ひとはく周辺(深田公園)にはトウネズミモチ
(モクセイ科)の高木(高さ約10m)があります。
1月中旬、その木には、(まだ?)たくさんの
果実が残っています。
画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲たくさんの果実が残っている
トウネズミモチの果序
トウネズミモチの
果実の大きさは、
長さが8~10mm、幅が5~6mmです。
種子の大きさは、
長さが6~7mm、幅が3.5~4.5mmです。
▲トウネズミモチの果実(上)と種子
果実を食べに この木に小鳥が来ていました。
良く目立つのは、ヒヨドリ(ヒヨドリ科)です。
「ピイーヨ、ピー」や「ヒー、ヒー」、
「ヒーヨ」などと、それぞれが
不規則に鳴いて大変 にぎやかです。
動きが速いのと、トウネズミモチが
常緑樹(じょうりょくじゅ)で、緑の
葉をたくさん つけていることもあり、
何羽いるのか正確にはわかりませんが、
5羽以上、多いときで10羽くらいは
いたような気がします。
▲トウネズミモチの果実を
ヒヨドリがくわえているところ
ヒヨドリのほかには、メジロ
(メジロ科)が来ています。
▲トウネズミモチの枝にいるメジロ
さて、下記の写真にメジロが
何羽 写っているか、
わかりますか?
ぜひ画像をクリックして、写真を
拡大して見てください。
▲トウネズミモチの枝に複数いるメジロ
メジロは複数いて、飛んで
この木から離れると 皆
ほぼ同じ方向に移動している
ように見えました。
ヒヨドリは、いろんな方向から
入れ替わり立ち代わりで、何度も
来ているようでした。
あっ、さきほどの写真には
メジロが3羽 写っていますよ
(1羽は 飛んでいます)。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