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2024年10月アーカイブ

生き物はずっと変わらない」という考えが当たり前だった時代から、現在の「進化」の考え方へと変わったのは、ダーウィンの進化論が出てからのこと。この進化のしくみを化石から読み解いていこうというのが、今日のセミナーです。クラーク国際高校の生徒が受講しました。

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生物の進化を調べるのは、分子を調べる「分子進化学」という方法と、化石を調べる「古生物学」という方法があります。

今日のセミナーで、まったく別だと思っていた生物が、DNAでその進化を調べると近い存在だったということが分かりました。

ぜひ、多くの皆さんにこのことを知ってもらいたいですね。



◎参加した生徒の感想など

・内容がむずかしかった。

・鳥とワニが近いなんて思わなかった。

・数億年前のようなずっと昔のことが分かるなんて...、おもしろそうだった。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


今日のひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」

ひとはくの横の深田公園で、みんなでキノコを探したよ♪

キノコはかせの秋山研究員といっしょに
さぁ、探検に出発だぁ~!!
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どんなキノコが見つけられるかな・・・わくわく!

「隊長このキノコはなんですかっ?」
みんな次々といろんなキノコを見つけます♪
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最後は机に並べて、みんながとってくれたたくさんのキノコに
秋山研究員がひとつずつ名前を書いてくれました。
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ちょっと、キノコにくわしくなった気分だね♪

たくさんのキノコが見つかって、楽しかったね!
ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

次のイベントはフロアスタッフとあそぼう「落ち葉でカードをつくってみよう!」
みなさんのご参加お待ちしております☆彡

フロアスタッフ たなはら
2024年10月26日

虫探しにちょうど良い季節になりましたね♪
本日の探検隊は「秋の昆虫かんさつ」!

昆虫はかせの山田研究員と一緒に深田公園へ出発!!
秋の昆虫ってどんな虫なのかな~?

わくわく♪ドキドキ♪するね(*^-^*)

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5月から梅雨に入る前と、8月から10月の今の時期にたくさんいるんだって☆彡
オンブバッタやキチョウ、アキアカネ・・・いろんな昆虫がいます。

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そして、見つけた虫について昆虫はかせが解説してくれます!

たくさんの昆虫をみつけたね♪
みんなでかんさつ楽しかったです!!



ご参加ありがとうございました!明日は、ひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行う予定です。
たくさんのご参加お待ちしています☆彡

スタッフ一同

県立尼崎小田高等学校サイエンスリサーチ科1年生の生徒40名が、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環で、本館を活用し講義と特注セミナーを実施しました。

最初にひとはくの紹介を竹中コーディネータから受けました。

人と自然の博物館がどのような博物館であるのか、展示物、研究員の紹介などとともに、担う役割や、生徒のみなさんが今後どのように活用すればよいなどの助言がありました。
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生徒は2班に分かれ、館内見学と生野研究員による特注セミナー「化石のレプリカを作って標本にしてみよう」を行いました。
4種類のアンモナイト化石を比較、特徴を調べ分類し、スケッチを行います。
そして、ランダムに選んだ型に自分の選んだオリジナルの色の材料を入れてレプリカを作成、ラベルに必要事項を記入して完成です。

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午後からは、八木研究員の「野外での昆虫調査方法」です。天候が心配されましたが、深田公園で行うことができました。
虫は、種類によっている場所が違います。地面、草むら、葉っぱの陰、木の下などよ~く探してみましょう。
捕まえた虫は、袋に入れます。逃げ方に特徴があるので、捕まえ方にも「コツ」があります。虫を傷つけないように頑張りましょう。
30分、40名の生徒が、駆け回り、44種113匹の虫を捕まえることができました。
簡単に言えば「虫取り」ですが、深田公園にどんな生き物がどのくらいいるか、データをとるというサイエンスの入り口の作業を体験することができました。

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2つのセミナー終了後、大セミナー室で今日の振り返りを行いました。

