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2024年アーカイブ

北風ピューピュー・・・めっきり寒くなってきましたね(+_+)
みなさん、風邪など引いていませんか?

今日は昨日に引続き、ひとはく宝さがしラリーをおこないました!

宝さがしブックをもって、クイズにチャレンジ!
標本や展示をよ~く見て、なぞをといてもらいますよ☆

どこにあるのかな?
答えはなんだろう?
みんな、真剣な面持ちでチャレンジしてます
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最後にみんなで答え合わせ!
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ちなみにこちらは問題のひとつ『蛍石(ほたるいし)』が光るところを見てもらいました
ブラックライトを当てると・・・「光ってる!!」
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ひとはくの標本たちは自然がくれた宝ものです
たくさんの宝ものを見に来てくださいね

お外遊びが寒い日は、ひとはく探検はいかがですか?
いろんなイベントを用意して、みなさんのご来館をお待ちしております

フロアスタッフ かどはま
2024年11月23日

今日11月23日(土)は、フロアスタッフとあそぼう「ひとはく宝さがしラリー」をおこないました☆


宝探しブックを見ながらクイズに答えていくよ!
宝さがしラリー☆スタート!

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どこかなー?
これかなー?
見つけたときのみんなの目は☆キラキラ☆

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最後はみんなで答え合わせ!
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楽しかったね!
ひとはくには自然がくれた宝物、標本がいっぱいあります!
みんなも探してみてくださいね☆彡

宝さがしコンプリート記念撮影♪

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ひとはく宝さがしラリーは明日11月24日(日)も開催されます。

みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ一同

20241027日に開催されました「サステナブルマルシェ2024 in 橋の科学館」に参加してきました。

「橋の科学館」は明石海峡大橋の袂に立地しており、架橋建設の技術を模型、映像、パネルで紹介しているサイエンスミュージアムです。

当日はお天気も良く、素晴らしい景観でした。


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サステナブルがテーマでしたので、SDGsに関する事として

  • 廃棄野菜で作ったクレヨンでお絵かきをしよう
  • いらなくなったTシャツでエコバックを作ろう

という2つのワークショップを行いました。

お絵かきコーナーは、子供たちに大人気。

恐竜図鑑やおもちゃを見ながら大好きな恐竜のお絵かきをする子、

スタッフが書いたキャラクターに色塗りをする子、と思い思いに楽しんでいました。

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T
シャツでエコバックを作るコーナーでは、予想以上に沢山の方が要らなくなったTシャツを持参してくださいました。

針や糸を使わず、ハサミで切って結ぶだけで出来上がるエコバックに皆さん驚かれました。

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兄弟お揃いで着ていたお気に入りのTシャツが、お揃いのバッグに変身♪

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今回は、2025年2月15日から人と自然の博物館で開催する企画展「価値の手直し展」のPRを兼ねて、アップサイクル商品の展示も行いました。

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廃棄されるタイヤから作られたバッグやホタテの貝殻から作られた商品など、皆さん興味を持って熱心に見てくださっていました。

是非、2月15日からの企画展にも足を運んでいただきたいですね♪
(研究補助スタッフ 黒河)

今日は、ゆめのもり保育園のみんなと「どんぐりたいけん」をしました。

あさちゃんとすぎちゃんにドングリの落ちているところを教えてもらったよ。
みんなでたくさん拾えたね。ドングリによって、はっぱのかたちが違ったね。

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ドングリを転がして遊びました。なが~い坂道をコロコロ転がって

おもしろかったね。どっちが早いか、競争したね。

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最後は、ドングリがどのように大きくなっていくかをたのしく体操を通して学びました。

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◎参加した園児のコメント

・たくさんどんぐりがひろえました。  

・ドングリころがしはおもしろかった。

・ダンスがとっても楽しかった!  上手にできたよ!


◎エコロコスタッフより

 ゆめのもり保育園のみんな、とっても上手にどんぐりを探してくれました。
「まんまるどんぐり〜!こっちは、ちびっこどんぐり〜!」と、形の違いにも気が付いてくれました。
どんぐりが大きな木になるまでの過程を歌と体操にしたエコロコオリジナルの「ぐんぐんどんぐりこ」も
とっても元気よく踊れていました。
みんな、ひとはくに来てくれてどうもありがとう!

「ぐんぐんどんぐりこ」の歌と体操はこちらでも紹介しています。

https://www.youtube.com/watch?v=pHRFAuosRK0


(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

11月17日(日)のはかせと学ぼう!「ろ過実験コンテスト」を行いました。
ろ過とは、きたない水をきれいな水にすることだよ。

ろ過名人の三橋博士にしくみをくわしく教えてもらいます。
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ドロドロの水を装置に通すと・・・
どんどん水が透明になるんだね!!

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ろ過装置、合体だぁ~!!
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水がきれいになるまで、何回かかったかな?

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ご参加ありがとうございました♪
みんな、『ろ過名人』に認定だ(^^)/

来週の土日は~フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく宝さがしラリー」~です!
みなさまのご来館お待ちしております。

フロアスタッフ一同


11
16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「きのこのペーパーバッグ!」を行いました♪

毒キノコクイズをした後は...
自分だけのオリジナルバッグを作っていきましょう☆彡

秋に見られるいろんなきのこやどんぐり、リスなどのはんこを使います♫

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みんな夢中でハンコ押し!!

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カラフルで秋らしいとっても素敵なペーパーバッグができました(*^^*)
タグをつけて、完成です!

11月きのこのペーパーバッグ!-ブログ.jpg

ご参加ありがとうございました!

明日、11月17日(日)ははかせと学ぼう!「ろ過実験コンテスト」を行います!
さらにドリームスタジオフェスタ2024を開催します!
イベントが盛りだくさんの一日です!
みなさまのご来館お待ちしております(^^

フロアスタッフ一同

11月10日(日)の ひとはく探検隊は「ちいさい秋を顕微鏡でさがそう」でした。

今日の探検隊長は、顕微鏡博士の廣瀬研究員☆彡
秋晴れの中、ちいさい秋を探しに深田公園にレッツゴー!

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木の皮やキノコ、黄や赤の葉っぱ、どんぐりなど。。。
ちいさい秋がたくさん見つかりました!


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顕微鏡の使い方を教わり、自分でピントを合わせて観察します。
キノコや葉っぱはどんな風に見えたかな?
顕微鏡を通して見ると、普段見えない部分まで見えたね!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
お天気に恵まれ、ちいさい秋をたくさん集めることができました。

次回の ひとはく探検隊は12月1日(日)「ひとはくってなあに?」です。
皆様のご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
本日のフロアスタッフとあそぼう!は~画はくの日「江田コレクションを描こう!」~でした!
江田コレクションは、江田茂さんという方が集めた昆虫標本で、博物館には約27万点もあるんだって‼
3階ではその一部を展示しています(^.^)

みなさん、とても集中して描いていました♪
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最後までがんばって描いてくれました!
とっても素敵ですね‼
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できあがった作品は、4階ひとはくサロンに掲示しています!
ご参加ありがとうございました!
また遊びにきてくださいね♪

次回のフロアスタッフとあそぼう!は「きのこのペーパーバッグ!」です。
皆さまのご参加おまちしております!

フロアスタッフ 一同

20241013日にひとはくセミナー「五感で楽しむコーヒー焙煎(衛藤・三橋)」が開催されました。

屋外でのセミナーでしたが、良い天気で気温も心地よかったです。

早速ですが、コーヒーの焙煎の様子を紹介します。

コーヒーの煎り方の深さにはいろいろあります。
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豆を煎っていると、色が変わっていきます。
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音を聞いて、煎りをストップするタイミングを見計らいます。
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煎り終わったら、うちわで扇いで急冷します。
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次に豆をミルを使って粉末状にします。
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フィルターに粉末になった豆を入れて、上からお湯を注ぎます。
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抽出されたコーヒーをカップに移して完成です。
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なお、今回用いたのは、エチオピアの豆でした。
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安価で豆が買いたたかれることによる問題についてエチオピアのドキュメンタリー映像を通して学んだり、
生態系への負荷を軽減して持続可能なコーヒー栽培を行うための工夫について学んだりと、コーヒーを味
わうだけではなく、"人と自然"についても学ぶことができた講座でした。
(研究補助スタッフ 三井)

自然史博物館の資料保存と活用・管理を解説した「自然史博物館の資料と保存」を出版

概要

高野温子 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)と 三橋弘宗 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所 講師 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)が編集を務めた書籍「自然史博物館の資料と保存」が、朝倉書店より2024年11月10日に出版されます。

内容紹介

自然史博物館を知るための入門書。
収蔵資料の作製・保存・活用から博物館の運営まで丁寧に解説します。

自然史博物館を知るための入門書。収蔵資料の作製・保存・活用から博物館の運営まで丁寧に解説します。
    ◎自然史博物館の収蔵資料の種類
    ◎自然史標本の作成方法
    ◎自然史資料のデジタル化手法
    ◎自然史資料の各種公開データベース
    ◎自然史博物館の施設整備・運営
・自然史博物館に収集・保管されている資料の種類を解説
・自然史博物館の特徴として、学芸員自らが収蔵する標本を作製することがあげられる。各分野の標本作製について概説
・収集した標本は適切に整理されて保管されることで、初めて研究や教育・展示への活用が可能になる。各分野の標本整理法について述べ、昨今のAI技術やデジタル技術を活用した資料整理法の効率化についても解説
・自然史標本がどのように研究やシンクタンク、レッドデータブック編纂に活用されているか、多くの具体例を挙げて解説
・各分野の自然史標本デジタル化の手法について解説
・自然史資料の同定や整理に役立つ、各種自然史資料公開データベースも多数紹介
・自然史資料収蔵のための施設整備・自然史博物館の管理や運営について解説

目次

序章 自然史博物館と自然史標本
 ーその特色と期待される役割の変化ー

1章 自然史博物館における収蔵資料の種類
 1.1 化石 矢部 淳
 1.2 岩石、鉱物など 加藤 茂弘
 1.3 植物 高野 温子
 1.4 昆虫 大島 康宏・山田 量崇
 1.5 無脊椎動物 石田 惣
 1.6 魚類 北村 淳一
 1.7 脊椎動物 林 光武
 ◆トピックス 自然史博物館の資料収集とは 林 光武

2章 自然史標本の作製方法
 2.1 化石、プレパラート 齋藤 めぐみ
 2.2 岩石、鉱物など 加藤 茂弘
 2.3 植物 高野 温子
 2.4 昆虫 大島 康宏・山田 量崇
 2.5 無脊椎動物 石田 惣
 2.6 魚類 北村 淳一
 2.7 脊椎動物(魚類以外) 林 光武
 ◆トピックス 自然史博物館における資料収集の手段 生野 賢司
 ◆トピックス 標本DNAをよりよく保存する方法 中濱 直之

3章 自然史標本と整理方法
 3.1 化石 矢部 淳
 3.2 岩石、鉱物など 加藤 茂弘
 3.3 植物 李 忠建
 3.4 昆虫 大島 康宏・山田 量崇
 3.5 液浸標本(脊椎動物、無脊椎動物) 山﨑 健史・北村 淳一
 3.6 脊椎動物(乾燥標本) 林 光武
 ◆トピックス AIを活用した資料整理のアップデート 高野 温子

4章 自然史資料の保存
 4.1 地学系資料 加藤 茂弘
 4.2 生物系の乾燥標本 高野 温子
 4.3 液浸標本  石田 惣・高野 温子
 ◆トピックス 人と自然の博物館におけるIPMの実践 高野 温子

5章 自然史資料を見せる
 5.1 展示 水島 未記
 5.2 アウトリーチ 水島 未記
 5.3 教育普及活動での活用  真鍋 徹
 5.4 収蔵しながら見せるー魅せる収蔵庫ー  高野 温子

6章 自然史標本を利用する
 6.1 調査、研究 高野 温子
 6.2 シンクタンク、レッドデータブックの編纂 橋本 佳延・三橋 弘宗

7章 自然史資料のデジタル化ー標本画像撮影法ー
 7.0 資料デジタルアーカイブ作成上の留意点 高野 温子
 7.1 化石の撮影方法 兼子 尚知・松原 尚志
 7.2 植物標本の撮影方法 高野 温子
 7.3 昆虫標本の撮影方法  奥山 清市
 ◆トピックス 自然史標本の3Dデータ化の可能性 橋本 佳延

8章 自然史資料公開データベース
 8.1 S-Net、GBIF、その他自然史資料に関するデータベース 高野 温子
 8.2 jPaleoDB(日本古生物標本横断データベース) 伊藤 泰弘
 8.3 昆虫類のデータベース 山田 量崇
 8.4 植生資料データベースー物理的に収蔵できない自然の姿を後世に伝える環境資料ー 橋本 佳延
 8.5 クモ類のデータベース 山﨑 健史

9章 自然史資料収蔵のための施設整備
 9.1 自然史資料に必要な収蔵庫施設 高野 温子・加藤 茂弘
 9.2 資料収集の中長期計画 高野 温子
 9.3 収蔵庫の管理計画  高野 温子

10章 自然史博物館の運営
 10.1 館維持運営費と予算の内訳 林 光武・高野 温子
 10.2 自然史博物館における職種と組織体制 奥市 清市
 10.3 自然史博物館間の連携 高野 温子
 10.4 植物館友の会、ボランティアなどとの連携  奥市 清市

書籍情報

【タイトル】自然史博物館の資料と保存
【編集者】
 高野温子 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
 三橋弘宗 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所 講師 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)
【執筆者(五十音順)】
 生野 賢司 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 石田  惇 大阪市立自然史博物館
 伊藤 泰弘 九州大学総合研究博物館
 大島 康宏 三重県総合博物館
 奥山 清市 市立伊丹ミュージアム
 加藤 茂弘 兵庫県立人と自然の博物館
 兼子 尚知 産業技術総合研究所・地質調査総合センター地質標本館
 北村 淳一 三重県総合博物館
 齋藤めぐみ 国立科学博物館
 髙野 温子 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 中濱 直之 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 橋本 佳延 兵庫県立人と自然の博物館
 林  光武 前 栃木県立博物館
 松原 尚志 北海道教育大学教育学部釧路校
 真鍋  徹 北九州市立自然史・歴史博物館
 水島 未記 北海道博物館
 三橋 弘宗 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 矢部  淳 国立科学博物館
 山﨑 健史 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 山田 量崇 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
 李  忠建 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館

【その他書籍情報】
 出版社: ‎朝倉書店
 発売日:‎ 2024年11月10日
 言 語:‎ 日本語
 単行本: ‎192ページ
 ISBN: ‎ 978-4-254-10306-9

柿 食えば・・・

2024年11月 7日

ひとはくの周辺(深田公園)には、
いろいろな木が植えられています。

深田公園にある野外施設の円形劇場の横に
カキノキ(カキノキ科)があります。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲円形劇場の横にあるカキノキ(11月上旬)


約1ケ月前(10月中旬)には、
緑色っぽい若い果実がたくさん
成っていました(緑色っぽいので
どこに果実かあるのか、分かり
にくところも ありますね)。

kakinoki no wakai kajitu 241012 s-IMG_1637copy.jpg










▲たくさんの若い果実が成っている
 カキノキ(10月中旬)


その後、
しばらく観察していなかったのですが、
11月上旬には、果実はオレンジっぽい
色(いわゆる柿色?)になっていました。

しかし、果実はすでに残り2個に
なって いました。

kakinoki no ki 242207 s-IMG_6209.jpg









▲残りの果実が2個になった
 カキノキ(11月上旬)



また、いくつかの葉は、赤や黄に
色づいています。


kakinoki no kouyou 242207s-IMG_6203.jpg









▲部分的に赤くなったカキノキの
 葉(11月上旬)




2つの果実しか残っていないカキノキの
果実や、木の周辺を観察すると・・・



2つの果実のうち1つは、何者かに
食べられたような跡があります。

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▲食べられた跡?がある カキノキの果実



その果実の下には、円形劇場の、
コンクリートの床があります。

そこには、カキノキの種子と、細かく
なった果肉部分がいくつか散乱して
いました(樹上で果実を食べている
とき?に ボロボロと 落としている
ようです)。

しかも果肉の細かくなったものは、
(大きさがほぼ同じで)新鮮な感じ
でした(撮影する少し前に食べられた?)。

周辺で目についた種子と果肉部分を
集めて写真を撮ってみました。

kakinoki no syushi  242207 s-IMG_6188.jpg









▲床面に落ちていたカキノキの種子
 を集めて撮影



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▲床面に落ちていた、カキノキの果実の
 細かくなった 果肉部分を集めて撮影



何者かが、カキノキの果実を食べて、
種子や、細かくなった果肉の一部を
食べ散らかしているものと思われました。

じつは、このカキノキの近くで
この2日前の夕方にハシボソガラス
(カラス科)が カキノキの果実を
くわえて飛んで行くのを目撃・撮影
していました。

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▲カキノキの果実をくわえて
 飛んでいく ハシボソガラス


先ほどのカキノキの種子のうち
新鮮そうなものをよく見ると、
その表面に(向きによっては、)
アルファベットの「v」の字に
見える 傷があるのに気がつきました。

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▲落ちていたカキノキの(新鮮そうな)
 細かくなった果肉 と (新鮮そうな)種子


もしかしたら、ハシボソガラスの
くちばし で 傷がついたのでは?
と想像してしまいました。

唐突ですが、ここで一句!

