2025年アーカイブ
3月のKidsサンデーの日(3月2日)は、
雨が降ったり、やんだりの不安定な
天気でしたが、気温は高かく
春が来た感じでした(ちなみに
三田での日最高気温は14.2 ℃、
日最低気温は 8.2℃でした)。
ひとはくの周辺では、カンツバキ
(ツバキ科)の花が咲いています。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


▲エントランスホール周辺のカンツバキ
3月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。
<コレクショナリウムでは・・・>
昨年後半から始まった『ナンデナン?』シリーズ。
今回は・・・
、
コレクショナリウムで行われた
■「鳥が恐竜なのナンデナン?
~深田公園にいる恐竜を見に行こう~」
のようすは・・・
まずは、ワークルームで
研究員から恐竜と鳥類の関係の
お話を聞いて...

▲研究員から恐竜と鳥類のお話
展示室の鳥類の展示を使って
双眼鏡での観察の仕方を練習して・・・

▲鳥類の標本を使って双眼鏡の使い方の練習中
天気はあまりよくなかったようですが、
屋外で鳥類を観察したようですよ。

▲コレクショナリウム周辺で
活動しているようす
雨が降ったり やんだりの天気
にも関わらす、数種類の鳥類が
観察できたそうです。
今回の『ナンデナン?』は
解決しましたか?
また新たな『ナンデナン?』が
生まれましたか?
<本館内では・・・>
■エコロコおやこ『タネの模型を
つくって飛ばそう!』
の ようすは・・・
親子で つくってくれています。

▲親子でつくっているようす
さっそく、飛ばしてくれています。


▲親子で飛ばしています
皆さん、おうちでも飛ばしてみてね!
■企画展関連セミナー
『あまりものアート!』
の ようすは・・・
現在 本館2階の企画展示室では、
企画展「価値の手直し展」が
開催されています(~5月31日まで)。
今回、未活用な資源 や 捨てられて
しまうものを活かして、みんなで
アートをつくったようですよ。



▲作品をつくっているようす
できた作品の写真です(6作品)。
※画像をクリックして、写真を拡大して見てください。

▲できた作品(6作品)の例
すご~い! アートですね~
フロアスタッフによる
■『フロアスタッフをあそぼう
「おひなさまのタペストリーをつくろう」』
のようすは・・・
こんな感じのタペストリーを
つくりますよ。

▲おひなさまタペストリーの見本


▲親子でタペストリーをつくって
いるようす
下記のブログに作品と一緒に記念撮影
した写真がありますよ。
こちらも見てくださいネ
こんにちは!フロアスタッフです♪~フロアスタッフとあそぼう「おひなさまのタペストリーをつくろう!」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/03/post_3228/
フロアロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』も
実施されましたよ。
みなさん、雨が降り足元が悪い中、
ご来館いただきありがとうございました!
楽しんでいただけましたか?
次回のKidsサンデーは、2025年4月6日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。
Kidsサンデープロジェクト 小舘
こんにちは!フロアスタッフです♪
本日はフロアスタッフとあそぼう「おひなさまのタペストリーをつくろう!」をおこないました。
毎年3月3日。ももの花がさくころに行われるひなまつり。
ひとはくでは、ひとあし早くおひなさまをモチーフにしたタペストリーをつくりました!
会場にはたくさんのおともだちが参加してくれましたよ~♪
おひなさまは女の子が主役の行事ですが、今日はイベントに参加してくれたみんなが主役です!
にっこり笑顔で楽しそうな、おだいりさまとおひなさま☆彡
いろんなお顔のひな人形ができあがりました♪
また遊びに来てくださいね!
3/1(土)は開催中の企画展に関連した、はかせとつくろう!
『着れなくなったお気に入りのTシャツからバッグをつくろう!」をおこないました♪
みなさん!「アップサイクル」って聞いたことありますか?アップサイクルとは、もういらない!捨てちゃうものに、アイデアを加えて新たなモノを生み出すことです!


参加されるみなさまにはTシャツをお持ちいただきました。
Tシャツの首回りと袖、裾を切って、裾を結びます。
針も糸も使わず、ハサミだけで使って、さあ~Tシャツからバックに変身するよ~


捨てようとしていたものが、また違うモノに生まれ変わって使えるって嬉しいですね♪
残った生地は、お家でどんなモノに変えられるか考えてみようね(*^-^*)
また博物館にみなさまのアップサイクル作品を見せに来てくれると嬉しいです♪
ご参加いただきありがとうございました。
フロアスタッフ 一同
「〇〇で地震がありました。地震の規模を示すマグニチュードは〇.〇です。」
地震のニュースでよく聞く言葉です。でも意味がよくわかっていませんよね。
今日は、きのくに子どもの村小学校の児童20名がこのセミナー参加しました。
最初に、地震の大きさとマグニチュードの関係を加藤研究員から説明を受けます。
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地震の規模を示すマグニチュードが1増えると、地震(のエネルギー)の大きさは約32倍となるそうです。
研究員が机の上で並べ、倒してみたドミノで、地震の起こり方を目で見て感じます。
今回は、東日本大震災クラスの地震のマグニチュード9の地震をドミノで体感してみましょう。
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マグニチュード9というと、約1000個のドミノを並べる必要があります。
これがまた、なかなか大変。
セミナー室の床も微妙に歪んでいるので、よけいに大変でしたね。
滞在時間の関係で1000個すべてを並べることはできませんでしたが、約900個のドミノを並べることができました。
900個ものたくさんのドミノが順に倒れていく様子を見ていると、結構時間がかかることがわかります。
大きな地震になると長い揺れが続くことも実感できますね。
◎参加した児童の感想など
・ドミノを並べるのは楽しかった。集中力がいりました。
・南海トラフ地震のこともニュースになっているので、地震の勉強ができてよかった。
◎加藤研究員より
マグニチュード7.3の兵庫県南部地震とマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震の大きさの違いを実感して頂く試みです。
巨大地震では揺れが長く続き、広い範囲で揺れるわけも実感できます。完成までの時間が予測できず、セミナーの終わりが見通せない点が弱点ですが、それも大地震の長期予測と似たものなのでしょうね。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
いろいろな木が生えています。
深田公園の芝生広場にある、舗装された
緑道沿いの端の方に、秋から冬にかけて
落ちた葉がたまったところがあります。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲深田公園の芝生広場の緑道沿い
(道から左側は芝生地、右側は樹林)

▲道の端にたまった落ち葉
2月下旬に、たまった落ち葉をみると
その主なものは コナラ(ブナ科)、
クヌギ(ブナ科)、ハリギリ
(ウコギ科)などがありました。

▲左からコナラ、クヌギ、ハリギリの
落ち葉(どれも裏面)
緑道沿いで(風が吹いていないのに)
落ち葉が動いたような気がして
(小さな音もしているようにも感じ
たので)そちらの方を注意して見ると・・・
近くに ツグミ(ツグミ科)がいました。