生徒からは、研究員に対し、多くの質問が出ていました。

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◎参加した高校生のコメント

・博物館が照明や展示物の配置など見やすいように工夫されていることを感じました。

・館内の見学、アンモナイトのレプリカ作製、昆虫採集など様々な活動を通して、多くの知識を得ることができました。

・研究員の先生には、わかりやすく教えていただいた。

・虫取りは、捕まえ方に違いがあった。小さい頃を思い出してわくわくした。

・博物館の役割が、研究のために標本を作製し、きちんと保管をしていくことであることを学べた。

・今生物系に興味を持っているが、今後の進路を選択にも役立てたいと思った。

◎生野研究員より

レプリカ標本は、単なるニセモノではなく、研究や展示に活用できる重要なものです。
レプリカ制作の作業を通して、標本が持つ意味や用途、博物館の役割や化石研究の一端を知っていただけたかと思います。
次に博物館を見学される際には、レプリカ標本と実物標本の違いにも注目してもらえればうれしいです。

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(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


今日も昨日に引き続き...
「ハロウィン★クモのモールづくり!」に挑戦しました!

クモの足は何本?
じゃあ昆虫の足は何本??

天井にいるおおきなクモの足をみんなで数えたよ~

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ではさっそく!
モールでクモを作ってみよう☆

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ねじって~

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ひっかけて~

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ぐるぐるぐるぐる~~!

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完成!!!
みんなとっても上手!
フワフワのクモが出来ました!

お家に飾ってハロウィンを楽しんでね♪

ご参加ありがとうございました♡


フロアスタッフ やなぎもと
10月19日(土)のフロアスタッフと遊ぼうは~ハロウィン★クモのモールづくり~でした!

まずはクモのクイズから始めました!

クモの足は何本かな?
天井にいる大きなクモの足をみんなで数えたよ♪
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さっそくモールでクモづくり★

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くるくる、くるくるモールを巻いてクモをつくります!!
むずかしい作業だけど、みんなとっても上手でした☆
オリジナルのクモのできあがり!


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ご参加ありがとうございました!

明日10月20日(日)も~ハロウィン★クモのモールづくり~を行います!
ご参加お待ちしております(^^♪

スタッフ一同

本日は、ワークショップ~とっても簡単!化石のレプリカづくり~を行いました♪

◇作り方◇
本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型に
お湯でやわらかくした樹脂粘土をつめます。
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手のひらを使ってぎゅっぎゅ。っと型につめます。

きれいにつめたら、バケツの水で冷やすよ。
まだできないかな~?
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樹脂粘土が冷えて固まったら取り出すよ!
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オリジナル!自分だけのアンモナイトレプリカの出来上がりです!

とっても簡単!だけどとっても素敵な体験です。

実は明日10月14日(月・祝)もとっても簡単!化石のレプリカづくり(クリック!)
行います。
みなさん、どうぞお越しください!

フロアスタッフ一同
本日のフロアスタッフとあそぼうは~画はくの日「恐竜化石を描こう」~でした!

兵庫県丹波篠山市では恐竜の化石がたくさん発見されています。
最近では、また新たに新属新種の恐竜化石が発見されました☆彡

まずは、丹波の恐竜クイズからスタートです!

みんな何問正解したかな?
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おまちかね、恐竜の絵を描きます!
とっても真剣なまなざし(^^)
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とっても上手に描けました♬
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ご参加ありがとうございました!
出来上がった作品は4階ひとはくサロンに掲示しています!
また遊びに来てくださいね☆彡

明日は「化石のレプリカ作り」です!
ご参加お待ちしております(^^♪

フロアスタッフ一同

月の第1日曜日はひとはくKidsサンデーです。


10月6日のKidsサンデーで
エコロコおやこ
ひっつきむし で かお をつくろう!』」
というプログラムを実施しました。


今回使った「ひっつきむし」は、
アレチヌスビトハギの果実です。


材料となる果実を専用のシートに
ひっつけて顔をつくります。


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▲ひっつきむしで 作品を つくっているようす



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▲ひっつきむしでつくった
 顔の作品例


参加された子どもさんや
その家族ごとに
作った作品と一緒に
記念撮影をさせてもらいました。

<記念撮影>
できた作品と一緒にハイポース!

