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2025年4月アーカイブ

今日は、兵庫県立大学グローバルビジネスコースの留学生が、日本文化体験研修の一環で本館を訪問、高野研究部長によるセミナー「人と自然の博物館の役割」を受講しました。

グローバルビジネスコースには、23か国166名の留学生が在籍(20251月現在)しているとのこと、そのうちの38名のみなさんに受講していただきました。
このセミナーは、すべて英語で行われました。

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高野研究部長からは、200万点を超える標本の管理、整理とともに、研究員の研究活動や来館者への対応、研究員が行うセミナーや、学校園への訪問、行政委員会等への出席と、研究員、博物館の果たす役割についての説明がありました。

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留学生からは、展示物についての質問や標本の集め方、海外研究員や施設との交流などについての質問がありました。

セミナー後、留学生たちは館内を見学、生命誕生や人類誕生の歴史などの化石標本や、開催中の企画展など熱心に見学していました。

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◎高野研究部長より

縁あって日本の大学に学びに来られた学生さんたちなので、日本という国や自然についても色々と学びを得てほしいと思っています。
takano_circle.png三田は少し距離がありますが、神戸市周辺には多くの博物館や美術館があるので、是非あちこち足を運んでほしいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課へお願いします。)

 

「この恐竜は、なぜ肉食だとわかるのでしょう?」

クイズを交えながら、セミナーは進みます。

研究員の質問にも追手門学院小学校の子どもたちは、その理由についてもしっかり答えてくれました。


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化石を調べることで、恐竜のことがたくさんわかります。

はじめて恐竜の化石が発見されたのは19世紀、100年以上たった今でも発掘調査を行い、発見された化石の研究が続いています。



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化石のレプリカを実際に持ってもらい、化石の重さも感じていただきました。

兵庫県の丹波市で発見された「丹波竜」のことを中心にセミナーが進みました。
丹波竜の発見された篠山層群では、恐竜のほかにもたくさんの生物の化石が発見されています。

セミナーの後も、実際の展示や恐竜ラボをぜひ見ていってくださいね。

我々人類が見ていない恐竜の世界がどんな環境で、どんな生物がいて、どのように暮らしていたか、その研究が様々な化石の発掘、研究によって進んでいるのです。

 

 

 

◎参加してくれた児童の感想など

・クイズがおもしろかった。

・知らないことがたくさんありました。

・化石を調べることで、恐竜の病気のことまでわかるなんてびっくりした。

・化石を切って調べるとは思わなかった。



 

◎池田研究グループリーダーより

・恐竜をきっかけに、身近にある色々な不思議に興味を持ってほしいです。
(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
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4月20日(日)は、はかせと学ぼう!「ってなぁに?」をおこないました♪

もったいないはかせの衛藤研究員からクイズ!!
みんな一生懸命考えてくれていたね。
クイズの後はクレヨンの試しぬり♪キャベツってこんな緑色だったんだね!             
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さいごにおやさいクレヨンで野菜のお絵描きをしました☆
みんなとっても上手に、おいしそうな野菜の絵が描けました(^▽^)

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次回のはかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなぁに?」は5月25日(日)です!
皆様のご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ一同

現在開催中の企画展「価値の手直し展」では、休日に様々なワークショップやイベントを開催しています。
今日は、衛藤彬史研究員が直接来館のみなさまに、展示解説を行いました。

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企画展の展示は、5つのゾーンに分かれています。
Aゾーンは、数々の「アップサイクル製品」を見てアップサイクルの意味を知るところ。
Bゾーンは、衣:価値がアップするとは?
Cゾーンは、食:主産物と副産物との境界は? 
Dゾーンは、住:循環=善? 
Eゾーンは、ワークショップのコーナー。
それぞれのテーマからアップサイクルについて考えられるようになっています。
協力いただいた企業や個人の方々のお話を交えながら解説が進みました。

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本日別のセミナーで来ていた兵庫県立大の留学生も熱心に見ていましたね。

また、本日は「おやさいクレヨンってなあに?」のワークショップも開催されます。

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この企画展は、531日までの開催です。
休日には様々なイベントがありますので、ホームページ等でご確認のうえ、どうぞご来館ください。


◎参加されたみなさまの感想など

・捨てられるはずのものが、またつかわれるのはすごいと思いました。

・廃棄にお金がかかっていたものが、その会社の収益になると知ってびっくりです。

・このガラスは、むかしおばあちゃんちで見たものでした。こんなふうになるなんて...。

・タンバリンはどこかな?

