| 交通アクセス | サイトマップ |
文字サイズの変更

ご利用案内

交通アクセス

利用案内(観覧料金)

団体でのご利用

バリアフリー情報

ひとはくの展示

セミナー情報


ひとはく活用術

移動博物館車 ゆめはく

ひとはくセミナー倶楽部

ひとはく新聞ハーモニー

恐竜化石

ひとはくKids

行政や企業の方へ「シンクタンク事業」

学校関係者の方へ「学校教育支援」


2024年8月アーカイブ


8月31日のフロアスタッフとあそぼうは「海のガーランド」でした!

8月がもう終わってしますね・・・あっという間でした。

みなさんは海に行きましたか?
海にはどんな生き物がいてるかな?聞いてみると、たくさんの生き物を知っていましたね(・v・*) すごい!

まず海のいきものに関するクイズ!!
そして6種類のいきもののガーランドを作っていきます!
DSC05206.jpg










色鉛筆で好きな柄を描いたよ♪
どんな風に完成するのか?考えながら作るとワクワクするね(*^_^*)
かわいかったり、カッコ良かったり、カラフルな海の生き物たちが完成しました。

DSC05210.jpgDSC05208.jpg





やった!できたね!!
 (´▽`◎)



参加してくださり、ありがとうございました!
たのしく作ってくれた素敵な作品は、お家でぜひ飾ってくださいね。

9月1日(日)にもフロアスタッフのイベントで「海のガーランド」を作ります。
お楽しみに!

フロアスタッフ 一同

地層からプレパラートを作り、ケイソウ化石を顕微鏡で観察します。第1回において採取してきた試料を使い、第2回と第3回は、博物館内でプレパラート作製、顕微鏡観察を行いました。今日はその3回目、プレパラート作製、顕微鏡観察とまとめを行いました。

IMG_3749.JPGのサムネイル画像







まずは、顕微鏡の使い方の復習です。

前回作製したプレパラートを装着して、顕微鏡をのぞきます。ピントを合わせるのも上手にできるようになっています。


IMG_3754.JPGのサムネイル画像 IMG_3760.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像 IMG_3761.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像
IMG_3770.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像 IMG_3771.JPGのサムネイル画像 IMG_3773.JPGのサムネイル画像のサムネイル画像

そして、今日はいよいよ、100万年以上前の地層の試料から4つのプレパラートを作ります。試料に水を加えてかき混ぜ、上澄み液を取り出します。そして一部をスポイドに取ってカバーガラスにのせて乾かし、専用の接着剤でスライドグラスに接着します。ラベルを張ってどの地層から作ったプレパラートかわかるようにします。

完成したプレパラートを顕微鏡で見てみます。資料を見ながら、見つかるケイソウ化石の種類や生きていた場所(湖や海など)を調べていきます。




IMG_3777.JPG IMG_3778.JPGのサムネイル画像

午後からは、さらに詳しく調べ、たくさんのケイソウ化石を観察することができました。

そして、試料ごとのケイソウ化石の違いから、調査した地域が110万年ほど前に湖や川から海に変わったことや、当時海底であったこの地域がその後100m以上も隆起したことが分かりました。




◎参加された小学生の感想など

・ケイソウやプランクトンなどの小さな世界に興味があって参加しました。

・父親が調べて申し込んでくれました。楽しかったです。

・ピントが合うとはっきりケイソウが見えました。姉妹で参加しました。




◎廣瀬主任研究員より

子どもたちは大学生が行うような、とても高度な作業に挑戦しました。
顕微鏡で見つけたケイソウ化石の同定も大変的確で驚きました。
ケイソウ化石から100万年以上前の瀬戸内海の様子を探ることができました。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
hirose_circle.png


県庁インターンシップで高校生4名が来られました。
県庁インターンシップは、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験(インターンシップ)を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、生徒に夢を実現する力を身に付けさせるために行われています。
本来4日間の予定でしたが、台風の影響のため2日間の活動となりました。

活動の様子を紹介します。(活動の様子については、高校生が作成しています。)

is1.jpg

植物の標本作りをしました。

標本ラベルを貼り付け、事前に乾燥された植物の配置を決め、テープで固定をしました。

テープが普段は粘着性がなく、熱いコテで熱されると粘着するというもので、作業中何度か指にコテが当たりかけ、ひやひやしながら作業をしました。

最近は植物のデータをAIに読み込ませたりしてデータを残しているそうです。

こういう植物の保存も博物館の仕事なんだそうです。

今回のインターンシップで博物館の役割や、こんな事をしているんだというような事をたくさん聞けて良かったです。

is3.jpgis2.jpg

特別な洗剤を雑草にかけて、除草作業をしました。

午前中に撒いて午後に見に行ってみると、雑草が枯れていました。

撒いたところだけが枯れ、普通の除草剤とは違いすぐに分解されるため、環境にも優しいそうです。

枯れて生えなくなるのにも関わらず、環境にやさしい。

私の家にも欲しいです。

is4.jpg

カビで黒ずんでしまっていた博物館の壁を大手鉄道会社も

使っている特別な洗剤を使って掃除しました。

写真の上側のようにカビがこびりついていた壁もこの洗剤を使うことで

写真の下側のように白色に戻りました。

またこの洗剤は環境に優しいため、水と一緒に流すこともでき、

安心して使うことができました。

is5.jpg タイルのカビや泥、藻などを掃除しました。博物館の展示が錆びたり溶けたりしないような、生物由来の特殊な洗剤を使ってピカピカに磨き上げました!臭いもなく、少しこするだけで簡単に取れました。腰が少し痛くなりましたが、白い部分が見えると、達成感を感じることができました。今回の掃除を通して、博物館に行っただけでは分からない裏の仕事まで体験することができ、大きく物事の見方が変わりました。また、農業のことについてなどのお話を聞いて、自分の知識や興味を広げることができました。




