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2024年4月アーカイブ

新緑が美しい季節、ゴールデンウィークも始まりウキウキしますね。
緑いっぱいの深田公園をながめながら私たちスタッフたちもそわそわしています。

さて、ゴールデンウィークのイベントを紹介します。
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4月27日(土)、28日(日)29日(月)は恒例ひとはく缶バッチづくり!
色鉛筆でいろぬりして、オリジナルの缶バッチをつくります。

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こちらはGW特別企画「チョウがいっぱい!」
チョウの形の色用紙にお絵描きして、モビールにして吊るします。
ひとり1枚です。みんなで4階ひとはくサロンをチョウでいっぱいにしましょう!

まだまだゴールデンウィークはわくわくするイベントがいっぱいです。イベントスケジュールへ(クリック!)
どうぞ、みなさまお越しください、待ってま~す!

フロアスタッフ一同♡

春の落ち葉

2024年4月24日
博物館の近くで植物の観察をしています。

春になると、新しい枝葉が伸びてきて
葉の緑色が薄いものから濃いもの、
やや赤っぽいものなど いろいろ見られます。



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▲アラカシ(ブナ科)の新しい枝葉(2024年4月24日撮影)


さて、春になって、公園や歩道などに「新鮮な
落ち葉が多いな」と思われた方は いませんか?

普通、落ち葉の季節といえば、秋~冬ですよね。

秋~冬にかけてドサッと葉を落とす
木のことを 落葉樹(らくようじゅ)
といいます。

一方、一年中、緑色の葉を枝に付けている
木のことを 常緑樹(じょうりょくじゅ)
といいます。

常緑樹も秋~冬にかけて葉を落とす もの
も多い(落とす量は少ない?) のですが、
春の、新しい枝葉が伸びるときに
古い葉を結構な量で落とすものも多い のです。

ひとはく のある 深田公園などに
植えてある木を観察すると・・・

舗装された歩道などは 頻繁に清掃の方が
落ち葉などを きれいに掃いてくださるので、
掃除される前だと(特定の種類の)新鮮な
落ち葉や落ち花などを見ることができます。


常緑樹であるヤマモモ(ヤマモモ科) の樹冠
(じゅかん;木の枝が広がっている範囲)の下の、
舗装された歩道に落ち葉とたくさんの雄花が落ちて
います(ここ数日間の雨・風で落ちたようです)。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲舗装された歩道に落ちたヤマモモの落ち葉と雄花



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▲ヤマモモの枝葉と雄花 (2024年4月24日撮影)


常緑樹であるアラカシ(ブナ科)の樹冠の下の歩道の
端のところに、風に飛ばされて集まった新鮮な
落ち葉があります。

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▲風で端の方に集まったアラカシの新鮮な落ち葉


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▲アラカシの新しい枝葉

アラカシは新しい枝葉を展開するタイミングで
冬を越した古い葉を落とすようです。



落葉樹であるクヌギ(ブナ科) の樹冠の下の歩道に 
落ち葉と たくさんの雄花が落ちています。


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▲歩道に落ちたクヌギの落ち葉と雄花、かく斗(と)
(2024年4月24日撮影)



ちょっと待ってください。

落葉樹だったら、秋~冬に葉が落ちて
しまっているのでは? と気づかれた方
もおられると思います。

秋から冬になると落葉樹は、枝と葉の
付け根の間に離層(りそう)と呼ばれる
壁の ようなものを作って 
葉を落とします。

落葉樹の中には 秋から冬にかけて葉の色が
変わったリした後、その葉は枯れるのですが、
離層の発達が悪く、枯れた状態の葉を枝に
付けたまま 春をむかえるものがあるのです。

ブナ科の木の比較的若い個体にも 見られる
現象です。



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▲茶色になった(枯れた)葉を 春まで
 枝につけている若いクヌギ (2024年4月11日撮影)