 

◎衛藤研究員より

eto_circle.png

多くの方々にご来館いただき、またセミナーやイベントにご参加いただき、ありがたい反応をいただくたびに
たいへん励みになっています。
見ていただき、知っていただくことで共感の輪が広がっていくと嬉しいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。

前日(4月18日)は、全国的に
暑い日になったようです(三田市の
日最高気温25.0℃、日最低気温13.1℃)。

本日(4月19日)も非常にアツアツの
日になりました(三田市の日最高気温
27.6℃、日最低気温12.2℃)。

昼の時間帯は、日陰にいないと肌が
ヒリヒリするような感じです。
日傘をさして歩いている方も
いらっしゃいます。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲日傘をさして歩いている人




ハウチワカエデ(ムクロジ科)の
冬芽が開き始めたのは3月下旬ごろ
からでした(ハウチワカエデを漢字
で書くと「羽団扇楓」です。これは
天狗がもつ、羽でできた団扇(ウチワ)に
似た葉をもつカエデの意味です)

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▲冬芽が開きはじめたハウチワカエデ
(2025年3月30日撮影)


以下は、4月上旬の花の状態です。

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▲4月5日の花の状態


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▲4月8日の花の状態


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▲4月15日の花と葉の状態


さて、4月19日の昼ごろは日差しが
きつく、ウチワのような葉
( 枝に ニマイ、ニマイ ずつ
付いている)が、まるで日傘
のように日よけになっている
ようです。

s-250419 hauchiwakaede no ha IMG_6597copy.jpg










▲日に当たっているハウチワカエデの葉

全てではないのですが、
ウチワのような形の葉の下には花があります。

s-250419 hauchiwakaede no ha no hiyoke IMG_6577.jpgs-250419 hauchiwakaede no taisei no ha IMG_6534copy.jpg










▲葉の下に花があるハウチワカエデ


花の状態をよく観察すると、
すでに翼果(よくか=ツバサ
がある果実のこと)の翼の部分
(薄い緑色)が すでに(2ケずつ)
できているものがありました。

s-250419 hauchiwakaede no hana IMG_6649copy.jpg










▲花の中に翼果の形に
なっている部分がある


よく探してみると昨年できた
翼果(黄土色っぽい)が運よく
ニコニコ、ニコニコ(あわせて
4ケ)残っていました。

s-250419 hauchiwakaede no yokuka IMG_6579.jpg










▲昨年できて残っていた翼果


ヨクヨク探してみた私でした。

皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘
4月19日(土)のイベントは はかせと学ぼう!播州織のアートパネルをつくってみよう!」でした!

2階の展示室では、企画展「価値の手直し展」が
開催されています(~5月31日まで)。

もったいないはかせ!衛藤はかせから、企画展のお話を聞いて「さがしてみよう、何に生まれ変わっているかな?」のクイズに挑戦!

みんなで、会場を回って「生まれ変わったモノ」をさがします。見つけたら、はかせへ報告して答え合わせするよ♪
もういらないって捨てちゃうモノに、アイデアで価値を加えて生まれ変わったモノがアップサイクルなんですね。

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そしていよいよアートパネルづくり♪
まずはたくさんの播州織のハギレの中から、自分の好きなものを直感で選びます。

そして選んだ理由を発表します☆
どうして好きなのかを考えることができましたね(*^-^*) 

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ハギレを好きな形に切って台紙に貼り付けていきます。
どんなパネルにしようかな~?

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じゃ~ん♪
とっても素敵なオリジナルアートパネルが完成です!

みなさんの思いの詰まった作品に心がおどりました☆

今日のアートパネルは写真で2階企画展示室に掲示いたします。
ぜひ見に来てくださいね!!

ご参加頂きありがとうございました。

明日ははかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」です。
みなさまのご来館お待ちしております。

フロアスタッフ 一同

高校生でも論文を書いています。

従来のプロの研究者が気付かない視点で小学生が研究発表をしています。

そんなお話から、今日のセミナーはスタートしました。

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論文とは、
①ある事柄について論理的に書かれた文章

②研究結果を発表する文章 

で、学術的な審査(査読)を受ける必要があります。この査読を通ったものが「論文」として認められるのです。
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昔は論文というと図書館で自分の研究したい分野の論文をさがす必要がありましたが、今はWEBで条件を絞って検索することができるようになっています。

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実際に論文を読み進めながら、どのような視点で読めばよいかを学びます。

 