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皆さん、いい笑顔でしょう ☆彡



次回のKidsサンデーは、2024年11月3日(日・祝日)です。

どんなプログラムがあるかな?
(約1週間くらい前、ひとはくの
ホームページに 次の月の
Kidsサンデーのプログラム資料が
アップされますので、
ご確認ください。)

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。


10月6日は、昼過ぎの時間帯では
日陰のところで風が吹くと、よい感じの
時もありましたが、日当たりが良い
ところでは、たいへん暑く感じました
(三田での最低気温13.7 ℃、最高気温29.3 ℃)。

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▲4階入り口ちかくからエントランスホール
 方向を見る

博物館の周辺(深田公園)では、
アレチヌスビトハギ(マメ科)の
黄土色?や、うすい茶色っぽい色?
の果実がたくさん見られます
(緑色の若い果実もあります)。

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▲円形劇場の上の のり面の
 アレチヌスビトハギの果実



10月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<エントランスホール前の芝生地や
コレクショナリウムでは・・・>


■「そとはく」のようすは・・・

芝生地広場では、虫取り網の貸し出しがあり、
自由に虫を捕まえている姿がありました。

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▲虫を捕まえているところ

他にも
ゆっくりとくつろげる空間があったり、
自然を感じるゲームがあったり、
アスファルトに絵を描いたりする
「黒板ひろば」のコーナーがありました。


小学校3年生以上を対象としたプログラム
(「ナンデナン?」)が実施されました。

■「ナンデナン?」のようすは・・・

今回は、午前中に地学担当の研究員による
・「アンモナイトの化石をみがこう
ーカタツムリと見分けられるの
ナンデナン?ー」が実施され、

また午後には昆虫担当の研究員による
・「身近なところで虫さがし--こんなところに
虫がいるの、ナンデナン?」が
実施されましたよ。

コレクショナリウムのワークルームで実施された
地学関係の「ナンデナン?」では、
虫メガネで何を見ているんだろう?

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▲地学の「ナンデナン?」での活動のようす

エントランスホール前の芝生広場で実施された
昆虫関係の「ナンデナン?」では、
どんな虫をさがしたんだろう?


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▲昆虫の「ナンデナン?」での活動のようす

「身近なところで虫探し ~こんなところに
虫がいるの、ナンデナン?~」は
下記のブログ記事があります。(見てね!)

身近なところで虫さがし ~こんなところに虫がいるの、ナンデナン?~  山田量崇主任研究員 https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3161/


今回の「ナンデナン?」は、
解決しましたか?また
新たな「ナンデナン?」が
生まれましたか?


■コレクショナリウムでの
「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」の
ようすは・・・

研究員の解説や実演のあと、自分でタネの模型をつくります。

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▲「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」のようす

模型、うまくできたかな?


■三田市主催の「つぼみマーケット」

コレクショナリウム前の緑道沿いで三田市主催の
「つぼみマーケット」も開催されていましたよ。

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▲「つぼみマーケット」のようす



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『ひっつきむし で かお をつくろう!』
の ようすは・・・

材料となる「ひっつきむし」を親子で選んで
顔をつくっていますね。

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▲ひっつきむしを選んだり、顔をつくったりしているところ


できた作品と一緒に記念撮影している写真は下記のアドレスへ(見てね!)
10月6日 の いい笑顔で賞(記念撮影)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3162/
みなさん、いろんな表情をつくってくれました。



■ひとはく連携活動グループの
人と自然の会の皆さんによる
「おはなしシアター」の
今回のお話は・・・、 

「月に のぼった うさぎ」と
「『サンダリーノ』って・・・なにもの?」
だったそうです。


■ひとはく探検隊『どんぐりをさがそう!』
の ようすは・・・

ひとはくサロンに集まってから、深田公園へ
ドングリをさがしに行ったようですよ。

深田公園には何種類かのドングリが成る木
があります。


下記にブログ記事がありますよ。(見てね!)
こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはく探検隊~「どんぐりをさがそう!」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3159/

記念撮影された写真です。皆さん、笑顔ですね~

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▲「どんぐりをさがそう!」に参加された皆さん


さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。

今回も いろいろなプログラムがありました。
皆さん楽しんでいただけましたか?

