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2024年11月22日、長谷小学校の児童のみなさん10人と先生方8人をお迎えして
「捨てられるはずのものを活かすには "もったいない"から生まれる新たな価値」
と題したセミナーを実施しました。

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まずは、挨拶をして、クイズから。

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子どもたちの方が大人より正解する、不思議なクイズです。

捨てられるはずのものを活かして作られた商品として、ホタテの貝殻から作られたヘルメット、タイヤから作られたカバン、などの紹介をしました。


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ちょっとしたモノの見方、アイデアで、捨てられるはずのものを活かせることを知ってもらったところで、
児童のみなさんにもアップサイクルを体感してもらうワークショップを実施しました。

まず、沢山の端切れ布の中から自分の好きな1枚を直感で選んでもらいます。


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その後で「なんで、それにしたの?」という問いかけに一人ずつ答えてもらいました。
直感ではあるけれど、それぞれ感じたことを言語化し、みんなに話してもらいます。


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「好きな色が入っていたから」「クリスマスっぽくて良いと思った」「大好きな海をイメージしたから」
と色々な理由が挙げられました。

今回用意した沢山の端切れ布は、西脇市で作られている播州織の端切れです。
播州織の歴史や特徴を説明し、織工場で出て捨てられていた残糸も、現在では手芸の材料等として活用されている話をしました。
今回の端切れも製作品を作る過程で出るもので、捨てられるはずのものでした。
いろいろな模様、肌触りを感じてもらい、これらの端切れを自由に切り貼りして、自分だけのアート作品に仕上げてもらいます。


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直感で選んだ1枚をベースにして、違う布を重ねたり、幾何学模様に張り付けてみたり、みんな熱心に集中して取り組んでくれました。
30分足らずでしたが、様々な素敵な作品が出来上がりました。

最後に、また一人一人に自分の作品のこだわりや気に入っているところ、工夫したところを話してもらいました。


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「工夫したのは斜めに切ったところ」「白を活かして駐車場に見立ててみた」「シンプルが好きだからあまり沢山の種類は使わなかった」などなど。
それぞれに沢山の工夫と思いがあることを共有できて、新たな発見につながりました。

同じ播州織の端切れでも様々な使い方の可能性があることを体感してもらえたのではないでしょうか。
私たちにとっても、児童のみなさんのアイデアに驚かされ、あっという間の楽しい時間でした。


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(研究補助スタッフ 黒河)

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