「〇〇で地震がありました。地震の規模を示すマグニチュードは〇.〇です。」
地震のニュースでよく聞く言葉です。でも意味がよくわかっていませんよね。
今日は、きのくに子どもの村小学校の児童20名がこのセミナー参加しました。
最初に、地震の大きさとマグニチュードの関係を加藤研究員から説明を受けます。
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地震の規模を示すマグニチュードが1増えると、地震(のエネルギー)の大きさは約32倍となるそうです。
研究員が机の上で並べ、倒してみたドミノで、地震の起こり方を目で見て感じます。
今回は、東日本大震災クラスの地震のマグニチュード9の地震をドミノで体感してみましょう。
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マグニチュード9というと、約1000個のドミノを並べる必要があります。
これがまた、なかなか大変。
セミナー室の床も微妙に歪んでいるので、よけいに大変でしたね。
滞在時間の関係で1000個すべてを並べることはできませんでしたが、約900個のドミノを並べることができました。
900個ものたくさんのドミノが順に倒れていく様子を見ていると、結構時間がかかることがわかります。
大きな地震になると長い揺れが続くことも実感できますね。
◎参加した児童の感想など
・ドミノを並べるのは楽しかった。集中力がいりました。
・南海トラフ地震のこともニュースになっているので、地震の勉強ができてよかった。
◎加藤研究員より
マグニチュード7.3の兵庫県南部地震とマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震の大きさの違いを実感して頂く試みです。
巨大地震では揺れが長く続き、広い範囲で揺れるわけも実感できます。完成までの時間が予測できず、セミナーの終わりが見通せない点が弱点ですが、それも大地震の長期予測と似たものなのでしょうね。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)