                                        (生涯学習課)





本日のはかせと学ぼう「骨をみてみよう!」を行いました。

ずらりと並んだ、骨、骨!
普段はからだの中の骨は目に見えないですよね。
こんな風になっているんだね。

DSC05177.jpg










このいろんな骨について教えてくれるのは、骨はかせの池田研究員

はかせのお話しにみんな熱心に耳をかたむけています。


DSC05197.jpg










カメの甲羅は、人間でいうと肋骨にあたるよ。
カエルの骨はジャンプしやすいように、人間の骨とは違っていたね。

実際にウマとキリンの骨を持ち上げてみたよ。

DSC05200.jpgDSC05202.jpg










キリンの頭の骨の方が軽いんだ!!
どうしてかな?
キリンは首が長くて頭を支えるのが大変だから、軽いんだよ。
生活しやすいように、骨も進化したんだね。

最後にはかせから、骨のことをたくさんかんさつした証明書をもらったよ!!
これからは、いきものを見たら、体の中の骨のことも想像してみてね。
DSC05203.jpg










ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次週、8月31日(土)は フロアスタッフとあそぼう「海のガーランド」を行います。
8月最後のイベントです‼是非ご参加ください。
お待ちしております。

フロアスタッフ 一同
今回の はかせ学ぼう!
三橋研究員と一緒に「立体魚拓にチャレンジ!」を行いました!

s-DSC05143.jpg

アルギン酸で型から作ります。
アルギン酸とは...
歯医者さんで歯形を作る為に使う粉だよ!

s-DSC05119.jpg

三橋研究員が3種類の魚を持ってきてくれたよ★
ブルーギル、タイリクバラタナゴ、カジカから選んで型を作ります!

量って混ぜて型をつくるよ!
また量って混ぜて、石こうを流しこみ、待つこと1時間。。。
s-DSC05146.jpg

完成~!!
s-DSC05165.jpg

石こうの魚はよーく乾かして絵具で色をぬってみてね!


ご参加ありがとうございました♡


フロアスタッフ やなぎもと

C. C. ゼミ

2024年8月24日

ひとはくの周辺(深田公園)では、
多くのカエデ類(たとえば、
イロハモミジ、オオモミジ、
ハウチワカエデ、トウカエデ、
ハナノキ、イタヤカエデなど)
が植えられています。

それらの木に止まっている
クマゼミ(セミ科)を たくさん見ます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

s-kumazemi ga irohamomiji no eda ni 240824 IMG_1067 copy.jpg










▲イロハモミジの枝に
 止まっているクマゼミ

夕方、ムクゲ(アオイ科)の花を
観察していていると、細くて
白っぽい弧を描いものが、一瞬、
視界の端の方に見えた気が
しました。

s-mukuge to itayakaede 240823 IMG_0573 copy.jpg










▲観察していたムクゲの木


そちらの方を見ると、イタヤカエデ
(ムクロジ科)の木がありました。

s-itayakaede 240823 s-IMG_1425.jpg




















▲イタヤカエデの木

その幹や枝に複数のクマゼミ(セミ科)が
止まっていました、

kumazemi ga itayakaede no miki ni ite oshikko wo suru 240823 s-IMG_0664 copy.jpg










▲イタヤカエデに止まっているクマゼミ

もしやと思い、そのイタヤカエデに
近づきクマゼミを観察していると...

やりましたー。

クマゼミが液体(以下、オシッコ
と呼びます)を出し、それが
細い弧を描いた(オシッコ をした)
のです。しかし、カメラを向けて
いなかったので撮影できませんでした。

ただ、オシッコをしたクマゼミは、
まだ、そこに留まっていました。

カメラを構えて心の中で、
「もう一回!もう一回!」と
叫んで願っていると、
なんと、してくれました。

kumazemi ga itayakaede no miki ni ite oshikko wo suru 240823 s-IMG_0614 copy.jpg













▲クマゼミが オシッコ をしているところ
 (ここから数えて1回目)

夢中でシャッターを切りましたが、
一瞬なので、うまく写っているかどうか・・・
確認すると 写っていました。

もうしないかな、と思いながら、再度
心の中で「もう一回!もう1回!」と
叫んでいると・・・してくれました
(運が良かった~)。

kumazemi ga itayakaede no miki ni ite oshikko wo suru 240823 s-IMG_0616 copy.jpg













▲同じクマゼミが再び オシッコ をしているところ(2回目)

運がよいことは、そんな何度もないよね。と思いながら
心の中で「もう1回!もう1回」と
叫んでみました。そうすると・・・、してくれました
(オシッコだけにウンじゃないよね。これって奇跡?)。

kumazemi ga itayakaede no miki ni ite oshikko wo suru 240823 s-IMG_0621 copy.jpg














▲同じクマゼミが再々 オシッコ をしているところ(3回目)

カメラを構えてから、
1回目のオシッコから
3回目のオシッコまで、
約3~4分でした。

写真で撮れなかった分を合せると、
約10分くらいの間に5回は
オシッコ を したことになります。
しかも、クマゼミは その場から
離れていません。

突然ですが、
なんども オシッコをしていたので
このクマゼミを
「C.(シー) C. (シー)ゼミ」と
名付けました。

以前に、「セミ類が 飛び去るときに
オシッコをする」と聞いたことが
ありますが、C.C.ゼミは止まった
ままで オシッコをしていました。

しかも、体の下方ではなく、右やや
斜め上方(ほぼ一定?の方向)に
飛んでいくようにしていましたよ
(正確では ありませんが)。

その後、暗くなって(約1時間後)
まさか、C.C.ゼミは、いないだろうと
思いましたが、イタヤカエデを
もう一度 見にいくと...、

いました。

kumazemi ga itayakaede no miki ni mada iru 240823 yoru IMGP6126copy.jpg










▲同じ場所にいた C.C.ゼミ

おもわず「おるんかい!?」と心の中で、
ツッコんでしまいました。

C.C.ゼミからすれば、『また来たんかい!
オシッコかけたろか!』と叫んでいたかも
しれません。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
夏休みも残りわずか・・・ですが
ひとはくには今日もお客様の笑顔がいっぱい♪

そして、4階ひとはくサロンには...