落ち葉の話 ですが、特に「オチ」はありません。



皆さんも 周辺の環境で生きものの 観察を してみませんか。


              研究員 小舘



 人新世(Anthropocene)は,2000年代以降になって提唱された,地質層序の中で最も新しい時代区分です.模式層の決定に関する国際的な取り組みや議論を紹介しながら,地質学から見た近年の人為的環境改変について解説するセミナーです。

 地球誕生が誕生してからの46億年間は、地質学的な見地から区分され、それぞれに名前がついています。その区分の基準となっているのが、GSSP国際境界模式断面とポイントです。その中には、恐竜が絶滅し哺乳類が増加していった新生代の始まりにあたるK-Pg境界や2020年に日本の千葉県を模式地とした「チバニアン」の基底層準があります。


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 このセミナーでは、地質時代の区分がどのようになされているのかを理解していただくとともに、まだ完全に解明されていない地球の環境変化や気候のシステムについても触れました。長い地球の歴史の中に人類の活動を位置づけてみると、人類が地球環境に対して及ぼしている影響がいかに大きなものであるかが見えてきます。

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「人新世」という新たな地質時代区分は、つい先日登録が否決されてしまいましたが、その概念は、地質学者や環境学者だけでなく、政治・経済の中や、一般の人々にも広く使われていくものと考えられます。受講されたみなさまは、セミナー終了後も熱心に質問されていました。

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◎受講していただいた方のコメント

・ホームページでこのセミナーがあることを知りました。興味がある分野だったので、とてもおもしろかったです。

・「人新世」ということを、別の分野から聞いたことがありました。地質学的なことをあまり知らなかったので、今回のセミナーはとてもためになり、自分の知見を広げることができました。

◎廣瀬研究員より

 地質時代の区分がどのように議論されて決まっているのか。また、人類の営みも地質に大きく影響を及ぼしている

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ことを知り、「人新世」という地質時代区分の意義を議論していただく機会としてもらえればうれしいです。






この一般セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)



4月21日(日)のフロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」を行いました。

大きなタンバティタニスの骨パズルをみんなで完成させます。

2チームに分かれてタイムアタック!
どちらのチームもとても速かったです。
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みんなで記念写真をパシャリ!
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最後にタンバティタニスの骨はんこを押しました。
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ご参加ありがとうございました♪


フロアスタッフ 一同
大型連休のお出かけの予定はもう決まりましたか?

昨年に続き,今年も移動博物館車「ゆめはく」香美町に出動します!
日時は5月6日(月・振替休日)の10時~15時,場所は香美町小代地域局です.


プログラムは・・・
・ミニ展示「但馬の石や化石」(見学無料)
普段は博物館の収蔵庫で保管されている,
香美町,新温泉町,養父市などで見つかった石や化石の標本を
特別に展示します.

魚の化石や昆虫の化石,黄金色に輝く鉱石など,間近で観察してみましょう!

・形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(参加無料)
箱の中に入っている本物の化石を手でさわって,形から種類を当てるクイズです.
化石はすべて本物です!

・アンモナイト化石のレプリカづくり(有料:150円)
本物の化石から取った型を使って,好きな色のアンモナイトを作ってみましょう!
どなたでも簡単に作って,お持ち帰りいただけます.

大きなトリケラトプスの頭骨模型も登場予定ですよ!


詳しくはチラシをご覧ください.
240506flyer_caravan_ojiro.pdf

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ぜひ遊びに来てくださいね.
たくさんの方のお越しをお待ちしています!!

(生野)
4月20日(土)のはかせと学ぼう!は、アンモナイトはかせの生野研究員といっしょに
化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。

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箱の中に入っている本物の化石をさわって、形や手ざわりのちがいでどの化石かをあてるクイズです。
化石は小さくてもずっし重くて、表面はざらざら、スベスベ、形はガタガタとがっていたり、まあ~るかったり
みなさんしっかりさわって答えてくださいました。

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最後はアンモナイトはかせとお話して、化石のぬりえをもらいます。