▲落ち葉がたまったところにいるツグミ
しばらく観察していると・・・
くちばしで落ち葉をどけているのです。
それは、(ホウキで落ち葉を掃くように)
くわえて すぐに サッ、くわえて サッ、
という感じで、落ち葉をどけています。


くわえて サッ

▲くちばしで落ち葉を移動させるツグミ
(その前後の写真;飛ばされているのは
ハリギリの落ち葉)
その後、何か(赤っぽい細長いもの)を
くちばしで くわえて いました(そして
呑み込みました)。

▲赤っぽいものをくわえたツグミ
赤っぽいものはミミズ類かなと思った
のですが、写真を拡大すると、脚が
たくさんあります。
ミミズ類でなければ何かな?と思い、
ツグミと同じように(あとで)
現場で(何か所か)落ち葉を除いて
探してみると...
腐植(落ち葉などが分解されてできる
暗い色をしたもの)を含む土壌の
ところに似たような生きもの
がいたので写真を撮りました。

▲落ち葉の下にいた赤い生きもの
どうやらムカデ類のようです。
体長は約5㎝、体の節数は50以上
(したがって脚は100本以上)
でした。

▲赤っぽい ムカデ類
ツグミは、(鳴かずに。
口をつぐんで)緑道に沿って
歩いて何か所も落ち葉を
くわえて移動させていました
(道の中央に散らす感じで)。
よく犬が、散歩のときに
緑道沿いの落ち葉が
たまったところで(排泄後?)
落ち葉を 後ろ脚で蹴って
いるのを見ますが...
(これも落ち葉を散らしている)。
「ツグミさん、食べた後は
落ち葉を元に戻しましょう!」
と、言わなくても 風が吹くと
落ち葉がまた緑道の端の方へ
たまっていきます。
<おまけ>
運よく、こんな写真も撮れました。
2つの白い斑点の模様が目立つ
カメムシ類?が くちばしを
開いたツグミに
呑み込まれる直前の写真です。

▲カメムシ類?を食べようとしているツグミ
ツグミは、果実が少ない冬には、
落ち葉の下のムシなどを食べている
ようです。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
こんにちは!フロアスタッフです♪
2/24(日)、ひとはく探検隊「石や化石をさがそう!」をおこないました。
さむ~い中、朝からたくさんの方が参加申し込みに来てくださいましたよ☆彡
今日の探検隊長は、アンモナイトはかせの生野研究員です!
ひとはくの中の石や化石を、クイズをときながらさがしてみよう!
はじめに4階のミニ企画展「ひとはく研究員展2025」で、標本を調べるのに便利な道具を
教えてもらったよ!

次に3階展示室へ!
「丹波竜の正式な学名は?」
「はーい!」正解のおともだちがたくさんいました(^_^)v

2階展示室では「蛍石」のクイズ
ブラックライトを当てると・・・?

1階展示室では、兵庫県の鉱物・岩石のクイズにチャレンジしたよ!
どれかなぁ・・・


最後にみんなでハイ!チーズ!!

今日のクイズの答えは、後日報告書としてポスター掲示します
みなさん、見に来てくださいね♪
ご参加ありがとうございました☆彡
フロアスタッフ一同
2月15日から開催している企画展「価値の手直し展」、今日は先日のオープニングイベントで片山象三氏(西脇市長)にもお話しいただいた「播州織」を使っての「アートパネルづくり」の体験セミナーです。
最初に衛藤研究員から、この企画展についての説明と、
「さがしてみよう、何に生まれ変わっているかな?」のクイズがありました。
参加してくれた子どもたちは、会場を回って「生まれ変わったモノ」をさがします。
見つけたら、研究員へ報告!
みんなすべて見つけてくれました。捨てられてしまうモノが、別の価値あるモノに生まれ変わっていましたね。これを「アップサイクル」と言います。
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さて、アートパネルづくりに入りましょう。
まずは、たくさんの播州織のハギレの中から、自分の好きなものを選びます。
「きれいな模様が入っていた」、「色が好き」、「色の組み合わせがよかった」など、選んだ理由はみんなそれぞれ、すべて正解!
ここからは、ハギレを好きな形に切って台紙に貼り付けていきます。
世界に一つだけの、オリジナルアートパネルが完成です。
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最後に、研究員からアレンジワインダー(残り糸をつなげて1本の糸にする機械、西脇市の企業が開発)でつながれた糸で織られた製品は、表面に結び目があり、織物としては価値の低いものでしたが、近年再現性のない唯一無二の模様がもたらす希少性(ユニーク)と残り糸を無駄にしない環境配慮(サステナブル)の視点がいま注目されていると説明がありました。
◎参加いただいた子どもたちの感想など
・おもしろかった! もう一個作りたい!
・楽しくできました。
・私のおうちをイメージしてつくりました
・ネットで調べて、このイベントがあるのを知り、子どもたちと来ました。
・(大人の)私もやりたいなあ。

◎衛藤研究員より
できあがったアートパネルはどれも素敵で、参加のみなさんに作品の紹介いただくのがとても楽しい時間でした。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
明石市立鳥羽小学校4年生のみなさんが、今回の企画展を活用した特注セミナー「捨てられるはずだったものを活かすには?」を3つのグループに分かれて順に受講していただきました。
1つ目の班は、「アップサイクルクレヨンを用いたぬりえ体験」です。
普段使っているクレヨンは、石油を中心とした化学薬品で作られています。
しかし、このクレヨンはちょっと違います。
「描きやすい」「いい感じ」「においがちがう?」「色がちがう」など児童から感想が聞かれます。
2つ目の班は、「 スリーヒントクイズ」。
3つのヒントからアップサイクルで作られた製品の原材料を当てるクイズです。
なかなか、第1ヒントであてるのはむずかしいよね。
3つのヒントを聞いても「う~ん」、なかなか手が出ませんね。
普段教室や生活で使っているものが、
「えっ!?そんなものからできているの!?」
新たな発見がありましたね。
3つ目の班は、衛藤研究員から展示室を回りながら解説を受けます。
本来は捨てられるはずだったモノがこんな形で再利用されているなんて...
メモもしっかり取れていましたね。
子どもたちは、新たな価値が生まれることに、興味津々の様子でした。
◎参加した児童の感想など
・捨てられるものが、うまく再利用されていることにびっくりした。
・クレヨンはとても描きやすく、感触がよかった。
・クイズでは、意外なものが答えだった。お手付きが多かった。
◎衛藤研究員より
ご参加いただきありがとうございました!展示ツアーやクイズ、クレヨン体験を通じて、「もったいない」ものを活かすさまざまな取り組みについて、理解と関心を深めてもらえたようで良かったです!
身近なもったいないものを何かに活かすことができないか、生活の中でも考えてみるきっかけになればと思います。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
現在兵庫県だけでも20万頭に近い数のシカが生息しています。
年間に45000頭ものシカを駆除してようやく頭数の増加がみられなくなったそうです。
この増えすぎたシカとどう向き合うのか?
この問題に対して、生物多様性の専門家の視点と、実際に野生動物を追いかける猟師の視点から、お話しするのが今日のセミナーです。
最初に、衛藤研究員から今日の流れについて説明がありました。
シカの過採食により山の景色が変わってしまった状況は、とくに但馬地域などで顕著です。
また、その影響は植物だけにとどまらず、昆虫を含めた生態系にまで影響を及ぼしています。
生物多様性の研究者の立場から、現状とともにシカが増えすぎてしまった原因や現在行われている対策について解説がありました。
次に実際に狩猟を行われているジビエハンターの林利栄子氏から、狩猟の様子を聞きました。
狩猟の具体的な方法や現状の問題点などをわかりやすく解説いただきました。
多数の駆除されているシカの命を何とか活かせる方法はないのか。
ジビエがアップサイクルにつながらないか。
シカとの向き合い方を考えるきっかけとなればという熱い思いを感じることができました。
最後にシカ肉の試食がありました。
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今回試食していただいたシカ肉は、国産ジビエとして認証された基準をクリアしており、百貨店でも販売されているものです。
みなさん、「おいしい」を連発、試食後も、狩猟について熱心に質問される参加者の方もいらっしゃいました。
◎参加いただいたみなさまの感想など
・とても分かりやすくお話しいただきました。
・研究者と猟師、両方のお話を聞くことができてよかった。
・シカ肉のしゃぶしゃぶは初めてでした。
・もっと消費者にもシカ肉のおいしさが広がればよいと思いました。
・まだ、一般家庭との距離感を感じました。
◎研究員より

