| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


掃除屋カメちゃん

2024年8月16日

ケヤキ(ニレ科)の並木がある緑道で、
ケヤキを観察しようとして歩いていると
鳥類の白いフンらしきものがありました。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7798.jpg









▲ケヤキの高木の近くにあった鳥類の
 フンと思われる白いもの

ケヤキの樹冠(じゅかん)の下にある、その
鳥類のフンらしきもの(すでに乾燥状態)を
よく見ると、そこにキマダラカメムシ
(カメムシ科)が複数いるのです。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7750.jpg










▲キマダラカメムシがたくさんいる


しかも、大小の幼虫がいますし、成虫もいます。
数えてみると、周辺も含めて14匹もいましたよ
(ただし、成虫は1匹)。


どの個体も、白いフンらしきものに口吻
(こうふん)を当てて 頭を小刻みに
動かしています。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7751copy.jpg










▲頭を小刻みに動かしているキマダラカメムシ


どうやら口吻を使って、削りながら
吸い込んでいるようです。

まるで、親子で緑道を清掃しているようです
(親子なのかもわかりませんし、お父さんか、
お母さんかも わからないのですが・・・)。

下の写真(時間が経ってから撮影)では、
白い部分が少し薄くなって
いるところが見られます。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMGP5608COPY.jpg










▲少し白色が薄くなったところが見られる

どれくらいキレイになるのかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘
Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.