論文というと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、意外と?簡単かもしれません。

今回のセミナーは、日本語で書かれた論文を対象に、論文の探し方、読み方のコツを伝授する内容となっています。
中学生から定年退職されたみなさままで、幅広い年代の方に受けていただきました。
探究活動を進める学校の先生方にもぜひ受けていただけるといいですね。
(このセミナーのシリーズで、「科学論文の書き方入門講座」も秋に実施予定です。)


◎参加したみなさまの感想など

・セミナーガイドでこの講座を知りました。論文を読んでみたいと思いました。(大人)

・論文の読み方がわかりました。興味のあることを調べてみようと思いました。(中学生)

・今後の自分の活動に役立てたいと思いました。(大学生)

 

◎中濵主任研究員より

 この度はご参加くださりありがとうございました。nakahama_circle.png論文というと難しいイメージがあると思いますが、今回の講座が、論文に触れるきっかけとなると嬉しく思います。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

4月も半ばを過ぎましたね。少し早いけど、ひとはくサロンではゴールデンウィークの準備がはじまっています。

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古新聞の棒がいっぱい!柱につけて何になるの???
 
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天井にもつけて、フロアスタッフの準備はここまでです。
つづきはゴールデンウィークにお越しいただいたお客さまに。

パネル古新聞で大きな木をつくろう!.jpg



















フロアスタッフ一同


ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。

3月下旬ごろから、ヤブツバキの品種で
淡いピンク色の花を咲かせる
オトメツバキ(ツバキ科)と呼ばれる
木が目立つようになりました。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲花が咲いているオトメツバキ
(2025年4月4日撮影)


今日(4月15日)の様子は・・・


250415 otometsubaki no hana ga saite iru s-IMG_4888.jpg










▲4月15日の4階入り口近くのオトメツバキ

花が減ってしまいましたが、
とびっきり綺麗な花を選んで
(もちろん主観です)
撮影してみました!

250415 otometsubaki no hana s-IMG_4889copy.jpg











▲4月15日のオトメツバキの花


4月に入ってから、花が咲くピークを
迎えたあと、不安定な気候(雨や強風)
によって(何度か)多くの花が
地面に落ちてしまいました。

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▲4月15日に地面に落ちていた
たくさんのオトメツバキの花

雨や強風のため落ちたと思われる
花の中には、淡いピンクの花ビラが
枝で茶色になったものもありますが
ピンク色のままのものもあります。

花ビラ全体が落ちた花を
よく観察すると、背面側の
緑色っぽいガク片も一緒に
落ちていたり、背面側の
中央に穴があいているものが
あったりします。

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▲花の背面側が見えてる落ちた花


さて、列植されているオトメツバキを
観察していると・・・

おっと、箱の中に入ったように見える
オトメツバキを見つけました。

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▲箱入り?のオトメツバキの花



この箱のようなものは・・・

そうです。

外灯です。

250415 gaitou  s-IMG_5127.jpg










▲深田公園にある別の外灯


「箱入り乙女」のオトメツバキは、
木が成長して、外灯の電球を保護する
枠に枝葉が入った状態で花が咲いた
ものです(この外灯自体は横面が
なくなっていたり、電球が
なかったり、と機能していない
ようです)。

さすが、箱入りオトメツバキの花は
(箱によって)雨や強風から
守られたことになります、
と言いたいところですが、
強風で枝が揺れて、花が箱に
バンバンあたっていたかも
知れませんね(箱入りの方が辛い?)。

花ビラの色が少し茶色になっている
ようですが、(強風に耐えて)
頑張って?枝に残っているようです。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘

今日(4月13日)は、朝から雨模様です。
昼ごろには、水たまりができています。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲雨粒が水たまりに落ちてできる波紋

4階入り口ちがくのキンシバイ
(オトギリソウ科)の新しい葉
には、雨粒が綺麗に並んでいます。

250413 kinshibai no atarasii ha ni ame ga s-IMG_4778.jpg











▲キンシバイの葉上に並んでいる雨粒



エントランスホールの横の生垣の
アラカシ(ブナ科)の新しい葉の先に
雨粒が集まって落ちて行きます。

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▲アラカシの新しい葉の先の雨粒




本日は雨なのに(雨だから?)たくさんの
ご家族が来館いただいているようです
(感謝!)。

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▲雨の中移動されている来館者



さて、本題です。
4階入り口近くの天井(高架下になります)
には、大小2つのツバメの巣と10個以上の
いろいろな形のコシアカツバメの巣が
あります。

本日、昼ごろツバメの巣の小さい方
(去年つくられた巣)に、つがい
と思われる2羽のツバメ(ツバメ科)
がいたのです(写真が撮れて運がいい!)。
2羽で、おしゃべりして(さえずって)
いたので気が付きました。