みなさん、たくさんのご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ いしくら

よっしゃ!」「やったー!」

「えーっ!?」「ほんま~?」

クイズが進むたびに、子どもたちの歓声がホールに響きます。

佐竹台小学校4年生の児童137名が、このセミナーに参加してくれました。

地球上のどこに日本が位置しているか、それがわかれば中国大陸や東南アジア、そしてアメリカ大陸からも多くの植物が日本に出入りしたことがわかります。

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「私のクイズは、正解が1つとは限りません。だからよ~く考えてね」

研究員のお話に、子どもたちの集中力はさらに高まったようです。普段よく見ていたり、食べたりしたことがあるものもクイズに出てきます。
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単に日本の植物がどれかということだけではなく、今回のクイズに出てくる植物に、どんな特徴があって、何の仲間なのか、たとえば、「小さな花が集まっている」「葉っぱが切れ込んでいる」「ほかの植物に寄生している」「食虫植物」などの説明もセットになっています。子どもたちは楽しみながら、勉強できたましたね。

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◎参加した児童のコメント

・クイズがおもしろかった。・日本の植物だと思っていたら、海外から来ていてびっくりした。

・はじめて聞いたことがたくさんあった。・いろんな植物の生態が知れた。

◎李研究員より

 クイズに正解して「よっしゃ!」と喜びの声が上がって、よかったです。海外から入ってきた植物が多かったですが、日本の植物も面白いことがわかりますね。5年生になって、「おしべ」と「めしべ」のことを勉強したら、もっと面白くて楽しいお話が聞けるので、また来てくださいね。lee_circle.png



この特注セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)

「この地震は、みなさんが今後必ず経験することになります」
 この言葉からセミナーが始まります。須磨学園中学校の1年生139名が参加。我々の記憶に新しい東日本大震災も、今日参加してくれた生徒たちにとっては生まれる前の出来事です。スライドの1枚目の津波の様子も、リアルタイムでは見ていないのですね。
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 地球の内部構造と地震、津波の仕組みを、加藤研究員のお話とスライドから学んでいきます。世界で起こる地震の約1割が日本で起きているとのことです。
 研究者が時間を費やして「歴史地震学」という古文書から南海地震の発生を読み取る原則も学びました。そのサイクルからいうと、2050年ごろまでには、南海地震が起こります。
 そして、「想定外」を避けるために、最大規模の想定をしているのが現在の予想です。

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 高い確率で起こるこの地震にどう備えるか。それをまとめにセミナーは終わりました。予定時間をオーバーしましたが、生徒たちから質問が相次ぎました。


◎参加した生徒のコメント
 ・むずかしかった。  ・うちの家でも地震に備えて非常食など準備しています。
 ・「歴史地震学」というものがあることを初めて知りました。

◎加藤研究員より

 今日お配りした資料は、皆さんが大学になるまで持っていても参考になる資料です。南海トラフ地震への備えをして、命、家族、財産を守り、被害を少なくして日本を守ってください。

(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(文責:生涯学習課)

4/14(日)、衛藤研究員による「五感で楽しむコーヒー焙煎」セミナーが実施されました。


コーヒー1.JPGこのセミナーでは、コーヒー豆の焙煎をご体験いただけます!
焙煎するだけでなく、コーヒー豆生産国の現状や、農産物流通、品種、生物多様性について理解を深めることができます。


今回の豆は「マンデリン」です!





まずは生のコーヒー豆のハンドピックからはじまります。
かびた豆やひび割れた豆を除去することにより、より深い味わいになります。
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続いてフライパンでの焙煎です!
パチパチという豆の音とともに、良い香りがしてきます。
お好みの煎り具合で、自分だけのオリジナルコーヒー豆が完成します。

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焙煎した豆を冷ましている間、衛藤研究員からコーヒー豆の品種や生産国についてのお話を聞きます。
生産国の現状を知ると、コーヒーに対する見方が変わりますね。。。

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そして焙煎した豆を挽き、抽出していきます。
残った豆はお持ち帰りいただけます!

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抽出したコーヒーを飲みながら、三橋研究員による「コーヒーと生物多様性」のお話を聞きます。
セミナー終了後も質問が飛び交い、よりコーヒーや農業に対する理解が得られました。

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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご自身で焙煎されたコーヒーのお味はいかがでしたでしょうか?