中濱研究員「シカが引き起こす問題は、なかなか簡単に解決するのは難しいことです。どうすれば解決することができるのか、皆さんの考えるきっかけになれば嬉しく思います。」
衛藤研究員「シカをテーマに、生態系への影響に関する専門的な解説と、狩猟や食肉を取り巻く現状に関するハンターによる解説を同時に聞けるのはおそらくここだけです。多くのみなさまに楽しんでいただけたようで何よりです。
林利栄子氏「今回のイベントで野生動物による被害をどう捉え、私たちにできることは何かを考えるきっかけになってもらえると嬉しいです。野生動物の被害防止の最終出口となる「ジビエ」を、少しでも多くの方に認知してもらえるようにこれからも頑張っていきたいです。」
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
「海外に行ってみて初めて日本のことがよくわかった」とはよく言いますが、やはり身近な生き物ほど「大して面白いものではない」とナメてしまうのが人間の性です。
しかし、「身近な植物も本当は面白いぞ!」と伝えたいのも、研究員の性なのでしょう。
日本に一人しかいないツユクサ科の系統分類学の研究者が、へんないきもの好きの視点でツユクサ科を紹介します。
今回参加いただいたみなさまには、普段から植物をよく観察されている方も多かったようで、熱心に質問される姿勢がありました。
研究員もその質問に丁寧に回答しながら、講義が進んでいきました。
◎参加したみなさまの感想など
・楽しく学べてよかったです。
・ツユクサを標本にするのがむずかしいことがわかりました。
・質問にわかりやすく答えていただきました。
・最近、植物を観察するようになったので、機会があれば次も参加したい。
◎李研究員より
他の科をテーマにして、さらに展開していったら楽しいだろうなと思っています。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
2月22日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は、先週に引きつづき~川でさかなつり~を行いました。
みなさんは川で魚をつったことがありますか?
上流・中流・下流でつれる魚に違いがありますよ~(*^^*)

ミッションカードですんでいる場所やエサを確認したら、早速さかなつり!!
エサを間違えると、うまくつれません!ちゃんと選べたかな~(^^)/


たくさんつれたよ!!

がんばってつってくれたおかげで、立派な「ひとはく川魚水族館」ができあがりました(^^♪
明日は、ひとはく探検隊「石や化石をさがそう」を行います。
ぜひご参加ください!お待ちしております。
フロアスタッフ一同
2024 Ecological Research Paper Award (25th, from Volume39) を受賞しました。
日本生態学会学術雑誌「Ecological Research」
受賞論文は
Ecological ResearchVolume 39, Issue 5 p. 730-743 Utilization of abandoned land as cattle grazing restores butterfly and flowering plant diversities in Japan Naoyuki Nakahama, Tomo Hamano, Mari Fujimoto, Akifumi Eto
doi:doi.org/10.1111/1440-1703.12494
おめでとうございます。
中濵研究員より
この論文は、但馬牛の耕作放棄地において虫媒植物の花の数やチョウ類の 数が回復したことを示す論文です。兵庫県に大きくかかわる 論文が論文賞を受賞でき、とても嬉しく思っております。
そして本日、関連イベントのはかせと学ぼう!「おやさいクレヨンってなあに?」が開催されました。

まずは「もったいないはかせ」の衛藤研究員といっしょに、みんなで展示を見ました。
いろんなものが新しいアイデアで素敵に生まれ変わります。
もったいない!が大切だね。
今日使うおやさいクレヨンもあるね。

さて、どんな色がでるかな~?やさしい色だね。


ほんもののお野菜をみながら、おやさいクレヨンでお絵描きしたよ!
次回の「おやさいクレヨンってなあに?」は3月16日(日)です。
これからも「価値の手直し展」関連のイベントが目白押し!
みなさまのご参加をお待ちしています。
フロアスタッフ一同
今回の企画展では、廃校となった小学校で使われていた引き出しや机が展示用の台やベンチなどにアップサイクルされて使われています。
これらのものは釘を使わないで組み立てられています。
今展示物が置かれている机は、湿気で腐っていた机の脚も木組みで補修されています。
この仕組みはわかるかな?
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今日は、木組みの家具を組み立ててみようです。
さあ、机は組み立てられるかな。家族で協力してチャレンジです。
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湿気の多い日本では、木は季節によって縮んだり伸びたりします。
その性質を生かして、木の組み方を工夫しています。
まさしく先人の知恵ですね。
無事完成したようです。
今回組み立てていただいた机は、今後の関連イベント、ワークショップで使う予定です。
ありがとうございました。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課にお願いします。)
◎参加してくれた子どもたちのコメント
・つかれたけどおもしろかった。ちゃんとできた!
・木がなかなか入らなくてたいへんだった。でも楽しかった。
・学校にこの企画展のポスターが貼ってあり、興味があったので来ました。組み立てるのはおもしろかったです。
◎藤木慶一氏(うがつ)より
この机は、木の性質をよく理解したうえで、考えて作られています。様々な物をつくるときに、それらはどうやってできているのか、どのような仕組みがあるのかなど知ることはとてもおもしろいしためになります。ぜひ、考えてみてくださいね。
2月15日からひとはく2階の企画展示室で、「企画展 価値の手直し展 ~アップサイクルから見つめるモノと人の豊かな関係~(Re:value Expo)」がスタートしました。
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その開会にあたりオープニングイベントが西脇市長片山象三氏を迎えて行われました。
村上哲明館長のあいさつの後、今回の企画展の担当である衛藤彬史研究員が企画展の趣旨と概要を解説しました。
そして、ゲストの片山西脇市長から「播州織産地にみる持続可能な"衣"の可能性」と題して講演をいただきました。「アレンジワインダー」により廃棄されていた糸を製品へとよみがえらせ、新たに価値を生み出した片山市長は、西脇市をイタリアのビエラをモデルに「ファッション都市構想」を掲げ、生地の生産からデザイナーの育成、製品づくり、販売と持続可能なまちづくりを目指して市政を運営されています。
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アップサイクルとは、捨てられるはずだったモノに、アイデアやデザイン、ストーリーを加えることで新たな価値をもつモノに生まれ変わらせることを目指す取り組みです。
本企画展では、様々なアップサイクル品を展示するとともにアップサイクルを体感できるワークショップやイベントを計画しています。アップサイクルを身近に、そしてワクワクしながら取り組めることを感じてもらえる企画展となっています。
◎衛藤研究員より
いよいよ開会となりオープンの日を迎えられますこと、また、こうしてオープニングイベントを開催できますことを、とても嬉しく思っております。
今日を皮切りに、企画展に関連したイベントやワークショップを多数用意していますので、引き続きご参加いただけますと幸いです!

