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化石を用いて、過去の生き物の進化や生態を調べる学問が古生物学です。

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恐竜をはじめとする化石はどのように掘り出され、研究されるのでしょうか?
「夏の間に掘って、冬に研究する」ことが一般的ですが、丹波竜のときはちょっと違ったようです。
丹波竜が発見されたのは、川の中の地層から発見されたため、台風や大雨の影響で水の量が増える夏場は発掘作業ができず、冬の間の作業となったそうです。





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ドイツやカナダ、モンゴルでの発掘作業の様子も聞くことができました。
場所によって、作業の様子が大きく違いました。
発見された石を運ぶのも一苦労です。


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現地で発掘された化石は、まだ大部分が石の中に隠れていて、それが何の化石か詳しくわからないことがほとんどです。
化石以外の邪魔な石の部分をはぎ落す「剖出(クリーニング)」の作業がとても重要となります。
その役割を担っているのが、本館の恐竜ラボです。
今回のセミナーでは、研究員が実際に行った化石発掘の様子とともに、「化石剖出技師、プレパレーター」の歴史から現在当館で活躍する「恐竜ラボ」の仕事人たちの最前線をお伝えしました。



◎参加したみなさまのコメント
・高校でセミナー案内を見て参加しました。お話がおもしろかったです。
・中学生以上が対象でしたが、恐竜が好きな子どもまで参加させていただきました。
 発掘の様子など、とても興味深く聞かせていただきました。
・モンゴルや日本など化石の発掘される場所によって、大きな違いがあることがわかりました。
・ラボで働く皆さんやボランティアの方々によって、化石研究が進められていることを知りました。


◎田中主任研究員より  
兵庫県立人と自然の博物館は、世界の様々な場所で発掘調査を実施しています。
発掘された化石はクリーニング作業によって標本になりますが、このクリーニング作業によって、どのような研究や展示になるのかが決まるといっても過言ではありません。
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クリーニング技術の最先端を、ぜひひとはく恐竜ラボでご覧になってみてください。


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
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