( ハシボソカラス?が )
「 柿食えば、種子(タネ)で散らかる その辺が 」

おそマツ、いや カキノキでした。



皆さんも 周辺の環境で生きもの の
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘

「スプーンの形の葉っぱをさがせ!」

研究員のミッションに、子どもたちは素早く動きます。
すぐに見つけてきました。

そして、その葉っぱを持ってそっと引っ張ると...



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糸が出てきました。みんなできたね。とっても上手!

今日は、西宮建石保育所、朝日愛児館のみんなと「しぜんみっけ」です。

次のミッションは?


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オオバコで、草相撲。切れなかった方が「勝ち」。研究員が勝っちゃいましたね。

勝つためには、ちょっとした「コツ」があるようですが、それはないしょ!?

草相撲にみんなが夢中になっていると、音が鳴り出しました。草笛です。





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先生も上手に鳴りましたね。

最後は、ドングリをさがします。図鑑で勉強していたらしく、研究員の質問にも「クヌギ」「コナラ」などとドングリの名前を答えることができました。そして、ドングリをさがしに一斉に駆け出しました。



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秋晴のなか、研究員のミッションを見事クリアーできましたね。




◎参加した子どもたちの感想など

・草笛がおもしろかった。ちゃんとなったよ!

・オオバコでたくさん勝負したよ。先生にも勝ちました!

・ドングリがいっぱいあった。名前も教えてもらいました。

・バッタ捕まえた。お花もあったよ。





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◎小舘研究員より

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草刈りの後でしたが、その後伸びてきた草などを使って遊びました。
みんなで草相撲、草笛、ドングリ探しなどをしました。
「しぜん みっけ!」(植物)は、季節に合わせて植物を選んで実施します。

(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)



月の第1日曜日ひとはくKidsサンデーです。

前日の11月2日は、一日雨が激しく降っていました
(三田での日降水量78mm、1時間での最大降水量47㎜)。

11月3日は、一変して晴れて、風は少し強めの時間帯も
ありましたが、外のベンチなどで昼食をとられる方も
多かったようです(三田での最低気温 9.0℃、最高気温 19.9℃)。

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▲お昼の時間帯のエントランス ホール周辺のようす


博物館の周辺(深田公園)では、
赤や黄色に色づいた葉が目立つように
なってきました。

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▲黄色に色づいたエノキ(アサ科)の葉


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▲赤やオレンジ、黄色に色づいた
 ケヤキ(ニレ科)の葉



11月の 主なプログラム の報告で~す。


<コレクショナリウムとその周辺では・・・>

■コレクショナリウム前で行われた
「泥だんごをつくろう!」のようすは・・・

泥だんごづくりは大人気です。

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▲コレクショナリウム前


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▲泥だんごをつくっているようす


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▲できた泥だんごを乾燥しているところ

大きいのやら、小さいのやら、
いろいろな大きさの泥だんごが
並んでいますね~



■コレクショナリウムでの
「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」の
ようすは・・・

コレクショナリウムのワークルームでは、
いろいろな風に乗って飛ぶタネの紹介のあと、
紙やホッチキスなどを使って、模型をつります。

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▲いろいろなタネの紹介中


つくった模型を皆んなで とばします。

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▲模型をとばしているところ

くるくる回ったかな?



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『葉っぱぐるぐるをつくってあそぼう!』
の ようすは・・・

親子でつくってくれています。

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▲葉っぱぐるぐるをつくっているようす



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▲葉っぱをぐるぐる回している?

みなさん、葉っぱをうまく回せましたか?



■ギャラリートーク「西日本のリアル化石図鑑」
 のようすは・・・

現在本館2階で開催中の臨時展示の前で、
化石標本を寄贈いただいた兵庫古生物研究会の
代表の岸本眞五さんに展示物等の解説をして
いただきました。

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▲岸本代表の解説のようす


いろいろな資料なども持ってきて
いただいき解説いただいたようです。

詳しくは、下記のブログを見てください。

ギャラリートーク「西日本のリアル化石図鑑」 
 岸本眞五ひとはく地域研究員(兵庫古生物研究会代表)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/11/post_3174/



■フロアスタッフとあぞぼう
「落ち葉でカードをつくってみよう!」のようすは・・・

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▲カードをつくっているところ


どんなカードができたのかな?

「落ち葉ででカードをつくってみよう!」のようすは、
下記のブログでも見ることができます(見てね~)。

こんにちは!フロアスタッフです♪~フロアスタッフとあそぼう
「落ち葉でカードをつくってみよう!」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/11/content_41/

さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。

皆さん、楽しんでいただけましたか?

次回のKidsサンデーは、2024年12月1(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
3連休最後の日は、秋晴れのきもちのいいお天気でした!
今日はワークショップ「ひとはく缶バッジづくり」をおこないました。

好きな絵を選んで、色をぬっていきます。
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缶バッジにしあげて、できあがり!!
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さっそくカバンや服につけてくれるお友達もいましたよ
ご参加いただき、ありがとうございました☆彡

ひとはくの横の深田公園は、すこしづつ木々が色づきはじめ、秋色にそまってきました
いろんなイベントを準備して、みなさまのお越しをお待ちしております!
ぜひ遊びにきてくださいね(^_^)/

フロアスタッフ かどはま

本館2階の化石工房では、現在臨時展示「西日本のリアル化石図鑑」を行っています。

今日は、兵庫古生物研究会代表の岸本眞五先生のギャラリートークが行われました。
先生は、これまで60年間にわたり全国1229県で化石を採集されてきており、ひとはくに約14000点もの貴重な化石標本をご寄贈いただいています。

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先生に寄贈いただいた標本は、ていねいなクリーニング作業が施され、正確な産地情報が記されており、学術研究にも利用できるとても貴重なものです。

午前、午後と2回行われたトークでは、化石好きの小学生から中学校の科学部の生徒、そして一般の方まで多くのみなさまに参加いただきました。
先生には、特に精力的に調査を行われてきた淡路島の和泉層群産の標本や岡山県津山盆地の勝田層群の標本を中心に、発見当時の様子や化石標本について楽しくお話しいただきました。

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◎参加したみなさまの感想など

・きれいにクリーニングされていた。全国の各地で採集をされたことが分かった。

・たくさんの標本が見られてよかったです。

・恐竜も2回発見されたのはすごい。

・発見時のエピソードがおもしろかった。

・自分も見つけられるかな?


(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

アメンボの重さってどれくらいか知ってますか?

なんとアメンボ25匹で1円玉一個分(約1g)だとか。(軽~い)

アメンボが水面に浮くのには、それ以外にも理由があります。

今日は兵庫県立大学の大学院生が、針金で作ったアメンボの模型を使って説明してくれました。
この形にもナンデナンの答えがありそうですね。

そして、自分でもアメンボの模型をつくって、浮かべてみました。
さ~て、浮くかな?
そーっと浮かべてみましょう。



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また、アメンボをはじめ、三田市内にいるドジョウなどの生き物も展示して、子どもたちに説明しました。



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◎参加したみなさまの感想など

・針金で作ったアメンボ、無事に浮きました。

おかあさんの作ったアメンボは、なかなか沈まなかったよ。(小学生)

・洗剤をつけたらあら不思議! そんなことになるなんて...。(おじいちゃん)


(文責 生涯学習課 ※この記事の関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)


11
月3日(日)のフロアスタッフとあそぼう

昨日に引き続き「落ち葉でカードをつくってみよう!」を行いました♪

葉っぱのクイズのあとは...

さっそく、落ち葉のカードを作ってみよう☆彡


カラフルな葉っぱを貼ったり、お絵描きをすると...
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完成‼

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みなさんとっても上手にできました!

ご参加ありがとうございました‼

明日はワークショップ「ひとはく缶バッチづくり」(クリック☜)を行います!

みなさまのご来館をお待ちしております(^^

フロアスタッフ一同

今日のナンデナンは、葉っぱの香りからのナンデナンです。

それぞれの瓶の中には、細かくした葉っぱが入っています。

その香りを嗅いでみて、テーブルの上に置いてあるどの植物の香りかを当てます。
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しかしこれがわかるようでわからない。

そのままの葉っぱからはあまり香りがしません。
葉っぱが香りを出すのには、何か秘密がありそうですね。
また、植物の種類によっても違うようです。これが今日のナンデナンです。

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◎参加したみなさまの感想など

・瓶の中の葉っぱはしっかり匂うのに、テーブルの上の葉っぱはあまり匂わない。

不思議だ。(60代男性)

6つのうち一つしかわかりませんでした。(おとうさん)

・嗅いだことのある匂いだった。(小学生)

・葉っぱがにおいを出すのには意味があることが分かりました。(おばあちゃん)

◎黒田主任研究員より

植物の香りは千差万別ですね。なぜどうして匂うのか、まだわかっていないこともたくさんあるようです。
楽しみつつ一緒に考えられたらと思います。

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(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)






本日のフロアスタッフとあそぼう!は『落ち葉でカードをつくってみよう!』を行いました♪

秋の始まりを感じる落ち葉。。。
そんな落ち葉でかわいいポップアップカードをつくってみよう!

はじめに落ち葉クイズにちょうせん!
木が葉っぱを落とすのは、ちゃんと理由があるんだね。
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細かい枝にも、のりをつけて・・・
むずかしいけど、自分のちからでがんばったね☆
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葉っぱを貼ったり、お絵描きしたり・・・
世界にひとつだけのカードが完成しました(^^)/
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ご参加ありがとうございました!
明日も『落ち葉でカードをつくってみよう!』を行います。
是非ひとはくに遊びに来てくださいね!!

フロアスタッフ一同

生き物はずっと変わらない」という考えが当たり前だった時代から、現在の「進化」の考え方へと変わったのは、ダーウィンの進化論が出てからのこと。この進化のしくみを化石から読み解いていこうというのが、今日のセミナーです。クラーク国際高校の生徒が受講しました。

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生物の進化を調べるのは、分子を調べる「分子進化学」という方法と、化石を調べる「古生物学」という方法があります。

今日のセミナーで、まったく別だと思っていた生物が、DNAでその進化を調べると近い存在だったということが分かりました。

ぜひ、多くの皆さんにこのことを知ってもらいたいですね。



◎参加した生徒の感想など

・内容がむずかしかった。

・鳥とワニが近いなんて思わなかった。

・数億年前のようなずっと昔のことが分かるなんて...、おもしろそうだった。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


今日のひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」

ひとはくの横の深田公園で、みんなでキノコを探したよ♪

キノコはかせの秋山研究員といっしょに
さぁ、探検に出発だぁ~!!
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どんなキノコが見つけられるかな・・・わくわく!

「隊長このキノコはなんですかっ?」
みんな次々といろんなキノコを見つけます♪
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最後は机に並べて、みんながとってくれたたくさんのキノコに
秋山研究員がひとつずつ名前を書いてくれました。
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ちょっと、キノコにくわしくなった気分だね♪

たくさんのキノコが見つかって、楽しかったね!
ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

次のイベントはフロアスタッフとあそぼう「落ち葉でカードをつくってみよう!」
みなさんのご参加お待ちしております☆彡

フロアスタッフ たなはら
2024年10月26日

虫探しにちょうど良い季節になりましたね♪
本日の探検隊は「秋の昆虫かんさつ」!

昆虫はかせの山田研究員と一緒に深田公園へ出発!!
秋の昆虫ってどんな虫なのかな~?

わくわく♪ドキドキ♪するね(*^-^*)

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5月から梅雨に入る前と、8月から10月の今の時期にたくさんいるんだって☆彡
オンブバッタやキチョウ、アキアカネ・・・いろんな昆虫がいます。

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そして、見つけた虫について昆虫はかせが解説してくれます!

たくさんの昆虫をみつけたね♪
みんなでかんさつ楽しかったです!!



ご参加ありがとうございました!明日は、ひとはく探検隊「キノコGETだぜ!」を行う予定です。
たくさんのご参加お待ちしています☆彡

スタッフ一同

県立尼崎小田高等学校サイエンスリサーチ科1年生の生徒40名が、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環で、本館を活用し講義と特注セミナーを実施しました。

最初にひとはくの紹介を竹中コーディネータから受けました。

人と自然の博物館がどのような博物館であるのか、展示物、研究員の紹介などとともに、担う役割や、生徒のみなさんが今後どのように活用すればよいなどの助言がありました。
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生徒は2班に分かれ、館内見学と生野研究員による特注セミナー「化石のレプリカを作って標本にしてみよう」を行いました。
4種類のアンモナイト化石を比較、特徴を調べ分類し、スケッチを行います。
そして、ランダムに選んだ型に自分の選んだオリジナルの色の材料を入れてレプリカを作成、ラベルに必要事項を記入して完成です。

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午後からは、八木研究員の「野外での昆虫調査方法」です。天候が心配されましたが、深田公園で行うことができました。
虫は、種類によっている場所が違います。地面、草むら、葉っぱの陰、木の下などよ~く探してみましょう。
捕まえた虫は、袋に入れます。逃げ方に特徴があるので、捕まえ方にも「コツ」があります。虫を傷つけないように頑張りましょう。
30分、40名の生徒が、駆け回り、44種113匹の虫を捕まえることができました。
簡単に言えば「虫取り」ですが、深田公園にどんな生き物がどのくらいいるか、データをとるというサイエンスの入り口の作業を体験することができました。

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2つのセミナー終了後、大セミナー室で今日の振り返りを行いました。

生徒からは、研究員に対し、多くの質問が出ていました。

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◎参加した高校生のコメント

・博物館が照明や展示物の配置など見やすいように工夫されていることを感じました。

・館内の見学、アンモナイトのレプリカ作製、昆虫採集など様々な活動を通して、多くの知識を得ることができました。

・研究員の先生には、わかりやすく教えていただいた。

・虫取りは、捕まえ方に違いがあった。小さい頃を思い出してわくわくした。

・博物館の役割が、研究のために標本を作製し、きちんと保管をしていくことであることを学べた。

・今生物系に興味を持っているが、今後の進路を選択にも役立てたいと思った。

◎生野研究員より

レプリカ標本は、単なるニセモノではなく、研究や展示に活用できる重要なものです。
レプリカ制作の作業を通して、標本が持つ意味や用途、博物館の役割や化石研究の一端を知っていただけたかと思います。
次に博物館を見学される際には、レプリカ標本と実物標本の違いにも注目してもらえればうれしいです。

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(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)


今日も昨日に引き続き...
「ハロウィン★クモのモールづくり!」に挑戦しました!

クモの足は何本?
じゃあ昆虫の足は何本??

天井にいるおおきなクモの足をみんなで数えたよ~

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ではさっそく!
モールでクモを作ってみよう☆

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ねじって~

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ひっかけて~

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ぐるぐるぐるぐる~~!

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完成!!!
みんなとっても上手!
フワフワのクモが出来ました!

お家に飾ってハロウィンを楽しんでね♪

ご参加ありがとうございました♡


フロアスタッフ やなぎもと
10月19日(土)のフロアスタッフと遊ぼうは~ハロウィン★クモのモールづくり~でした!

まずはクモのクイズから始めました!

クモの足は何本かな?
天井にいる大きなクモの足をみんなで数えたよ♪
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さっそくモールでクモづくり★

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くるくる、くるくるモールを巻いてクモをつくります!!
むずかしい作業だけど、みんなとっても上手でした☆
オリジナルのクモのできあがり!


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ご参加ありがとうございました!

明日10月20日(日)も~ハロウィン★クモのモールづくり~を行います!
ご参加お待ちしております(^^♪

スタッフ一同

本日は、ワークショップ~とっても簡単!化石のレプリカづくり~を行いました♪

◇作り方◇
本物のアンモナイトの化石から形をとったシリコン型に
お湯でやわらかくした樹脂粘土をつめます。
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手のひらを使ってぎゅっぎゅ。っと型につめます。

きれいにつめたら、バケツの水で冷やすよ。
まだできないかな~?
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樹脂粘土が冷えて固まったら取り出すよ!
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オリジナル!自分だけのアンモナイトレプリカの出来上がりです!

