「学校でチョウを飼っています」
研究員の問いかけに、西宮市立上ヶ原南小学校3年生の児童が、元気に答えてくれます。
小学校3年生からはじまる理科の授業で、チョウの育ち方や体のつくりなどを学び、観察のため教室で育てているそうです。
今回のセミナーは、クイズを交えながら、昆虫の体のつくりと育ち方を学びます。上ヶ原南小学校のみなさんは、昆虫が好きな人が半分以上いました。昆虫博士もいるようですね。
地球上で確認されている生き物は約160万種、そのうち昆虫はどれくらいいるか?
そんなクイズも、ほとんどの生徒が正解でしたね。昆虫は、コウチュウ、カメムシ、チョウ、トンボ、バッタ、ハエ、ハチなど30以上のグループに分けられるそうです。
昆虫の体の特徴や卵から成虫になるまでの様子も正確に答えることができました。研究員も関心です。
今回のセミナーでは、研究員が問いを投げかけ、児童が答えるといった形で進んでいきました。予定時間を少しオーバーしましたが、児童のみなさんはとても積極的でした。
セミナーの後も研究員に質問する姿も見られました。
これからもよ~く観察して、虫のことを勉強してくださいね。
◎参加した児童の感想など
・クイズがよかった。
・たくさん正解しました。
・虫のことは、少し苦手だけど、いろいろと知らないことがありました。
・へぇーということがたくさんありました。おもしろかったです。
◎山田主任研究員より
虫が好きな子がたくさんいてよかったです。見た目だけではわからないこと、先入観、思い込みがあることなど、本当の昆虫の
世界とは違っているということがいくつかあります。
博物館にはたくさんの標本がありますので、ぜひ見ていってくださいね。昆虫を好きになってくれるとうれしいです。
(文責 生涯学習課 ※この記事についてのお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)