クモがいっぱい!!
s-DSC05014.jpg

お盆特別企画でみなさまに描いていただいたクモ! 
s-DSC05018.jpg s-DSC05019.jpg
サロンの壁がクモでいっぱい!になりました☆

強そうなクモや、かわいいクモ!個性があって楽しいですね♡
s-DSC05015.jpg
色をぬってくれたお友達、ご参加ありがとうございました~
みんなも見にきてね!

2階展示室では企画展『クモ展』を開催中です。
クモの見方がかわるかも...(^^)

皆様のご来館お待ちしております♪

フロアスタッフ一同
ひとはくの周辺(深田公園)には、
ムクゲ(アオイ科)の木が比較的
近い場所に いくつか植えられています。

夏の盛りに咲く、ムクゲの花は、
大きくて目立ちます。

ムクゲの花の中央に、やや太めの雌しべ
があり、 その花柱を包むように雄しべの
集合体があます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

s-mukuge no hana 240818  14 ji IMG_8357 copy.jpg










▲深田公園に植えられているムクゲの花


ある日の午後から、同じ花を時間を
変えて何度か撮影してみました。

それらを時間ごとに並べてみると・・・
(枝先の花に注目してください。)

14時ごろ、花びらを目いっぱい開いています。

s-mukuge no hana 240818  14 ji IMG_8355 copy.jpg









▲14時ごろの花

夕方、花びらが少ししぼみ始めました。

s-mukuge no hana ga owari 240818 18 ji yuugata IMG_8552 copy.jpg









▲18時ごろの花

やや暗くなってから、
花びらが さらに しぼんだ感じがします。

s-mukuge no hana ga owari 240818 yoru 19 ji   IMG_8566  copy.jpg









▲19時ごろの花


次の日の午前中には、観察していた花は
すっかりしぼんでいましたが、近くの
ツボミが開いて花が咲いていました。

s-mukuge no hana 240819  10 ji IMG_8758 copy.jpg









▲翌日の10時ごろの花


ムクゲの別の木を10時ごろから
観察していると、蜜を吸いに
カフェ「ムクゲの花」に
お客さん(昆虫たち)が来ましたよ。

たとえば、タイワンタケクマバチ
(ミツバチ科)と思われるハチ類
や チャバネセセリ(セセリチョウ科)
のチョウ類です(特にチャバネセセリは
何個体か頻繁に来ていました)。

タイワンタケクマバチは、花の中央
にある花柱をしっかり抱いて、
蜜を吸っています。

s-taiwantakekumabachi ga mukuge no hana ni 240819 IMG_8335 copy.jpg










▲タイワンタケクマバチ


チャバネセセリは、長い口吻を使って
蜜を吸っています。

s-cyabaneseseri ga mukuge no hana ni 240819  IMG_8346 copy.jpgs-cyabaneseseri 240818 s-IMG_8423.jpg









▲チャバネセセリ

1つの花は、次の日にはしぼんで
しまいますが、夏の期間(花期)は、
翌日に別のつぼみが開いて花が咲き、
お客さん(花粉を運んでくれる昆虫など)
を待つことになります。

ムクゲの木の樹冠(じゅかん)の下は、
しぼんで枝から落ちた花でいっぱいです。

s-mukuge no hana ga takusann ochiteiru 240819 IMG_9137 copy.jpg










▲枝から落ちた たくさんの花



キアゲハ(アゲハチョウ科)も 同じ木の
花にも いくつか寄ってから、
別の木の花に行っていましたよ。

s-kiageha ga mukuge no hana ni 240819 IMG_9229 copy.jpg









▲キアゲハ


ムクゲの雌しべと雄しべは一体化して
花の中央に やや太めの花柱として存在
します。

タイワンタケクマバチは、その花柱に
抱き着く ようにして(花粉を体に
たくさん付けて) 蜜を吸っている
ようです。

しかし、チャバネセセリは、
体が小さく、長い口吻で蜜を吸うので、
体に花粉がほとんど付かない状態です。
チョウ類はムクゲの花粉を運ぶ役割を
どれだけしてくれているのか疑わしいなぁ
(まるで、食い逃げ やー!)
と感じてしまいました。



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

8/18(日)のひとはく探検隊「ひとはくの妖怪さがし」を行いました!
探検隊長は、妖怪はかせ高田研究員です。

「妖怪好きな人ー?」「妖怪こわい人ー?」
怖いように感じる妖怪、実は私たちに危険を知らせてくれてるんだよ。
さぁ!館内にいる妖怪をさがしに行こう!

DSC04958.jpg

ちょっとした段差や階段にも妖怪が!
足元に気を付けていないと、妖怪スネコスリにころばされますよ。
タヌキにキツネ、イタチやテンも化けるのが上手です。

DSC04966.jpg DSC04967.jpg

妖怪のだす音を聞きます。
小豆洗い、天狗倒し、家鳴り、鵺(ぬえ)・・・。
人がいない場所から聞こえてくる音は不気味で怖いですね。

DSC04982.jpg

ひとはくサロンに戻って、自分で考えた妖怪を描いてみよう!
どんな妖怪なのか?どんなことに気をつけたらいいのかな?
みんなの前で発表です。

DSC05006.jpg DSC05008.jpg

ハートの妖怪、生きてる階段おばけ、蜘蛛女(くもめという名前だそうですよ!)、海ひっぱりぼうず、夢見妖怪
などなど、個性豊かな作品が出来上がりました!
みなさんの描いた妖怪は、4階ひとはくサロンに展示しています!
たくさんのご参加ありがとうございました!