とっても簡単!だけどとっても素敵な体験です。

実は明日10月14日(月・祝)もとっても簡単!化石のレプリカづくり(クリック!)
行います。
みなさん、どうぞお越しください!

フロアスタッフ一同
本日のフロアスタッフとあそぼうは~画はくの日「恐竜化石を描こう」~でした!

兵庫県丹波篠山市では恐竜の化石がたくさん発見されています。
最近では、また新たに新属新種の恐竜化石が発見されました☆彡

まずは、丹波の恐竜クイズからスタートです!

みんな何問正解したかな?
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おまちかね、恐竜の絵を描きます!
とっても真剣なまなざし(^^)
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とっても上手に描けました♬
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ご参加ありがとうございました!
出来上がった作品は4階ひとはくサロンに掲示しています!
また遊びに来てくださいね☆彡

明日は「化石のレプリカ作り」です!
ご参加お待ちしております(^^♪

フロアスタッフ一同

月の第1日曜日はひとはくKidsサンデーです。


10月6日のKidsサンデーで
エコロコおやこ
ひっつきむし で かお をつくろう!』」
というプログラムを実施しました。


今回使った「ひっつきむし」は、
アレチヌスビトハギの果実です。


材料となる果実を専用のシートに
ひっつけて顔をつくります。


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▲ひっつきむしで 作品を つくっているようす



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▲ひっつきむしでつくった
 顔の作品例


参加された子どもさんや
その家族ごとに
作った作品と一緒に
記念撮影をさせてもらいました。

<記念撮影>
できた作品と一緒にハイポース!

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皆さん、いい笑顔でしょう ☆彡



次回のKidsサンデーは、2024年11月3日(日・祝日)です。

どんなプログラムがあるかな?
(約1週間くらい前、ひとはくの
ホームページに 次の月の
Kidsサンデーのプログラム資料が
アップされますので、
ご確認ください。)

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。


10月6日は、昼過ぎの時間帯では
日陰のところで風が吹くと、よい感じの
時もありましたが、日当たりが良い
ところでは、たいへん暑く感じました
(三田での最低気温13.7 ℃、最高気温29.3 ℃)。

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▲4階入り口ちかくからエントランスホール
 方向を見る

博物館の周辺(深田公園)では、
アレチヌスビトハギ(マメ科)の
黄土色?や、うすい茶色っぽい色?
の果実がたくさん見られます
(緑色の若い果実もあります)。

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▲円形劇場の上の のり面の
 アレチヌスビトハギの果実



10月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<エントランスホール前の芝生地や
コレクショナリウムでは・・・>


■「そとはく」のようすは・・・

芝生地広場では、虫取り網の貸し出しがあり、
自由に虫を捕まえている姿がありました。

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▲虫を捕まえているところ

他にも
ゆっくりとくつろげる空間があったり、
自然を感じるゲームがあったり、
アスファルトに絵を描いたりする
「黒板ひろば」のコーナーがありました。


小学校3年生以上を対象としたプログラム
(「ナンデナン?」)が実施されました。

■「ナンデナン?」のようすは・・・

今回は、午前中に地学担当の研究員による
・「アンモナイトの化石をみがこう
ーカタツムリと見分けられるの
ナンデナン?ー」が実施され、

また午後には昆虫担当の研究員による
・「身近なところで虫さがし--こんなところに
虫がいるの、ナンデナン?」が
実施されましたよ。

コレクショナリウムのワークルームで実施された
地学関係の「ナンデナン?」では、
虫メガネで何を見ているんだろう?

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▲地学の「ナンデナン?」での活動のようす

エントランスホール前の芝生広場で実施された
昆虫関係の「ナンデナン?」では、
どんな虫をさがしたんだろう?


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▲昆虫の「ナンデナン?」での活動のようす

「身近なところで虫探し ~こんなところに
虫がいるの、ナンデナン?~」は
下記のブログ記事があります。(見てね!)

身近なところで虫さがし ~こんなところに虫がいるの、ナンデナン?~  山田量崇主任研究員 https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3161/


今回の「ナンデナン?」は、
解決しましたか?また
新たな「ナンデナン?」が
生まれましたか?


■コレクショナリウムでの
「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」の
ようすは・・・

研究員の解説や実演のあと、自分でタネの模型をつくります。

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▲「風に乗って飛ぶタネの模型をつくろう」のようす

模型、うまくできたかな?


■三田市主催の「つぼみマーケット」

コレクショナリウム前の緑道沿いで三田市主催の
「つぼみマーケット」も開催されていましたよ。

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▲「つぼみマーケット」のようす



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『ひっつきむし で かお をつくろう!』
の ようすは・・・

材料となる「ひっつきむし」を親子で選んで
顔をつくっていますね。

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▲ひっつきむしを選んだり、顔をつくったりしているところ


できた作品と一緒に記念撮影している写真は下記のアドレスへ(見てね!)
10月6日 の いい笑顔で賞(記念撮影)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3162/
みなさん、いろんな表情をつくってくれました。



■ひとはく連携活動グループの
人と自然の会の皆さんによる
「おはなしシアター」の
今回のお話は・・・、 

「月に のぼった うさぎ」と
「『サンダリーノ』って・・・なにもの?」
だったそうです。


■ひとはく探検隊『どんぐりをさがそう!』
の ようすは・・・

ひとはくサロンに集まってから、深田公園へ
ドングリをさがしに行ったようですよ。

深田公園には何種類かのドングリが成る木
があります。


下記にブログ記事がありますよ。(見てね!)
こんにちは!フロアスタッフです♪~ひとはく探検隊~「どんぐりをさがそう!」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/10/post_3159/

記念撮影された写真です。皆さん、笑顔ですね~

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▲「どんぐりをさがそう!」に参加された皆さん


さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。

今回も いろいろなプログラムがありました。
皆さん楽しんでいただけましたか?

次回のKidsサンデーは、2024年11月3日(日・祝日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
4階ひとはくサロンの天井の大きなクモの網。
クモはいないの?のお声が聞こえていましたが、ついに!大きなクモが現れましたよ。

10月5日のフロアスタッフとあそぼうに参加してくれたお友だちとつくりました。
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そして本日、大きなクモの網の横に展示しました!
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設備さんが昇降機を使って高~い天井へ吊り下げてくれました。
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みなさん、ぜひ見に来てくださいね!

明日10月12日(土)のフロアスタッフとあそぼう「画はくの日」(クリック!)ひとはくの標本などをじっくり観察して描きましょう。
画材道具は貸し出します。みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ一同

道路脇の植え込みや芝生など、普段見過ごしている何気ないところにも昆虫がいます。

「なんでこんなところに虫が?」といった "ナンデナン?" について一緒に考えてみましょう。
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まずは、エントランス前の芝生の広場で虫をさがします。






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今回は網を使わずに、素手でつかまえ、袋に入れます。山田主任研究員の「はじめましょう」の言葉もそこそこに、子どもたち(おとなたち)が走り出しました。

あちこちで「捕まえた!」と声が上がります。

捕まえた虫について、研究員に名前を確認しています。採れた虫の説明も聞きました。

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キッズサンデーのそとはくでも虫とりが行われていました。朝からたくさんの虫をつかまえたようです。
名前のわかるシートも準備してあったので、自分の採った虫の名前を確認してみましょう。


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今度は恐竜ラボの裏手へ行って、木や植え込みのある場所で、虫をさがしてみましょう。

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おっと、ここは思った以上に蚊が多くて、たいへんたいへん。
猛暑であまり見なかった蚊が、今になってたくさん出てきたようです。
ちょっと早めにこの場所から退散です。


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さて、場所が違うと取れる虫も違う、今日のナンデナンの答えはもうわかりましたか?

エサがある、隠れて身を守ることができる、仲間がいるなど、その場所に住むのには理由がありました。だから採れる虫も違うんだね。参加してくれたみんなはわかってたよね。



◎参加したみなさまの感想など

・カメムシやゴキブリも、そして蚊も捕れました。

・網がなくても手で捕まえられたよ。

・もっと捕まえたい!




yamada_circle.png◎山田主任研究員より

観察する場所を変えたら見つかる虫も違いましたね。なぜ場所が変われば見つかる虫が変わるのでしょうか?答えはいろいろありますが、理由がわからないこともあります。普段から身近な場所に目を配って、いろいろな虫を探して、その理由について思い巡らせてみてください。虫の見方が変わるかもしれませんよ。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

クモは、生きた餌を捕まえて食べる生粋(きっすい)のハンターであり、その狩りの方法は実に多様です。
「狩り」という観点から、摩訶不思議なクモの世界を覗いてみましょう。

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クモにはその生活様式から造網性(網を張って餌をとるもの)、徘徊性(網を張らずに、徘徊して餌を捕まえるもの)、地中性(地中で餌が来るのを待ち構えるもの)と3つのタイプに分けられます。



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講演は大盛況で、休憩中にも、鈴木学芸員が持参したクモに子どもたちが集まりました。 
全然怖くないよ!(おとなも集まり、写真を撮りまくりました)


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セミナーが終わっても、質問コーナーが続きます。外来種のことや捕食のこと、巣の張り方の特性、進化の様子など鋭い質問が続きます。打ち切ったあとも先生を取り囲み質問の嵐でした。

博物館の企画展「クモ展~多様な8本脚たちの世界~」は来年113日までの開催です。





◎参加したみなさまの感想など

・前回のセミナーにも参加しました。今日も楽しかったです。

・チラシでこのセミナーのことを知りました。参加してよかったです。

・小学校1年生から5年生まで自由研究でクモのことを調べてきました。今日のセミナーを参考に、来年はクモの進化をまとめます。

・クモの糸でバイオリンの弦を作ったと聞いたことがありました。それでこのセミナーを受けなければと思いました。

・わかりやすい話で、とてもおもしろかったです。

・クモのことってあまり知られていないことが多い中で、今日のセミナーはとても参考になり充実した時間でした。楽しかったです。









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◎鈴木佑弥学芸員、山﨑主任研究員、より

 摩訶不思議なクモたちの「狩り」の世界、楽しんでいただけましたでしょうか。クモの行動や生態は、まだまだ謎だらけで、身近に新発見が潜んでいます。このセミナーをきっかけに、身近なクモに興味を持っていただければ幸いです。(鈴木)

身近な存在だけど、よく知らないクモの実に多様な生活を知ることができたでしょうか。これからももっとクモを身近な良き隣人として見てもらえたらと思います。(山﨑)

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

今日の「ナンデナン」の疑問は2つ

①「どうしてかたい石をツルツルに磨くことができるの?」

②「アンモナイトとカタツムリはどう違うの?」

この答えをさがすのが今日のミッションです。
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アンモナイトは殻の直径が2mを超えるものから大人でも1㎝くらいにしかならないものまで、大きさはさまざまです。今回使うのは小さな化石ですが、それでも最初から磨くのは大変なので、生野研究員が途中まで磨いたものを、みんなに磨いてもらいます。耐水ペーパーの上に水を垂らして、アンモナイトの磨きたい面を下にしてぐるぐると15回ぐらい回しながら磨きます。徐々に耐水ペーパーの目の大きさを細かくしていき、この作業を4回繰り返します。

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石はどれでも同じように硬いと思われがちですが、種類によって硬さが違います。耐水ペーパーの表面には、炭化ケイ素の粒子がついていて、どうやらそのことにナンデナン①の答えがありそうですね。



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磨いた面がツルツルになってきたら、殻の中の様子をじっくり観察してみましょう。よーく見るとアンモナイトには、カタツムリとは違う何かがあるようです。ナンデナン②の答えもよ~く見るとわかりますね。


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今日参加してくれたみなさんは、わかりましたよね。

磨いた化石はラベルと一緒に袋に入れて。標本としてお持ち帰りいただきました。


◎参加したみなさまの感想など

・ホームページでこのイベントを見つけました。

・今日も楽しかったです。

・ナンデナンの答えがわかりました!

・先生のお話はわかりやすかったです。

・新たなミッションも調べてみようと思いました。



ikuno_circle.png◎生野研究員より

紙やすりで石を磨く作業は単純ですが、どうして磨くことができるのか、磨くと何が見えるようになるのか、などを考えると意外と奥が深いのではないでしょうか。身近な道具でも、展示してある標本でも、「ナンデナン?」という疑問をもって見つめなおしてみると面白いと思います。

(文責 生涯学習課  ※この件に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします)

10月6日(日)のひとはく探検隊「どんぐりをさがそう!」を行いました♪

秋晴れの中、隊長の李研究員の案内でどんぐりを探しに深田公園へ出発です!
博物館を出て、すぐにどんぐりの木がありましたよ。

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アラカシ、シラカシ、クヌギ...
いろいろありますね~
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たくさんどんぐりを見つけることができました!
李隊長から韓国では、あく抜きしたどんぐりを寒天みたいにして食べるということも教えてもらったよ!

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楽しかったね。ご参加ありがとうございました(^^)
おうちの近くでも「どんぐり」探してみてくださいね。

来週の三連休も楽しいイベントをご用意しております。
是非ひとはくにお越しください♪

フロアスタッフ一同


本日のフロアスタッフとあそぼうは大きなクモをみんなでつくろう」をしました♪ 

天井の大きな網にはクモはいないの?とみんな思っていたかな?
いよいよ今日は、その大きなクモをみんなで一緒に作りました!

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みんなでクモのからだを作る布に模様を描きました。
ギザギザ、てんてん、なみなみ、クルクル、いろんな線が描けたね。
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それぞれま~るい布に自由に絵を描いて、クモのからだに貼りました。
 
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8つの目と8本の足を付けて、カラフルな大きなクモの完成!
みんなで記念撮影しました。

この大きなクモは、後日4階の大きなクモの網の横に登場します。
みんな、見に来てくださいね☆

フロアスタッフ一同

今日は、花山小学校の児童のみなさんが、兵庫県で発見された化石について、クイズを交えたセミナーを受講しています。

「ひょうごけんには恐竜がいた」 〇か×か?  これは全員が正解! 

「タンバティタニス!」 名前を知っているお友達もいたね。

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最近のトピックスで、新種と認められて発表されたものもあります。

「それ知ってる!」「ニュースでやってた!」
いい反応ですね。

「どれだかわかりますか?」 
3階に展示しているので見ていってください。

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さて、花山小学校の地下には、化石はあるでしょうか?

花山小学校近くの地層から、見つかっているので、花山小学校の地下にもありそうです。

また、このひとはくの近くでも発見されています。
今日のセミナーで、兵庫県ではたくさんの化石が発見されていることが分かりましたね。



◎参加した児童のコメント

・クイズがおもしろかった。  ・全問正解でした!

・恐竜だけでなく、いろんな化石があることが分かりました。

・学校の下には何があるかな?




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◎半田研究員より

クイズに正解した人も、そうでない人も、県内の化石について楽しく学びました。

兵庫県では恐竜だけでなく植物や貝などいろいろな化石が見つかっています。

自分の身近な地域にはどんな化石があるか、考えたり調べることにつながったらうれしいです。

(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

「泥だんごあそび」 誰もが一度はやったことがあるのでは?

今日は、すずかけ台小学校の児童が挑戦です。

陶芸用の粘土(日本遺産の立杭焼のもの)と色泥で、大理石のように光る泥だんごをつくります。

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陶芸用の粘土を専用の台の上にのせて丸くしていきます。
丸くなったら一つ目の色でだんご全体に色を付けます。

薄くのばすのがコツです。塗れたら手の平でコロコロして、乾かします。
そして、手をきれいにして次の色をつけましょう。
どんな色にするかは、自分で考えてね。世界に一つの自分だけの色合いになりますね。

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そして、白いプラスチックのケース(カメラフイルムが入っていたケース)ですべすべつるつるにします。


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◎参加した児童のコメント

・楽しかった。 ・おもしろかった!

・まん丸にするのがむずかしかった。

・家でもしっかり磨きます。



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◎赤澤研究員より

このセミナーは、土あそびが大好きな子どもから、公園での泥だんごづくりにハマったことのある大人まで楽しめます。今日は、みんなが楽しめてよかったです。自分が納得いくまで、家でもしっかり磨いてくださいね。世界に一つのピカピカ泥だんごが完成します。

(文責 生涯学習課 ※この記事への問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

博物館標本の遺伝情報を扱った書籍「種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方
博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来」を出版

概要

中濱直之 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)、中臺亮介 (横浜国立大学大学院環境情報研究院講師)、岩崎貴也 (お茶の水女子大学基幹研究院講師)、大西亘 (神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)が責任編集を務めた書籍「種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方 博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来」が文一総合出版より2024年10月4日に出版されます。

内容紹介

博物館標本はタイムカプセル! 何が入ってる? どうやって調べる?