(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
川は山からはじまり、海へ流れ着きます。
おなじ川でも、山側と海側ではすんでいる魚が違うんだよ。
まずはルールをしっかり聞いて・・・

さかなつり開始だ~☆

すんでいる場所とエサを考えて、ちゃんと釣れたかな?


たのしかったね♪
ご参加ありがとうございました!
フロアスタッフとあそぼう!~川でさかなつり~は
2月22日(土)も開催します(^^)
みなさまのご来館、お待ちしております!
フロアスタッフ一同
今回で20回目を迎えた「共生のひろば」、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として開催しています。
9:00の受付開始と同時に、多くの団体が準備に入りました。
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発表は、11:00からとなっていましたが、す
でにそれぞれのポスターの前では、発表のリハーサルとともに、お互いの発表を見学する姿が数多く見られました。
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10:45開会
参加者で埋め尽くされた4階のひとはくサロンで、本館の岩槻名誉館長の開会のあいさつがあり、共生のひろばがスタートしました。
◎コアタイムの様子
今回は、会場でのポスター発表のみとなり、昨年度を超える60以上の個人、団体が発表を行っています。
4階だけでは収まりきらず、3階も使っての発表となりました。
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メンテナンス休館を終え、本日から再開館した本館は、一般のお客様もたくさん入館され、「共生のひろば」の発表をご覧いただきました。
小学生から高校生、地域をはじめ、様々な団体のみなさまの熱い思いを感じる発表でした。
多くの方から、質問や貴重なご助言をいただくことができたようです。
◎研究員トーク(田中公教主任研究員)
本館の田中公教主任研究員が、「丹波の巨人 篠山の小人」と題して研究員トークを行いました。
◎田中公教主任研究員より
2024年度「共生のひろば」で発表された皆様、お疲れさまでした。
また会場にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
どんな小さなことでも、自分なりに考え、調べ、新しいことが分かると楽しいものです。それが誰も知らなかった事実であれば、研究になります。
研究の原動力は「楽しい」ことです。
来年も、発表者が面白がっている研究発表をみることを、私も楽しみにしています。
最後に本館の村上哲明館長が、閉会にあたり講評とお礼のあいさつを行いました。
来年度も多くのみなさまのご参加をお待ちしています。
今年の1月17日で阪神・淡路大震災発生から30年が過ぎました。
大規模な自然災害が発生した地域においても、30年が経過すると被災当事者による語りが縮退し、災害発生時の様々な情報や教訓の伝承が難しくなります。
阪神・淡路大震災も例外ではありません。
この課題に対して、小説が果たす役割は小さくありません。
阪神・淡路大震災の描写を含む作品を読むことは、当時の状況を知るだけでなく、震災当時とその後を生きる人びとの心情や感情の変化を追体験することにつながるからです。
本企画展は、発生から30年が経過した阪神・淡路大震災について、その語り継ぎを拡充していくうえでの小説作品の可能性に光をあてることを目的として開催するものです。

ミニ企画展「小説のなかの阪神・淡路大震災〜三十年が過ぎて、エコクリティシズムの視点から〜」では、エコクリティシズム(生態学的批評)の視点から、阪神・淡路大震災の描写を含む小説作品のうち2010年から2024年(阪神・淡路大震災発生から15年から30年の間)に刊行されたもの20作品をコレクショナリウム、ワークルームに展示しています。
※エコクリティシズム...文学作品を通して人と自然の関係を批評的に探求する専門分野
◎髙田主任研究員より
当事者でなくても、さまざまな形で震災のことを未来に語り継いでいくことができます。
むしろ、わたしたちはそれぞれの方法で積極的に震災のことを語っていかなければなりません。
まずは、この企画展で紹介した作品の世界に没頭してみてください。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
現在開催されている「ひとはく研究員展」、当館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を紹介しています。
その中で、第10回目となる今回は、各研究員の「研究員のひみつ道具」を展示し紹介しています。
このフォトスケールは、写真を撮る際に地層や標本等の大きさの対象の比較となるとともに、裏面に粒度見本表があり、堆積物の粒の大きさを判定することができます。
地球科学研究グループの生野賢司研究員が紹介している「フォトスケール」はミュージアムショップで販売中です。
◎生野研究員より
私と田中公教主任研究員が中心となって監修したフォトスケール/粒度見本表が、ミュージアムショップでお買い求めいただけるようになりました。
自由研究、探究活動のための調査道具や、ご来館の記念品として、手に取っていただければ幸いです。
(文責 生涯学習課 ※この記事のお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
そんな中、年に1回おこなわれる「共生のひろば」が開催され、
たくさんの皆さんが、日ごろの研究を発表されていました!
私たちフロアスタッフは「ひとはく缶バッジづくり」をおこないました
標本のイラストに色を塗って、缶バッジにしよう!
一生懸命、色を塗ってくれていますね