DSC05009.jpg

次回の「ひとはく探検隊」は、9/23(月)「ダンゴムシを探そう」です。
皆さまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
8月17日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は先週に引き続き画はくの日 クモを描こう!を行いました!!

博物館の2階では企画展「クモ展」を開催しております!!
今日もクモ展の標本をみて絵を描きました♪

はじめにみんなでクモについてお勉強しました☆

クモの足は何本かな?

展示をみながら、お友達と一緒に数えたね(*^-^*)
まだ知らないお友達はぜひ 数えに来てみてください♪
s-DSC04933.jpg
クモの体の特徴がわかったところでお絵描きスタート!!
s-DSC04947.jpg
わぁ~カラフルなクモだ~(*^-^*)
s-DSC04954.jpg
クモって怖いイメージだったけど、みんなが描いてくれたクモはかわいいですね(*^-^*)

できあがった作品は、4階ひとはくサロンに大切に飾らせていただきます!
また遊びに来てくださいね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ おくの

掃除屋カメちゃん

2024年8月16日

ケヤキ(ニレ科)の並木がある緑道で、
ケヤキを観察しようとして歩いていると
鳥類の白いフンらしきものがありました。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7798.jpg









▲ケヤキの高木の近くにあった鳥類の
 フンと思われる白いもの

ケヤキの樹冠(じゅかん)の下にある、その
鳥類のフンらしきもの(すでに乾燥状態)を
よく見ると、そこにキマダラカメムシ
(カメムシ科)が複数いるのです。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7750.jpg










▲キマダラカメムシがたくさんいる


しかも、大小の幼虫がいますし、成虫もいます。
数えてみると、周辺も含めて14匹もいましたよ
(ただし、成虫は1匹)。


どの個体も、白いフンらしきものに口吻
(こうふん)を当てて 頭を小刻みに
動かしています。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMG_7751copy.jpg










▲頭を小刻みに動かしているキマダラカメムシ


どうやら口吻を使って、削りながら
吸い込んでいるようです。

まるで、親子で緑道を清掃しているようです
(親子なのかもわかりませんし、お父さんか、
お母さんかも わからないのですが・・・)。

下の写真(時間が経ってから撮影)では、
白い部分が少し薄くなって
いるところが見られます。

KIMADARAKAMEMUSHI 240816 s-IMGP5608COPY.jpg










▲少し白色が薄くなったところが見られる

どれくらいキレイになるのかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘
時間帯によって異なりますが、
ひとはくの入り口ちかくで
スズメをよく見ます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

suzume 240717 IMG_4474copy.jpg










▲4階入り口ちかくにいたスズメ


特に、朝早くや夕方。

つい最近まで、 コシアカツバメの古い巣
を使って 子育てをしていたようです。

だからか、コシアカツバメの古い巣から
スズメが顔を出しているところを
ときどき見ます。

suzume 240813 yugata  IMG_7303copy.jpg














▲コシアカツバメの古い巣から顔を
 だしているスズメ(2024年8月13日夕方)


別の日の夕方、植物を観察していると、
地面にスズメがいるのに気がつきました。

s-suzume no sunaabi 240717 IMG_4570 copy.jpg









▲地面にいたスズメ


下の写真を見てください。

スズメが地面の穴で、
もがいているように見えて・・・、
一瞬「アリじごく」ならぬ
「スズメじごく」か? とつっこんで・・・

s-suzume no sunaabi 240717 IMG_4574 copy.jpg









▲地面のくぼみに入っているスズメ


続きを観察していると、 どうやら
地面のくぼみに入って 体をこすり
つけるような 動きをしていたの
でした。

この地面のくぼみは、スズメが
何度も入り、同じような行動を して、
できたものと思われました。

s-suzume no sunaabi 240717 IMG_4577 copy.jpg









▲体を穴の底にこすりつける?スズメ

スズメが翼をバタバタさせて、少し砂ぼこり
が見えました。その後、動きを止めて、
顔を上げるとスッキリした表情(ですか?)。


s-suzume no sunaabi 240717 IMG_4588 copy.jpg









▲穴から顔を出したスズメ


スズメのこのような行動は「砂浴び」
と いわれているようです。
体についたものなどを落とし
衛生状態を保っているとのこと。

その砂浴び場は、楕円形で
長径が約19㎝、短径が約11㎝、
深さは2~3㎝くらいです。

suzume no sunaabi ba  240718 s-IMG_4671.jpg









▲砂浴び場の大きさの測定


砂浴び場の中の土壌の特徴は、
指の間でつまんで触ると、
ザラザラしていて砂質です。

土色帳(土壌の色見本)で
色合わせをすると、
「にぶい黄橙」色(記号で
示すと10YR6/4)になります。

その後ときどき何度か、夕方に
観察してみましたが スズメが
砂浴びをしている姿は 見られ
ませんでした。

使った形跡もありません。
継続して観察していた期間に、
周辺で草刈りも行われ、
刈られた草の一部が穴に入ったり
していました。

それと高温と渇水が続いていた
こともあり 近くの樹木の葉が
黄色やオレンジ色、薄い茶色
などになって 砂浴び場に
落ちてきていました。

また先日、夕立ちがあり、
黄色になった 葉が落ちて、
それらが砂浴び場を 埋めて
いました。

これでは「砂浴び場」は休業?
状態です。

suzume no sunaabi ba 240816 s-IMGP5614.jpg









▲落ち葉で埋められた状態の
砂浴び場 (2024年8月16日撮影)

いつ再開される(スズメが利用する)
のかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘

今ひとはくで開催中の企画展「クモ展」を見て、

「クモの網の標本」を自分でも作ってみたくなりました。

早速、ホームセンターで材料を購入して

お昼休みに、クモの網さがしにでかけました

深田公園はクモの巣がいっぱい

どれにしようかな?!

