ひとはくの周辺(深田公園)には、
ムクゲ(アオイ科)の木があります。
9月だというのに?猛暑が続いています。
暑い中、ムクゲの花は、
日々新しい花が咲き、
前日に咲いたものは、
次の日には しおれて
落ちて行くようです。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲美しく咲いているムクゲの花
▲花びらを閉じているムクゲの花
ムクゲの花を観察していて、
ふと、しおれて落ちた花に目をやると、
花びらの下のガクを付けたままのものと、
花びらだけで落ちているもの
があるのに気が付きました。
それぞれ どれくらいの割合があるのか
数えてみることにしました。
まず調べる前に、それまでに
落ちている花(花ビラ と ガク)を
除去しておきました。
<対象とするムクゲの木のこと や 調べ方>
=========================
・木の高さが約2~3mの
ムクゲ(株立ちあり)4個体 を
対象としました
(それぞれの個体は離れている) 。
・約2週間(連続した14日)のうち
7回(7日間)午後に調べました。
・ガク付きの花ビラ と、
花ビラだけのもの
の それぞれを並べて数えました
(ただし、ガクだけが落ちて
いたら、近くに落ちていた
花ビラだけのものとセット
にして数えるようにしました) 。
・それぞれの日で数えた後は、
数えた(落ちていた)花を
その場から除去しました。
==========================
蚊に刺されながら(かゆかった~)調べた
結果を紹介します。
▲しおれて落ちた花を集めて
並べているところ の例
しおれて落ちたムクゲの花の数は、
ムクゲの木の4個体(7日間)分を
合せると全体で 385 ケ でした。
それぞれの数(割合)は、
・ガク付きの花ビラ 199 ケ(51.7 %)
・花ビラだけのもの 186 ケ(48.3 %)
円グラフにするまでもないですが、
してみました。
▲しおれて落ちた花の ガク付き と
花ビラだけ の それぞれの割合
ザクっというと、
ムクゲの花は、約半分が
ガクとともに落ちている
ことになります。
つまり、
落ちた「ムクゲの花」ほぼ 50:50
(フィフティー・フィフティー)です
(唐突ですが、「大谷さんガンバレ!」)。
もちろん、 ムクゲの個体ごとに、
また 同じ個体でも、それぞれ日
ごとにバラツキは ありました。
結構な割合でガク付きの花が
落ちているのですね。
ガクの部分が落ちているという
ことは、のちに果実になる部分も
枝から落ちていることになりますね。
(ムクゲの木が、この結果を知ると、
ガクっとくる?)
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘
ムクゲ(アオイ科)の木があります。
9月だというのに?猛暑が続いています。
暑い中、ムクゲの花は、
日々新しい花が咲き、
前日に咲いたものは、
次の日には しおれて
落ちて行くようです。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲美しく咲いているムクゲの花
▲花びらを閉じているムクゲの花
ムクゲの花を観察していて、
ふと、しおれて落ちた花に目をやると、
花びらの下のガクを付けたままのものと、
花びらだけで落ちているもの
があるのに気が付きました。
それぞれ どれくらいの割合があるのか
数えてみることにしました。
まず調べる前に、それまでに
落ちている花(花ビラ と ガク)を
除去しておきました。
<対象とするムクゲの木のこと や 調べ方>
=========================
・木の高さが約2~3mの
ムクゲ(株立ちあり)4個体 を
対象としました
(それぞれの個体は離れている) 。
・約2週間(連続した14日)のうち
7回(7日間)午後に調べました。
・ガク付きの花ビラ と、
花ビラだけのもの
の それぞれを並べて数えました
(ただし、ガクだけが落ちて
いたら、近くに落ちていた
花ビラだけのものとセット
にして数えるようにしました) 。
・それぞれの日で数えた後は、
数えた(落ちていた)花を
その場から除去しました。
==========================
蚊に刺されながら(かゆかった~)調べた
結果を紹介します。
▲しおれて落ちた花を集めて
並べているところ の例
しおれて落ちたムクゲの花の数は、
ムクゲの木の4個体(7日間)分を
合せると全体で 385 ケ でした。
それぞれの数(割合)は、
・ガク付きの花ビラ 199 ケ(51.7 %)
・花ビラだけのもの 186 ケ(48.3 %)
円グラフにするまでもないですが、
してみました。
▲しおれて落ちた花の ガク付き と
花ビラだけ の それぞれの割合
ザクっというと、
ムクゲの花は、約半分が
ガクとともに落ちている
ことになります。
つまり、
落ちた「ムクゲの花」ほぼ 50:50
(フィフティー・フィフティー)です
(唐突ですが、「大谷さんガンバレ!」)。
もちろん、 ムクゲの個体ごとに、
また 同じ個体でも、それぞれ日
ごとにバラツキは ありました。
結構な割合でガク付きの花が
落ちているのですね。
ガクの部分が落ちているという
ことは、のちに果実になる部分も
枝から落ちていることになりますね。
(ムクゲの木が、この結果を知ると、
ガクっとくる?)
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