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本日10月30日(土)は、はかせと学ぼう!「海の生き物で実験しよう」を行いました!
今回は、ホンヤドカリがお引越しする様子を観察しました♪

海の生き物博士、頼末研究員からヤドカリについてお話を聞いて、さっそく実験開始!
s-DSC05773.jpg

まずは、ヤドカリを貝がらから出す作業です!
貝がら部分を指先で温めて、ヤドカリが出てくるのをじっと待っていると...
s-DSC05788.jpg

やったー!出てきました!

s-DSC05827.jpg

今度はゆでたイボニシを貝がらから身をスポッと外して、ヤドカリの新しいお家を作ります。

綺麗に取れました!
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さてヤドカリたちは貝がらに入ってくれるでしょうか...!

お引越し完了!
s-DSC05810.jpg


実験大成功!ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

ただいまひとはくでは展示特別企画「身近な海のベントス展」(←クリック!)を行っております。
みなさまぜひご覧ください!




フロアスタッフ いのうえ
10月23日(土)、24日(日)のフロアスタッフとあそぼう森の忍者たち~かくれる虫をつくろう~」でした。

s-DSC05723.jpg

昆虫を食べるのはどんな生きものがいるでしょうか?

昆虫やクモ、トカゲやカエル、なかでもよく食べるのは鳥です。

鳥たちに食べられないために、昆虫はさまざまな忍術を使います。

今回は草むらや木、落ち葉に身を隠すチョウをつくりました。

10.23.jpg 10.24.jpg
(クリックで拡大)

オリジナルのステキなチョウができました。

かくれたり飛びまわったり、森の忍者を楽しみました!!

ご参加ありがとうございました。

(フロアスタッフ いしくら)

10/24(日)のゆめはくは、加東市のまちの拠点づくりコンソーシアムの依頼で、
加東市社のやしろショッピングパークBioにでかけました。

RIMG6479.jpg駐車場からすぐ、ロッテリアの前で開きました。












RIMG6477.jpgこんな感じでした。ハロウィンが近いということで、
コンソーシアムもゆめはくのスタッフも仮装です。

真ん中あたりにいる恐竜の少年が
上手に幼児に話をしてくれました。
コロナ対応で、30分あたり6家族の予約制。。。
ほどよい人数でやりやすい印象でした。





やしろBioホール チョウ展示.jpg当日は参加できなかった方が多数ということで、
11/7(日)まで、Bio 2階の多目的ホールで、
「世界のチョウ」を展示しています









(鈴木 武)

10/23(土)は姫路市伊勢自然の里・環境学習センターの周辺のシダの観察をしました。
一般セミナーで参加者は13名、センター関係者4名が加わりました。

伊勢自然の里・環境学習センター 屋外.jpgセンター前は農薬を使わない水田があります。











デンジソウ (1).jpgその水田には、四葉のクローバーに見えるシダ植物
デンジソウがたくさん生えています。










デンジソウ.jpg水面に浮かんでいると、四つ葉がよくわかります。
田の字にも見えることから、田字草です。

兵庫県の絶滅危惧植物で、小野市で見つかった株を域外保全のために栽培しているとのことです。
繁茂しすぎて、時おり抜いているそうです。





デンジソウ胞子嚢果.jpg葉の付け根のあたりから伸びた先に
小豆くらいの硬いかたまりがあります。
「胞子嚢果」(ほうしのうか)といって
この中に胞子が入っています。







ジャコウアゲハ.jpgシダではありませんが、ジャコウアゲハの蛹「お菊虫」
もいました。
さすが姫路市の市蝶です。











シダの前葉体.jpgシダの「前葉体」(ぜんようたい)です。
ぺったりと岩に着いている、濃い緑のものです
真ん中のうすい緑色は、新しいシダの本体(胞子体)です。








ヌリトラノオ.jpg全部で40種類ほどのシダ植物を観察できたのですが、
想定外で見つかったのは
ヌリトラノオ(チャセンシダ科)です。
平成の大合併前の姫路市では初発見です。

岩に着いていることが多いのですが、木の根元でした。

下の分布図は☆のところが今回見つけた場所です。






ヌリトラノオ姫路★.jpg



















(鈴木武)

こんにちは。大学院生の横佐古です。今回、紙すき体験に参加させて頂いて感じたことを書こうと思います。

まず思ったことは、スタッフの方々の準備がすごい!ということです。

本イベントを開催するにあたり、1週間前から準備を行い、また事前練習(リハーサル)も行ったと聞きました。特に驚いたのは、紙の材料や飾りに使う草花はもちろん、なんと本物のミツマタ(紙の原料となる木です)まで用意されていたことです。実際のミツマタの木を見せることで、子供たちは紙の成り立ちについて関心を持つことにつながります。ただ体験させるだけではなく子供たちの学びに繋げようという思いから、このような準備をしているのだと感じました。

さて、実際の活動内容についてです。参加者たちはまず紙の成り立ちについて簡単な説明を聞いた後、牛乳パックを使って紙の材料を作り、草花を使ってデザインを施してオリジナルの作品を作ります。

子供たちが紙すきを行う様子を見ていて特に面白いなと思ったのは、草花を使って好きなデザインをする場面です。スタッフの方が用紙してくださった数十種類の花や葉を使って模様を作るのですが、そのデザインにそれぞれ個性が出ていて、どれもユニークなものだと感じました。例えば、沢山の色を使って華やかな模様にする子、色を統一させて落ち着いた模様にする子、また、紙いっぱいに草花を配置する子、逆に空白を作ってシンプルな模様にする子などなど、まさにその作品は千差万別でした。

僕もスタッフのご厚意で、特別に作らせていただいたのですが、中々デザインが決まらず悩んでいました。すると子供が「こうやったらキレイじゃん」と代わりに草花を載せてくれて、そのデザインがすごくキレイだったので感心してしまいました。もしかしたらこのようなデザインは、頭が固い大人よりも先入観のない子供たちの方が得意なのかも知れません。子供たちの想像力に脱帽です。

子供たちは完成した自分の作品を大事そうに持って帰っていました。親御さんも貴重な体験をさせることができて満足している様子でした。僕も子供の頃このようなイベントに参加したかったな、そんな思いです。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

横佐古写真1.jpg















筆者が作った紙すきの作品。子供がデザインを手伝ってくれました






兵庫県立大学大学院 環境人間学研究科修士1年 横佐古優太

(兵庫県立大学大学院授業「まちづくり特論」の一環で行いました。 担当 環境計画 藤本)

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