また、10月にもこちらのセミナーを実施予定です!
皆様のご参加をお待ちしております。


研究補助スタッフ 岡本



本日はひとはく探検隊「『さとやま』の中をあるこう」を行いました。

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今日の隊長は植物さとやま隊長の橋本研究員です。


皆さんは今年はお花見はしましたか?
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さとやまには野生の桜が咲いているんだって!
ソメイヨシノと見比べてみよう。


いよいよブイブイの森に入っていきます!

この植物はなんだろう?
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触ってみるとベタベタするよ~!?

正解は「モチツツジ」
つぼみの時はお餅みたいにベタベタするのでこの名前がついたんだ!


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2時間かけてさとやまを散策した後、ひとはくに戻ってきました。

ひとはくの入り口にも
「エノキ」という木に花が咲いているのを教えてもらったよ。

触ると葉もやわらかくて、オレンジの小さな実も観察できます。


ブイブイの森の中で記念撮影!
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暑い中たくさん歩きましたね。

ご参加いただきありがとうございました。
今日の探検隊の報告書は博物館に掲示します。皆さん見に来てくださいね~


フロアスタッフ たに
4月13日(土)のはかせと学ぼう!は「ちいさな、ちいさな、化石をがそう!」
ひろせ研究員と微化石(びかせき)と言って、顕微鏡を使わないと見えないくらいちいさな化石をさがします!!
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観察できる化石は有孔虫(ゆうこうちゅう)、二枚貝(にまいがい)、巻き貝(まきがい)、うにのトゲだよ!!
ワクワクするね♪
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細い筆を使ってひろい、スライドにのせて、水を少し足して固定します!
むずかしい作業だけど、みんな楽しそう!!
そしてとっても上手(*^-^*)
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ひろった化石がなにか知りたいお友達は、はかせが教えてくれるよ♪
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完成したら持って帰ります!!
うれしいね(*^-^*)

ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました。

フロアフタッフ おくの みか

コレクショナリウム周辺にあるソメイヨシ
ノ(バラ科)を観察していると、
花の蜜を吸いに生きものが訪れていました。
よく見られる身近な生きものですので紹介
します。


くちばしが太いスズメ(スズメ科)は、
花の側面からガク筒部分を破って蜜を
吸っているようですが・・・
(下の写真、蜜をラッパのみ?)

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
suzume ga someiyosino no hana wo kuwaete iru 240411 IMG_3775copy.JPG















▲花のガク筒部分をくわえたスズメ
 〈蜜を吸っている?〉


一方、メジロ(メジロ科)は スズメよりも
少し小柄で、くちばしが細いからか、
花の真正面から蜜を吸っているようです。



mejiro ga someiyosino no hana no mitsu wo sutteiru 240411 MG_3567copy.JPG















▲花の真正面からくちばしを入れている
メジロ

またヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、スズメより
も体が大きいですが、
くちばしの先が尖っている感じなので、花の
真正面から蜜を吸っているようです。


hiyodori ga someiyoshino no hana no nakani kuchibashi wo ireteiru 240410 s-IMG_3318.jpg











▲花の正面からくちばしを入れるヒヨドリ
 


ちなみにソメイヨシノの花粉は黄色で
目立ちます。


someiyoshino no hana 240410 IMG_2406copy.JPG
















▲ソメイヨシノの花


someiyoshino no kafun  s-240411 IMGP9591.jpg











▲黒い服に付いたソメイヨシノの黄色い花粉




なので(?)、くちばし や その周辺部が
花粉ですごく黄色くなっているヒヨドリ
もいます。


hiyodori no kuchibashi ni kafun 240410 IMG_3341copy.JPG
















▲くちばしなどが黄色く見えるヒヨドリ




セイヨウミツバチも来ていました。


seiyoumitsubachi ga someiyoshino no mitsuwo suinikita IMG_3411copy.JPG















▲ソメイヨシノの花に来ていた
セイヨウミツバチ





皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。


              研究員 小舘

コレクショナリウム周辺にあるサクラ類の
ソメイヨシノ(バラ科)は、今年は
4月2日に咲き始め、4月6日で、
ほぼ満開状態でした。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
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▲ほぼ満開状態に花が咲いているソメイヨシ
ノ(2024年4月6日撮影)


