今日は県立津名高等学校1年生の生徒が、セミナーを受講しました。
生徒は学校で入学以来、総合的な探究の授業において、これまでに地域課題の現状や統計処理など、探究活動において、研究をまとめるための基礎的な授業を受けてきたそうです。
そして、今日はいよいよ各自のテーマを決めていくために、その際に考えるためのポイントを学びにこのセミナーを受けてくれています。
研究員から、そもそも「研究とは?」ということから、「良い研究のヒント」について、そして限られた条件の中で行うためのポイントを学びました。
研究とは、学術的課題の解決が目的であり、「何かと何かを比較する」のが研究であるということを、具体的な例を示しながらセミナーは進みました。
まずは、研究論文にある「はじめに」を書くことからスタート。本来なら、生徒に実際に書かせながら行いところでしたが、今日は時間の関係で解説が中心となりました。
生徒たちは、今後のテーマ設定に向けて、意欲を新たにしたところでした。
◎参加した生徒、先生のコメント
・今日のセミナーで、比較することを研究のテーマにすることがわかりました。
・先輩たちが行ってきた研究を参考にしたいと思いました。
・人間の表情について興味があるので、そのことがテーマになるようにしたいです。
・今回のセミナーで教えていただいたことを学校での活動につなげたいです。(先生)
◎京極研究員より
本来ならもっと時間をかけて解説やワークを行いたいところでしたが、時間の関係で大切な部分を中心に話をさせていただきました。
研究テーマ選びに正解はありませんが、今日の話を参考にテーマ選びを工夫してみてください。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)