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月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。


前日までの数日は、雨が降ったり、どんより曇ったりと、
良くない天気で心配していましたが、
当日(3月7日)の午前中は良く晴れていて、午後は
うす曇りの日でした。

博物館のまわりでは、ツバキ科の千重咲き品種(常緑樹)の
ピンク色の花が咲き始めています。

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▲花が咲き始めたツバキ科の千重咲き品種




3月 の 主な プログラム の ようす の報告で~す。



■「星のような形の草をさがそう!」のようす は・・・

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▲ワークシートを持って、草をさがすよ~

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▲専用のカードに草をはったよ~




■「葉の気孔を顕微鏡で観察しよう」のようすは・・・

このプログラムは、小学校3年生から6年生までの子どもさん向けに実施しています。

ボンドを使って、葉のうら面の気孔を顕微鏡で観察しています。


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▲研究員から説明を受けて顕微鏡で観察中


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▲ボンドを使って葉の気孔を見たあと(セミナー終了後)、応用で自分の指紋も観察
 さすが~、3年生、いや、もうすぐ4年生。





■「プチ・むしむし たいけん」のようすは・・・

大人気の「むしむし たいけん」のプチ版です。しかし、
いろんなムシが用意されていましたよ。


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▲みんな、うまく触れているかな。






■フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」のようすは・・・

できた恐竜★ハットをかぶって記念撮影です。
カッコイイ! きめポーズ‼


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▲自分で作った「恐竜★ハット」をかぶって、ハイポーズ!!







■「デジタル紙芝居」のようすは・・・

 人気のデジタル紙芝居です。今回は、『たんぼぼレストラン』と
『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』でした。

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▲『ぽこぽこぽこ ~森をつなぐ~』がはじまったところ






■「まつぼっくりで けん玉をつくろう!」のようすは・・・


 まつぼっくりを観察したあと、けん玉をつくりました。



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▲自分で作った「けん玉」で、あそんでいま~す




3月のKidsサンデーには、ボランティアとして、
清水さん、徳平さん、古谷さんが、子どもたちのサポートをしてくださいました。
お疲れ様でした。




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次回の Kidsサンデー は、2021年4月4日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください!

 
                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
昨日につづき、本日もフロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。

みんな真剣に組み立てています。
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帽子をかぶってティラノサウルスになりきりましょう!
最後に記念撮影!ご参加ありがとうございました♪

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今後もフロアスタッフのイベントが目白押しです!
是非ご参加ください!

フロアスタッフ みやうら
2月27日、明石高校の校外学習がひとはくで行われました。
明石高校は、多様な学科と類型を設けておられますが、今回は、普通科と普通科理数探究類型、美術科とまさに多彩な生徒さん24名が希望してひとはくに来館してくれました。

午前中は、博物学についての説明やひとはくの展示物について案内を聞いたのち、アンモナイトのレプリカづくりを通して化石と地質時代の環境について考えるグループと、収蔵庫とジーンファームの見学を行うグループに分かれて実習していただきました。
また、午後には、館内自由見学をしていただきました。

ここでは主に収蔵庫とジーンファーム見学のようすをご覧いただきます。
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中濱研究員からのトウカイコモウセンゴケの説明に聞き入る生徒たち。湿地に生育し、食虫習性をもつ植物で、湿地の減少によって各地で減少している植物です。

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(左)トウカイ・コモウセンゴケ。冬に地上部が少なくなっていますが、熱心に見入って観察してくれました。
(右)山﨑研究員から昆虫標本の説明を聞く。モルフォチョウやフクロウチョウなど、美しいチョウも見てもらいました。

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(左)布野研究員から1930年代に北海道で採集されたオオワシの標本の説明。オオワシの大きさに驚くとともに、約90年前の標本の保存状態の良さに、博物館としての標本保存の重要さに理解を深めています。
(右)ハチクマ(手前)の標本の説明。ハチに刺されず蜂の子を餌として捕る能力の不思議さに聞き入る生徒たち。