4月6日には、1枚づつ落ちているのではなく
花が丸ごと?いくつか(近い場所にかたまっ
て)落ちていました。


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▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月6日撮影)


これは、おそらくスズメ(スズメ科)の
仕業です。
ソメイヨシノの花のガク筒部分をスズメが
くちばしで切って(蜜を吸って)、1つの
花を丸ごと落としてしまっているようです。



くちばしが太いスズメは、そのように
しないと蜜が吸えないそうです。


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▲スズメがソメイヨシノの花をくわえている
ところ(2024年4月11日撮影)



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▲スズメが落としたと思われる、ガク筒部分
で切られた花(2024年4月6日撮影)   


4月9日は、雨や風が強かったのでソメイヨシ
ノの花は大丈夫だったのか?と、
4月10日午後に観察してみました。

強風で落ちた花びらは吹き飛ばされていまし
たが、午前中に新たに落ちたと思われる
1枚ずつの花びらと、丸ごとの花(どちらも
新鮮な感じです)がいくつも落ちていました。


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▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月10日撮影)



ソメイヨシノの枝先を見ると、花びらが落
ちて5つに分かれた赤っぽいガクが
星の形に見えて目立ちます。


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▲星型に見える赤っぽい色のガク


もちろん、花びらが落ちていない花でも、
花の後ろ側から見れば、
星形のガクが確認できます。



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▲花の後ろ側から見た状態


ソメイヨシノの花を観察しているとスズメが
現れました。


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▲ソメイヨシノの枝に止まったスズメ
(2024年4月10日撮影)


スズメは、せわしなく動いています。
こちらが気配をなくしてスズメが見える
位置に移動して、
しずかに観察していると・・・

スズメがソメイヨシノの花のガク筒部分を
くわえました(ヤッター!)。

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▲ソメイヨシノの花のガク筒部分をくわえて
いるスズメ(2024年4月10日撮影)


ガク筒部分が切られたあとが残った状態の枝
で写真に撮りやすそうなところを探してみま
した。

ありました。下記の写真のような感じです。


suzumega hana wo otoshita ato 240410 IMG_2398copy.JPG















▲枝に残った緑色の花柄(かへい)
(2024年4月10日撮影)


スズメに花を丸ごと1つずつ落とされたり、
また雨風で花びらが散ってしまったものも
ありますが、
4月10日の時点では花も花びらが落ちずに
持ちこたえたものも たくさんありました。

まだまだ綺麗です。

皆さんも 身近にソメイヨシノが咲いて
いれば(スズメも?)観察をしてみませんか。                            


              研究員 小舘
月の第1日曜日Kidsサンデーです。

4月7日は、基本的には晴れていたのですが、時間によっては曇ったり、
晴れているのに少し雨が降ったりの天気で、午後は暑いくらいでした
(三田での最低気温8.9℃、最高気温23.1℃)。


春になって、ひとはくの周辺でも植物のいろいろな変化を観察することができます。

4階入り口近くでは、オトメツバキ(ツバキ科)、コバノミツバツツジ(ツツジ科)、
トサミズキ(マンサク科)、ハナノキ(ムクロジ科)などの樹木の花が咲いています
(4月6日撮影)。


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▲オトメツバキ(ツバキ科)とコバノミツバツツジ(ツツジ科)



また、エントランスホールやコレクショナリウム周辺では、草本植物
がいろいろと咲いています(4月6日に撮影)。

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▲オオイヌノフグリ(オオバコ科)     ▲オランダミミナグサ(ナデシコ科)



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▲ノヂシャ(スイカズラ科)         ▲カタバミ(カタバミ科)


皆さんも 周辺の環境で 春の植物の観察を してみませんか。





さて、4月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<屋外では・・・>

■『おはな ぷかぷか』の ようすは・・・

エントランスホール前の芝生地でボールに入った水に お花を浮かべる
『おはな ぷかぷか』が実施されていました。

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▲お花を水に浮かべている?   ▲お父さんとお母さんによる撮影タイム


春のお花、たくさん見つけられたかな?


