本館2階の化石工房では、現在臨時展示「西日本のリアル化石図鑑」を行っています。
今日は、兵庫古生物研究会代表の岸本眞五先生のギャラリートークが行われました。
先生は、これまで60年間にわたり全国1道2府29県で化石を採集されてきており、ひとはくに約14000点もの貴重な化石標本をご寄贈いただいています。
先生に寄贈いただいた標本は、ていねいなクリーニング作業が施され、正確な産地情報が記されており、学術研究にも利用できるとても貴重なものです。
午前、午後と2回行われたトークでは、化石好きの小学生から中学校の科学部の生徒、そして一般の方まで多くのみなさまに参加いただきました。
先生には、特に精力的に調査を行われてきた淡路島の和泉層群産の標本や岡山県津山盆地の勝田層群の標本を中心に、発見当時の様子や化石標本について楽しくお話しいただきました。
◎参加したみなさまの感想など
・きれいにクリーニングされていた。全国の各地で採集をされたことが分かった。
・たくさんの標本が見られてよかったです。
・恐竜も2回発見されたのはすごい。
・発見時のエピソードがおもしろかった。
・自分も見つけられるかな?
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)