| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」



田地川植物画個展 全景その4.jpg(3)の向かい側に立てたボードです。
Kew Magazineなど海外の専門誌に掲載された作品です。










田地川 T31 ハマゴウ.jpg○ハマゴウ(シソ科)
Vitex rotundifolia L.f.

Jul.21, 2013
洲本市成ケ島







田地川 T32 ハマボウ.jpg○ハマボウ(アオイ科)
Hibiscus hamabo Sieb. et Zucc.

花 Flower: Jul.29,2013
果実 Fruit: Dec.1, 2013
洲本市成ケ島












田地川 ショーケース1.jpg
この2枚は
International Exhibition of Botanical Art & Illustration, Hunt institute for Botanical Documentation, Carnegie Mellon University
に出品されたもので、掲載号も展示しています。





田地川 T33 マテバシイ.jpg○マテバシイ(ブナ科)
Lithocarpus edulis (Makino) Nakai

果実 Fruit: Oct.12, 2013
花 Flower: Jun.7, 2014
明石公園










田地川 ショーケース2.jpgこの作品は、2016年にKew王立植物園での日本の植物を紹介する植物画展に出品されました。このときの作品は FLORA JAPONICA『日本植物誌』として発行されました。








田地川 T34 イチゴノキ.jpg○イチゴノキ(ツツジ科)
Arbutus unedo L.

Oct.18, 1994
英国Kew 王立植物園










また、ペン画も展示しています。そのうちのいくつかはCurtis's Botanical Magazineに掲載されました。

田地川 T35 ツリガネニンジン.jpg○ツリガネニンジン(キキョウ科)
Adenophora triphylla var.japonica (Regel) H.Hara

1997年秋 三田市 1998年ペン画制作
1999年5月 Curtis's Botanical Magazineに掲載









田地川 T36 アカンサス・モリス.jpg○アカンサス・モリス(キツネノマゴ科)
Acanthus mollis L.

1994年
英国Kew王立植物園で研修時に制作







田地川 T37 トクノシマエビネ.jpg○トクノシマエビネ(ラン科)
Calanthe discolor Lindl.
 var. tokunoshimensis (Hatus. et Ida) Hatus.


2001年5 月 Curtis's Botanical Magazineに掲載












田地川 ショーケース3.jpgショーケース内には、関係するCurtis's Botanical Magazineや他のペン画を展示しています。








(鈴木武)


田地川植物画個展 全景3.jpg(2)から、さらに奥に続く壁の11点です。
姫路市内や神戸市立森林植物園などの植物が描かれています。











田地川 T19 コミカンソウ.jpg○コミカンソウ(コミカンソウ科)
Phyllanthus urinaria L.

Aug.30, 1996
姫路市













田地川 T20 コンフリー(ヒレハリソウ).jpg○コンフリー [ヒレハリソウ] (ムラサキ科)
Symphytum officinale L.















田地川 T21 ネコヤナギ.jpg○ネコヤナギ(ヤナギ科)
Salix gracilistyla Miq.


Mar.,1991
姫路市










田地川 T22 ゲンノショウコ.jpg○ゲンノショウコ (フウロソウ科)
Geranium thunbergii Siebold ex Lindl. et Paxto

2017年
神戸市立森林植物園









田地川 T23 ノジギク.jpg○ノジギク(キク科)
Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai

2015年
姫路市大塩











田地川 T24 オオハナワラビ.jpg○オオハナワラビ (ハナヤスリ科)
Botrychium japonicum (Prantl) Underw.

Dec. 2014.
神戸市立森林植物園 正門広場












田地川 T25 ヒサカキ.jpg○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green

2018年(花 Flower 11月 果実Fruit 6月)
神戸市立森林植物園 天津の森









田地川 T26 シーボルトノキ.jpg○シーボルトノキ(クロウメモドキ科)
Rhamnus utilis Decne.

2015年(花 Flower 5月; 果実 Fruit 10-11月)
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T27 トチュウ.jpg○トチュウ(トチュウ科)
Eucommia ulmoides Oliv.

花 Flower May 2013; 果実 Fruit Oct.2015
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T28 ゴシュユ.jpg○ゴシュユ (ミカン科)
Tetradium ruticarpum (A.Juss.) T.G.Hartley

花 Flower, Jul. 2015; 果実 Fruit, Nov.2018
神戸市立森林植物園 天津の森











田地川 T29 ローソンヒノキ.jpg○ローソンヒノキ (ヒノキ科)
Chamaecyparis lawsoniana (A. Murray) Parl.