動画はこちら

こんなに素敵にできました!
IMG_4144.jpg



















研究員にみてもらったら、

おそらくジョロウグモ幼体の網だとか・・・・

とっても簡単にできるので、皆さんもよかったら

この夏 クモの網の標本を作ってみてくださいね♪

材料 黒または青の画用紙

   スプレーのり(使うときは、目に入らないように気をつけてね)

   片栗粉

企画展 クモ展―多様な8本脚たちの世界―

2024.7/2(火)~2025.1/13(月・祝)

https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/spider2024.html

生涯学習課 

「野鳥の個体数調査を研究テーマにしています。」
「月の環境でも共存できる微生物をテーマにしようと考えています。」
「高校の生物部での研究テーマを決める参考にしようと思いました。」
「生物の本を見るのが好きで、今後の研究の参考になるかと思って来ました。」

本日参加されたみなさまにそれぞれ「テーマ」がありました。


IMG_3744.JPG
IMG_3743.JPG
「研究とは?」
「良い研究とは?」
という基本的なところから、講義はスタートしました。
そしてよくあるテーマ設定の「落とし穴」について、どこに問題があるのかを具体的に例を挙げながら説明が進みました。

今回のセミナーでは、研究テーマや研究計画を立案するときに気を付けるべき事柄について、テーマ設定の基本的なところの解説とともに、受講された方々のニーズに対応しながらのセミナーになりました。

◎参加されたみなさまのコメント
・今後の研究に役立てたいと思いました。
・私の個人的な質問にも丁寧に答えていただき、ありがたかったです。
・研究テーマを何にするか、しっかり考えたいともいました。
・研究の途中で修正することもあると聞いて、ちょっとほっとしました。

◎京極研究員より
様々な研究に取り組んでいる方がおられ、とても興味深かったです。今後は、さらに探究活動を指導する中学や高校の先生方にもぜひ参加していただき、生徒への指導に役立てていただければと思います。
(文責 生涯学習課  この文章に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
kyougoku_circle.png
お盆に入り、ひとはくもにぎやかです。
4階ひとはくサロンでは12日から15日まで、みんな大好きな 恒例!「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行っています。

そして、特別企画の「クモがいっぱい」もやってますよ。
DSC04914.jpg
クモのぬりえにみんなが自由に色をぬって、かわいい!かっこいい!こわそ~!ほんものみたい!なステキなクモが出来上がっています。
  
IMG_2658.jpg  DSC04919.jpg 
休憩コーナーの壁に巨大クモ(今回もフロアスタッフですよ)がはったクモの網に展示しています。

DSC04925.jpg DSC04924.jpg DSC04923.jpg DSC04926.jpg

みなさまも、「クモがいっぱい」どうぞご参加くださいね。待ってます!

フロアスタッフ一同
今日は、はかせと学ぼう!「けんちくかの日」をおこないました!

本日のはかせは、まちづくりはかせ福本研究員です。
いつもは都市計画を研究していますよ。

みなさんの目の前に広がる街のジオラマ。
江戸~昭和あたりの時代をイメージしています。
田んぼや林がひろがるのどかな風景です。
DSC04876.jpg

まずは自分の家づくり!
丁寧に色を塗ってくれていますね☆
DSC04887.jpg

自分の住んでる家を描いたお友達は、はかせから家の造りについて教えてもらっています。
DSC04891.jpg

出来上がった家を、好きな場所に置いていきます。
はかせから質問「なぜそこに建てたの?」
川の近くに建てたお友達は「魚がつれるから!」
山の上に建てたお友達は「眺めがいいから!」
自然豊かな場所を選んだ理由が多かったです。
DSC04897.jpg

では!街を近代化していきますよ!
線路を通し、駅をつくります。
市役所を作り、消防署を建て、ショッピングモールもできました。
川を整備して、みんなが見慣れた街の姿に。
ここでシンキングタイム!お引越ししたいお友達は、場所を移動しよう!
お引越し完了のあとは、またまた質問「なぜそこに引っ越したの?」
「駅前で便利だから」「図書館が好きだから」「市役所や病院の近くで安心だから」
今度は便利・安心という理由が多かったね。
DSC04906.jpg

もともとどんな場所だったかの歴史を「市街化履歴」(しがいかりれき)といいます。
昔ため池だったとか、川だったとか、どんな場所だったかを知ることはとても大事!
みなさん、街のなりたちに興味を持ってくれたかな?

最後に、みんなでハイポーズ!
ご参加ありがとうございました。
DSC04909.jpg
フロアスタッフ かどはま
8月10日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は「画はくの日 クモを描こう!」を行いました。

今日は2階展示室の企画展!クモを描きましたよ。

みなさんはクモってどんなイメージですか?
怖い?かわいい?

はじめに、クモに関するクイズからスタート!!
クモの解説もしっかり聞いていただきありがとうございました(*^-^*)

クモの特徴を見ながらお絵描き☆
色とりどりの素敵なクモ、かっこいいクモが描きあがってきました。
DSC04863.jpg
DSC04867.jpg
DSC04870.jpg

描き終わってどうだっかな?
クモのイメージ変わったかな?