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<宣伝>
ひとはく本館2階で現在開催されている
企画展「共存する小さな渡来者たち ~シロツメクサもダンゴムシも海外からやってきた~」
では、幼稚園・保育所・認定こども園のお友だちの「おはな ぷかぷか」作品の写真が
5月26日(日)まで展示されています。ぜひ見てくださいね。

企画展の紹介ページ
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/alien2024.html
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■『そとはく』のようすは・・・

「ぬいぐるみのくに」、「黒板ヒロバ」などや芝生のところでゆっくりして
もらえるようにテントなども用意されていましたよ。




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▲「ぬいぐるみのくに」のようす


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▲「黒板ヒロバ」のようす




■『泥だんごをつくろう!』のようすは・・・

コレクショナリウムの前では、『泥だんごをつくろう!』が実施させました。



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▲すべすべつるつるの泥だんごを作っているようす


たくさんの方が参加してくれていますね~。




<館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』の ようすは・・・


くるくる回るタネの模型をつくって飛ばしてみま~す。



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▲つくり方を教わって、タネの模型をつくっているようす



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▲翼果の標本やタネの模型を飛ばしているようす





「せーの」で一緒に飛ばしている親子もいらっしゃいました。


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▲親子で、タネの模型を飛ばしている ようす


うまく飛ばせていますか?




■人と自然の会の皆さんによる『おはなしシアター』のようすは・・・

ごめんなさい。アースシアター内の写真が撮れませんでした。
今回のおななしは「ぐり と ぐら」と「さんびき の こぶた」だったそうです。


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▲『おはなしシアター』のご案内




■フロアスタッフとあそぼう『画はくの日』の ようすは・・・

今回は1階展示室のアメリカマストドンの骨格標本を
じっくし観察して絵を描いたそうですよ。


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▲アメリカマストドンの骨格標本を描いているようす


作品の一部は、4階「ひとはくサロン」の「休憩コーナー」に
しばらく展示されていますよ。



さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も実施されましたよ。

今回も たくさんの方に 参加して いただきました。


次回のKidsサンデは、2024年5月5日(日・祝)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください。


                       Kidsサンデープロジェクト 小舘

昨日に続き、アメリカマストドンを描きます!

やはりアメリカマストドンの大きなキバに、みんな注目していたようす...。
あまりにも皆さん一生懸命描いているので、スタッフも一緒に絵を描きたいなと感じ、見守っていました!

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間近で観察しているため、みんな真剣です。

骨格標本が大きいのでなかなか大変だと思うのですが、ちゃんと画用紙に描けていて、観察力が素晴らしい!
そして何より楽しそうに絵を描いていて、ホッコリしました。

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(⌒∇⌒人)< みんな特徴捉えてすごいね!素敵な絵をありがとう!!


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最後は並んで記念写真パシャリ! 親御さんや兄弟でそろって参加してくださいました。
画はくの日は毎月おこなっています!ぜひ参加してみてくださいね

フロアスタッフ 一同

今日のフロアスタッフとあそぼうは、1階展示室の大きな大きな骨格化石、アメリカマストドンを描きました!

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どこから描こうかな?
自分が好きな角度からアメリカマストドンを描きます。
真横からはからだ全体のつくりがよくわかります。
下からのながめは、まるでアメリカマストドンの生きていた時代に
タイムスリップしたみたいに大迫力!

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真上からのアメリカマストドンを描いてくださったお友達もいました。
みなさん、ご参加ありがとうございました。

明日4月7日(日)も引き続き「画はくの日 アメリカマストドンを描こう」を行います。
みなさま、ぜひお越しください。

フロアスタッフ いしくら



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