ひとはくの周辺(深田公園)には、ケヤキ
(ニレ科)の木がたくさん植えられています。
その多くは10m以上の高木で緑道沿いに
あります。
木陰をつくってくれるので、日差しが
強い日は ありがたいです。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲緑道沿いのケヤキ並木
この日も朝から良い天気で、セミ類の合唱で
とても賑やかです。
昼に、ときどき観察している若いケヤキの
木のところへ。そ~っと近づくと・・・
いました、いました。
▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日昼に撮影)
ためしに見えるものだけで数を数えてみました。
19匹でした。
観察していると、
ちょっとした物音か何かで1匹が飛び立つと、
他の個体も 次から次に飛んでいって
しまいました。
それから約1時間後、もう一度、確認しに
行くと、元のように多くのクマゼミが
ケヤキの幹や枝に止まっています。
もう一度見えるものだけで数を数えてみると、
21匹でした。
▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日午後に撮影)
撮影している間に、アブラゼミも一匹
飛んできましたよ。
▲飛んできたアブラゼミ
まるで、セミ・ツリーですね。
▲セミ・ツリーとなったケヤキの木
ちなみに、セミ類の抜け殻がたくさん
付いているケヤキの木は、
セミがら・ツリーといった
ところでしょうかね。
▲セミがら・ツリー?となっているケヤキの高木
皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。
研究員 小舘