たくさんのご参加ありがとうございました♪

次回の「画はくの日」は8月17日(土)です☆
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
「人と自然の博物館」は、幼児から大学生までの学校園をはじめ、ご家族、子ども会、町内会、地域のみなさまや、官公庁、企業など多くのみなさまにご利用いただいています。特に、団体様の利用にあたり、下見時にお伝えしている内容等についてご案内します。

IMG_3697.JPG
ひとはくには、普通自動車の駐車場がありません。イオン三田店の駐車場をご利用いただくと、駐車の割引サービスを受けることができます。








団体様の大型バスについては、この団体専用入り口からお入りください。

IMG_3699.JPG




IMG_3698.JPG

IMG_3700.JPG大型バス6台分の駐車スペースがあります。
到着10分前の連絡を忘れずにお願いいたします。
ゆずりあい駐車場のスペースもありますので、ご利用の際はお申し出ください。







IMG_3704.JPG駐車場に着きましたら、エントランスで受付をお願いいたします。
丸い屋根の建物です。中でスタッフが待機をしています。
トイレもありますので、到着時、出発時にご利用ください。







IMG_3705.JPG IMG_3706.JPG

エントランスの両側には、「コレクショナリウム」と「恐竜ラボ」があります。
観覧料は必要ありません。ぜひ行程の中に見学を組み入れてください。
IMG_3702.JPG IMG_3703.JPG IMG_3707.JPG

館への入り口は、3階になります。この階段を下ります。
入り口では、フロアスタッフが出迎えます。
IMG_3709.JPG IMG_3710.JPG

IMG_3741.JPG館のつくりは、地上階が4階で、下へさがっていくつくりとなっています。
2,3,4階にトイレがあり、多目的トイレを併設しています。
IMG_3711.JPG



















館内は基本的に飲食禁止です。
1,2,3階には給水エリアを設けています。
カーペットを青色に替えていますので一目でわかります。
IMG_3713.JPG IMG_3720.JPG IMG_3724.JPG


IMG_3730.JPG
4階のひとはくサロンの休憩コーナーは、飲食可能なエリアとなっています。
一般のお客様もご利用されますので、団体様が長時間占有されることのないようにお願いいたします。







また、4階には「救護室」と「授乳室」を設けています。
ご利用の際は、スタッフにお声掛けください。

IMG_3728.JPG IMG_3727.JPG

手に取ってみることができる魚や水生昆虫、化石、岩石等の標本があります。
昆虫の標本を棚から出して見ることもできます。
奥の図書コーナーでは、様々な調べ物をすることもできます。

IMG_3736.JPG IMG_3738.JPG IMG_3737.JPG



IMG_3719.JPG





気候の良い時期や晴天時は、深田公園で昼食をとられる団体様が多いです。
公園へは1階の出入り口(11:30~14:00)がご利用可能です。




雨天時や酷暑、厳寒期は「ホワイエ」をご利用いただけます。レジャーシートなどを敷いてご利用ください。
1~3階まで3フロアあります。前半(11:30~12:20)、後半(12:30~13:20)、1フロアに約100名程度までご利用可能です。
予約時に申し込んでください。3階のアースシアター横からご案内します。

IMG_3718.JPG IMG_3715.JPG IMG_3717.JPG
館内の展示は、兵庫の動物や自然、くらし、恐竜、寄贈標本など様々なテーマに分かれて展示がされています。
時期によってさまざまな企画展が行われています。
IMG_3716.JPG IMG_3721.JPG
IMG_3722.JPG IMG_3712.JPG

館内の展示マップは、ホームページからダウンロードできるようになっていますので、ご活用ください。
スタンプラリー、ワークシート、クイズなどで楽しんでいただけます。

各団体様のご希望により、研究員やフロアスタッフによる特注セミナーを実施することもできます。
ホームページにそれらの内容を示していますので、申し込み時にお知らせください。
その際、第3希望まで研究員をかえてお申し込みください。
時期や研究員の研究活動のため、ご希望に添えないことがあることをご了承ください。

団体利用の申し込みについては、ホームページの「団体でのご利用について」からお願いします。
WEBかFAXによる申し込みができます。ご利用に際して、ご不明な点がありましたら「生涯学習課」までお問い合わせください。
(電話079-559-2002 FAX079-559-2033)

セミ・ツリー

2024年8月 8日

ひとはくの周辺(深田公園)には、ケヤキ
(ニレ科)の木がたくさん植えられています。

その多くは10m以上の高木で緑道沿いに
あります。
木陰をつくってくれるので、日差しが
強い日は ありがたいです。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

keyaki no namiki  240807 s-IMG_7007.jpg









▲緑道沿いのケヤキ並木



この日も朝から良い天気で、セミ類の合唱で
とても賑やかです。

昼に、ときどき観察している若いケヤキの
木のところへ。そ~っと近づくと・・・

いました、いました。

240807 12ji s-IMG_6914.jpg









▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日昼に撮影)

ためしに見えるものだけで数を数えてみました。
19匹でした。


観察していると、
ちょっとした物音か何かで1匹が飛び立つと、
他の個体も 次から次に飛んでいって
しまいました。


それから約1時間後、もう一度、確認しに
行くと、元のように多くのクマゼミが
ケヤキの幹や枝に止まっています。

もう一度見えるものだけで数を数えてみると、
21匹でした。

240807 13ji s-IMGP5150.jpg









▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日午後に撮影)



