妖怪を見たことがありますか?」
と研究員が尋ねます。誰もありませんね。
今日は、京都府立亀岡高校文理探究科の生徒が、このセミナーを受講しました。
妖怪の存在は見えないけれども、昔も今も、人びとが妖怪に語り、また妖怪に関連する行事が行われていることは紛れもない事実です。
研究員は、今を生きるわたしたち人間がリスクを回避し、自然資源を持続的に利用するうえで、妖怪はとても重要な役割を果たすと説明します。
妖怪は、わかっていることの隙間に棲息しています。
それは、余白という意味での「あそび」でもあります。
何でもはっきりさせないといけないようなギスギスした世の中で、妖怪は人間関係の緩衝材になり、他者に寛容になるきっかけをつくってくれます。
◎参加した生徒の感想など
・今まで知らなかったことがたくさんあった。
・亀岡にもいると知って、妖怪について興味を持ちました。
・人々の生活の中から生まれた概念で、生活に根付いていることがわかりました。
・とてもおもしろかったです。
◎髙田主任研究員より
目にみえない妖怪を無理やりみようとすることで、日常の風景がまた違った形で立ち現れてきます。(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお知らせください。)