できあがり!かっこいい缶バッジができたね☆彡


メンテナンス休館があけて、ひとはくは今日から開館しました!
久しぶりにお客様の笑顔にお会いできて、スタッフ一同うれしかったです(^o^)/
春はまだもう少し先、寒い日はひとはくに遊びに来てくださいね♪
みなさまのお越しをお待ちしております
フロアスタッフ一同
当館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を毎年行っています。
第10回目となる今回は、上記のテーマに加えて「研究員のひみつ道具」をテーマとした展示を行います。
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2月7日(金)には、神戸新聞の記者から、今回のミニ企画展の担当である本館の中濱主任研究員がこの企画展について取材を受けました。
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今回の会場には、100円ショップで購入できるものから、50年前の書籍や最新のデジタル機器、非常に高価なものまで、多くの「ひみつ道具」が展示されています。
それぞれの研究テーマによって使う道具が違うのは、とても興味深いです。
また、道具も進化しているようですね。
また、当館に所属する31名の研究員が取り組んでいる研究もあわせて展示され、研究員それぞれの思いが感じられる展示となっています。
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自然・環境マネジメント研究部 環境計画グループ |
自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ |
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自然環境環境再生研究部 生物資源研究グループ |
自然環境再生グループ コミュニケーション・ デザイン研究グループ |
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自然・環境評価研究部 系統分類研究グループ |
自然・環境評価研究部 地球科学研究グループ |
◎研究員のコメント
ひとはくの研究員は日ごろどんな道具で研究をしているのでしょうか。
今回は研究員がよく使う「ひみつ道具」にスポットをあててご紹介いたします。
日常生活で身近なものからまず見かけないものまで、さまざまな「ひみつ」をどうぞご覧ください。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
人と自然の博物館には、200万点を超える収蔵資料があります。
博物館にとって、様々な資料を展示してお客様に見ていただくことも大切な仕事ですが、多くの資料を大切に保管して、今後の研究に役立つよう後世に残すことも大切な役割です。
メンテナンス中の期間を利用して、フロアスタッフが生物系、環境系、地学系、植物系(コレクショナリウム)の収蔵庫を研究員の案内のもと、見学して研修を行いました。
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普段お客様に直接対応しているフロアスタッフは、様々な質問を受けるようです。
また、「展示解説」などのイベントでも、展示について説明を行うことがしばしばあります。
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厳重な管理のもと収蔵されている貴重な資料を実際に見てみることで、今後の業務にも役立つものと思います。
時間ギリギリまで研究員に質問を行っていました。
もっとじっくり見たかったですね。
◎参加したスタッフのコメント
・あらためて博物館にある収蔵資料の多さにびっくりしました。
・貴重な資料がたくさんありました。
・お客様のお問い合わせにも役立つと思いました。
・楽しくわかりやすい展示解説ができるように、努力します。
◎研究員より
熱心にお話を聞いていただきうれしかったです。
頼りになるスタッフだと感心しました。
当館の特徴である都市計資料にも触れていただきました。
街や暮らしの観点から人と自然のつながりについて、ご来館のお客様にも伝えていただくきっかけとなればうれしいです。
展示室と収蔵庫では博物館の見え方が全く異なると思います。
研修の中で得た知識を、今後の来館者対応やイベントの構想に活かしていただければ幸いです。
(文責 生涯学習課)
トウネズミモチ(モクセイ科)の
高木(高さ約10m)があります。
1月中旬~下旬、その木には、
1週間くらいで集中的に
ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が
果実を食べに来ていました。
この木の枝葉の広がりの下には、
コンクリート製の外階段や、
樹林の地表面および他の植物が
生えていたりします。
ヒヨドリが来るようになって
階段の表面や手すりの部分に
鳥類のフン?と思われるものが
たくさん落ちているのが
見られます。
画像をクリックすると、写真が
拡大するものがあります。

▲階段のコンクリート面に落ちている、
トウネズミモチの 果実や種子、
葉、枝、鳥類のフン?など

▲階段の手すり部分に落ちている
鳥類のフン?など

▲カンツバキの葉に落ちている
鳥類のフン?など

▲トウネズミモチの高木の下の方の
枝の葉に落ちている鳥類のフン?など
それらの鳥類のフン?と思われる
ところにトウネズミモチの種子
があったりします。
ちなみに1月下旬に採集した
トウネズミモチの種子の写真を
撮ってみました。
果実は熟していると思ったのですが、
その中の種子は緑色でした
(まだ十分熟してない?)。

▲トウネズミモチの種子
(縦方向にシワがあります。
熟すと茶色っぽくなる?)
トウネズミモチとしては、遠くへ
行ってフンをして(種子散布をして)
ほしいと思っていることでしょう。
トウネズミモチの高木の近くに
ヒラドツツジ(ツツジ科)の
植え込みがあります。
この植え込みは、定期的に高さを
1mくらいに伐り揃える手入れが
されています。
しかし、その揃えられた高さよりも
高く成長したトウネズミモチが
複数見られたりします。


▲ヒラドツツジの植え込みから
伸びたトウネズミモチ(1月下旬撮影)
それらは、手入れのときに
ヒラドツツジと同じ高さに
伐られるのですが、
伐られた位置の近くから
新しく枝を伸ばして再生し
高くなっています。

▲伐られた跡があるトウネズミモチ
毎年、種子が供給されているようで
ヒラドツツジの植え込みの中に
トウネズミモチの幼木や双葉などの
実生個体(種子から発芽して生じた
もの)が見られます。

▲ヒラドツツジの植え込みの中の
トウネズミモチの実生個体
(1月下旬撮影)
種子が散布された(食堂でいえば、
暖簾(のれん)分け?をしてもらった)
のですが、まだ、果実や種子を作るまで
には至っていない(食堂としてオープン
できていない?)という状況でしょうか。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはくは、地域の高等学校と連携した取り組みを行っています。
有馬高校の人と自然科1年生の生徒は、本館のセミナーを年間8回,
一般の方と一緒に受講しています。今日は、本年度の最終回です。
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三田周辺では、恐竜時代の火山活動によってできた有馬層群の上に、その後の河川活動による堆積物である神戸層群や大阪層群が積み重なっています。
有馬高校の近所にもその地層が見られるところがあります。
ここからどのような化石が見つかっているか紹介がありました。
植物の化石や哺乳類の化石など様々なものがありましたね。
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その後、グループごとに神戸層群の葉の化石の仲間分けの実習を行いました。
まずそれぞれの特徴のレクチャーを受けます。
さあ、化石をじっくり観察してみましょう。
数ある植物の化石の中から、指示された化石をグループの代表が探します。
グループへ持ち帰り確認、そして研究員へと提出して答え合わせです。
今回は、一般の化石愛好家の方々も参加され、生徒と一緒に化石の仲間分けにチャレンジされていました。
◎参加してくれた生徒の感想
・有馬高校の近くでも多くの化石が発見されていることを初めて知った。
・知らない植物がたくさんありました。化石をさがすのがおもしろかった。
・1年間にわたってたくさんのいろいろなセミナーが聞けて良かった。
・今後の活動に活かせたらよいと思いました。
◎半田研究員より
今回の実習で使ったのは神戸と東条湖の植物化石ですが、有馬高校の周辺にもこのような化石がたくさん埋まっているはずです。
哺乳類の化石もあるのではないでしょうか。
地層が見える所があったら化石を気にして見てくださいね。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
ひとはく周辺(深田公園)には
トウネズミモチ(モクセイ科)の
高木(高さ約10m)があります。
1月中旬~下旬、その木には
たくさんの果実が成っていて、
ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が
それを食べに来ています。
画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲たくさんの果実が成っている
トウネズミモチ
この木にヒヨドリが1~2羽くらい
来ているのに気がついて観察をはじめて
から3~4日目には、朝から夕方まで
(いろんな時間帯に)枝葉が広がった
空間に、複数のヒヨドリが頻繁に出たり、
入ったりしていて、たいへん
にぎやかでした。

▲朝、トウネズミモチの枝にいる
複数のヒヨドリ
果序(果実がついている軸)に
たくさん成っていた果実は、観察をはじめて
5日目の昼には(枝によって異なりますが)、
6~9割くらい食べられてしまいました
(1~4割くらいしか果実が残っていない)。