撮影している間に、アブラゼミも一匹
飛んできましたよ。

aburazemi ga keyaki no kini 240807 s-IMGP5163.jpg









▲飛んできたアブラゼミ

まるで、セミ・ツリーですね。

s-keyaki no ki ni semi 240807 IMGP5164 copy.jpg

























▲セミ・ツリーとなったケヤキの木

ちなみに、セミ類の抜け殻がたくさん
付いているケヤキの木は、
セミがら・ツリーといった
ところでしょうかね。


semi no nukegara ga keyaki no kouboku de takusan s-IMG_6965 copy.jpg















240804 kumazemi no nukegara ga keyaki no miki ni s-IMG_6562.jpg










▲セミがら・ツリー?となっているケヤキの高木



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

ひとはくの周辺(深田公園)には、ケヤキ
(ニレ科)の木がたくさん植えられています。

ケヤキの樹皮は、幹が太くなると、ある
程度の大きさで鱗片状か不規則に剥がれて
落ちていきます。
剥がれた樹皮は結構な厚さと硬さがあります。

しかし、幹が細い若い木は、比較的薄い
樹皮で幹に剥がれたところがありません。

また幹の表面には、皮目(ひもく)と
呼ばれるガス交換(呼吸)をするところ
(小さな粒々に見えます)が目立ちます。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

s-keyaki no miki DBH46.8cm 240807 IMG_7146 copy.jpg









▲ケヤキの太い幹(幹の直径が46.8㎝)
(幹の表面が剥げている)


s-keyaki no wakai miki no himoku 240807 IMG_7165 copy.jpg










▲ケヤキの細い幹(幹の直径が10㎝以下)
(幹の表面の粒状のものが皮目)



樹高約5mで、幹の太さが、直径
(DBH)で8.6㎝と4㎝の
2本株立ちのケヤキの木(比較的
若い)を観察してみると・・・

※DBH(胸高直径)とは、地表から1.3mの
 高さの幹直径のことです。

keyaki no ki 240807 14ji s-IMG_7019.jpg





















▲若いケヤキの木


キマダラカメムシ(カメムシ科)が幹にいました。
口吻(こうふん)というストロー持参で、
どうやら樹液を吸いに来ているようです。

kimadarakamikiri ga keyaki no miki ni 240807 14ji s-IMG_7077.jpg










▲ケヤキの幹にいたキマダラカメムシ


時間帯によっては、クマゼミ(セミ科)が
ケヤキの幹や枝に たくさん います。

クマゼミもストロー持参(口吻のこと)で
やって来て樹液を吸います。

kumazemi ga keyaki no eda ni 240807 12ji s-IMG_6910.jpg










▲ケヤキの枝に口吻を刺して樹液を吸うクマゼミ


まわりで何か音がしたり、人の気配?などを
感じるとクマゼミが飛び立っていきます。
そのクマゼミの口吻が刺さっていたところを
観察すると樹液が にじみ出ています。

keyaki no miki kara jyueki ga 240807 12ji s-IMG_6938.jpgkeyaki no miki kara jyueki ga 240807 12ji IMG_6938copy.jpg









keyaki no miki  kara jyueki 240808 s-IMGP5227.jpg









▲クマゼミが飛び去った直後に幹から出て
 きた樹液(上段の2枚の写真の中央に
 水玉みたいになっていて、すでにアリ類
 がきています)



少し時間が経ったと思われるところでは、
樹液が垂れているのも見られました。

keyaki no miki  kara jyueki 240808 s-IMGP5217.jpg









▲少し時間が経って樹液が流れているところ



他の目的でケヤキの幹に来ているのかも
しれないアリ類(アリ科)ですが、
樹液がでているところにすぐに集まってきます。

ari ga keyaki no miki kara deteiru jyueki wo 240807 12ji s-IMG_6934.jpg










▲クマゼミが開けた穴から出ている樹液に
 集まるアリ類

同様にハチ類も樹液がでているところに来ています。

hachi rui ga keyaki no miki ni 240807 14ji  s-IMG_7058.jpghachi ga keyaki no miki  kara jyueki wo sutteiru 240808 IMGP5206copy.jpg










▲クマゼミが開けた穴から出ている樹液の
 ところに来ているハチ類


「喫茶ケヤキ」は、様々なお客さんで
この日も賑わっていました。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
月の第1日曜日Kidsサンデーです。


8月4日は、ものすごく暑い日でした
(三田での最低気温25.9 ℃、最高気温37.2 ℃、
平均湿度80%)。

気象庁の三田の日降水量のデータを見ると、
7月24日に雨が降って(日降水量3.5mm)から、
それ以降8月4日まで、10日間雨が降っていません。
また、7月24日以前も約1週間、雨が降っていません
でした。

深田公園の芝生広場のオオバコ(オオバコ科)は、
高温と渇水で乾燥して、葉が立ち上がり
(葉の裏面が見えるほど)丸まっている
ような状態です。

oobako ga ha wo maiteiru 240804 s-IMG_6520.jpgoobako ga ha wo maiteiru 240804 s-IMG_6518.jpg










▲葉が丸まっているオオバコ



一方、博物館のそばにある円形劇場の上の緑道沿い
では、ムクゲ(アオイ科)や クサギ(シソ科)、
サルスベリ(ミソハギ科)のそれぞれの花が
元気?に咲いています。

クサギの花は、顔を近づけて匂いを嗅ぐと、
かぐわしい香りがしていました。

mukuge no hana 240806 s-IMG_6825.jpgkusagi no hana 240806 s-IMG_6832.jpg









sarusuberi no hana 240807 s-IMG_6993.jpg










▲ムクゲやクサギ、サルスベリの花


また、ケヤキ(ニレ科)の幹に、
たくさんのクマゼミ(セミ科)の
抜け殻が縦方向に並んでついていて
渋滞?状態です。

幹の傾きの角度が、羽化するのに
ちょうどいいのでしょうか?


