2月15日から開催している企画展「価値の手直し展」、今日は先日のオープニングイベントで片山象三氏(西脇市長)にもお話しいただいた「播州織」を使っての「アートパネルづくり」の体験セミナーです。
最初に衛藤研究員から、この企画展についての説明と、
「さがしてみよう、何に生まれ変わっているかな?」のクイズがありました。
参加してくれた子どもたちは、会場を回って「生まれ変わったモノ」をさがします。
見つけたら、研究員へ報告!
みんなすべて見つけてくれました。捨てられてしまうモノが、別の価値あるモノに生まれ変わっていましたね。これを「アップサイクル」と言います。
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さて、アートパネルづくりに入りましょう。
まずは、たくさんの播州織のハギレの中から、自分の好きなものを選びます。
「きれいな模様が入っていた」、「色が好き」、「色の組み合わせがよかった」など、選んだ理由はみんなそれぞれ、すべて正解!
ここからは、ハギレを好きな形に切って台紙に貼り付けていきます。
世界に一つだけの、オリジナルアートパネルが完成です。
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最後に、研究員からアレンジワインダー(残り糸をつなげて1本の糸にする機械、西脇市の企業が開発)でつながれた糸で織られた製品は、表面に結び目があり、織物としては価値の低いものでしたが、近年再現性のない唯一無二の模様がもたらす希少性(ユニーク)と残り糸を無駄にしない環境配慮(サステナブル)の視点がいま注目されていると説明がありました。
◎参加いただいた子どもたちの感想など
・おもしろかった! もう一個作りたい!
・楽しくできました。
・私のおうちをイメージしてつくりました
・ネットで調べて、このイベントがあるのを知り、子どもたちと来ました。
・(大人の)私もやりたいなあ。
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◎衛藤研究員より
できあがったアートパネルはどれも素敵で、参加のみなさんに作品の紹介いただくのがとても楽しい時間でした。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)