▲果実がほとんどなくなった
トウネズミモチの果序
少し離れて見ると、果実がなくなった
果序の軸が赤く見えて目立つように
なりました。
果序の軸を観察すると、
太陽の光がよく当たる方の軸の面は、
より赤みが強いようです。

▲トウネズミモチの果序の
光がよく当たる方の面

▲トウネズミモチの果序の
光があまり当たらない方の面
果序の軸の赤い色と、葉の緑色
の組み合わせによって、この木の
枝葉は目立ちます。

▲トウネズミモチの果序の赤い軸
これが「もうすぐ果実が
なくなるよ~」と知らせて
いるようです。
この果序の軸の赤さは、
まるで「閉店セール」や
「大売出し」などと書かれた
赤い旗のようですね。
この木に来るヒヨドリの数が急に少なく
なりましたが、
メジロが来て果実を食べていましたよ。
メジロくらいの小さな鳥だと、果序の
先の方に残っている果実も食べることが
できるのでしょう。
(これまでも果実を食べに来ていました
が、写真が撮りやすい感じでした。)

▲メジロが、少なくなった果実を
ねらっているところ

▲メジロが、果実をくわえたところ
トウネズミモチ食堂は、果実がなく
なり 間もなく閉店で~す
(6日目以降はヒヨドリを
ほとんど見なくなりました)。
余談ですが・・・
トウネズミモチの葉を透かして見ると、
葉の周りが縁どりがされていて
(黄色っぽく明るく見えて)キレイです。
また、葉面を見ていると、しあわせな
気分になりますよ。

▲トウネズミモチの葉を透かして見る
ちなみに、トウネズミモチの仲間
(同属)のネズミモチと、それぞれの
葉を並べて透かして見ると・・・
画像をクリックして、
写真を拡大して見てください。

▲ネズミモチ(左)とトウネズミモチ(右)
の葉を透かして見る
ネズミモチの葉脈は、中央脈を除いて
ほとんど透けないのですが、
トウネズミモチの葉脈は、中央脈以外
も透けて明るく見えます。
その形をよ~く見ると・・・
ねっ。 しあわせな気分になった
でしょう?
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはく周辺(深田公園)にはトウネズミモチ
(モクセイ科)の高木(高さ約10m)があります。
1月中旬、その木には、ヒヨドリ(ヒヨドリ科)が
果実を食べに来ています。
ヒヨドリは、トウネズミモチ食堂の
常連?のお客さんです。
画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲たくさんの果実がなっているトウネズミモチ
ヒヨドリは、いろいろな時間帯にこの木に
来ているようです(同じ個体かどうかは
わかりませんが・・・)。
運よく、ヒヨドリが果実をくわえている
ところをいくつか写真に撮ることが
できました。



▲ヒヨドリがトウネズミモチの果実をくわえているところ
ヒヨドリがトウネズミモチの果実を
食べるときの一連のようすは・・・
(これも運よく撮れました!!)

← 見定める

← くちばしを果実に
寄せる

← くちばしの先で
くわえる

← 果実を少し宙に
浮かせる

← 果実を呑み込む
▲ヒヨドリが果実を食べるようす
高木のトウネズミモチの枝葉の広がり
(樹冠(じゅかん)という)の一部の
下に、コンクリート製の外階段があります。
そこには、トウネズミモチの果実や種子、
葉、果軸、枝などがたくさん
落ちています。

▲落ちたトウネズミモチの果実や葉、枝など
これらは、鳥たちが枝から枝へ(あるいは
果序から果序へ)移動するときに
落ちているようです。
(お客さ~ん、落としてますよ~)
また、くちばしで 果実を とろうと
したときに落としてしまうことも
あるのかな?
それから、鳥のフンらしきものも
たくさん落ちています。

▲トウネズミモチと思われる種子が
入っている鳥のフン?
階段に落ちた果実の中には、
ヒヨドリが、果実をくちばしの先の方で
くわえたあと、呑み込むために宙に浮か
せるのですが、キャッチしそびれる
こともあるのではなかと想像します。

▲ヒヨドリが果実を宙に浮かせているところ
(くちばしを結構大きく開いていますよ)
なお、階段に落ちている果実を(たくさん
あるにも関わらず、)ヒヨドリが
食べているのを(今のところ)見たことが
ありません。
トウネズミモチとしては、鳥類などに
果実を食べてもらって、遠くへ移動して
からフンと一緒に種子を落としてほしいと
思ているのでしょうが・・・
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ひとはく周辺(深田公園)にはトウネズミモチ
(モクセイ科)の高木(高さ約10m)があります。
1月中旬、その木には、(まだ?)たくさんの
果実が残っています。
画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲たくさんの果実が残っている
トウネズミモチの果序
トウネズミモチの
果実の大きさは、
長さが8~10mm、幅が5~6mmです。
種子の大きさは、
長さが6~7mm、幅が3.5~4.5mmです。

▲トウネズミモチの果実(上)と種子
果実を食べに この木に鳥が来ていました。
良く目立つのは、ヒヨドリ(ヒヨドリ科)です。
「ピイーヨ、ピー」や「ヒー、ヒー」、
「ヒーヨ」などと、それぞれが
不規則に鳴いて大変 にぎやかです。
動きが速いのと、トウネズミモチが
常緑樹(じょうりょくじゅ)で、緑の
葉をたくさん つけていることもあり、
何羽いるのか正確にはわかりませんが、
5羽以上、多いときで10羽くらいは
いたような気がします。