s-250413 tubame ga 2wa furui taubame no iru IMG_4681copy.jpg











▲小さいツバメの巣にいた2羽のツバメ


しばらく観察していると、1羽が雨の中
飛んで行きました。その後、何度も
巣の近くに戻ってきていました。


s-250413 tubame ga ame no naka tonndeiru IMG_4723copy.jpg











▲雨の中を飛んでいるツバメ


片方のツバメは小さい巣にいます。

250413 tubame ga 1wa furui taubame no iru s-IMG_4695copy.jpg











▲小さいツバメの巣にいる
もう一方のツバメ


ここで、子育てをしてくれるのかと
期待をしていました。


その約1時間後、もう一度確認しに行くと
ツバメの姿は もうありませんでした
(卵を産んでいないのに、巣にずっと
いることはないのは分かっている
のですが・・・)。

「ま、まさか、雨宿りしに来ただけ
ではないですよネ。」と思いながら、
また、出会えるのを期待してる私です。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘



 今日はあいにくの雨のため、ひとはく探検隊さとやま」の中をあるこうは中止となりました(>_<)
 そこで!フロアスタッフとあそぼう画はくの日「どうぶつを描こうを行いました♪
 
 どうぶつクイズからスタート!
 サルのおしりはどれかな?ツキノワグマの食べ物のクイズもありましたね~
 イノシシはおかあさんといっしょに生活して大きくなるんだって(^^)/

 好きなどうぶつをえらんで思い思いに描いていました。
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 ちいさな画はくたちは、おしゃべりもせずみんな真剣です...
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 みなさん、上手に描けました(^^♪
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 ご参加いただきありがとうございました!
  
 来週の19日(土)ははかせと学ぼう!播州織のアートパネルをつくってみよう!を行います。
 ぜひご来館ください☆彡

 フロアスタッフ一同
4月12日(土)ははかせと学ぼう!「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」でした。
けんびきょうをはじめて使ったお友だちも、化石はかせ廣瀬研究員に使い方を教えてもらって、ちいさな化石を大きく見ることができました。

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砂粒をけんびきょうで見ると、ちいさな化石がいっぱい!
巻き貝の赤ちゃんや二枚貝のかけら、ウニのトゲの先っぽや有孔虫、かたちや色もさまざまでとってもきれい!

はかせが研究するときと同じ方法で、ちいさな化石を集めました。
けんびきょうをのぞきながら、みんな真剣に取り組みました。

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集めたちいさな化石は、スライドにのせて持ち帰りました。

みなさま、ご参加ありごとうございました。

フロアスタッフ一同

昨晩(4月10日)から今朝(11日)にかけて
強い風と雨でソメイヨシノ(バラ科)の
花ビラが かなり落ちてしまいました。

観察しているソメイヨシノの木では、
4月9日の夕方に花ビラが落ちて
いるのを確認していました。

この木は、4月3日に開花4月7日に
満開状態ちなみに、「4月3日に開花」
と「 4月7日に満開状態」
のところを
クリックすると、それぞれの
ブログへ
飛びます
)、
4月9日に花ビラが落ちだし、
そして、
今朝(4月11日)の様子を見ると、
たくさんの花ビラが落ちていました。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲たくさん落ちているソメイヨシノ
の花ビラ(2025年4月11日朝撮影)


次の写真は、別の場所(神戸市北区)で
撮影したものです。
雨と風で、道の端の方に集まった
ソメイヨシノの花ビラがすごく
たくさん。


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▲落ちて集まったソメイヨシノの
花ビラ(2025年4月11日朝撮影)



花びらが落ちた跡を見ると、
そこには ★(星)が・・・



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▲花ビラが落ちた跡の ★(星)
(2025年4月11日朝撮影)



この ★ (星)形に見えるものは、
花の正面から見たガクの部分です。

中央の黄色い点に見えるものは、
雌しべの先の柱頭(ちゅうとう)
です。

雨風の影響でたくさんのソメイヨシノの
花ビラが落ちてしまったのですが、
枝には、まだまだ、たくさんの花が
花ビラを付けて頑張って?います。

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▲頑張っている?ソメイヨシノの花
(2025年4月11日朝撮影)

この週末は何とか、このままで
花ビラを付けていてくれるかな?



皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘






4月8日、ひとはくの近くで見られる
ソメイヨシノの花が只今満開です。
9割以上のつぼみが開いています。

気象庁の基準によるとつぼみの8割
(八分咲き)以上を「満開」と
呼んでいるようです。

じつは、4月7日の状態を確認できて
いないのですが、8日の花の状態と
7日の気象状況などから、
7日にはすでに「満開(八分咲き)」
になっていたと推測します。


画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲4月8日のソメイヨシノの花の状態


昨年(2024年)の観察記録によると、
4月2日に開花、4月6日に満開状態でした。
今年(2025年)は、
4月3日に開花、4月7日に満開状態だった
ようです(8日は満開状態)。


4月8日(風が強い日でした)の昼ごろ、
ソメイヨシノの花を観察していると、
30分くらいの間に、いろんな訪問者が
運よく見られましたので紹介します。

まずは、スズメ(スズメ科)です。
3羽くらい見られました。

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▲スズメ


別の木で、スズメだと思って見ていると、
ニュウナイスズメ(スズメ科)もいましたが
すぐに飛んで行きました。

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▲ニュウナイスズメ



イソヒヨドリ(ヒタキ科)は、
枝に止まったなと思ったら、
こちらを見てすぐに飛んで
行きました。

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▲イソヒヨドリ



シジュウカラ(シジュウカラ科)は、
鳴きながら?枝から枝へチョコマカ
している感じで移動していました。

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▲シジュウカラ


ヒヨドリ(ヒヨドリ科)は花の蜜を
吸って、鳴いて飛んで行きました。

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▲ヒヨドリ


ハチ類も蜜を吸いに来ていましたよ。

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▲セイヨウミツバチ(ミツバチ科)


もちろん、人も。

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▲立ち止まって花を愛でている人たち

通りがかっただけかと思っていたら、
このあと、2組ともソメイヨシノの花を背景に
それぞれ記念撮影をされていました。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘

月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

4月6日は、雨の予報もあったのですが、
雨は降らず、曇ったり、晴れたりの天気
でした。強い風が結構ふいていたようです。
また風がふくと 少し肌寒く感じることも
あったようです。
一方、室内にいると 午後は暑く感じる
くらいでした(三田での最低気温8.5℃、
最高気温19.9℃)。


4階入り口ちかくには、オトメツバキ
(ツバキ科)の花が咲いています
(満開状態)。

250406 otometsubaki s-IMG_2390.jpg










▲4階入口ちかくで咲いている
オトメツバキ






4月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<コレクショナリウム前(駐車場側)では・・・>

■『泥だんごをつくろう!』
の ようすは・・・

風が吹くと寒いのか、
日の当たるところに移動して
泥だんごをつくっている家族も
いらっしゃいました。

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▲コレクショナリウム内から見た
泥だんごをつくっているようす


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▲日のあたるところで、泥だんごを
つくっているようす


皆さん、上手くできましたか?



<コレクショナリウム前(芝生地側)では・・・>

■「そとはく」のようすは・・・

芝生地で絵本が読める『絵本のくに』や
動物などの リアルなぬいぐるみがさわれる
『ぬいぐるみ の くに』、ゆっくりできる
テントなども設置されていましたよ。

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▲「そとはく」のようす



■「地面が液状になるのってナンデナン?」
のようすは・・・

エントランスホールの近くでは、
なにか不思議なボトル?を振って
実験をしているようです。

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▲ナンデナン?の実験中


今回の「ナンデナン?」は、
解決しましたか? そして、
新な「ナンデナン?」が
生まれましたか?

+++++++++++++++++++++++++++++++++

この日は、ちなみに
『フラワータウン ひらくマーケット』として、
サンフラワー(「おむすびフェスタ」)、エキマエアキチ
(「やってみたい広場」「あきちらいぶらリー」)、
コレクショナリウム前(「つぼみマーケット」)などで
それぞれイベントが行われましたよ(今後、6/1、10/5、
11/3(フラワータウン フェスタ 時) 予定されているようです)。
(問い合わせ先:エキマエアキチ2階 事務所)

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▲「つぼみマーケット」のようす

+++++++++++++++++++++++++++++++++



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって
飛ばそう!』
の ようすは・・・

タネの模型を おやこで つくって飛ばしてみま~す。

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▲おやこで、タネの模型を
つくっているところ


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▲つくった模型を飛ばしているところ


うまく飛ばせましたか?


■人と自然の会の皆さんによる
『深田公園観察会』のようすは・・・

人と自然の会の皆さんがセミナー室で、
ごあいさつと今日の活動内容等をお話
したあと、ひとはくサロンへ移動し、
これから行く芝生広場を見て・・・
さあ、出発です!

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▲人と自然の会の皆さんによるお話


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▲ひとはくサロンへ移動して外を見て、




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▲さあ、深田公園へ出発!