DNA解析技術の発展により,博物館の標本が雄弁に語りはじめた! 採集の時期や場所の情報,他の標本から得られたデータも組み合わせれば,生物多様性の歴史が見えてくる。過去を知り未来に活かすためのノウハウを簡明に解説。
    ◎DNAの解析技術の発展で,標本のDNAも解析可能に!絶滅した生物の詳細が見えてきた。
    ◎最先端で活躍する若手研究者が,標本からのDNA採集のノウハウを紹介。
    ◎将来の研究者に貴重な標本を引き継ぐために,現在の利用者,管理者は何をすべきだろう?
    ◎できるだけ多くの情報を未来に送るための標本の作り方とは?
    ◎2022年のノーベル医学・生理学賞で注目された標本DNA研究の魅力を満載。
***********************************************************************
  • 過去に採集され保管されていた標本からDNAを採取して解析できれば,過去の遺伝的多様性や集団の大きさがわかるはず。絶滅のおそれのある生物で調べれば,減少の要因を推定することができる。チョウの仲間やシマフクロウ,タンチョウなどを例に紹介。
  • もちろん,進化のプロセスを解明することも。今は絶滅してしまい,標本しか残っていない生物と,現生生物の関係も明らかにしたり,種の同定が困難だった標本の正体を明らかにしたり。
  • 遺跡から出土した動物の骨からDNAが採取できれば,古代の環境の推定が可能に。人間の影響が少ない時代の生物のようすを知ることができるかも。
  • 標本から得られたDNA情報もデータベース化されている。どんな研究ができるのだろうか?
  • 標本からDNAを採集するための技術を,目的に即して解説。
  • DNA情報を壊さずに維持するために必要な標本管理のノウハウ,貴重な標本を利用させてもらうために知っておくべきことも丁寧に解説。

目次

第1部 標本から新しい事実が明らかに!
 第1章 標本DNA 情報からひもとく絶滅危惧チョウ類の栄枯盛衰と保全 中濱 直之
 第2章 博物館標本から稀少種の過去を探る 表 渓太
 第3章 昆虫の標本DNA による分子系統解析 長太 伸章
 コラム1 次世代シーケンサーを用いた海藻類のタイプ標本の遺伝子解析 鈴木 雅大
 第4章 古代DNA で探る縄文時代の鯨類の遺伝的多様性 岸田 拓士
 第5章 博物館に収蔵されている植物標本のDNA バーコーディングへの活用 遠山 弘法
 コラム2 昆虫のDNA バーコーディングとその利用 岸本 圭子

第2部 貴重な標本から情報を取得する方法
 第6章 標本DNA の活用法 伊藤 元己
 第7章 標本を対象としたシーケンス解析 兼子 伸吾
 第8章 標本DNA におけるマイクロサテライト解析の手法 中濱 直之
 コラム3 博物館標本を用いた同位体分析研究 松林 順
 第9章 標本DNA からMIG-seq でゲノムワイド変異を調べる 岩崎 貴也
 第10章 ターゲットキャプチャー法による遺伝情報の収集 中臺 亮介
 第11章 少数個体のゲノム全長に基づく集団解析 岸田 拓士
 第12章 DNA を長期保存する昆虫標本の作製手法 中濱 直之
 第13章 植物標本の非破壊的DNA 抽出 杉田 典正
 コラム4 Museomics をとりまくデータベース 仲里 猛留
 コラム5 ミュゼオミクス時代の博物館とその役割 大西 亘
 第14章 標本のミュゼオミクス的利用について 岩崎 貴也・大西 亘

書籍情報

【タイトル】種生物学シリーズ タイムカプセルの開き方: 博物館標本が紬ぐ生物多様性の過去・現在・未来
【編集】種生物学会
【責任編集】中濱直之 (兵庫県立大学自然・環境科学研究所准教授 兼 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)、中臺亮介 (横浜国立大学大学院環境情報研究院講師)、岩崎貴也 (お茶の水女子大学基幹研究院講師)、大西亘 (神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)
【その他書籍情報】
 出版社: ‎文一総合出版
 発売日:‎ 2024年10月4日
 言 語:‎ 日本語
 単行本: ‎248ページ
 ISBN-10: ‎ 4829962127
 ISBN: ‎ 978-4-8299-6212-1
本日のフロアスタッフとあそぼうは、昨日に引き続きひとはく〇✕クイズ大会です。

ひとはくについて みんなにもっと知ってもらいたいクイズだよ!!
わくわく☆ ドキドキ☆

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どんな問題が出るかな? 
答えは〇かな?それとも×かな??
よーく考えて 札をみんなで一緒に・・・

せぇーの!!

正解しても、間違っても盛り上がったね(*^-^*)

そしてクイズに答えてくれたお友達は!!
今日から『ひとはくクイズ王』に認定いたします♪
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(^^♪楽しかったね♪
ご参加頂きありがとうございました♪

フロアスタッフ 一同
9月最後の土日、フロアスタッフとあそぼう「ひとはく〇✕クイズ大会」です。
ひとはくに関するクイズが13問♪ 〇✕の札をあげて答えてもらいます。
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最後に何問答えられたかチェック!
最高は9問正解でした☆すごいね~みんなで拍手!

今日のクイズで、ひとはくをよ~く知っていただいたところで、
ひとはくクイズ博士の認定証をお渡ししました(^^)

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「ひとはく〇✕クイズ大会」明日29日(日)も行います。

あなたも『ひとはくクイズ博士』になろう!
みなさまのお越しをお待ちしています。

フロアスタッフ一同
三田市小学校、中学校の児童、生徒のみなさんによる理科・生活科作品展を開催しています。
ぜひ、ご覧ください。

小学校

場所:3階 ひとはくギャラリー
期間:2024年9月27日(金)~2024年10月3日(木)14時

中学校

場所:4階 ひとはくサロン
期間:2024年9月26日(木)~2024年10月8日(火)14時

今日のイベントはひとはく探検隊「ダンゴムシをさがそう!」を行いました。

ダンゴムシはかせ、鈴木研究員といっしょにダンゴムシをさがしてたのしく勉強します♪
バケツとくま手を持って公園へ出発~!

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ダンゴムシはどこにかくれているかな?
しめった落ち葉をかきわけると~

 見つけた~(*^-^*)

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からだの大きなダンゴムシ、ちいさなダンゴムシ、背中の色も様々です!

部屋にもどり、鈴木研究員がダンゴムシのことをたくさん
おしえてくれました★

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ダンゴムシの足やおなかを虫メガネで見たり
迷路の中に入れて、どのように動くのか実験もしました!
おともだちと一緒に見て楽しかったね♪

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参加してくれたみなさんありがとうございました(^^)/

来週のイベントは9/28(土)・29(日)フロアスタッフとあそぼうは「ひとはく〇×クイズ」です。
ぜひ遊びに来てください♪

フロアスタッフ 一同
今日の フロアスタッフとあそぼう! は
昨日に引き続き「コウノトリになりきろう!」を行いました!

コウノトリのくちばしを作るよ~!
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クチバシが黒いのが
日本のコウノトリなんだって!

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目の周りの色は赤!みんな真剣にヌリヌリ~

目を貼り付けて...完成!
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出来上がったお友達から
翼をつけて、コウノトリになりきってみたよ!

バッサ!バッサ!バッサ!
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素敵な帽子ができましたね!

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ご参加、ありがとうございました♡



フロアスタッフ やなぎもと

9月21日(土)のフロアスタッフとあそぼう「コウノトリになりきろう!」をおこないました♪
ひとはくのある兵庫県の県鳥はコウノトリです!

今日はそんなコウノトリになりきってみよう!

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まずはコウノトリクイズにチャレンジ!コウノトリについてお話をしました。
コウノトリは1971年に最後の一羽が豊岡市で死んでしまい、日本のコウノトリはいなくなってしまいました。
その後、その豊岡市で保護活動を行い、今は100羽を越える野生のコウノトリを見ることができるようになりました。

コウノトリにくわしくなったところで、
さぁ☆コウノトリのぼうしをつくろう!!

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おめめはみんな自由にかいてもらったよ♪
いろんなおめめがあってすてきです!
さてぼうしが完成★
おおきな羽をつけて、コウノトリになりきろう!


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バサッ☆彡バサッ☆彡かっこいい!!

最後はおともだちみんなで記念撮影!
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楽しかったね♪♪

明日もひきつづきフロアスタッフとあそぼう!コウノトリになりきろう!をおこないます。
ぜひ遊びにきてくださいね~!!

フロアスタッフ たなはら


9月15日(日)のフロアスタッフとあそぼう画はくの日「ツキノワグマを描こう!」を行いました!

4階ひとはくサロンに今だけ展示されているツキノワグマを描きました♪
今日は特別にリス、テン、シカのはく製も仲間入り!! 

まずはツキノワグマのクイズからスタート☆
みんなはツキノワグマについてどのくらい知っているかな~?
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しっぽは短いかな?長いかな?
みなさん、集中して描いていますね~!
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とっても上手に描けました!!
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ご参加ありがとうございました!


できあがった作品は4階ひとはくサロンに掲示します!
また遊びにきてくださいね(^▽^)

フロアスタッフ 一同
9月14日(土)は、はかせと学ぼう!ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!でした♪
今日のはかせは、化石はかせの廣瀬(ひろせ)研究員です!
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みなさん、微化石(びかせき)って聞いたことありますか?
恐竜など大きな生きものの化石だけではなく、目に見えないような小さな生きものの化石もあるんですよ!

今日は、顕微鏡(けんびきょう)を使って海辺の砂のなかにかくれている
ちいさな化石をみんなといっしょにさがしたよ♪
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顕微鏡(けんびきょう)の使いかたはちょっとむずかしかったかもしれないけど
みんなひとつひとつの作業をがんばってチャレンジしてくれました!
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ほら見て見て!変わった化石を見つけてくれたおともだちがいます。
有孔虫(ゆうこうちゅう)といって海のなかのちいさな生きもの。
有名なのは沖縄の星の砂
星の砂も昔は海のなかで生きていた生きものなんですね♪

ほかにも巻き貝(まきがい)ウニのとげなど・・・みんないろんな化石を見つけてくれたよ!

生きもののかけらを観察したあとは、小さなケースにいれてお持ち帰り!
みんな、すてきな思い出になったかな?

つぎのひとはくのイベントは9月15日(日)フロアスタッフとあそぼう!画はくの日です♪
ぜひ遊びにきてくださいね~!!

フロアスタッフ たなはら まりこ

現在ひとはくでは、楽しく展示室を紹介するツアーを毎日行っています。
今日は、「ひょうごの自然じまんツアー」です。

「兵庫県の県の花は?」

いきなりクイズからスタートです。

北を日本海、南を太平洋と接する広い土地を持った兵庫県は、様々な姿をみせる自然に囲まれています。
そんな兵庫県だからこそ見られる自然の特徴を、クイズを交えて楽しくご紹介していきます。

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◎参加者のコメント

・知らなかった兵庫県の自然のことがよくわかりました。

・楽しい時間が過ごせました。これからも頑張ってくださいね。

・人が増えていった生活のなかで、大切な自然を破壊していることも知りました。


◎スタッフより

本日はご参加いただきありがとうございました。
この博物館の展示解説は、自然の大好きな研究員によって更新しています。
兵庫県の歴史を大切に、多くの思いが詰まった博物館です。
ひとはくにどうぞお越しくださいね。

(文責 生涯学習課  *この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)

ひとはくの周辺(深田公園)には、
ムクゲ(アオイ科)の木があります。

9月だというのに?猛暑が続いています。
暑い中、ムクゲの花は、
日々新しい花が咲き、
前日に咲いたものは、
次の日には しおれて
落ちて行くようです。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲美しく咲いているムクゲの花


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▲花びらを閉じているムクゲの花



ムクゲの花を観察していて、
ふと、しおれて落ちた花に目をやると、
花びらの下のガクを付けたままのものと、
花びらだけで落ちているもの
があるのに気が付きました。

それぞれ どれくらいの割合があるのか
数えてみることにしました。

まず調べる前に、それまでに
落ちている花(花ビラ と ガク)を
除去しておきました。


<対象とするムクゲの木のこと や 調べ方>
=========================
・木の高さが約2~3mの  
 ムクゲ(株立ちあり)4個体 を
 対象としました 
(それぞれの個体は離れている) 。

・約2週間(連続した14日)のうち
 7回(7日間)午後に調べました。

・ガク付きの花ビラ と、  
 花ビラだけのもの  
 の それぞれを並べて数えました  
 (ただし、ガクだけが落ちて  
 いたら、近くに落ちていた  
 花ビラだけのものとセット  
 にして数えるようにしました) 。

・それぞれの日で数えた後は、
 数えた(落ちていた)花を
 その場から除去しました。
==========================


蚊に刺されながら(かゆかった~)調べた
結果を紹介します。

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▲しおれて落ちた花を集めて  
 並べているところ の例


しおれて落ちたムクゲの花の数は、
ムクゲの木の4個体(7日間)分を
合せると全体で 385 ケ でした。

それぞれの数(割合)は、
・ガク付きの花ビラ  199 ケ(51.7 %)
・花ビラだけのもの  186 ケ(48.3 %)


円グラフにするまでもないですが、
してみました。

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▲しおれて落ちた花の ガク付き と
 花ビラだけ の それぞれの割合


ザクっというと、
ムクゲの花は、約半分が
ガクとともに落ちている
ことになります。

つまり、
落ちた「ムクゲの花」ほぼ 50:50
(フィフティー・フィフティー)です
(唐突ですが、「大谷さんガンバレ!」)。

もちろん、 ムクゲの個体ごとに、
また 同じ個体でも、それぞれ日
ごとにバラツキは ありました。


結構な割合でガク付きの花が
落ちているのですね。

ガクの部分が落ちているという
ことは、のちに果実になる部分も
枝から落ちていることになりますね。
(ムクゲの木が、この結果を知ると、
ガクっとくる?)


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

今回のセミナーでは、防水や対候性に優れたコンパクトデジタルカメラやミラーレスカメラで、実体顕微鏡100倍レベルのクローズアップ撮影を簡単に行う方法を体験していただく内容となっています。

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顕微鏡の操作には習熟が必要なので、精密な観察を簡単におこなうことは難しいのですが、

これをデジタルカメラで代用するワークショップです。
デジタルカメラで撮った写真を合成してより鮮明に見ることができます。

当日は、リアルタイムで高精細画像を最高品質の大画面有機ELモニターで鑑賞してもらいました。

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左上図は「コニシキソウ」、右上図はひっつきむしで有名な「アレチヌスビトハギ」です。

マジックテープの原理は、同じくひっつきむしとして有名な「ゴボウ」や「オナモミ」の実にヒントを得て開発されたものです。このカメラで見ると葉っぱの表面が、まさしくマジックテープの表面と同じですね。

 

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この写真は、「ヒメジョオン」。一つの花に見えますが実は、小さな花が集まってこの形になっているのです。
一つ一つをほぐして、見てみると...

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こんな形になっていたのです。これには参加していただいた皆さんもびっくりでした。

また、今日は参加者の皆さんが持ち寄った標本もカメラで見ていただきました。

細部までくっきり写し出されていますね。

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◎参加されたみなさまの感想

・マジックテープの原理がこの葉っぱだったとは知りませんでした。

・こんなにきれいに見えるとは感激です。


◎高野研究部長より

ある意味大変マニアックなセミナーですが、受講者の方々も講師に負けず劣らずのマニアックさで大変楽しいセミナーでした(笑)。
(文責 生涯学習課 *この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)


本日のフロアスタッフとあそうぼう!は
昨日に引続きどうぶつソーマトープを作りました。

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どうぶつたちが好きな食べ物はなにかな?
2枚のカードの組み合わせや、マークを確認しながらゴムでまとめます。
小さな手でいっしょうけんめい作っていました☆

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最初はむずかしそうにしていましたが、みなさん慣れてきたらすいすい~
4つのカードを作りおえた笑顔、とてもかわいかったです(^^♪

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朝から待って参加してくれたお友達、見守ってくださった保護者の方々、ありがとうございました!

9月のフロアスタッフとあそぼう♪の予定は
15日(日) 画はくの日
21(土)・22(日) コウノトリになりきろう!
28(土)・29(日) ひとはく〇×クイズ大会 です。
ぜひ、ひとはくに遊びにきてくださいね~(^^)/

 フロアスタッフ一同

本日のフロアスタッフとあそぼうは、「どうぶつソーマトロープ」でした!
みんなソーマトロープと聞いて、なにができるのか興味深々です。

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まずはどうぶつクイズに挑戦!

「この動物は、なにを食べているのかな?」

   (゜.゜)なんだろう。。。

想像しながら、動物・食べ物を組み合わせてカードを作っていきます。




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そして2枚のカードの両側を輪ゴムで結びます♪

作ったものを回すと・・・??