▲トウネズミモチの果実を
ヒヨドリがくわえているところ
ヒヨドリのほかには、メジロ
(メジロ科)が来ています。

▲トウネズミモチの枝にいるメジロ
さて、下記の写真にメジロが
何羽 写っているか、
わかりますか?
ぜひ画像をクリックして、写真を
拡大して見てください。

▲トウネズミモチの枝に複数いるメジロ
メジロは複数いて、飛んで
この木から離れると 皆
ほぼ同じ方向に移動している
ように見えました。
ヒヨドリは、いろんな方向から
入れ替わり立ち代わりで、何度も
来ているようでした。
あっ、さきほどの写真には
メジロが3羽 写っていますよ
(1羽は 飛んでいます)。
皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。
研究員 小舘
2月15日から開催される企画展「価値の手直し展」に先立ち、準備を体験しながらアップサイクルについて学ぶセミナーです。
アップサイクルとは、未活用な資源や捨てられてしまうものを活かして、アイデアやデザイン、ストーリーを加えることで新たな価値を持つ商品やサービスを創出する取り組みのことを言います。
「さて、これは何からできているかな?」
研究員の質問に、子どもたちからはさまざまな答えが飛び交います。
ある製品を作る過程で出てきた「モノ」、処理するのにとても苦労していた「モノ」が、別の価値を持って生まれ変わり、商品化されているそうです。
こちらのグループは、何かを作っていますね。何かできるのかな?
私たちが食べているお米、お米ができた後に残る稲穂、昔は家庭で草履やしめ縄などを作るのに使われていましたが、今は生活様式の変化から作られることがめっきり減っていますよね。
2月15日からの企画展では、「アップサイクル」というテーマを掘り下げ、一度は価値がないと考えられていた「モノ」でも、発想の転換や創造的なアプローチによって新たな価値を付与できることを紹介していきます。
そして、この企画展が生活の中で「モノ」とのより豊かな関わり方を見つめ直す機会となってほしいと考えています。
どうぞお楽しみに!
◎参加してくれたみなさんの感想
・最初はむずかしかったけど、なんとかほうきができました。(小学生)
・クイズが楽しかった。「へぇー」というものからできていた。
びっくりした。(小学生)
・「アップサイクル」ということにとても興味がありました。(おとな)
・子どもたちも楽しそうに取り組んでいたのでよかった。(おとな)
◎衛藤研究員より
アップサイクルを体感しながら理解を深めてもらえたようでよかったです。
参加のみなさまから、感想などフィードバックを多くいただくことができ、ありがたい機会となりました。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
1月13日(月)のワークショップは昨日に引続き、とっても簡単!レプリカづくりを行いました!!

本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型に
お湯でやわらかくした樹脂粘土をつめます!!

きれいにつめたら、バケツの水で冷やすよ。
完成たのしみ~?
オリジナル!自分だけのアンモナイトレプリカの出来上がりです!


おみくじもたくさんの方に引いていただきました!!
1月14日(火)から2月10日(月)までひとはくはメンテナンス休館となります。
みなさまが、『超大吉』な1年でありますように☆☆☆

フロアスタッフ一同
1月12日(日)は、ワークショップ~とっても簡単!化石のレプリカづくり~を行いました♪

◇作り方◇
本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型で
化石の模型をつくっていきます!
型にいれるのは、お湯でやわらかくなる樹脂粘土です♪
カラフルな樹脂粘土から、2色を選んで
それぞれシマシマ模様やマーブル模様、または一色のアンモナイトをつくります。
みんな手の指で一生懸命、ぎゅっぎゅっと型に粘土をつめてくれました♪

型からパカッと取りだすと。。。素敵なアンモナイトのレプリカができあがりました!

明日の、1月13日(月)も行いますのでぜひお越しください♪
フロアスタッフ一同
恐竜はかせの久保田研究員から、化石の発掘、クリーニングなどのお話を聞きました!
さあいよいよ化石を掘り出します!

どんどん掘って掘って掘って...
化石が見えてきた!みなさんの目は輝いて☆
さらに掘っていくと...
化石が出てきたよ!


はかせに掘り出した化石のことについて教えてもらい記念の箱に入れます!

自分で掘り出した化石と記念撮影!

たくさんのご参加ありがとうございました!
12日と13日は、ワークショップ『とっても簡単!化石のレプリカづくり』です♪
みなさまのご来館をおまちしております(^^)
フロアスタッフ一同
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
深田公園にある野外施設の
円形劇場の上方にある
緑道沿いを観察していると・・・
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲円形劇場(右側)の上の緑道沿い

▲円形劇場の階段に積もった雪
円形劇場の階段の上の方の段に
積もった雪に 径が5~10mmの穴が
ポツポツとあいています。

▲雪の上に あいている穴
穴の配置によっては、それが目や鼻、
口に見え、全体が顔に見えたりします。

▲位置によっては人の顔に見える穴
見上げると、ケヤキ(ニレ科)の枝の広がり
(これを樹冠(じゅかん)という)が
あります。

▲ケヤキの枝の広がり(樹冠)の一部
観察していると、どうやら枝に積もった雪が
融けて枝を流れて集まり、水滴となって
ポタポタと落ちているようです。
つまり、その水滴によって
樹冠の下に積もった雪に
ポツポツと穴が
あいていたのです。
あらためて見上げて、
枝をよく見ると、水滴が
太陽の光でキラッとして
いるところもあります。

▲キラッと光る部分があるケヤキの枝
近くの樹林の中に入ってみることにしました。
ケヤキと同じように秋から冬にかけて葉を
落としてしまう落葉樹(らくようじゅ)である
タカノツメ(ウコギ科)や コナラ(ブナ科)など
の樹冠の下では、さきほどのケヤキと同様に
林床(りんしょう)に積もった雪にポツポツと
穴があいています。

▲タカノツメの樹冠下の林床に
積もった雪にあいた穴

▲タカノツメの枝の広がり
(樹冠)の一部
下記の写真は、落葉樹である
ウリカエデ(ムクロジ科)の
枝に積もった雪が融けて水滴
(あるいは氷っぽいもの)に
なっている例です。

▲ウリカエデの枝の雪が融けて
水滴になっている例
ところが、ソヨゴ(モチノキ科)などの
冬でも緑色の葉を枝につけている常緑樹
(じょうりょくじゅ)の樹冠の下は、
林床に積もった雪には もっと多くの
(大きさも 色々な)穴があいていました。

▲ソヨゴの樹冠下の林床に
積もった雪にあいた穴

▲ソヨゴの枝の広がり(樹冠)の一部
常緑樹の場合、落葉樹に比べて葉を枝に
残しているため、そこに降り積もった雪
の量も多く、また、葉ごとに融けた水滴
を集めて落とす頻度も多くなると考えら
れます(逆に、樹冠下の林床に積もって
いる雪の量は少ない?)。

▲ソヨゴの枝葉に積もった雪
が融けている例(氷っぽい
ものも見える)
雨水と同様に枝葉に積もった雪を
早く落とす工夫が それぞれの樹種
によって あるのかもしれません。
太陽の光で、あるいは気温が
上がることで、枝葉の雪が
融けだして水滴になり(小さな
氷っぽいものもあるかも)、
林床に落ちる音(林床の
落ち葉に当たる音?)は、
林内が明るいだけに不思議な
気分になりました。
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘
ひとはく周辺(深田公園)で、
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲雪が積もった深田公園の芝生広場
深田公園の芝生広場にある緑道は、
雪が積もっているにも かかわらず、
ジョギングをされている方や
犬の散歩をされている方、自転車で
通行されている方がいました。
当然、雪の上には、それぞれの跡が
ついています。

▲雪の上に様々な跡がついた緑道
下の写真は、別の場所(円形劇場)で
見つけた、(散歩している)人
と犬の足跡。

▲雪の上に残された人と犬の足跡
これも犬の足跡だと思われます。

▲犬と思われる足跡
では、これは、だれの足跡でしょうか?