春のお花、たくさん観察できましたか?



■人と自然の会の皆さんによる
『おはなしシアター』のようすは・・・

人と自然の会の皆さん、
別の部屋で今回のお話の
練習をされて、
いざ会場へ移動です。

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▲アースシアターへ移動中


今回のおはなしシアターのタイトルは
秘密でした。なんのお話だたのでしょう
(お話は、毎回 変わるそうですよ)。




■はかせと学ぼう!『アンモナイトを知ろう!
さわろう!』
の ようすは・・・

アンモナイトに関するクイズをしたり、
化石の実物をさわったりしたようですよ。

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▲アンモナイトに関するクイズ実施中!

下記のブログも見てね!

こんにちは!フロアスタッフです♪~
はかせと学ぼう!「アンモナイトを知ろう!
さわろう!」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/04/post_3249/




さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』
や『展示解説』も 実施されましたよ。

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次回のKidsサンデーは、2025年5月4日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

         Kidsサンデープロジェクト 小舘
こんにちは!フロアスタッフです!(^^)!

春休み最後の日曜日。
ひとはくではキッズサンデーが開催され、たくさんの方にイベントにご参加いただきました。

今回の「はかせと学ぼう!」「アンモナイトを知ろう!さわろう!」を行いました♪
まずは『アンモナイトはかせ』生野研究員からの、アンモナイトクイズに挑戦です!
なかなかの難問ばかりでしたが、生野先生の楽しいお話に、みんな夢中★★★
アンモナイトはイカやタコの仲間だそうですよ^^;知っていましたか?

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クイズの後は、本物のアンモナイトをさわって、感触や重さを確かめました。
アンモナイトには1万種以上の種類があり、中にはとても変わった形の異常巻きもあります。
生野先生が用意してくださったたくさんのアンモナイトは、大きさも形もいろいろ。
異常巻きや、兵庫県で見つかったアンモナイトもありましたよ。

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アンモナイトが生きていた時代を想像して、なんだか不思議な気持ちになりました(*^-^*)

たくさんのご参加、ありがとうございました。

フロアスタッフ一同

今日のフロアスタッフとあそぼう「さくらドームをつくろう!」を行いました♪

最初にさくらクイズです☆
さくらの花びらはどれかな?さくらの花びらはハートの形だよ♡
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それでは、さっそく自分だけの個性がひかるさくらドームを作りましょう!
みなさん真剣ですね~❀
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きれいなさくらドームをつくることができました(^^♪
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ご参加ありがとうございました!
明日はひとはくキッズサンデーです。イベント盛りだくさんですよ~☆彡

みなさまのご来館をお待ちしております。

フロアスタッフ一同
ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。

もちろんソメイヨシノ(バラ科)も。

3月下旬から寒い日が続いております。
昼過ぎ、ここ数日 観察している
ソメイヨシノ(幹の直径が10㎝以下で
株立ち)を確認しに行くと・・・、

咲いておりました!
花の数を数えてみると・・・

昨日午後には、1輪だけ
開きかけていたのですが、
今日は 6輪以上 咲いています。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
(2025年4月3日昼撮影)



ここで、このブログのタイトルに
ありますように かわいい立会人
登場です。


花の写真を撮っていると、親子さんが
声をかけてくれました。

お話をして、この親子さんに立会人になって
いただき、ソメイヨシノの「開花宣言」
をすることにしました。
(お母さんは、ソメイヨシノの花の写真を
撮りたかっただけ? だったかも・・・)
ご協力ありがとうございました。


ソメイヨシノの花とかわいい立会人
一緒に記念撮影です。

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▲「開花宣言」の立会人の お二人
(2025年4月3日撮影)


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▲笑顔が かわいい立会人
(2025年4月3日撮影)

ほんわかした気分になりました。

このソメイヨシノの木の他に、近くに
3本のソメイヨシノがあります
(いずれも幹の直径は20~25㎝程度)。
これらも6輪以上花が咲いている
のを確認しました。

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▲花が6輪以上咲いているソメイヨシノ
の別の個体(2025年4月3日昼撮影)

さて、満開になるのは いつかな?


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

※よかったら、下記の関連記事も
 ご覧ください。
咲いた、咲いた、●●●●●の花が(その1)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3239/



              研究員 小舘

スズメノスザイ

2025年4月 3日

「スズメノスザイ」って何?
と思われた方 おられますか?

