegara 2tsu no uchi no B 240718 s-IMG_4733.jpg










▲直径1.5cmくらいの丸い穴



周辺部で似たような大きさの穴を
探しましたが、アリ類が出入りしている
穴はあるのですが、直径1.5cmくらいの穴は
他にはありませんでした(約2×4㎡範囲)。

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▲アリ類が出入りしている穴


近くの木を確認していると、落葉樹の枝先の
葉にアブラゼミ(セミ科)と思われる抜け殻
が比較的近い位置に2つついていました。
あきらかに今年の抜け殻です。


aburazemi no nukegara 2tsu 240718 s-IMG_4741.jpg










▲落葉樹の葉についていた
 アブラゼミの抜け殻2つ(7月)

抜け殻の触覚の根元から第3番目の節が
長く、毛がたくさん生えていることから
どちらもアブラゼミの抜け殻だと思われました。

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▲見つけた抜け殻の写真

もしかしたら、地面に開いていた丸い穴は、
アブラゼミの幼虫が出てきた穴ではないか、
と想定して、
いったい、どれくらいの距離を移動した
ことになるのかを知るために、移動したと
思われる経路のそれぞれの距離や長さを
測ってみました。

<測定したそれぞれの距離や長さ>
=======================
・地面の穴から木の根元までの距離:
 約70㎝と約95㎝。
・木の根元から枝分かれするまでの
 幹の長さ:約67㎝。
・枝別れした枝の長さ(葉までの長さ):
 約40㎝と約50cm。
=======================

上記の測定値を使って計算すると、
短かい方の距離の組み合わせで約177㎝、
長い方の距離の組み合わせで約212㎝、
となります。

(大雑把に言うと)地面の穴から出て
約2mの移動(旅)をして羽化したこと
になりますね。

ちなみに、地面から抜け殻までの高さは
どちらも約70㎝でした。
あまり高い位置ではなかったので
目につきやすかったのかもしれませんが、
アブラゼミの幼虫にとってはこの距離でも
大変だっただろうと想像します。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。       
            研究員 小舘
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