次回のKidsサンデーは、2024年11月3日(日・祝日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
4階ひとはくサロンの天井の大きなクモの網。
クモはいないの?のお声が聞こえていましたが、ついに!大きなクモが現れましたよ。

10月5日のフロアスタッフとあそぼうに参加してくれたお友だちとつくりました。
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そして本日、大きなクモの網の横に展示しました!
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設備さんが昇降機を使って高~い天井へ吊り下げてくれました。
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みなさん、ぜひ見に来てくださいね!

明日10月12日(土)のフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」(クリック!)ひとはくの標本などをじっくり観察して描きましょう。
画材道具は貸し出します。みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ一同

道路脇の植え込みや芝生など、普段見過ごしている何気ないところにも昆虫がいます。

「なんでこんなところに虫が?」といった "ナンデナン?" について一緒に考えてみましょう。
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まずは、エントランス前の芝生の広場で虫をさがします。






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今回は網を使わずに、素手でつかまえ、袋に入れます。山田主任研究員の「はじめましょう」の言葉もそこそこに、子どもたち(おとなたち)が走り出しました。

あちこちで「捕まえた!」と声が上がります。

捕まえた虫について、研究員に名前を確認しています。採れた虫の説明も聞きました。

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キッズサンデーのそとはくでも虫とりが行われていました。朝からたくさんの虫をつかまえたようです。
名前のわかるシートも準備してあったので、自分の採った虫の名前を確認してみましょう。


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今度は恐竜ラボの裏手へ行って、木や植え込みのある場所で、虫をさがしてみましょう。

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おっと、ここは思った以上に蚊が多くて、たいへんたいへん。
猛暑であまり見なかった蚊が、今になってたくさん出てきたようです。
ちょっと早めにこの場所から退散です。


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さて、場所が違うと取れる虫も違う、今日のナンデナンの答えはもうわかりましたか?

エサがある、隠れて身を守ることができる、仲間がいるなど、その場所に住むのには理由がありました。だから採れる虫も違うんだね。参加してくれたみんなはわかってたよね。



◎参加したみなさまの感想など

・カメムシやゴキブリも、そして蚊も捕れました。

・網がなくても手で捕まえられたよ。

・もっと捕まえたい!




yamada_circle.png◎山田主任研究員より

観察する場所を変えたら見つかる虫も違いましたね。なぜ場所が変われば見つかる虫が変わるのでしょうか?答えはいろいろありますが、理由がわからないこともあります。普段から身近な場所に目を配って、いろいろな虫を探して、その理由について思い巡らせてみてください。虫の見方が変わるかもしれませんよ。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

クモは、生きた餌を捕まえて食べる生粋(きっすい)のハンターであり、その狩りの方法は実に多様です。
「狩り」という観点から、摩訶不思議なクモの世界を覗いてみましょう。

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クモにはその生活様式から造網性(網を張って餌をとるもの)、徘徊性(網を張らずに、徘徊して餌を捕まえるもの)、地中性(地中で餌が来るのを待ち構えるもの)と3つのタイプに分けられます。



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講演は大盛況で、休憩中にも、鈴木学芸員が持参したクモに子どもたちが集まりました。 
全然怖くないよ!(おとなも集まり、写真を撮りまくりました)


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セミナーが終わっても、質問コーナーが続きます。外来種のことや捕食のこと、巣の張り方の特性、進化の様子など鋭い質問が続きます。打ち切ったあとも先生を取り囲み質問の嵐でした。