いや、すぐに分かったよ、
と言われる方も いらっしゃるでしょう。

漢字で書けば、「雀の巣材」です。



先日(4月1日)、ひとはくに
「スズメの巣が見たい」と親子さんが
神戸から来られました。

話を聞くと、インターネットで
「スズメの巣」などで検索したら、
ひとはくブログの昔の記事
(コシアカツバメの巣が
スズメの巣になっている)が
ヒットしたそうです。
それを見て来られたとのこと。

じつは、ひとはくの4階入り口近く
(高架下)には、ツバメ科の
ツバメ や コシアカツバメの
巣があります。

ここのツバメの巣は、一昨年作られ、
昨年もツバメによって使われた
ものと、昨年作られてツバメ
によって使われたもの の
計2個があります。

一方、コシアカツバメの巣は、10年
以上前から 年々増えていった結果、
巣が現在10個以上ありますが、
ここ数年、そのほとんどが
コシアカツバメではなく、スズメに
使われています。

画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲コシアカツバメの古い巣から
顔を出しているスズメ
(2025年4月2日撮影)


息子さん(この春、小学3年生)は、
スズメが好きだそうで、
コシアカツバメの巣から
スズメが顔を出しているところを
撮影しようと一生懸命になっていました。

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▲息子さんがスズメの写真を
撮っているところ

ひとはくの4階入り口近くで、
早朝や午前中のある時間帯などに、
最近 スズメが活動しているのを
見るかけるのですが、運よく
その時間帯にあたったようです。


スズメの写真、うまく撮れたかな?
(じつは、この日、巣から顔を出した
スズメの写真が 私は うまく撮れてい
なかったのです。)


スズメは、人とある程度の距離を保ちたい
らしく、近づきすぎたり(5m以内?)、
じっと見ていたりすると、すぐに
近くのケヤキ(ニレ科)の木の枝などに
飛んで行ってしまいます(近くでは
なかなか写真を撮らせてくれません)。

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▲ケヤキの枝に止まって、こちらを
監視している?スズメたち


親子さんと話している途中で、スズメが
何かをくわえて階段近くに止まってました
(我々が近くにいるので警戒している
ようです)。

よく見ると巣の素材になる、枯れた植物の
ようでした(運よく写真が撮れました!)。

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▲巣材となる枯れた植物をくわえている
スズメ(2025年4月1日撮影)


はっきりとは 分からないのですが、
どうやらイネ科の植物の枯れたもの
のようです。


近くの芝生地 や のり面などで
秋から冬に草刈りがされます。
刈られたものが集められて
処分されるのですが、おそらく、
その残りなどが落ちていて
それらをスズメが利用している
のだと思われます。

ちなみに、コシアカツバメの古い巣に
出入りしているスズメが、その巣から
最近落とした一部(巣の中に入っていた
巣材)を見てみると、
イネ科(種類不明)の枯れた茎や葉、
ヌカススキ(イネ科)の枯れた穂(花序)、
ヨモギ(キク科)の乾燥し色が変わった葉、
白い糸(人工物)など がありました。

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▲スズメの巣材の一部


親子さんに、コシアカツバメの巣を
スズメが利用している場合、その巣
の中は、(スズメが巣材として入れた)
枯れた植物などで いっぱいであること
などを伝えました。


今年も、スズメの子育て準備が
始まったようです。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘

ひとはくに隣接する深田公園には
いろいろな木が植えてあります。

早春に、比較的大きくて白い花が
咲いています。

モクレンの仲間(モクレン科)の
ハクモクレン と コブシです。

モクレンと言うときに、花の色が
紫っぽいもの(別名:シモクレン
=紫木蓮)を言う場合と、
ハクモクレンも含めて
総称として使う場合があるようです。


下記は、紫っぽい花のモクレン
(シモクレン)の花です。

図鑑によれば、モクレン(シモクレン)は、
低木~小高木で、ハクモクレン(高木)
よりも やや低めの木のようです。


画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲モクレン(シモクレン)の花
(2025年3月下旬撮影)




ひとはくの近くで見られる、コブシと
ハクモクレンは、今、満開状態です。

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▲ホロンピアホール近くに植えてある
ハクモクレン(2025年4月1日撮影)



ハクモクレンの大きな花は、上を向いて
咲いています。花ビラの長さは6~8cm。

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▲ハクモクレンの花
(2025年4月1日撮影)



コブシの花はハクモクレンの花と
違って、いろんな方向を向いて
咲いています。

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▲円形劇場の近くに植えてある
コブシ(2025年4月1日撮影)


コブシの花ビラの長さは5~6cm。

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▲コブシの花
(2025年4月2日撮影)



コブシの花を観察しようとしたときに
ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が2羽いることに
気がつきました。

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▲コブシの枝に止まっている2羽の
ヒヨドリ(2025年4月2日撮影)



何をしているのか観察していると、
なんと コブシの花ビラを
食べているではありませんか。

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▲コブシの花ビラを食べている
ヒヨドリ(2025年4月2日撮影)



ヒヨドリに花ビラを食べられたコブシの花。

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▲ヒヨドリに食べられたコブシの花ビラ
(2025年4月2日撮影)


コブシの花は、どんな味がする
のでしょうか?