くるくるくる~☆

なにかが みえてくる~?
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2枚のカードの絵が重なってみえるよ~
不思議だね!!

お家でもぜひ遊んでみてね♪

楽しんでくれてありがとう!
動物のこと少しでも知ってもらえたかな?

9月8日、明日のフロアスタッフとあそぼう も「どうぶつソーマトロープ」です。
一緒に作って動物のこと知ってみよう!ぜひ、人と自然の博物館に遊びにきてね✿

フロアスタッフ 一同
ひとはくの周辺(深田公園)には、
いろいろな木が植えられています。

エントランスホール前の芝生地には
エノキ(アサ科)があります。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲エントランスホール前の芝生地にあるエノキ

エノキには、現在たくさんの果実が
成っているものがあります。

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▲たくさんの果実が成っているエノキ


遠目でエノキを見ていると、
その エノキからヒヨドリ(ヒヨドリ科) が
2羽 鳴きながら どこかへ飛んで行くのが
見えました。
(その姿は写真に撮れていません)


そこに、ハシボソガラス(カラス科)が
飛んで来て、一度 枝に止まってから、
しばらくして芝生地に降りてきました。

(おそらく、 このハシボソガラスが
飛んできたので、ヒヨドリたちは
逃げるために飛んで行ってしまった
のでしょう。)

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▲エノキに来たハシボソガラス

写真を撮ろうとエノキに近づくと
ハシボソガラスはこちらに
気が付いたのか、すぐに高架下の方へ
飛んでいきました。

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▲飛んでいくハシボソガラス
(バスのガラスが黒くてカラスがわかりにくい)

しばらくすると、エノキに小鳥たちが
4羽くらい飛んできました。

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▲エノキの枝に止まる小鳥
 (小鳥の顔が枝で隠れています)




その小鳥たちは、エノキの果実を
食べて いました。


名前は、顔に書いてありました。


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▲エノキに来て果実を食べている小鳥たち


そうです。

「エノキ食堂」に来ていた
お客さんは、目の周りが白い
メジロ(メジロ科)です。



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘

月の第1日曜日Kidsサンデーです。


9月1日は、台風10号の影響もあり、曇ったり、
雨が降ったり、晴れたりの不安定な気候で、
やっぱり暑い日いでした
(三田での最低気温23.0 ℃、最高気温33.1 ℃)。

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▲雲が多い日でした

博物館の周辺(深田公園)では、
ハナゾノツクバネウツギ(スイカズラ科)
の花が咲いています。アゲハチョウ
(アゲハチョウ科)が蜜を吸いに来て
いました。

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▲ハナゾノツクバネウツギの花に来た
 アゲハチョウ


9月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<コレクショナリウムと
エントランスホール前の芝生地では・・・>

小学校3年生以上を対象としたプログラム
(「ナンデナン?」)が実施されました。

■「ナンデナン?」のようすは・・・

今回は、昆虫担当の研究員による
・「身近なところで虫さがし--こんなところに
虫がいるの、ナンデナン?」と
・「昆虫が見つけにくいのナンデナン?」が
実施されましたよ。


コレクショナリウムのワークルームで
研究員のお話を聞いて・・・

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▲研究員が説明をしているところ


なにかの実験の準備をしているようですよ。

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▲実験の準備をしているところ


芝生地で観察・実験をします。

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▲芝生地で実験をしているところ


参加してくれた皆さん、
いろんな「ナンデナン?」が
生まれましたか?



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・

親子で模型を作っています。

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▲親子で作っているようす

作ったタネの模型を飛ばします。

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▲タネの標本や模型を飛ばしているところ


うまく飛ばせたかな?


■ひとはく連携活動グループの
人と自然の会の皆さんによる
「でんでん太鼓つくり」は・・・、 

お昼ごろ会場を覗くと、午後から
はじまるプログラムの準備を
されていました。


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▲準備をしている 人と自然の会の皆さん

太鼓のたたくところ(鼓面;こめん)用の
紙として、いろいろな絵が描かれたもの
が用意されていましたよ。

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▲太鼓の鼓面に使う、いろいろな絵の紙


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▲でんでん太鼓つくりのようす


皆さん、いい音 鳴らしていましたよ


■フロアスタッフと学ぼう!『海のガーランド』
の ようすは・・・

4階 ひとはくオープン・ラボで、
作品(海の生きものの飾り)を作っていましたよ。

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▲作品を作成中


下記にブログ記事がありますよ。

こんにちは!フロアスタッフです♪~フロアスタッフとあそぼう「海のガーランド」~
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/09/content_38/

さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。


皆さん楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年10月6日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
9月1日(日)のフロアスタッフとあそぼうは「海のガーランド」でした♪

新学期も始まり、残暑に負けず、元気に9月スタートです!

まず、海のいきものクイズから!                                                                                     
みんな何問正解したかな?
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ガーランドを作っていきます。
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色を塗って、ひもに通して完成です。
みんな素敵なガーランドができあがりました♪
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ご参加いただきありがとうございました。
お家でぜひ飾ってくださいね。

来週のフロアスタッフとあそぼうは、「どうぶつソーマトロープ」です!
皆様のご参加お待ちしております☆

フロアスタッフ一同

8月31日のフロアスタッフとあそぼうは「海のガーランド」でした!

8月がもう終わってしますね・・・あっという間でした。

みなさんは海に行きましたか?
海にはどんな生き物がいてるかな?聞いてみると、たくさんの生き物を知っていましたね(・v・*) すごい!

まず海のいきものに関するクイズ!!
そして6種類のいきもののガーランドを作っていきます!
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色鉛筆で好きな柄を描いたよ♪
どんな風に完成するのか?考えながら作るとワクワクするね(*^_^*)
かわいかったり、カッコ良かったり、カラフルな海の生き物たちが完成しました。

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やった!できたね!!
 (´▽`◎)



参加してくださり、ありがとうございました!
たのしく作ってくれた素敵な作品は、お家でぜひ飾ってくださいね。

9月1日(日)にもフロアスタッフのイベントで「海のガーランド」を作ります。
お楽しみに!

フロアスタッフ 一同

地層からプレパラートを作り、ケイソウ化石を顕微鏡で観察します。第1回において採取してきた試料を使い、第2回と第3回は、博物館内でプレパラート作製、顕微鏡観察を行いました。今日はその3回目、プレパラート作製、顕微鏡観察とまとめを行いました。

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まずは、顕微鏡の使い方の復習です。

前回作製したプレパラートを装着して、顕微鏡をのぞきます。ピントを合わせるのも上手にできるようになっています。


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そして、今日はいよいよ、100万年以上前の地層の試料から4つのプレパラートを作ります。試料に水を加えてかき混ぜ、上澄み液を取り出します。そして一部をスポイドに取ってカバーガラスにのせて乾かし、専用の接着剤でスライドグラスに接着します。ラベルを張ってどの地層から作ったプレパラートかわかるようにします。

完成したプレパラートを顕微鏡で見てみます。資料を見ながら、見つかるケイソウ化石の種類や生きていた場所(湖や海など)を調べていきます。




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午後からは、さらに詳しく調べ、たくさんのケイソウ化石を観察することができました。

そして、試料ごとのケイソウ化石の違いから、調査した地域が110万年ほど前に湖や川から海に変わったことや、当時海底であったこの地域がその後100m以上も隆起したことが分かりました。




◎参加された小学生の感想など

・ケイソウやプランクトンなどの小さな世界に興味があって参加しました。

・父親が調べて申し込んでくれました。楽しかったです。

・ピントが合うとはっきりケイソウが見えました。姉妹で参加しました。




◎廣瀬主任研究員より

子どもたちは大学生が行うような、とても高度な作業に挑戦しました。
顕微鏡で見つけたケイソウ化石の同定も大変的確で驚きました。
ケイソウ化石から100万年以上前の瀬戸内海の様子を探ることができました。
(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
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県庁インターンシップで高校生4名が来られました。
県庁インターンシップは、県庁や県関係機関、県警察本部において、就業体験(インターンシップ)を実施し、生徒が自己の将来の在り方・生き方について考え、目標を持って主体的に進路選択ができるようにするとともに、生徒に夢を実現する力を身に付けさせるために行われています。
本来4日間の予定でしたが、台風の影響のため2日間の活動となりました。

活動の様子を紹介します。(活動の様子については、高校生が作成しています。)

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植物の標本作りをしました。

標本ラベルを貼り付け、事前に乾燥された植物の配置を決め、テープで固定をしました。

テープが普段は粘着性がなく、熱いコテで熱されると粘着するというもので、作業中何度か指にコテが当たりかけ、ひやひやしながら作業をしました。

最近は植物のデータをAIに読み込ませたりしてデータを残しているそうです。

こういう植物の保存も博物館の仕事なんだそうです。

今回のインターンシップで博物館の役割や、こんな事をしているんだというような事をたくさん聞けて良かったです。

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特別な洗剤を雑草にかけて、除草作業をしました。

午前中に撒いて午後に見に行ってみると、雑草が枯れていました。

撒いたところだけが枯れ、普通の除草剤とは違いすぐに分解されるため、環境にも優しいそうです。

枯れて生えなくなるのにも関わらず、環境にやさしい。

私の家にも欲しいです。

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カビで黒ずんでしまっていた博物館の壁を大手鉄道会社も

使っている特別な洗剤を使って掃除しました。

写真の上側のようにカビがこびりついていた壁もこの洗剤を使うことで

写真の下側のように白色に戻りました。

またこの洗剤は環境に優しいため、水と一緒に流すこともでき、

安心して使うことができました。

is5.jpg タイルのカビや泥、藻などを掃除しました。博物館の展示が錆びたり溶けたりしないような、生物由来の特殊な洗剤を使ってピカピカに磨き上げました!臭いもなく、少しこするだけで簡単に取れました。腰が少し痛くなりましたが、白い部分が見えると、達成感を感じることができました。今回の掃除を通して、博物館に行っただけでは分からない裏の仕事まで体験することができ、大きく物事の見方が変わりました。また、農業のことについてなどのお話を聞いて、自分の知識や興味を広げることができました。




                                        (生涯学習課)





本日のはかせと学ぼう「骨をみてみよう!」を行いました。

ずらりと並んだ、骨、骨!
普段はからだの中の骨は目に見えないですよね。
こんな風になっているんだね。

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このいろんな骨について教えてくれるのは、骨はかせの池田研究員

はかせのお話しにみんな熱心に耳をかたむけています。


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カメの甲羅は、人間でいうと肋骨にあたるよ。
カエルの骨はジャンプしやすいように、人間の骨とは違っていたね。

実際にウマとキリンの骨を持ち上げてみたよ。

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キリンの頭の骨の方が軽いんだ!!
どうしてかな?
キリンは首が長くて頭を支えるのが大変だから、軽いんだよ。
生活しやすいように、骨も進化したんだね。

最後にはかせから、骨のことをたくさんかんさつした証明書をもらったよ!!
これからは、いきものを見たら、体の中の骨のことも想像してみてね。
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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次週、8月31日(土)は フロアスタッフとあそぼう「海のガーランド」を行います。
8月最後のイベントです‼是非ご参加ください。
お待ちしております。

フロアスタッフ 一同
今回の はかせ学ぼう!
三橋研究員と一緒に「立体魚拓にチャレンジ!」を行いました!

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アルギン酸で型から作ります。
アルギン酸とは...
歯医者さんで歯形を作る為に使う粉だよ!

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三橋研究員が3種類の魚を持ってきてくれたよ★
ブルーギル、タイリクバラタナゴ、カジカから選んで型を作ります!

量って混ぜて型をつくるよ!
また量って混ぜて、石こうを流しこみ、待つこと1時間。。。
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完成~!!
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石こうの魚はよーく乾かして絵具で色をぬってみてね!


ご参加ありがとうございました♡


フロアスタッフ やなぎもと

C. C. ゼミ

2024年8月24日

ひとはくの周辺(深田公園)では、
多くのカエデ類(たとえば、
イロハモミジ、オオモミジ、
ハウチワカエデ、トウカエデ、
ハナノキ、イタヤカエデなど)
が植えられています。

それらの木に止まっている
クマゼミ(セミ科)を たくさん見ます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲イロハモミジの枝に
 止まっているクマゼミ

夕方、ムクゲ(アオイ科)の花を
観察していていると、細くて
白っぽい弧を描いものが、一瞬、
視界の端の方に見えた気が
しました。

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▲観察していたムクゲの木


そちらの方を見ると、イタヤカエデ
(ムクロジ科)の木がありました。

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▲イタヤカエデの木

その幹や枝に複数のクマゼミ(セミ科)が
止まっていました、

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▲イタヤカエデに止まっているクマゼミ

もしやと思い、そのイタヤカエデに
近づきクマゼミを観察していると...

やりましたー。

クマゼミが液体(以下、オシッコ
と呼びます)を出し、それが
細い弧を描いた(オシッコ をした)
のです。しかし、カメラを向けて
いなかったので撮影できませんでした。

ただ、オシッコをしたクマゼミは、
まだ、そこに留まっていました。

カメラを構えて心の中で、
「もう一回!もう一回!」と
叫んで願っていると、
なんと、してくれました。

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▲クマゼミが オシッコ をしているところ
 (ここから数えて1回目)

夢中でシャッターを切りましたが、
一瞬なので、うまく写っているかどうか・・・
確認すると 写っていました。

もうしないかな、と思いながら、再度
心の中で「もう一回!もう1回!」と
叫んでいると・・・してくれました
(運が良かった~)。

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▲同じクマゼミが再び オシッコ をしているところ(2回目)

運がよいことは、そんな何度もないよね。と思いながら
心の中で「もう1回!もう1回」と
叫んでみました。そうすると・・・、してくれました
(オシッコだけにウンじゃないよね。これって奇跡?)。

kumazemi ga itayakaede no miki ni ite oshikko wo suru 240823 s-IMG_0621 copy.jpg














▲同じクマゼミが再々 オシッコ をしているところ(3回目)

カメラを構えてから、
1回目のオシッコから
3回目のオシッコまで、
約3~4分でした。

写真で撮れなかった分を合せると、
約10分くらいの間に5回は
オシッコ を したことになります。
しかも、クマゼミは その場から
離れていません。

突然ですが、
なんども オシッコをしていたので
このクマゼミを
「C.(シー) C. (シー)ゼミ」と
名付けました。

以前に、「セミ類が 飛び去るときに
オシッコをする」と聞いたことが
ありますが、C.C.ゼミは止まった
ままで オシッコをしていました。

しかも、体の下方ではなく、右やや
斜め上方(ほぼ一定?の方向)に
飛んでいくようにしていましたよ
(正確では ありませんが)。

その後、暗くなって(約1時間後)
まさか、C.C.ゼミは、いないだろうと
思いましたが、イタヤカエデを
もう一度 見にいくと...、

いました。

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▲同じ場所にいた C.C.ゼミ

おもわず「おるんかい!?」と心の中で、
ツッコんでしまいました。

C.C.ゼミからすれば、『また来たんかい!
オシッコかけたろか!』と叫んでいたかも
しれません。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
夏休みも残りわずか・・・ですが
ひとはくには今日もお客様の笑顔がいっぱい♪

そして、4階ひとはくサロンには...

クモがいっぱい!!
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お盆特別企画でみなさまに描いていただいたクモ! 
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サロンの壁がクモでいっぱい!になりました☆

強そうなクモや、かわいいクモ!個性があって楽しいですね♡
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色をぬってくれたお友達、ご参加ありがとうございました~
みんなも見にきてね!

