コレクショナリウム周辺にあるソメイヨシ
ノ(バラ科)を観察していると、
花の蜜を吸いに生きものが訪れていました。
よく見られる身近な生きものですので紹介
します。
くちばしが太いスズメ(スズメ科)は、
花の側面からガク筒部分を破って蜜を
吸っているようですが・・・
(下の写真、蜜をラッパのみ?)
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
▲花のガク筒部分をくわえたスズメ
〈蜜を吸っている?〉
一方、メジロ(メジロ科)は スズメよりも
少し小柄で、くちばしが細いからか、
花の真正面から蜜を吸っているようです。
▲花の真正面からくちばしを入れている
メジロ
またヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、スズメより
も体が大きいですが、
くちばしの先が尖っている感じなので、花の
真正面から蜜を吸っているようです。
▲花の正面からくちばしを入れるヒヨドリ
ちなみにソメイヨシノの花粉は黄色で
目立ちます。
▲ソメイヨシノの花
▲黒い服に付いたソメイヨシノの黄色い花粉
なので(?)、くちばし や その周辺部が
花粉ですごく黄色くなっているヒヨドリ
もいます。
▲くちばしなどが黄色く見えるヒヨドリ
セイヨウミツバチも来ていました。
▲ソメイヨシノの花に来ていた
セイヨウミツバチ
皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。
研究員 小舘