東ネパール産バラ科タテヤマキンバイ属のアイソタイプ標本
Isotype of Sibbaldia emodi H.Ikeda & H.Ohba in J. Jpn. Bot. 71: 188-190.
前回に引き続いて、元ひとはく研究員の池田博氏(現東京大学総合研究博物館)が参加した調査隊により、ネパール東部のソルクンブ(Solukhumbu)地方から発見された、タテヤマキンバイ属の新種 Sibbaldia emodiを紹
介します。S. emodiはしばしば近縁のS.micropetalaと同所的に生育していますが、根出葉の托葉裂片が合着すること(S.micropetalaは離生)、花弁の色が濃紅色であること(S.micropetalaは黄色)で区別されます。タテヤマキンバイ属は北半球の寒帯~亜寒帯、高山に広く分布し20種ほどが知られていますが、日本にはタテヤマキンバイ1種しか分布していないので、あまり馴染みがないかもしれません。
←写真をクリックすると拡大します(自然・環境評価研究部 高野 温子)
Isotype of Sibbaldia emodi H.Ikeda & H.Ohba in J. Jpn. Bot. 71: 188-190.
前回に引き続いて、元ひとはく研究員の池田博氏(現東京大学総合研究博物館)が参加した調査隊により、ネパール東部のソルクンブ(Solukhumbu)地方から発見された、タテヤマキンバイ属の新種 Sibbaldia emodiを紹

←写真をクリックすると拡大します(自然・環境評価研究部 高野 温子)
今日(3月28日)の三田地域は、雨です。
しかし、風も強くなく雨量も少なそうです。
昨日のひとはくブログ(「コバノミツバツツジが咲き始めました2021」
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/03/_2021/
)の続きです。
昨日咲き始めた4階入口付近のコバノミツバツツジの花は3輪でしたが、
本日(雨にも関わらず?)、63輪の花が咲いていました。
しかし、まだ一分から二分咲き?というところでしょうか?


▲雨に降られながら咲いているコバノミツバツツジの花
昨日まで、たくさん残っていた冬芽を被っていた、茶色い鱗片葉は、
雨で多くが落ちてしまったようです。

▲鱗片葉がなくなったコバノミツバツツジの紫色の「つぼみ」
コバノミツバツツジは、雨に関係なく咲いています。
研究員 小舘 誓治
今日(3月28日)の三田地域は、昨日の晴れとは違って午前中から雨でした。
ひとはくのエントランスホールの前には、3種類の旗(国旗、県旗、館旗)が
掲げられるように旗ポールがあります。
しかし、今日は雨なので、旗は掲げられていません。


▲エントランスホール前の旗ポール(右側の写真)
さて、ここで、いきなりクイズです。
車道側からエントランスホールを見て、向かって左側から
次の①~③のどの順番に旗が掲げられるでしょうか?
向かって左側から、
①国旗、県旗、館旗
②館旗、県旗、国旗
③県旗、国旗、館旗
答えは・・・
今度(雨でない日、あるいは休館でない日で)、ひとはくに来た時に
(しかも、風がある日に)確認してみてください。
さて、エントランスホールの近くに植えられている エドヒガン(サクラ類)は、
昨日ほぼ満開状態でしたが、今日の雨で(風は強くないのですが)
花びらがたくさん散り始めました。

▲雨に打たれるエドヒガンの花
前日は、2~3枚程度の花びらが地面に落ちていましたが、
今日の雨で千単位の花びら(おそらく数千枚)が落ちてしまいました。


▲一部の花びらが落ちたエドヒガンの花 と 地面に落ちた花びら
このエドヒガンの近くにあるソメイヨシノの花は、現在、八部咲きという
感じでしょうか?


▲ソメイヨシノの花(八部?咲き)
ソメイヨシノの花びらは、今日の雨では、数枚程度しか落ちていません
(夕方時点で)。
ソメイヨシノの花は、どれくらいの期間もってくれるかな?
研究員 小舘 誓治