▲緑道にある「小さな足跡」
(両側の融けだしているところは人の足跡)
「小さな足跡」のサイズは、約3㎝で、
この写真での歩幅の長さは(長いもので)
約8㎝です。
ちなみに写真の左下側から右上側へ移動。
じつは、この「小さな足跡」の主は・・・、
ハクセキレイ(セキレイ科)でした。

▲雪が融けた緑道を歩くハクセキレイ
この緑道に2羽のハクセキレイが
歩いていました。

▲緑道にいる2羽のハクセキレイ
あとで、写真をよく見ると、ハクセキレイ
が昆虫をくわえているのが写っていましたよ。
その昆虫は、ハサミムシ類のようでした。

▲昆虫をくわえているハクセキレイ
ハクセキレイさん、そのムシ、
ちべたくて、オイシイ?
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘
雪が積もりました。
多いところで4~5㎝くらいの
厚みがあります。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲段になったところに積もった雪
道路沿いや緑道沿いには、
色々な植え込みがあり、
それらの植え込みに
雪が積もっています。
ヒラドツツジ(ツツジ科)の
植え込みはこんな感じです。

▲雪が積もったヒラドツツジの植え込み
雪が積もった植え込みを見ていると・・・

▲雪から出たヒラドツツジの葉
雪から出ているヒラドツツジの葉が
なんと、ウサギの耳のように見えませんか?
(かなりゴーイン?)
次は、サツキ(ツツジ科)です。

▲雪から出たサツキの葉
同様に、ウサギの耳?に。
よく見ると、葉が2枚ではなく3枚。
(さらに、ゴーイン?)
それから、オカメザサ(イネ科)です。


▲雪から出たオカメザサのの葉
同じく、ウサギの耳?に。
オカメザサの葉でも、こちらは・・・

▲雪から出たオカメザサの葉
なんとなくキツネの顔に見えませんか?
これらの植物は、枝への葉の付き方が
どれも枝先に輪っかのようにやや集まって
斜め上方に付いています。
したがって、雪から(そのうちの2つの)
葉が出ているときに ウサギの耳のように?
見えるのでした。
それそれの植物の枝先に、数枚
付いている葉の写真は次のようです。



▲枝への葉の付き方 例
(上から、ヒラドツツジ、
サツキ、オカメザサ)
<おまけ>
断面が丸い手すり(やや細目)に
積もった雪です。
手すりの上に一直線に積もった雪が
徐々に解けて、部分的に移動したため、
(その雪が)手すりにまとわりつく
「白いヘビ」に見えませんか?
(ゴーイング マイ ウェイ!)

▲手すりに巻き付いたように見える雪
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘
本年も どうぞ よろしくお願いいたします
月の第1日曜日は「ひとはくKidsサンデー」です。
Kidsサンデーの
1月5日の朝、博物館がある深田公園の
芝生広場では、霜が降りていました。
午前9時30分ごろ 降りた霜がまだ残って
いるところもありました(ちなみに 三田での
日最低気温は-5.8 ℃(7時30分ごろ)、
日最高気温は 8.9℃(13時10分ごろ)でした)。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

▲木の陰の部分で残っている霜(右下)
オカメザサ(イネ科)や
色々な種類の落ち葉にも
霜が残っていました。

▲霜が降りたオカメザサの葉

▲霜が降りた色々な種類の落ち葉
空を見ると、雲はうっすらありますが、
晴れていて風も吹いていませんでした。
高い木の枝に凧が複数 引っかかって
いました。


▲木に引っかかった凧
風が吹くと、この目玉の模様が
ユラユラして、これを見たカラス類は
びっくりする?かもしれません。
1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。
<コレクショナリウムでは・・・>
今回は2つのテーマで『ナンデナン?』が
行われました。
まず、1つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「冬の枝の観察をしよう
ー葉を落とすのナンデナン?」
のようすは・・・
ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、植物の枝
(冬芽など)をルーぺなどで
観察したようですよ。



▲『葉を落とすのナンデナン?』のようす
2つ目の、
■コレクショナリウムで行われた
「指の数ちがうのナンデナン?」
のようすは・・・
つづいて、ワークルームで実施された
『ナンデナン?』は、自分の手の骨
を描いたりして、ヒトや他の動物の
指の数の観察をしたようですよ。



▲『指の数ちがうのナンデナン?』のようす
今回の『ナンデナン?』は
解決しましたか?
また新たな『ナンデナン?』が
生まれましたか?
<本館内では・・・>
■フロアスタッフによる
『ワークショップ「ひとはく缶バッジづくり」』
のようすは・・・


▲『缶バッジづくり』のようす
バッジを自慢げに見せてくれたり、
さっそく、服に付けている人も
いましたよ。


▲できた缶バッジと一緒にハイポーズ!
みなさん素敵なバッジができていました。
■エコロコおやこ『まつぼっくりで
けん玉をつくろう!』の ようすは・・・
親子で つくってくれています。





▲親子でつくっているようす
さっそく、遊んでくれています。


▲けん玉にチャレンジ
それぞれのようすを写真に撮らせて
もらったのですが、
そのほか、旗の前でポーズを
とってくれたり・・・

▲旗の前でハイポーズ!
マツボックリの展示の前で
写真を家族の人に撮られて
いるところを
横から撮らせて もらったり・・・

▲記念撮影中のところをパチリ!
次の写真の男の子たちは、紙コップの
縁の部分に、マツボックリのヒダの
部分(種鱗(しゅりん)という)を
バランスよく引っかける技?を
すぐに習得し実践してくれましたよ
(写真には写っていませんが、この
子たち のお父さんの方が先に成功
していました)。

▲技?を成功させてハイポーズ!!
女の子で、逆さにした紙コップの
底の面にマツボックリを乗せた
直後の写真です。いい笑顔です。

▲底面にマツボックリを乗せた女の子
皆さん、おうちでも遊んでね!
フロアロアスタッフによる
『デジタル紙芝居』や『展示解説』も
実施されましたよ。
みなさん、楽しんでいただけましたか?
<おみくじ で 運だめし?>
フロアスタッフが
心を込めて作成した
「ひとはく おみくじ」は、
1月13日(月・祝日)まで
4階に設置されている予定です。
下記のブログも見てくださいネ!
こんにちは!フロアスタッフです♪~あけましておめでとうございます!~
https://www.hitohaku.jp/blog/2025/01/post_3200/

▲ひとはく おみくじ2025
しかし、それまでに
無くなっていたら
ごめんなさい(お早めに!)。
次回のKidsサンデーは、2025年3月2日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。
Kidsサンデープロジェクト 小舘
暖かいお正月で幕を明けた2025年☆
お雑煮食べて、初詣に行って、楽しい時間をすごしましたか?
ひとはくは本日より開館です!
毎年恒例のひとはくおみくじ☆彡


何がでたかな?今年もハッピーな1年になりますように(^_^)/

今日は「ひとはく缶バッジづくり」をおこないましたよ
ていねいに色をぬりぬり・・・

できあがり!さっそくお洋服につけてくれているお友達もいました!


これからの予定は・・・(くわしくはタイトルをクリック!)
1/11(土)はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」
1/12(日)・13(月・祝)ワークショップ「とっても簡単!化石のレプリカづくり」
ひとはくは2025/1/7(火)~1/13(月・祝)に開館したのち、
冬期メンテナンス休館に入ります(2025/1/14(火)~2/10(月))
休館前にぜひ遊びにきてくださいね!
フロアスタッフ一同