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「この地震は、みなさんが今後必ず経験することになります」
 この言葉からセミナーが始まります。須磨学園中学校の1年生139名が参加。我々の記憶に新しい東日本大震災も、今日参加してくれた生徒たちにとっては生まれる前の出来事です。スライドの1枚目の津波の様子も、リアルタイムでは見ていないのですね。
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 地球の内部構造と地震、津波の仕組みを、加藤研究員のお話とスライドから学んでいきます。世界で起こる地震の約1割が日本で起きているとのことです。
 研究者が時間を費やして「歴史地震学」という古文書から南海地震の発生を読み取る原則も学びました。そのサイクルからいうと、2050年ごろまでには、南海地震が起こります。
 そして、「想定外」を避けるために、最大規模の想定をしているのが現在の予想です。

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 高い確率で起こるこの地震にどう備えるか。それをまとめにセミナーは終わりました。予定時間をオーバーしましたが、生徒たちから質問が相次ぎました。


◎参加した生徒のコメント
 ・むずかしかった。  ・うちの家でも地震に備えて非常食など準備しています。
 ・「歴史地震学」というものがあることを初めて知りました。

◎加藤研究員より

 今日お配りした資料は、皆さんが大学になるまで持っていても参考になる資料です。南海トラフ地震への備えをして、命、家族、財産を守り、被害を少なくして日本を守ってください。

(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(文責:生涯学習課)

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