博物館の企画展「クモ展~多様な8本脚たちの世界~」は来年113日までの開催です。





◎参加したみなさまの感想など

・前回のセミナーにも参加しました。今日も楽しかったです。

・チラシでこのセミナーのことを知りました。参加してよかったです。

・小学校1年生から5年生まで自由研究でクモのことを調べてきました。今日のセミナーを参考に、来年はクモの進化をまとめます。

・クモの糸でバイオリンの弦を作ったと聞いたことがありました。それでこのセミナーを受けなければと思いました。

・わかりやすい話で、とてもおもしろかったです。

・クモのことってあまり知られていないことが多い中で、今日のセミナーはとても参考になり充実した時間でした。楽しかったです。









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◎鈴木佑弥学芸員、山﨑主任研究員、より

 摩訶不思議なクモたちの「狩り」の世界、楽しんでいただけましたでしょうか。クモの行動や生態は、まだまだ謎だらけで、身近に新発見が潜んでいます。このセミナーをきっかけに、身近なクモに興味を持っていただければ幸いです。(鈴木)

身近な存在だけど、よく知らないクモの実に多様な生活を知ることができたでしょうか。これからももっとクモを身近な良き隣人として見てもらえたらと思います。(山﨑)

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

今日の「ナンデナン」の疑問は2つ

①「どうしてかたい石をツルツルに磨くことができるの?」

②「アンモナイトとカタツムリはどう違うの?」

この答えをさがすのが今日のミッションです。
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アンモナイトは殻の直径が2mを超えるものから大人でも1㎝くらいにしかならないものまで、大きさはさまざまです。今回使うのは小さな化石ですが、それでも最初から磨くのは大変なので、生野研究員が途中まで磨いたものを、みんなに磨いてもらいます。耐水ペーパーの上に水を垂らして、アンモナイトの磨きたい面を下にしてぐるぐると15回ぐらい回しながら磨きます。徐々に耐水ペーパーの目の大きさを細かくしていき、この作業を4回繰り返します。

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石はどれでも同じように硬いと思われがちですが、種類によって硬さが違います。耐水ペーパーの表面には、炭化ケイ素の粒子がついていて、どうやらそのことにナンデナン①の答えがありそうですね。



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磨いた面がツルツルになってきたら、殻の中の様子をじっくり観察してみましょう。よーく見るとアンモナイトには、カタツムリとは違う何かがあるようです。ナンデナン②の答えもよ~く見るとわかりますね。


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今日参加してくれたみなさんは、わかりましたよね。

磨いた化石はラベルと一緒に袋に入れて。標本としてお持ち帰りいただきました。


◎参加したみなさまの感想など

・ホームページでこのイベントを見つけました。

・今日も楽しかったです。

・ナンデナンの答えがわかりました!

・先生のお話はわかりやすかったです。

・新たなミッションも調べてみようと思いました。



ikuno_circle.png◎生野研究員より

紙やすりで石を磨く作業は単純ですが、どうして磨くことができるのか、磨くと何が見えるようになるのか、などを考えると意外と奥が深いのではないでしょうか。身近な道具でも、展示してある標本でも、「ナンデナン?」という疑問をもって見つめなおしてみると面白いと思います。

(文責 生涯学習課  ※この件に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします)

10月6日(日)のひとはく探検隊「どんぐりをさがそう!」を行いました♪

秋晴れの中、隊長の李研究員の案内でどんぐりを探しに深田公園へ出発です!
博物館を出て、すぐにどんぐりの木がありましたよ。

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アラカシ、シラカシ、クヌギ...
いろいろありますね~
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たくさんどんぐりを見つけることができました!
李隊長から韓国では、あく抜きしたどんぐりを寒天みたいにして食べるということも教えてもらったよ!