240804 kumazemi no nukegara ga keyaki no miki ni s-IMG_6562.jpg










▲たくさんのセミ類の抜け殻




8月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・


240804 tane no mokei s-IMG_6596.jpg240804 tane no mokei s-IMG_6750.jpg










▲親子で作っているようす


作ったタネの模型を飛ばしています。

240804 tane no mokei s-IMG_6603.jpg240804 tane no mokei s-IMG_6653.jpg











▲タネの模型を飛ばしているようす




ひとはく連携活動グループの
人と自然の会の皆さんによる
『おはなしシアター』の演題は、
「おだんご ぱん」と「じごく の そうべえ」 
だったそうですよ。

240806 ohanasi siata s-IMGP5049.jpg








▲おはなしシアターの看板

(すみません。今回もシアター内部の写真が撮れていません。)


■フロアスタッフと学ぼう!『妖怪盆おどり』
の ようすは・・・

4階 ひとはくサロンで盆おどりが開催されましたよ。

240806 ohanasi siata s-IMGP5044.jpg








▲『妖怪盆おどり』の案内


ちょうど昼ごろ、午後の開催に向けて準備を
していましたよ。

240804 youkai bon odori s-IMG_6753.jpg










▲盆おどりのヤグラ?を準備しているようす



さあ、はじまりました。まずは、妖怪のお話から~

240804 youkai bon odori s-IMG_6773.jpg










▲妖怪のお話中


詳しくは、下記のブログ記事をみてくださいネ!

こんにちは!フロアスタッフです♪~「はかせと学ぼう!妖怪盆おどり」~ - 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく) ひとはくblog (hitohaku.jp)



さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。



皆さん楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年9月1日(日)です。

240804 tane ;no mokei s-IMG_6626.jpg











ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
8月4日(日)のはかせと学ぼうは、ひとはく妖怪はかせの大平研究員といっしょに
妖怪に変身して、みんなで盆おどりをおどりました!

s-DSC04757.jpg
夏休みにピッタリの、お祭りイベントです♪

はじめに大平研究員から 妖怪クイズ!
おもしろかったね!みんなは何問とけたかな?

s-DSC04752.jpg
みんなでカッパ・天狗・キツネ・鬼のお面をつくります。わくわくするねっ♪

s-DSC04771.jpg s-DSC04779.jpg
ペンやシールをつかって自由につくります。
それぞれ、とぉ~っても面白いお面ができあがりました!
いろんなお面があって、ほんとうに素敵でした♪

さあ!お面がつくれたら、みんなで盆おどりだっ★

s-DSC04804.jpg s-DSC04821.jpg
笑っておどって 楽しい思い出づくり♪
みんな楽しかったかな?ありがとう!

大平研究員&カッパさん!ありがとうございました~♪
最後はみんなでいっしょに記念撮影です!
s-DSC04844.jpg

8月はまだまだ楽しいイベントが待っています。
みなさん是非ご参加くださいね♪

フロアスタッフ一同
8月最初のフロアスタッフとあそぼうは「ミニおさかな釣りセットをつくろう」
川は山から海へと流れます。山に近いほうから、上流・中流・下流とよびます。
場所によって、すんでいるさかながちがいます。
DSC04727.jpg 
どんなさかながどのエサで釣れるかな?<゜)))彡

のりを小さなところにぬるのはむずかしいね。
みんなすごくがんばってくれました(o^―^o)
DSC04738.jpg DSC04734.jpg
釣れたどーーーーーーーーーーーーー!♪!♪!♪
おうちで、おさかなをふやしたり、色をぬったり、たのしんでくださいね☆
ご参加ありがとうございました!

ミニお魚釣りセットweb.gif

明日8/4(日)はKidsサンデー!催しがもりだくさんです。ぜひあそびにきてください(^^♪

                               
フロアスタッフ 一同
 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図り、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。
 2024年度、兵庫県内 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)16校が指定され、「兵庫『咲いテク(Science & Technology)』事業」として連携しながら、それぞれの高校が特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館では、その教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。
 夏休みのこの時期、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

 ●場所:人と自然の博物館 本館3階ひとはくギャラリー
 ●期間:令和6年8月3日(土)~9月23日(月・休)
 ●内容:兵庫県下SSH指定校の課題研究ポスター(1校ごとに1点)

兵庫県内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校(2024年度)

  

兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立長田高等学校
兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立小野高等学校
兵庫県立明石北高等学校

兵庫県立姫路東高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
神戸大学附属中等教育学校
神戸市立六甲アイランド高等学校
西宮市立西宮高等学校
親和女子高等学校


(生涯学習課)

ひとはくでは、夏期に「博物館実習」として
大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで、それぞれ実習を行う
のですが、そのうちの1つの
「自然素材を使った親子向けプログラムの
企画・実施に関する実習」のグループの
実習生の皆さんが8月1日(木)の午後に、
オープンセミナーを実施してくれました。



hakubutukan jissyuu 240728 s-IMG_6267.jpghakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6278.jpg









▲様々な準備をしているようす
 (工作セットの準備や会場設営など)

この日までの活動を活かしての実施となり
ます。

当日の会場準備では、フロアスタッフも
手伝ってくれました。

オープンセミナーのタイトルは、
「タネの模型をつくって飛ばそう!」です。

フロアスタッフにレクチャーを受け
館内放送にもチャレンジ。

hakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6280.jpg hakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6283copy.jpg










▲ レクチャーを受けた後、館内放送をしているようす


館内放送の効果もあって、
たくさんの来館者が参加してくれました。

hakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6309.jpghakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6313.jpg









hakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6321.jpghakubutukan jissyuu 240801 s-IMG_6356.jpg










▲プログラムを実施しているようす
(受付、作り方の説明、模型を飛ばす、補助資料で解説など)

参加いただいた皆さん、
博物館実習生のオープンセミナーは、
いかがだったでしょうか?

博物館実習生の皆さん、お疲れ様でした!



同じプログラムを8月4日(日)の
「Kidsサンデー」でも実施します。

実習生の皆さんも参加していますよ。
皆さん、来てくださいネ!

          研究員 小舘
Copyright © 1992-2023, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo, All Right Reserved.