見学しながら出た質問に「なぜ絶滅する生物があることが問題なのか」というものがありました。これは博物学のみならず、科学全般にとって非常に大切な質問です。
いま人類社会はウィルスや細菌など微生物による感染症に苦しんでいますが、一方ではヒトが生きていくのに必要な微生物が沢山いることも分かってきています。人類社会が持続していく上でも微生物を含め、様々な生物が生きていること、生物多様性が維持されることが非常に重要なのです。
ひとはく1階の生命の歴史の展示などを楽しみながら、そんな理由や仕組みにも思いをはせてみてください。明石高校のまたの見学を、また他の高校生や小中学生の見学もお待ちしています。

生涯学習課 竹中敏浩

カタシボの原資料 

Original material of Phyllostachys bambusoides var. marliacea f. katasibo Muroi

 原資料という言葉、聞きなれないですね。ここでは植物に学名をつけるときに参照した資料という意味になります。タイプとは少し異なりますが、タイプ標本と同じくらい重要な標本です。カタシボはマダケの変種シボチクの品種。というややこしい立ち位置の植物ですが、その命名にもややこしい経緯がありました。

生物に名前を付ける際には命名規約に従う必要があると以前述べましたが、より正確にいうと新分類群の提案時に有効であった規約に従っている必要があります。命名規約は植物の場合なら6年に一度見直され、時代に合わせて少しずつ変更が加えられています。最近の大きな変更は、2012年メルボルン規約から、これまで新分類群提案の際に必須だったラテン語による記載文・判別文が英語でOKになったこと、電子出版のみの発表が有効と認められるようになったことでしょうか。

話をカタシボに戻します。カタシボは,まず室井先生が1956年に出版した「竹と笹」のなかで、学名Phyllostachys bambusoides var. marliacea f. katasibo Muroiと図を発表されました。しかしラテン語の

Fig13.JPG記載がなかったため、正式発表とはなりませんでした。次に杉本順一氏が著作『日本樹木総検索誌』(1961) の中で,室井先生命名の新学名とラテン語記載文を発表しました (杉本 1961).しかし,1961年に有効だった命名規約では新分類群の発表の要件として学名・ラテン語記載文の他にタイプの指定を要求しているため、タイプの引用がない杉本(1961)も、カタシボの正式発表には至りませんでした.この学名は,次の年に室井先生が『有用竹類図説』(1962) で,学名と初発表文献および『竹と笹』(1956) の図を引用したことによりようやく正式発表されました.意外に思われるかもしれませんが、タイプは標本の他、その植物を精細に描いた図版や写真もその役目を果たすことができます。カタシボのタイプは標本ではなく、「竹と笹」に掲載された図版ということになるのです。



写真の標本 (HYO_C2-133908) は,ラベルに室井先生の手書きで「Phyllostachys bambusoides var. Marliacea forma Katasibo Muroi Tatsuno Hyogo-pref. Feb. 5. 1957」と書かれ,採集者として "H. MUROI" の印が押されています.1956年に梅玉旅館を訪れた室井先生がカタシボを庭で発見し、その後1958年に国の天然記念物に指定されたのだそうです。1957年という採集年から、この標本は天然記念物指定の調査の時に採られたものと考えられます。支倉さんは全国の植物標本庫を訪れてササ類の標本調査をされていますが、カタシボと名のついた標本はこの標本1枚しかないのだそうで、これがカタシボの唯一の実物の原資料なのです。 (自然・環境評価研究部 高野温子)

3/6(土)フロアスタッフとあそぼう「恐竜★ハット」を行いました。
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恐竜クイズに答えたあとは...型紙を使って、ティラノサウルスをつくります。


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ティラノサウルスの帽子ができたら、みんなで一緒に「ガオ~ッ!」


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ご参加ありがとうございました。



フロアスタッフまつだ

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