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楽しかったね。ご参加ありがとうございました(^^)
おうちの近くでも「どんぐり」探してみてくださいね。

来週の三連休も楽しいイベントをご用意しております。
是非ひとはくにお越しください♪

フロアスタッフ一同


本日のフロアスタッフとあそぼうは大きなクモをみんなでつくろう」をしました♪ 

天井の大きな網にはクモはいないの?とみんな思っていたかな?
いよいよ今日は、その大きなクモをみんなで一緒に作りました!

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みんなでクモのからだを作る布に模様を描きました。
ギザギザ、てんてん、なみなみ、クルクル、いろんな線が描けたね。
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それぞれま~るい布に自由に絵を描いて、クモのからだに貼りました。
 
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8つの目と8本の足を付けて、カラフルな大きなクモの完成!
みんなで記念撮影しました。

この大きなクモは、後日4階の大きなクモの網の横に登場します。
みんな、見に来てくださいね☆

フロアスタッフ一同

今日は、花山小学校の児童のみなさんが、兵庫県で発見された化石について、クイズを交えたセミナーを受講しています。

「ひょうごけんには恐竜がいた」 〇か×か?  これは全員が正解! 

「タンバティタニス!」 名前を知っているお友達もいたね。

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最近のトピックスで、新種と認められて発表されたものもあります。

「それ知ってる!」「ニュースでやってた!」
いい反応ですね。

「どれだかわかりますか?」 
3階に展示しているので見ていってください。

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さて、花山小学校の地下には、化石はあるでしょうか?

花山小学校近くの地層から、見つかっているので、花山小学校の地下にもありそうです。

また、このひとはくの近くでも発見されています。
今日のセミナーで、兵庫県ではたくさんの化石が発見されていることが分かりましたね。



◎参加した児童のコメント

・クイズがおもしろかった。  ・全問正解でした!

・恐竜だけでなく、いろんな化石があることが分かりました。

・学校の下には何があるかな?




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◎半田研究員より

クイズに正解した人も、そうでない人も、県内の化石について楽しく学びました。

兵庫県では恐竜だけでなく植物や貝などいろいろな化石が見つかっています。

自分の身近な地域にはどんな化石があるか、考えたり調べることにつながったらうれしいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

「泥だんごあそび」 誰もが一度はやったことがあるのでは?

今日は、すずかけ台小学校の児童が挑戦です。

陶芸用の粘土(日本遺産の立杭焼のもの)と色泥で、大理石のように光る泥だんごをつくります。

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陶芸用の粘土を専用の台の上にのせて丸くしていきます。
丸くなったら一つ目の色でだんご全体に色を付けます。

薄くのばすのがコツです。塗れたら手の平でコロコロして、乾かします。
そして、手をきれいにして次の色をつけましょう。
どんな色にするかは、自分で考えてね。世界に一つの自分だけの色合いになりますね。

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そして、白いプラスチックのケース(カメラフイルムが入っていたケース)ですべすべつるつるにします。


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◎参加した児童のコメント

・楽しかった。 ・おもしろかった!

・まん丸にするのがむずかしかった。

・家でもしっかり磨きます。



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◎赤澤研究員より

このセミナーは、土あそびが大好きな子どもから、公園での泥だんごづくりにハマったことのある大人まで楽しめます。今日は、みんなが楽しめてよかったです。自分が納得いくまで、家でもしっかり磨いてくださいね。世界に一つのピカピカ泥だんごが完成します。

(文責 生涯学習課 ※この記事への問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

博物館標本の遺伝情報を扱った書籍「種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方
博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来」を出版

概要

中濱直之 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)、中臺亮介 (横浜国立大学大学院環境情報研究院講師)、岩崎貴也 (お茶の水女子大学基幹研究院講師)、大西亘 (神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)が責任編集を務めた書籍「種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方 博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来」が文一総合出版より2024年10月4日に出版されます。

内容紹介

博物館標本はタイムカプセル! 何が入ってる? どうやって調べる?

