4月8日、ひとはくの近くで見られる
ソメイヨシノの花が只今満開です。
9割以上のつぼみが開いています。
気象庁の基準によるとつぼみの8割
(八分咲き)以上を「満開」と
呼んでいるようです。
じつは、4月7日の状態を確認できて
いないのですが、8日の花の状態と
7日の気象状況などから、
7日にはすでに「満開(八分咲き)」
になっていたと推測します。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲4月8日のソメイヨシノの花の状態
昨年(2024年)の観察記録によると、
4月2日に開花、4月6日に満開状態でした。
今年(2025年)は、
4月3日に開花、4月7日に満開状態だった
ようです(8日は満開状態)。
4月8日(風が強い日でした)の昼ごろ、
ソメイヨシノの花を観察していると、
30分くらいの間に、いろんな訪問者が
運よく見られましたので紹介します。
まずは、スズメ(スズメ科)です。
3羽くらい見られました。

▲スズメ
別の木で、スズメだと思って見ていると、
ニュウナイスズメ(スズメ科)もいましたが
すぐに飛んで行きました。

▲ニュウナイスズメ
イソヒヨドリ(ヒタキ科)は、
枝に止まったなと思ったら、
こちらを見てすぐに飛んで
行きました。

▲イソヒヨドリ
シジュウカラ(シジュウカラ科)は、
鳴きながら?枝から枝へチョコマカ
している感じで移動していました。

▲シジュウカラ
ヒヨドリ(ヒヨドリ科)は花の蜜を
吸って、鳴いて飛んで行きました。

▲ヒヨドリ
ハチ類も蜜を吸いに来ていましたよ。

▲セイヨウミツバチ(ミツバチ科)
もちろん、人も。

▲立ち止まって花を愛でている人たち
通りがかっただけかと思っていたら、
このあと、2組ともソメイヨシノの花を背景に
それぞれ記念撮影をされていました。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