アンモナイト化石のレプリカづくりは、本館のイベントでもよく実施されます。
普段は2種類で実施しますが、多可町立八千代小学校の子どもたちは、4種類の化石をスケッチして比較、特徴を調べています。
引率の先生も集中して取り組む子どもたちを見て感激です。
レプリカづくりでは、自分が選んだオリジナルの色材料を型にはめていきます。
制作したレプリカと化石とを見比べ、4種類のうちどの化石かを確認、ラベルに必要事項を記入して完成となりました。
レプリカの重要性について、研究員からていねいに説明を受け、子どもたちも理解を深めることができたようです。
◎参加した児童のコメント
・楽しく作ることができてよかった。
・レプリカは、ただのニセモノではないことがわかった。
・スケッチがなかなかむずかしかった。
・化石やレプリカの大切さがよくわかりました。
◎生野研究員より
レプリカは、単なるニセモノではなく、研究や展示に活用できる重要なものです。レプリカ制作の作業を通して、標本が持つ意味や用途、化石研究の一端を知っていただけたかと思います。次に博物館の展示を見学される際に、これまでとは違った見方ができるようになっていればうれしいです。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)