2階展示室では企画展『クモ展』を開催中です。
クモの見方がかわるかも...(^^)

皆様のご来館お待ちしております♪

フロアスタッフ一同
ひとはくの周辺(深田公園)には、
ムクゲ(アオイ科)の木が比較的
近い場所に いくつか植えられています。

夏の盛りに咲く、ムクゲの花は、
大きくて目立ちます。

ムクゲの花の中央に、やや太めの雌しべ
があり、 その花柱を包むように雄しべの
集合体があます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲深田公園に植えられているムクゲの花


ある日の午後から、同じ花を時間を
変えて何度か撮影してみました。

それらを時間ごとに並べてみると・・・
(枝先の花に注目してください。)

14時ごろ、花びらを目いっぱい開いています。

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▲14時ごろの花

夕方、花びらが少ししぼみ始めました。

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▲18時ごろの花

やや暗くなってから、
花びらが さらに しぼんだ感じがします。

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▲19時ごろの花


次の日の午前中には、観察していた花は
すっかりしぼんでいましたが、近くの
ツボミが開いて花が咲いていました。

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▲翌日の10時ごろの花


ムクゲの別の木を10時ごろから
観察していると、蜜を吸いに
カフェ「ムクゲの花」に
お客さん(昆虫たち)が来ましたよ。

たとえば、タイワンタケクマバチ
(ミツバチ科)と思われるハチ類
や チャバネセセリ(セセリチョウ科)
のチョウ類です(特にチャバネセセリは
何個体か頻繁に来ていました)。

タイワンタケクマバチは、花の中央
にある花柱をしっかり抱いて、
蜜を吸っています。

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▲タイワンタケクマバチ


チャバネセセリは、長い口吻を使って
蜜を吸っています。

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▲チャバネセセリ

1つの花は、次の日にはしぼんで
しまいますが、夏の期間(花期)は、
翌日に別のつぼみが開いて花が咲き、
お客さん(花粉を運んでくれる昆虫など)
を待つことになります。

ムクゲの木の樹冠(じゅかん)の下は、
しぼんで枝から落ちた花でいっぱいです。

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▲枝から落ちた たくさんの花



キアゲハ(アゲハチョウ科)も 同じ木の
花にも いくつか寄ってから、
別の木の花に行っていましたよ。

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▲キアゲハ


ムクゲの雌しべと雄しべは一体化して
花の中央に やや太めの花柱として存在
します。

タイワンタケクマバチは、その花柱に
抱き着く ようにして(花粉を体に
たくさん付けて) 蜜を吸っている
ようです。

しかし、チャバネセセリは、
体が小さく、長い口吻で蜜を吸うので、
体に花粉がほとんど付かない状態です。
チョウ類はムクゲの花粉を運ぶ役割を
どれだけしてくれているのか疑わしいなぁ
(まるで、食い逃げ やー!)
と感じてしまいました。



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

8/18(日)のひとはく探検隊「ひとはくの妖怪さがし」を行いました!
探検隊長は、妖怪はかせ高田研究員です。

「妖怪好きな人ー?」「妖怪こわい人ー?」
怖いように感じる妖怪、実は私たちに危険を知らせてくれてるんだよ。
さぁ!館内にいる妖怪をさがしに行こう!

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ちょっとした段差や階段にも妖怪が!
足元に気を付けていないと、妖怪スネコスリにころばされますよ。
タヌキにキツネ、イタチやテンも化けるのが上手です。

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妖怪のだす音を聞きます。
小豆洗い、天狗倒し、家鳴り、鵺(ぬえ)・・・。
人がいない場所から聞こえてくる音は不気味で怖いですね。

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ひとはくサロンに戻って、自分で考えた妖怪を描いてみよう!
どんな妖怪なのか?どんなことに気をつけたらいいのかな?
みんなの前で発表です。

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ハートの妖怪、生きてる階段おばけ、蜘蛛女(くもめという名前だそうですよ!)、海ひっぱりぼうず、夢見妖怪
などなど、個性豊かな作品が出来上がりました!
みなさんの描いた妖怪は、4階ひとはくサロンに展示しています!
たくさんのご参加ありがとうございました!

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次回の「ひとはく探検隊」は、9/23(月)「ダンゴムシを探そう」です。
皆さまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
8月17日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は先週に引き続き画はくの日 クモを描こう!を行いました!!

博物館の2階では企画展「クモ展」を開催しております!!
今日もクモ展の標本をみて絵を描きました♪

はじめにみんなでクモについてお勉強しました☆

クモの足は何本かな?

展示をみながら、お友達と一緒に数えたね(*^-^*)
まだ知らないお友達はぜひ 数えに来てみてください♪
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クモの体の特徴がわかったところでお絵描きスタート!!
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わぁ~カラフルなクモだ~(*^-^*)
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クモって怖いイメージだったけど、みんなが描いてくれたクモはかわいいですね(*^-^*)

できあがった作品は、4階ひとはくサロンに大切に飾らせていただきます!
また遊びに来てくださいね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ おくの

掃除屋カメちゃん

2024年8月16日

ケヤキ(ニレ科)の並木がある緑道で、
ケヤキを観察しようとして歩いていると
鳥類の白いフンらしきものがありました。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲ケヤキの高木の近くにあった鳥類の
 フンと思われる白いもの

ケヤキの樹冠(じゅかん)の下にある、その
鳥類のフンらしきもの(すでに乾燥状態)を
よく見ると、そこにキマダラカメムシ
(カメムシ科)が複数いるのです。

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▲キマダラカメムシがたくさんいる


しかも、大小の幼虫がいますし、成虫もいます。
数えてみると、周辺も含めて14匹もいましたよ
(ただし、成虫は1匹)。


どの個体も、白いフンらしきものに口吻
(こうふん)を当てて 頭を小刻みに
動かしています。

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▲頭を小刻みに動かしているキマダラカメムシ


どうやら口吻を使って、削りながら
吸い込んでいるようです。

まるで、親子で緑道を清掃しているようです
(親子なのかもわかりませんし、お父さんか、
お母さんかも わからないのですが・・・)。

下の写真(時間が経ってから撮影)では、
白い部分が少し薄くなって
いるところが見られます。

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▲少し白色が薄くなったところが見られる

どれくらいキレイになるのかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘
時間帯によって異なりますが、
ひとはくの入り口ちかくで
スズメをよく見ます。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲4階入り口ちかくにいたスズメ


特に、朝早くや夕方。

つい最近まで、 コシアカツバメの古い巣
を使って 子育てをしていたようです。

だからか、コシアカツバメの古い巣から
スズメが顔を出しているところを
ときどき見ます。

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▲コシアカツバメの古い巣から顔を
 だしているスズメ(2024年8月13日夕方)


別の日の夕方、植物を観察していると、
地面にスズメがいるのに気がつきました。

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▲地面にいたスズメ


下の写真を見てください。

スズメが地面の穴で、
もがいているように見えて・・・、
一瞬「アリじごく」ならぬ
「スズメじごく」か? とつっこんで・・・

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▲地面のくぼみに入っているスズメ


続きを観察していると、 どうやら
地面のくぼみに入って 体をこすり
つけるような 動きをしていたの
でした。

この地面のくぼみは、スズメが
何度も入り、同じような行動を して、
できたものと思われました。

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▲体を穴の底にこすりつける?スズメ

スズメが翼をバタバタさせて、少し砂ぼこり
が見えました。その後、動きを止めて、
顔を上げるとスッキリした表情(ですか?)。


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▲穴から顔を出したスズメ


スズメのこのような行動は「砂浴び」
と いわれているようです。
体についたものなどを落とし
衛生状態を保っているとのこと。

その砂浴び場は、楕円形で
長径が約19㎝、短径が約11㎝、
深さは2~3㎝くらいです。

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▲砂浴び場の大きさの測定


砂浴び場の中の土壌の特徴は、
指の間でつまんで触ると、
ザラザラしていて砂質です。

土色帳(土壌の色見本)で
色合わせをすると、
「にぶい黄橙」色(記号で
示すと10YR6/4)になります。

その後ときどき何度か、夕方に
観察してみましたが スズメが
砂浴びをしている姿は 見られ
ませんでした。

使った形跡もありません。
継続して観察していた期間に、
周辺で草刈りも行われ、
刈られた草の一部が穴に入ったり
していました。

それと高温と渇水が続いていた
こともあり 近くの樹木の葉が
黄色やオレンジ色、薄い茶色
などになって 砂浴び場に
落ちてきていました。

また先日、夕立ちがあり、
黄色になった 葉が落ちて、
それらが砂浴び場を 埋めて
いました。

これでは「砂浴び場」は休業?
状態です。

suzume no sunaabi ba 240816 s-IMGP5614.jpg









▲落ち葉で埋められた状態の
砂浴び場 (2024年8月16日撮影)

いつ再開される(スズメが利用する)
のかな?

皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。

           研究員 小舘

今ひとはくで開催中の企画展「クモ展」を見て、

「クモの網の標本」を自分でも作ってみたくなりました。

早速、ホームセンターで材料を購入して

お昼休みに、クモの網さがしにでかけました

深田公園はクモの巣がいっぱい

どれにしようかな?!

動画はこちら

こんなに素敵にできました!
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研究員にみてもらったら、

おそらくジョロウグモ幼体の網だとか・・・・

とっても簡単にできるので、皆さんもよかったら

この夏 クモの網の標本を作ってみてくださいね♪

材料 黒または青の画用紙

   スプレーのり(使うときは、目に入らないように気をつけてね)

   片栗粉

企画展 クモ展―多様な8本脚たちの世界―

2024.7/2(火)~2025.1/13(月・祝)

https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/spider2024.html

生涯学習課 

「野鳥の個体数調査を研究テーマにしています。」
「月の環境でも共存できる微生物をテーマにしようと考えています。」
「高校の生物部での研究テーマを決める参考にしようと思いました。」
「生物の本を見るのが好きで、今後の研究の参考になるかと思って来ました。」

本日参加されたみなさまにそれぞれ「テーマ」がありました。


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「研究とは?」
「良い研究とは?」
という基本的なところから、講義はスタートしました。
そしてよくあるテーマ設定の「落とし穴」について、どこに問題があるのかを具体的に例を挙げながら説明が進みました。

今回のセミナーでは、研究テーマや研究計画を立案するときに気を付けるべき事柄について、テーマ設定の基本的なところの解説とともに、受講された方々のニーズに対応しながらのセミナーになりました。

◎参加されたみなさまのコメント
・今後の研究に役立てたいと思いました。
・私の個人的な質問にも丁寧に答えていただき、ありがたかったです。
・研究テーマを何にするか、しっかり考えたいともいました。
・研究の途中で修正することもあると聞いて、ちょっとほっとしました。

◎京極研究員より
様々な研究に取り組んでいる方がおられ、とても興味深かったです。今後は、さらに探究活動を指導する中学や高校の先生方にもぜひ参加していただき、生徒への指導に役立てていただければと思います。
(文責 生涯学習課  この文章に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)
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お盆に入り、ひとはくもにぎやかです。
4階ひとはくサロンでは12日から15日まで、みんな大好きな 恒例!「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行っています。

そして、特別企画の「クモがいっぱい」もやってますよ。
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クモのぬりえにみんなが自由に色をぬって、かわいい!かっこいい!こわそ~!ほんものみたい!なステキなクモが出来上がっています。
  
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休憩コーナーの壁に巨大クモ(今回もフロアスタッフですよ)がはったクモの網に展示しています。

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みなさまも、「クモがいっぱい」どうぞご参加くださいね。待ってます!

フロアスタッフ一同
今日は、はかせと学ぼう!「けんちくかの日」をおこないました!

本日のはかせは、まちづくりはかせ福本研究員です。
いつもは都市計画を研究していますよ。

みなさんの目の前に広がる街のジオラマ。
江戸~昭和あたりの時代をイメージしています。
田んぼや林がひろがるのどかな風景です。
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まずは自分の家づくり!
丁寧に色を塗ってくれていますね☆
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自分の住んでる家を描いたお友達は、はかせから家の造りについて教えてもらっています。
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出来上がった家を、好きな場所に置いていきます。
はかせから質問「なぜそこに建てたの?」
川の近くに建てたお友達は「魚がつれるから!」
山の上に建てたお友達は「眺めがいいから!」
自然豊かな場所を選んだ理由が多かったです。
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では!街を近代化していきますよ!
線路を通し、駅をつくります。
市役所を作り、消防署を建て、ショッピングモールもできました。
川を整備して、みんなが見慣れた街の姿に。
ここでシンキングタイム!お引越ししたいお友達は、場所を移動しよう!
お引越し完了のあとは、またまた質問「なぜそこに引っ越したの?」
「駅前で便利だから」「図書館が好きだから」「市役所や病院の近くで安心だから」
今度は便利・安心という理由が多かったね。
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もともとどんな場所だったかの歴史を「市街化履歴」(しがいかりれき)といいます。
昔ため池だったとか、川だったとか、どんな場所だったかを知ることはとても大事!
みなさん、街のなりたちに興味を持ってくれたかな?

最後に、みんなでハイポーズ!
ご参加ありがとうございました。
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フロアスタッフ かどはま
8月10日(土)のフロアスタッフとあそぼう!は「画はくの日 クモを描こう!」を行いました。

今日は2階展示室の企画展!クモを描きましたよ。

みなさんはクモってどんなイメージですか?
怖い?かわいい?

はじめに、クモに関するクイズからスタート!!
クモの解説もしっかり聞いていただきありがとうございました(*^-^*)

クモの特徴を見ながらお絵描き☆
色とりどりの素敵なクモ、かっこいいクモが描きあがってきました。
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描き終わってどうだっかな?
クモのイメージ変わったかな?

たくさんのご参加ありがとうございました♪

次回の「画はくの日」は8月17日(土)です☆
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同
「人と自然の博物館」は、幼児から大学生までの学校園をはじめ、ご家族、子ども会、町内会、地域のみなさまや、官公庁、企業など多くのみなさまにご利用いただいています。特に、団体様の利用にあたり、下見時にお伝えしている内容等についてご案内します。

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ひとはくには、普通自動車の駐車場がありません。イオン三田店の駐車場をご利用いただくと、駐車の割引サービスを受けることができます。








団体様の大型バスについては、この団体専用入り口からお入りください。

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IMG_3700.JPG大型バス6台分の駐車スペースがあります。
到着10分前の連絡を忘れずにお願いいたします。
ゆずりあい駐車場のスペースもありますので、ご利用の際はお申し出ください。







IMG_3704.JPG駐車場に着きましたら、エントランスで受付をお願いいたします。
丸い屋根の建物です。中でスタッフが待機をしています。
トイレもありますので、到着時、出発時にご利用ください。







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エントランスの両側には、「コレクショナリウム」と「恐竜ラボ」があります。
観覧料は必要ありません。ぜひ行程の中に見学を組み入れてください。
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館への入り口は、3階になります。この階段を下ります。
入り口では、フロアスタッフが出迎えます。
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IMG_3741.JPG館のつくりは、地上階が4階で、下へさがっていくつくりとなっています。
2,3,4階にトイレがあり、多目的トイレを併設しています。
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館内は基本的に飲食禁止です。
1,2,3階には給水エリアを設けています。
カーペットを青色に替えていますので一目でわかります。
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4階のひとはくサロンの休憩コーナーは、飲食可能なエリアとなっています。
一般のお客様もご利用されますので、団体様が長時間占有されることのないようにお願いいたします。







また、4階には「救護室」と「授乳室」を設けています。
ご利用の際は、スタッフにお声掛けください。

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手に取ってみることができる魚や水生昆虫、化石、岩石等の標本があります。
昆虫の標本を棚から出して見ることもできます。
奥の図書コーナーでは、様々な調べ物をすることもできます。

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気候の良い時期や晴天時は、深田公園で昼食をとられる団体様が多いです。
公園へは1階の出入り口(11:30~14:00)がご利用可能です。




雨天時や酷暑、厳寒期は「ホワイエ」をご利用いただけます。レジャーシートなどを敷いてご利用ください。
1~3階まで3フロアあります。前半(11:30~12:20)、後半(12:30~13:20)、1フロアに約100名程度までご利用可能です。
予約時に申し込んでください。3階のアースシアター横からご案内します。

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館内の展示は、兵庫の動物や自然、くらし、恐竜、寄贈標本など様々なテーマに分かれて展示がされています。
時期によってさまざまな企画展が行われています。
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館内の展示マップは、ホームページからダウンロードできるようになっていますので、ご活用ください。
スタンプラリー、ワークシート、クイズなどで楽しんでいただけます。

各団体様のご希望により、研究員やフロアスタッフによる特注セミナーを実施することもできます。
ホームページにそれらの内容を示していますので、申し込み時にお知らせください。
その際、第3希望まで研究員をかえてお申し込みください。
時期や研究員の研究活動のため、ご希望に添えないことがあることをご了承ください。

団体利用の申し込みについては、ホームページの「団体でのご利用について」からお願いします。
WEBかFAXによる申し込みができます。ご利用に際して、ご不明な点がありましたら「生涯学習課」までお問い合わせください。
(電話079-559-2002 FAX079-559-2033)

セミ・ツリー

2024年8月 8日

ひとはくの周辺(深田公園)には、ケヤキ
(ニレ科)の木がたくさん植えられています。

その多くは10m以上の高木で緑道沿いに
あります。
木陰をつくってくれるので、日差しが
強い日は ありがたいです。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲緑道沿いのケヤキ並木



この日も朝から良い天気で、セミ類の合唱で
とても賑やかです。

昼に、ときどき観察している若いケヤキの
木のところへ。そ~っと近づくと・・・

いました、いました。

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▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日昼に撮影)