若い実 Young cone, Aug. 2014;
熟果 Mature cone, Nov.2014
神戸市立森林植物園 シアトルの森











田地川 T30 ヒイラギ.jpg○ヒイラギ (モクセイ科)
Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green

花 Flower Nov. 2018; 果実 Fruit Jun. 2018
神戸市立森林植物園 天津の森











(鈴木武)



6月27日のひとはく探検隊は「アリグモをさがそう!」でした。

探検隊長の山﨑研究員の後ろに続いて、いざ出発!博物館の周りをアリグモを探しながら歩きます。


どれどれ~、アリグモはどこにいるかな?
DSC05061.jpg DSC05063.jpg


あ!アリグモがいた!!
DSC05069.jpg
アリのように見えますが、実はクモなんです!
アリの真似をすることで、敵から食べられないようにしているそうです。
他の生き物からすると、アリはあまりおいしくない食べ物なんだとか...


参加してくださったみなさん、ありがとうございました♪
DSC05067.jpg DSC05073.jpg

これからもぜひ身の回りの生き物を観察してみてください!

フロアスタッフ ふくもと・まつだ
6月26日(土)のフロアスタッフとあそぼう「あじさいクイリング」を行いました。

あじさいは同じ花でも色が変わることがある?
クイズに答えて・・・
s-DSC05020.jpg
















紙をくるくる巻いてハサミで切って...

1 .jpg
s-DSC05046.jpg


完成です♪
あじさいクイリング ブログ.jpg















ご参加のみなさま、ありがとうございました。


次回は

7月3日4日「昆虫カードをつくろう!」です。

イベントが行われるかはHPで確認してくださいね!!

みなさまのご参加おまちしております。


フロアスタッフ  かどはま・にしぐち

ホソバナンブスズのアイソシンタイプ(副等価基準標本)

Isosyntype of Sasa uinuizoana Koidz. in Acta Phytotax. Geobot. 4: 90 (1935).

Fig12.JPG


ホソバナンブスズは小泉源一氏により1935年に記載されたササ類で,種小名は採集者の宇井縫蔵氏註1にちなみます (Koidzumi 1935).原記載には「Hab. Japonia: prov. Settsu, mt. Rokkozan (lg. Nuizo Ui 27 Jul. 1934)」と引用されています.京都大学総合博物館にはそれに対応する標本が2枚ありましたので (KYO-00078990 & 00078991) ,両者はシンタイプと考えられます.今回ひとはくから見いだされた標本 (HYO_C2-133843: 左写真) には,2枚のラベルが貼付されていました.1枚は武田薬品工業株式會社研究所腊葉標本庫のヘッダのもので,「Sasa Uinuizoana Koidzumi Hosoba-nanbu-suzu. Rokko-santyo. Settu. Jul, 27 1934 N, Ui Num. 13559」と記されていました.ラベルの上に"Ex Herb. N. Ui" という赤い判が押されており,この標本が宇井縫蔵氏のコレクションから出た標本であることが分かります.もう1枚は室井綽氏のラベル ("Herb. Hiroshi Muroi, Kobe, Japan." というヘッダを持つ) で,「Sasa Uinuizoana Koidz. Syn. Sasamorpha Uinuizoana Koidz. Setsu: mt. Rokko July 27. 1934 Nuizo Uno」とあります.武田薬品のラベルとほぼ同じ標本情報ですが,採集者を「Nuizo Uno」としています.おそらく室井氏がラベル情報を書き写す際に採集者の宇井氏の苗字を,やはり関西の有名な植物収集家である宇野確雄氏註2(1895−1984) と取り違えて書き間違えたのではないかと思われます.また,ひとはくの標本には宇井氏自身が書いたメモなどは残されておらず,京都大学の標本にある標本番号 (no. 52) もありません(武田薬品のラベルにある no. 13559 は、武田薬品のハーバリウム・ナンバーと思われます).しかしながら,採集日,採集地,採集者などの標本情報は京都大学の標本と一致することから,この標本はその重複標本と考え,アイソシンタイプと判断しました。(自然・環境評価研究部 高野温子)


註1) 宇井縫蔵 (1878−1946) 和歌山県生まれ.和歌山県師範学校卒業後小学校で訓導,大正14年には田辺高等女学校教諭となり,教鞭をとる傍ら和歌山県内の生物,特に魚類の研究を専門としたが,植物にも関心を持ち採集をした.著書に『紀州魚譜』,『紀州植物前編』,『紀州植物誌』などがある.

註2)宇野確雄 (1895−1984) 岡山県生まれ.大正4年岡山師範学校を卒業後,岡山県内の小学校の訓導を歴任し,大正9年から和歌山で県立海草中学校,神戸・京都で旧制中学校教諭を歴任し,旧制神戸高等商業学校助教授を経て,戦後は倉敷青陵高等学校,ノートルダム清心女子大学などで教鞭をとる.北海道,樺太,台湾,朝鮮などで植物採集や研究活動をおこなっている.また昭和11年以降,数度にわたりアメリカ・ハーバード大学に行き,アメリカの著名な研究者と標本の交換をしている.

Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.