DNA解析技術の発展により,博物館の標本が雄弁に語りはじめた! 採集の時期や場所の情報,他の標本から得られたデータも組み合わせれば,生物多様性の歴史が見えてくる。過去を知り未来に活かすためのノウハウを簡明に解説。
    ◎DNAの解析技術の発展で,標本のDNAも解析可能に!絶滅した生物の詳細が見えてきた。
    ◎最先端で活躍する若手研究者が,標本からのDNA採集のノウハウを紹介。
    ◎将来の研究者に貴重な標本を引き継ぐために,現在の利用者,管理者は何をすべきだろう?
    ◎できるだけ多くの情報を未来に送るための標本の作り方とは?
    ◎2022年のノーベル医学・生理学賞で注目された標本DNA研究の魅力を満載。
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  • 過去に採集され保管されていた標本からDNAを採取して解析できれば,過去の遺伝的多様性や集団の大きさがわかるはず。絶滅のおそれのある生物で調べれば,減少の要因を推定することができる。チョウの仲間やシマフクロウ,タンチョウなどを例に紹介。
  • もちろん,進化のプロセスを解明することも。今は絶滅してしまい,標本しか残っていない生物と,現生生物の関係も明らかにしたり,種の同定が困難だった標本の正体を明らかにしたり。
  • 遺跡から出土した動物の骨からDNAが採取できれば,古代の環境の推定が可能に。人間の影響が少ない時代の生物のようすを知ることができるかも。
  • 標本から得られたDNA情報もデータベース化されている。どんな研究ができるのだろうか?
  • 標本からDNAを採集するための技術を,目的に即して解説。
  • DNA情報を壊さずに維持するために必要な標本管理のノウハウ,貴重な標本を利用させてもらうために知っておくべきことも丁寧に解説。

目次

第1部 標本から新しい事実が明らかに!
 第1章 標本DNA 情報からひもとく絶滅危惧チョウ類の栄枯盛衰と保全 中濱 直之
 第2章 博物館標本から稀少種の過去を探る 表 渓太
 第3章 昆虫の標本DNA による分子系統解析 長太 伸章
 コラム1 次世代シーケンサーを用いた海藻類のタイプ標本の遺伝子解析 鈴木 雅大
 第4章 古代DNA で探る縄文時代の鯨類の遺伝的多様性 岸田 拓士
 第5章 博物館に収蔵されている植物標本のDNA バーコーディングへの活用 遠山 弘法
 コラム2 昆虫のDNA バーコーディングとその利用 岸本 圭子

第2部 貴重な標本から情報を取得する方法
 第6章 標本DNA の活用法 伊藤 元己
 第7章 標本を対象としたシーケンス解析 兼子 伸吾
 第8章 標本DNA におけるマイクロサテライト解析の手法 中濱 直之
 コラム3 博物館標本を用いた同位体分析研究 松林 順
 第9章 標本DNA からMIG-seq でゲノムワイド変異を調べる 岩崎 貴也
 第10章 ターゲットキャプチャー法による遺伝情報の収集 中臺 亮介
 第11章 少数個体のゲノム全長に基づく集団解析 岸田 拓士
 第12章 DNA を長期保存する昆虫標本の作製手法 中濱 直之
 第13章 植物標本の非破壊的DNA 抽出 杉田 典正
 コラム4 Museomics をとりまくデータベース 仲里 猛留
 コラム5 ミュゼオミクス時代の博物館とその役割 大西 亘
 第14章 標本のミュゼオミクス的利用について 岩崎 貴也・大西 亘

書籍情報

【タイトル】種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方: 博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来
【編集】種生物学会
【責任編集】中濱直之 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)、中臺亮介 (横浜国立大学大学院環境情報研究院講師)、岩崎貴也 (お茶の水女子大学基幹研究院講師)、大西亘 (神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)
【その他書籍情報】
 出版社: ‎文一総合出版
 発売日:‎ 2024年10月4日
 言 語:‎ 日本語
 単行本: ‎248ページ
 ISBN-10: ‎ 4829962127
 ISBN: ‎ 978-4-8299-6212-1
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