ためしに見えるものだけで数を数えてみました。
19匹でした。


観察していると、
ちょっとした物音か何かで1匹が飛び立つと、
他の個体も 次から次に飛んでいって
しまいました。


それから約1時間後、もう一度、確認しに
行くと、元のように多くのクマゼミが
ケヤキの幹や枝に止まっています。

もう一度見えるものだけで数を数えてみると、
21匹でした。

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▲ケヤキの幹や枝にたくさんいるクマゼミ
たち(2024年8月7日午後に撮影)



撮影している間に、アブラゼミも一匹
飛んできましたよ。

aburazemi ga keyaki no kini 240807 s-IMGP5163.jpg









▲飛んできたアブラゼミ

まるで、セミ・ツリーですね。

s-keyaki no ki ni semi 240807 IMGP5164 copy.jpg

























▲セミ・ツリーとなったケヤキの木

ちなみに、セミ類の抜け殻がたくさん
付いているケヤキの木は、
セミがら・ツリーといった
ところでしょうかね。


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▲セミがら・ツリー?となっているケヤキの高木



皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘

ひとはくの周辺(深田公園)には、ケヤキ
(ニレ科)の木がたくさん植えられています。

ケヤキの樹皮は、幹が太くなると、ある
程度の大きさで鱗片状か不規則に剥がれて
落ちていきます。
剥がれた樹皮は結構な厚さと硬さがあります。

しかし、幹が細い若い木は、比較的薄い
樹皮で幹に剥がれたところがありません。

また幹の表面には、皮目(ひもく)と
呼ばれるガス交換(呼吸)をするところ
(小さな粒々に見えます)が目立ちます。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲ケヤキの太い幹(幹の直径が46.8㎝)
(幹の表面が剥げている)


s-keyaki no wakai miki no himoku 240807 IMG_7165 copy.jpg










▲ケヤキの細い幹(幹の直径が10㎝以下)
(幹の表面の粒状のものが皮目)



樹高約5mで、幹の太さが、直径
(DBH)で8.6㎝と4㎝の
2本株立ちのケヤキの木(比較的
若い)を観察してみると・・・

※DBH(胸高直径)とは、地表から1.3mの
 高さの幹直径のことです。

keyaki no ki 240807 14ji s-IMG_7019.jpg





















▲若いケヤキの木


キマダラカメムシ(カメムシ科)が幹にいました。
口吻(こうふん)というストロー持参で、
どうやら樹液を吸いに来ているようです。

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▲ケヤキの幹にいたキマダラカメムシ


時間帯によっては、クマゼミ(セミ科)が
ケヤキの幹や枝に たくさん います。

クマゼミもストロー持参(口吻のこと)で
やって来て樹液を吸います。

kumazemi ga keyaki no eda ni 240807 12ji s-IMG_6910.jpg










▲ケヤキの枝に口吻を刺して樹液を吸うクマゼミ


まわりで何か音がしたり、人の気配?などを
感じるとクマゼミが飛び立っていきます。
そのクマゼミの口吻が刺さっていたところを
観察すると樹液が にじみ出ています。

keyaki no miki kara jyueki ga 240807 12ji s-IMG_6938.jpgkeyaki no miki kara jyueki ga 240807 12ji IMG_6938copy.jpg









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▲クマゼミが飛び去った直後に幹から出て
 きた樹液(上段の2枚の写真の中央に
 水玉みたいになっていて、すでにアリ類
 がきています)



少し時間が経ったと思われるところでは、
樹液が垂れているのも見られました。

keyaki no miki  kara jyueki 240808 s-IMGP5217.jpg









▲少し時間が経って樹液が流れているところ



他の目的でケヤキの幹に来ているのかも
しれないアリ類(アリ科)ですが、
樹液がでているところにすぐに集まってきます。

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▲クマゼミが開けた穴から出ている樹液に
 集まるアリ類

同様にハチ類も樹液がでているところに来ています。

hachi rui ga keyaki no miki ni 240807 14ji  s-IMG_7058.jpghachi ga keyaki no miki  kara jyueki wo sutteiru 240808 IMGP5206copy.jpg










▲クマゼミが開けた穴から出ている樹液の
 ところに来ているハチ類


「喫茶ケヤキ」は、様々なお客さんで
この日も賑わっていました。


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘
月の第1日曜日Kidsサンデーです。


8月4日は、ものすごく暑い日でした
(三田での最低気温25.9 ℃、最高気温37.2 ℃、
平均湿度80%)。

気象庁の三田の日降水量のデータを見ると、
7月24日に雨が降って(日降水量3.5mm)から、
それ以降8月4日まで、10日間雨が降っていません。
また、7月24日以前も約1週間、雨が降っていません
でした。

深田公園の芝生広場のオオバコ(オオバコ科)は、
高温と渇水で乾燥して、葉が立ち上がり
(葉の裏面が見えるほど)丸まっている
ような状態です。

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▲葉が丸まっているオオバコ



一方、博物館のそばにある円形劇場の上の緑道沿い
では、ムクゲ(アオイ科)や クサギ(シソ科)、
サルスベリ(ミソハギ科)のそれぞれの花が
元気?に咲いています。

クサギの花は、顔を近づけて匂いを嗅ぐと、
かぐわしい香りがしていました。

mukuge no hana 240806 s-IMG_6825.jpgkusagi no hana 240806 s-IMG_6832.jpg









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▲ムクゲやクサギ、サルスベリの花


また、ケヤキ(ニレ科)の幹に、
たくさんのクマゼミ(セミ科)の
抜け殻が縦方向に並んでついていて
渋滞?状態です。

幹の傾きの角度が、羽化するのに
ちょうどいいのでしょうか?


240804 kumazemi no nukegara ga keyaki no miki ni s-IMG_6562.jpg










▲たくさんのセミ類の抜け殻




8月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・


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▲親子で作っているようす


作ったタネの模型を飛ばしています。

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▲タネの模型を飛ばしているようす




ひとはく連携活動グループの
人と自然の会の皆さんによる
『おはなしシアター』の演題は、
「おだんご ぱん」と「じごく の そうべえ」 
だったそうですよ。

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▲おはなしシアターの看板

(すみません。今回もシアター内部の写真が撮れていません。)


■フロアスタッフと学ぼう!『妖怪盆おどり』
の ようすは・・・

4階 ひとはくサロンで盆おどりが開催されましたよ。

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▲『妖怪盆おどり』の案内


ちょうど昼ごろ、午後の開催に向けて準備を
していましたよ。

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▲盆おどりのヤグラ?を準備しているようす



さあ、はじまりました。まずは、妖怪のお話から~

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▲妖怪のお話中


詳しくは、下記のブログ記事をみてくださいネ!

こんにちは!フロアスタッフです♪~「はかせと学ぼう!妖怪盆おどり」~ - 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく) ひとはくblog (hitohaku.jp)



さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。



皆さん楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年9月1日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
8月4日(日)のはかせと学ぼうは、ひとはく妖怪はかせの大平研究員といっしょに
妖怪に変身して、みんなで盆おどりをおどりました!

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夏休みにピッタリの、お祭りイベントです♪

はじめに大平研究員から 妖怪クイズ!
おもしろかったね!みんなは何問とけたかな?

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みんなでカッパ・天狗・キツネ・鬼のお面をつくります。わくわくするねっ♪

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ペンやシールをつかって自由につくります。
それぞれ、とぉ~っても面白いお面ができあがりました!
いろんなお面があって、ほんとうに素敵でした♪

さあ!お面がつくれたら、みんなで盆おどりだっ★

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笑っておどって 楽しい思い出づくり♪
みんな楽しかったかな?ありがとう!

大平研究員&カッパさん!ありがとうございました~♪
最後はみんなでいっしょに記念撮影です!
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8月はまだまだ楽しいイベントが待っています。
みなさん是非ご参加くださいね♪

フロアスタッフ一同
8月最初のフロアスタッフとあそぼうは「ミニおさかな釣りセットをつくろう」
川は山から海へと流れます。山に近いほうから、上流・中流・下流とよびます。
場所によって、すんでいるさかながちがいます。
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どんなさかながどのエサで釣れるかな?<゜)))彡

のりを小さなところにぬるのはむずかしいね。
みんなすごくがんばってくれました(o^―^o)
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釣れたどーーーーーーーーーーーーー!♪!♪!♪
おうちで、おさかなをふやしたり、色をぬったり、たのしんでくださいね☆
ご参加ありがとうございました!

ミニお魚釣りセットweb.gif

明日8/4(日)はKidsサンデー!催しがもりだくさんです。ぜひあそびにきてください(^^♪

                               
フロアスタッフ 一同
 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、文部科学省が将来の国際的な科学技術人材の育成を図り、理数系教育に重点を置いた研究開発を行うため、2002年度から実施しているものです。
 2024年度、兵庫県内 SSH(スーパーサイエンスハイスクール)16校が指定され、「兵庫『咲いテク(Science & Technology)』事業」として連携しながら、それぞれの高校が特色ある教育を展開しています。人と自然の博物館では、その教育活動を支援するため、館内での見学や実習のほか、各学校へ出向いての講演や講義、評価や助言などを行っています。
 夏休みのこの時期、ひとはくではそれぞれの学校の特色ある課題研究のポスターを掲示しました。高校生の取り組みをご覧ください。

展示概要

 ●場所:人と自然の博物館 本館3階ひとはくギャラリー
 ●期間:令和6年8月3日(土)~9月23日(月・休)
 ●内容:兵庫県下SSH指定校の課題研究ポスター(1校ごとに1点)

兵庫県内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校(2024年度)

  

兵庫県立神戸高等学校
兵庫県立長田高等学校
兵庫県立尼崎小田高等学校
兵庫県立宝塚北高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校
兵庫県立加古川東高等学校
兵庫県立小野高等学校
兵庫県立明石北高等学校

兵庫県立姫路東高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
兵庫県立龍野高等学校
兵庫県立豊岡高等学校
神戸大学附属中等教育学校
神戸市立六甲アイランド高等学校
西宮市立西宮高等学校
親和女子高等学校


(生涯学習課)

ひとはくでは、夏期に「博物館実習」として
大学生の受け入れをしています。

いくつかのグループで、それぞれ実習を行う
のですが、そのうちの1つの
「自然素材を使った親子向けプログラムの
企画・実施に関する実習」のグループの
実習生の皆さんが8月1日(木)の午後に、
オープンセミナーを実施してくれました。



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▲様々な準備をしているようす
 (工作セットの準備や会場設営など)

この日までの活動を活かしての実施となり
ます。

当日の会場準備では、フロアスタッフも
手伝ってくれました。

オープンセミナーのタイトルは、
「タネの模型をつくって飛ばそう!」です。

フロアスタッフにレクチャーを受け
館内放送にもチャレンジ。

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▲ レクチャーを受けた後、館内放送をしているようす


館内放送の効果もあって、
たくさんの来館者が参加してくれました。

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▲プログラムを実施しているようす
(受付、作り方の説明、模型を飛ばす、補助資料で解説など)

参加いただいた皆さん、
博物館実習生のオープンセミナーは、
いかがだったでしょうか?

博物館実習生の皆さん、お疲れ様でした!



同じプログラムを8月4日(日)の
「Kidsサンデー」でも実施します。

実習生の皆さんも参加していますよ。
皆さん、来てくださいネ!

          研究員 小舘

このセミナーは、メダカの透明標本を作製するセミナーです。

メダカの前処理、透明化、そして染色、洗浄、染色液の除去という過程を行ってきました。

今日は、最後の仕上げ「浸透」の日になります。

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顕微鏡を見ながら、慎重に残った鱗などを取り除きます。


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頭から容器に入れます。そして完成です。

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◎参加されたみなさまの感想など

・はじめてセミナーに参加しました。あっという間に時間が過ぎました。楽しかったです。

・勉強になりました。

・過去に高橋先生の別の講座を受けたことがあります。そこからのお付き合いです。

・セミナーガイドで生物系のセミナーがあることを知りました。高校の部活動の活動にも活かせると思い参加しました。楽しくできました。

◎高橋主任研究員より

皆さん、顕微鏡やピンセットの使い方にも慣れて、とても上手に仕上げていました。透明標本は、いろいろな作り方があります。ご自身でいろいろと試して、自分に合った方法を見つけるのも、楽しいかも知れません。参加、ありがとうございました。

(文責 生涯学習課 ※この記事に関するお問い合わせは生涯学習課までお願いします)
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普段何気なく見ている石も、よ~く見てみると違いがあります。
岩石はそのでき方の特徴から、大きく3つのグループに分けられます。

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今日のこのセミナーでは、1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ16種類を観察してみましょう。



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まずはルーペの使い方のレクチャーを受けます。そして、研究員が示す石を標本セットから探します。
色や形ですぐに見つけることができますね。ルーペを使ってみてみましょう。
研究員がスライドを使って、その特徴を説明していきます。



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プリントの資料に書き込んでいます。
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16種類の特徴を学んだあとは、「石ころ検索表」をみて、自力で石を見わける練習をしましょう。
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最後に、観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特徴などについて解説がありました。
基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用できるといいですね。



◎参加したみなさまの感想など

・たのしく勉強できました。 ・メモもしっかり取れました ・集めに行きます。(小学生)

14番の石がきれいですきになりました。(おとうさんと参加した幼稚園のお子様)

・先生がていねいに説明してくださいました。別のセミナーも申し込みます。(おとなの方)


◎生野研究員より
今日使った16種類の標本以外にも岩石には種類があります。また、同じ石でも様々な見た目になったりするので、なかなか奥深く、それがおもしろいところでもあります。夏休みにぜひ「石探し」に行き、見わけてみましょう。(野外では、安全に十分気を付けてください。)集めた石は、どこで集めたか(産地)を必ず記録してくださいね。

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(文責 生涯学習課 ※この記事に関する問い合わせは生涯学習課へお願いします。)

本日7月28日(日)のフロアスタッフとあそぼうは7月2回目の「ひとはく万華鏡をつくろう!」でした。
2階のクモ展に合わせて、クモの万華鏡です。

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紙コップをつなげて出来た万華鏡本体に、思い思いのクモの網を描きます。


まっすぐ、がたがた、真っ黒、カラフル、クモの糸もいろいろです。

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網の絵の上にオリジナルのクモを貼って完成です。

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出来上がった万華鏡の窓から蛍光灯の光を見ました!
底に開けた小さな穴の光がどんなキラキラに見えたかな?

8月3日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「ミニおさかな釣りセットをつくろう」(クリック!)です。
夏休み!ひとはくは楽しいイベントを用意して、みなさまをお待ちしています。
どうぞ、お越しください!

(フロアスタッフ一同)
7月27日(土)のひとはく探検隊は水辺のいきものを捕ろう!をおこないました!

暑いなか、たくさんのお友だちが集まってくれましたよ!

博物館の中庭にあるため池には
ちいさな生きものから、少しおおきな生きものまで
いろんな生きものたちがすんでいます♪
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きょうは、ペットボトルを使ったトラップで
生きものをとって、つかまえた生きものをみんなで観察してみました!
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トラップをしかけたら20分くらい

生きものがつかまるまで待ちます。

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そのあいだみんなで網をつかって
すこしトラップをしかけたとこから離れて、別のところでも
生きものとりにチャレンジ!

メダカやアメンボ、とっても早くてつかまえるの大変だったね。
ガムシやミズカマキリがとれたお友だちもいたよ♪
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ペットボトルのトラップにも。。。
メダカがたくさんとれたお友だちがいました!

楽しかったな?
みんな暑いなかよく頑張ってくれました♪

次回のイベントは7月28日(日)
フロアスタッフとあそぼうひとはく万華鏡をつくろう!です♪
みなさまのご参加をお待ちしております。

フロアスタッフ たなはら
7月21日(日)のはかせと学ぼう!は、ひとはくの植物はかせの高野研究員といっしょに植物標本をつくりました。

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今日は高野研究員がひとはくのエントランスホール前で採集した「ハナハマセンブリ」などを使って標本をつくります。

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台紙に、乾燥させた植物は中央に、ラベルは右下に貼ります。
ラベルには「どこで」「いつ」「だれが」「植物の生えていた時の情報」「標本番号」が書いてあります。
なかったら、「ただの押し花」になってしまいます。ラベルの情報は大切ですね。
細く切った紙にのりをぬって植物を押さえて固定します。葉っぱや花をかくさないように気を付けながら、はがれないように!


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完成!
おうちでも植物標本がつくれますね!採った植物は新聞紙の間にはさんで、重しをして乾燥させます。
布団乾燥機をつかうと早く乾燥できる方法も高野研究員から聞きました。
夏休み、植物標本づくりぜひやってみてくださいね!