いい香りはすると思うのですが・・・



皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

             研究員 小舘

4月2日の午後、エントランスホールの
近くで観察をしていると、
「サクラだ~」『サクラだ~』と、私から
少し離れた場所から子どもさんたちの
大きな声が聞こえました。

声のする方向には、エドヒガン(バラ科)
の木が花を咲かせています。
今年は3月28日から咲き始めて、
今(5日後)、まさにほぼ100%
(つぼみ が ほとんどない)の
満開状態です。

ちなみに、3月28日のブログは
下記で見てください。
咲いた、咲いた、●●●●●の花が(その1)
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3239/


画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

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▲満開状態のエドヒガン
(2025年4月2日の午後撮影)


おそらく、このエドヒガンの花を見て
「サクラだ~」『サクラだ~』と
言っていたのかなと思ったのですが・・・


な、な、なんと、意外や意外。
このお子さんたちは、じつは
エドヒガンの花を見ているのではなく・・・


三田市の雨水のマンホールの蓋に描かれた
花を見ていたのです(ガ~ン)。

250402 usui no manhouru s-IMG_0957.jpg











▲三田市の雨水のマンホールの蓋

しかし、その花のデザインは、
サツキ(ツツジ科)の花らしい
のですが・・・(さらに、ガ~ン)。
(パッと見、おじさんも
サクラの花かな、と思ったよ。
しかし、花ビラの斑点がツツジの
仲間の特徴かな・・・)

このお子さんを含むご家族で、博物館の
入り口近くで記念撮影をされていたので、
お声がけをして、
お子さんたちに「サクラだ~」
『サクラだ~』と言っているところを
再現してもらい、写真に撮らせて
いただきました。
ご協力ありがとうございました。

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▲マンホールの蓋を見て「サクラだ~」
『サクラだ~』と叫んでいるお子さん
たち(再現中)

本当は、こんな感じでは無かった
でしょうが・・・
お子さんたちは、(確認はしていませんが)
園児さんか?、この春、小学1年生に
なられる?、双子の ご兄弟のようでした。

写真を撮らせていただいたあと、
ご家族(大人向け)に、サクラの
仲間(バラ科)のエドヒガン や
ソメイヨシノ の 話をさせて
いただきました。


このエドヒガンから少し離れた場所にある
ソメイヨシノや、近くの道路沿いに
街路樹として植えてあるソメイヨシノは
まだ開花状態ではないようです。

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▲ひとはく近くのソメイヨシノの花。
1輪だけ少し開いています
(2025年4月2日午後撮影)

だって、気象庁や地方気象台が
発表する「開花宣言」は、標本木の
ソメイヨシノの花が、5~6輪以上
咲いた状態のとき 行うようです
からね。

ひとはくの近くのソメイヨシノでの
「開花宣言」?は、明日以降かな~


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。

              研究員 小舘

妖怪を見たことがありますか?」

と研究員が尋ねます。誰もありませんね。

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今日は、京都府立亀岡高校文理探究科の生徒が、このセミナーを受講しました。

 

妖怪の存在は見えないけれども、昔も今も、人びとが妖怪に語り、また妖怪に関連する行事が行われていることは紛れもない事実です。
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研究員は、今を生きるわたしたち人間がリスクを回避し、自然資源を持続的に利用するうえで、妖怪はとても重要な役割を果たすと説明します。

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妖怪は、わかっていることの隙間に棲息しています。
それは、余白という意味での「あそび」でもあります。
何でもはっきりさせないといけないようなギスギスした世の中で、妖怪は人間関係の緩衝材になり、他者に寛容になるきっかけをつくってくれます。



◎参加した生徒の感想など

・今まで知らなかったことがたくさんあった。

・亀岡にもいると知って、妖怪について興味を持ちました。

・人々の生活の中から生まれた概念で、生活に根付いていることがわかりました。

・とてもおもしろかったです。


 

◎髙田主任研究員より

目にみえない妖怪を無理やりみようとすることで、日常の風景がまた違った形で立ち現れてきます。

takada_circle.png(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお知らせください。)

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