次回のはかせと学ぼう!は「妖怪盆踊り」(クリック!)です。
みなさまのご参加お待ちしております。

フロアスタッフ一同

スズメ の お宿

2024年7月20日

ひとはくの入口ちかくには、たくさんの
コシアカツバメ(ツバメ科)の巣があります。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

コシアカツバメが(かつて)子育てをしていた年
の写真を見ていただくと・・・
2018年の8月の写真では、

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▲コシアカツバメの巣からコシアカツバメが
2羽顔を出している(2018年8月撮影)


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▲地面に降りたコシアカツバメ
(2018年5月撮影)


2019年の4月の写真では、

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▲照明器具の上にいるコシアカツバメ
(2019年4月撮影)



しかし今年は、コシアカツバメの姿は
ありません。

この春、コシアカツバメが子育てをして、
巣立っていったということでも
ありません。

ここ何年かは、コシアカツバメは、
この場所で子育てをしていないのです。

先ほどの写真のようにコシアカツバメが
子育てしていた時の巣が、残っている
状態です。

そのコシアカツバメの古い巣のいくつかで、
現在ヒナの声がします。その声の主は、
スズメ(スズメ科)だと思われます。

スズメがコシアカツバメの古い巣を利用して
子育てをしているようです。
ときどき、コシアカツバメの古い巣から
親スズメが出入りをしているのを
見たりします。



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▲コシアカツバメの古い巣から
 顔を出しているスズメの親(7月)



朝、職員が出勤してくる前の(人通りが
少ない)時間帯では、博物館の入口ちかくで
スズメがよく見られます。

しかしスズメは、人が近づくとすぐに
飛んで行ったり、隠れようとします。

でも、時間帯によっては、
耳を澄ましていると(澄まさなく
ても、大きな鳴き声で)ヒナが
「ちっちっち ちっちっち」
( 「こちらでござる」)
と教えて
くれるときがあります。

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▲博物館の入口近くで見られるスズメ(7月)


皆さん、お宅の近くで最近
スズメの姿を見ますか?
また、ここで子育てしているの
だろうなあという場所ってありますか?

人間の住宅事情などの変化(隙間が
少ない住宅が多くなった?)に伴って
スズメのお宿(子育てする場所)も
少なくなっているのでしょうか?


皆さんも 周辺の環境で生きものの
観察をしてみませんか。


           研究員 小舘


今日の7月20日(土)は
フロアスタッフとあそぼう!「ひとはく万華鏡をつくろう!」を行いました♪

7月2日(火)から始まっている
「クモ展ー多様な8本脚たちの世界ー」はもう、みんな見に行ったかな?

今日はそんなクモをテーマにみんなと一緒に万華鏡をつくりました!
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紙コップを合わせてつくる万華鏡♪

紙コップに思い思いのクモの巣を描いてもらいました♪
いろんなアイデアがあって、みんなとっても素敵でした!

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クモのシールに色をぬるよ。
リアルなクモを描くお友達、ポップでかわいいクモを描くお友達、いろんなクモがいっぱい!(クモにお名前をつけてくれたお友達も☆)
万華鏡にはって、できあがり!!

ちょっと怖い?苦手?といったイメージのあるクモ...楽しいものにかわったかな?

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本館2階展示室の企画展「クモ展ー多様な8本脚たちの世界ー」(←詳しくはこちらをクリック)は来年1月13日(月)まで、ひらかれていますよ!
ぜひぜひ夏休み、みなさん足を運んでみてくださいね♪

フロアスタッフ たなはら

数日前からセミ類の鳴き声が、
にぎやかになってきたなあ
(本格的な夏だ)と感じていました。

ひとはくの周辺(深田公園)で、
地面に形がきれいな丸い穴が
2つ開いている(近い位置にある)
のをたまたま見つけました。

これらの穴は、前日には無かった
ような気がします。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


それらの穴の大きさを測ってみると、
どちらも直径1.5㎝くらいでした。

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▲直径1.5cmくらいの丸い穴



周辺部で似たような大きさの穴を
探しましたが、アリ類が出入りしている
穴はあるのですが、直径1.5cmくらいの穴は
他にはありませんでした(約2×4㎡範囲)。

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▲アリ類が出入りしている穴


近くの木を確認していると、落葉樹の枝先の
葉にアブラゼミ(セミ科)と思われる抜け殻
が比較的近い位置に2つついていました。
あきらかに今年の抜け殻です。


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▲落葉樹の葉についていた
 アブラゼミの抜け殻2つ(7月)

抜け殻の触覚の根元から第3番目の節が
長く、毛がたくさん生えていることから
どちらもアブラゼミの抜け殻だと思われました。

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▲見つけた抜け殻の写真

もしかしたら、地面に開いていた丸い穴は、
アブラゼミの幼虫が出てきた穴ではないか、
と想定して、
いったい、どれくらいの距離を移動した
ことになるのかを知るために、移動したと
思われる経路のそれぞれの距離や長さを
測ってみました。

<測定したそれぞれの距離や長さ>
=======================
・地面の穴から木の根元までの距離:
 約70㎝と約95㎝。
・木の根元から枝分かれするまでの
 幹の長さ:約67㎝。
・枝別れした枝の長さ(葉までの長さ):
 約40㎝と約50cm。
=======================

上記の測定値を使って計算すると、
短かい方の距離の組み合わせで約177㎝、
長い方の距離の組み合わせで約212㎝、
となります。

(大雑把に言うと)地面の穴から出て
約2mの移動(旅)をして羽化したこと
になりますね。

ちなみに、地面から抜け殻までの高さは
どちらも約70㎝でした。
あまり高い位置ではなかったので
目につきやすかったのかもしれませんが、
アブラゼミの幼虫にとってはこの距離でも
大変だっただろうと想像します。


皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。       
            研究員 小舘
今日は、7月17日。

まだ梅雨があけていない?のに
今日はまあまあ晴れて暑い日でした
(おそらく最高気温は、30℃を超えています。
ちなみに前日16日の三田の最高気温は29.6 ℃)。

ひとはくの周辺(深田公園)には
ザクロ(ミソハギ科)の木 があります。

ザクロの木を観察していると、
枝先に 花のあと(若い果実)が
ありました。

その形が(位置関係も含めて)、
「てるてる坊主」に見えてしまいました。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲てるてる坊主に見えるザクロの若い果実(7月)


でも、見ようによってはタコみたい
にも見えます。
ウィンナーをタコの足(本当は腕)の
ような形に切ったものを、「たこ
ウィンナー」的な言い方で呼ばれる
ことがあります。

ザクロの花のガクの部分が、
色といい、形といい、
その「たこウィンナー」に
そっくりです。

約1か月前(6月)にザクロの花を写真に
撮っていました。

ザクロの花を横から見ると、こんな感じです。

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▲ザクロの花(横から) (6月)



花びらがある花の正面から写真を撮ると・・・

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▲ザクロの花(花びらがある花の正面から)(6月)


花びらが落ちた花の正面から写真を撮ると・・・
何に見えますか?

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▲ザクロの花(花びらが落ちた花の正面から)(6月)

「おひさま~?」

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▲ザクロの花の花びらが落ちた花(ガク部分)(6月)

「たこウィンナー」?


どうですか?

花びらが落ちた花(ガク部分)は
赤っぽいウィンナーで作ったタコみたい
でしょう?

ザクロの花のガクの部分が6月に 「たこウィンナー」
に見えていたのに、 約1か月がたつと・・・
少し膨らんで若い果実となり・・・、

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▲7月17日の(ちょっと成長のよい)ザクロの若い果実

てるてる坊主のように見えたので、 思わず、
「たこたこ ぼうず~。たこぼうず~、
あしたも てんきにしておくれ~」と
歌ってみました(もちろん、心の中で・・・、
ちょっと照れます)。

皆さんも 周辺の環境で生きもの
の観察をしてみませんか。       
            研究員 小舘

2017年より国立科学博物館から借用してエントランスホールに展示していた「デルタドロメウス」の全身骨格が、先日返却されました。それにともなってホールの模様替えが、地球科学研究グループの研究員を中心に行われました。

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館内から、エントランスホールへ台車を使って移動させます。大きなものは、トラックに載せて運びました。貴重で大切な化石標本です。全員で協力して設置しました。

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 アンモナイトは、4人がかりで運びます。これもなかなかの重量です。

 展示物の大かたの移動は完了しました。あとはキャプションを付けて完成です。

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◎研究員からのコメント

 自然科学の入り口として、子どもを中心に注目度が高い地学系大型資料を用い「太古の海」をテーマに、当時恐竜時代に海域で繫栄していた爬虫類やアンモナイトの化石を身近に感じていただけたらと思います。

 新しくなったエントランス、資料を観察して、それぞれの特徴や形状の違いに注目して見てください。多くの皆様のお越しをお待ちしています。
(文責 生涯学習課  ※この記事に関するお問い合わせは、生涯学習課にお願いします。)
7月15日のワークショップは「ひとはく缶バッチづくり」を行いました!!

朝からたくさんの方が並んで参加してくれました☆

まずは8種類の絵柄から好きなものを選んで色をぬります♪
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たくさんの色を使ってぬりぬり(*^-^*)
真剣です!!
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スタッフが機械でガッチャン!!!
えっ!もうできたの??
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オリジナルの缶バッチが完成しました~
とっても上手にできてうれしいね♪♪

たくさんのご参加ありがとうございました!

次回のイベントは7月20日(土)~フロアスタッフとあそぼう~「ひとはく万華鏡をつくろう!」です♪
みなさまのご来館 楽しみにお待ちしております(^_^)

フロアスタッフ 一同


7月14日(日)のはかせと学ぼう!は恐竜はかせの久保田研究員と一緒に「石こうで化石のレプリカをつくろう!」を行いました。

本物の化石からとった6種類の型から、好きな型を選べるんだよ!

はかせに作り方を教えてもらってスタート!!

石こうと水を混ぜて、ヨーグルトのようになってきたら、型からはみ出ないように丁寧に流し込むんだって!!
石こうが少し固まり出したところで型を合わせて上からやさしく押さえます♪

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石こうが固まるまでの間、はかせと化石についてお勉強しました♪
アンモナイトや恐竜のことよく知っているお友達いたねっ☆

完成!!
みんなとても上手にできましたね(*^-^*)

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たくさんのご参加ありがとうございました。

7月15日のイベントは「ひとはく缶バッチづくり」です\(^o^)/
みなさまのご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ 一同



「この夏は一緒に昆虫採集や標本づくりに挑戦してみませんか?」
この呼びかけに集まってくれた子どもたちは6名。このセミナーは3回にわたって昆虫採集、標本作成、ラベルを付けて標本箱にしまうまで、ひととおり体験します。
今日はその2回目、深田公園での昆虫の採集とともに、標本を作製していきます。
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1回目のセミナーは、天候不良で外での活動はできませんでした。今日は、小雨の中でしたが、深田公園で昆虫採集を行いました。
実験セミナー室に戻り、研究員から基本的な標本のつくり方のレクチャーを受けます。固定の仕方、そして「格好よく」見せられるように、触角、脚、口などを針で固定していきます。
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それぞれが捕まえてきた昆虫に針を打つ作業にとりかかりました。
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8月の3回目仕上げのセミナーに向けて、一心不乱の作業が続きました。
仕上がりが楽しみですね。


◎参加した小学生のコメント
・ふだんはあまりさわらないハチの標本を作っています。楽しく作業できました。
・固まった昆虫の体をていねいにほぐすのがむずかしかった。
・いつもは標本を見る側だったのに、今日は作る側になってその苦労がわかりました。
 いい経験ができています。

◎山田主任研究員のコメント
昆虫の標本のつくり方の基本的なところを経験していただきました。みんな意欲的に参加していただきました。次回は仕上げになります。いいのができそうですよ!yamada_circle.png
7月9日から15日まで、ひょうごプレミアム芸術デーです。
ひとはくでも様々な催しを行っています。
コレクショナリウムでは、普段はさわることのできないアンモナイトの化石や木のはっぱ、貝がらやどうぶつの毛皮をさわれるようにしています。
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点字での説明もつけています。

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今日は三連休の中日、朝から多くのみなさまにご来館いただいています。

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さわれる展示は、明日(7月15日)までとなっています。
みなさま、どうぞ「ひとはく」へお越しください。
(文責 生涯学習課 この記事についてのお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)
本日の ひとはく探検隊は「はかせとムシさがし」を行いました!

ムシ博士の中濱研究員と一緒に深田公園を目指して沢山の虫を探そう★

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どんな虫にであえるかな?
お天気が少し心配だったけど みんなの力で晴れましたよー

おとな隊員にもアミをお渡しして全員参加!

アミを木々の間に入れて左右に振り続けると・・・?
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隠れて休んでいる虫を捕まえられるんだって!
みんなで挑戦してみたよー!

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ジャコウアゲハやオオシオカラトンボ、
セマダラコガネ、
ショウリョウバッタやベニシジミ
かっこいい!ハチにも出会えたよ☆彡

途中から太陽が出てきて
モンシロチョウが一斉に出てきて感動しました♪

ご参加ありがとうございました~!


フロアスタッフ やなぎもと

月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

7月7日は。梅雨入りしたのに晴れて大変暑い日でした
(三田での最低気温25.5℃、最高気温34.1℃)。




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▲4階入り口ちかくからエントランスホール方向を撮影


博物館の周辺(深田公園)では、ガクアジサイ
(アジサイ科)などアジサイ類の花が咲いています。

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▲キレイな花を咲かせているガクアジサイなど


ザクロ(ミソハギ科)の花のガク部分が だんだん
膨らんできています。

花びらがとれたガク部分の形が、 赤いウィンナーを
タコの足のように切った形(「たこウィンナー」?)
に似ています。
その丸い部分が膨らんで果実になります。


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▲花のガク部分が膨らんできているザクロ




さて、7月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<コレクショナリウム前では・・・>

■『泥だんごをつくろう!』のようすは・・・

暑い中、たくさんの方が参加されていましたよ。

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▲大人気の「泥だんごをつくろう!」

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▲乾かしている泥だんご


まあるい泥だんごが、大小たくさん
できていましたよ。




<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『はねる生きもの の
おもちゃをつくろう!』の ようすは・・・

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▲親子で作っているようす



できた おもちゃで遊んでくれています。

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▲はねる生きもののおもちゃで遊んでいるようす


7月7日は、七夕(たなばた)です。
ササ類の葉のこすりだしのコーナーも
ありましたよ。

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▲ササ類のこすりだしのコーナー



■ 「星・宇宙へのとびら ~夏の星空案内~」
のようすは・・・


ひとはく連携活動グループの星の会の皆さんによる
星空案内です。 

星空に関するクイズや楽しいお話があったようですよ。
(すみません。写真を撮りにいけませんでした)

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▲夏の星空案内の看板






■フロアスタッフとあそぼう『川でさかなつり』
の ようすは・・・

2階の展示室で魚つりです。川に見立てたブルーシートに
魚がいます。

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▲川でさかなつりの看板


何のエサで、どんな魚がつれたかな?

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▲親子で魚つり


さらに、フロアスタッフによる『展示解説』や
『デジタル紙芝居』も実施されましたよ。





参加いただいた皆さん、どうでしたか?


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次回のKidsサンデーは、2024年8月4日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
6月19日に有馬高校の生徒さん4名が引率の先生と一緒に、研究相談のために博物館を訪れました。

竹を破砕した竹チップを屋外に置いておいたところ、カブトムシの幼虫が出てきたそうです。竹チップで育てたカブトムシの糞を植物栽培に活用できないか、色々な実験を行った結果を見せてもらいました。

対応したのは太田菜央研究員と京極大助研究員の2人です。
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植物の生育実験のほかに、化学分析なども行っていて、興味深い結果でした。

結果の解釈や、これから実験をする上で気を付けるべきことなどを議論しました。

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気づけばあっという間に2時間近くが経過していました。

これから研究が発展していくと良いですね。

ひとはくでは高等学校等での研究についての相談も受け付けています。
興味のある方は博物館へお問い合わせください。

研究員 京極大助
今日のフロアスタッフとあそぼうは昨日に引き続いて
「川でさかなつり」をおこないました<゜)))彡

どの場所にどんなさかながすんでいて、どんなエサを食べるか考えながら
ミッションカードをつかって、さかなつりを楽しんでもらいます♪
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上流・中流・下流~すんでいるさかなも、エサも、ちがいがあるね(^^)

さあ、ミッションスタート!
レアカードにもちょうせんしてくれました!
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みなさんの頑張りのおかげで、ひとはく川魚水族館ができあがりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
今夜は天の川もみられたらいいですね☆

7月はイベントがもりだくさん♪
7/15(月・祝)ひとはく缶バッチづくりが作れるよ!
ぜひあそびにきてくださいね(^^)/

フロアフタッフ一同

7月6日(土)のフロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行いました!

川は山から上流→中流→下流と流れ、やがて海へと流れこみます。
それぞれ、魚やエサが違いますよ☆

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どんなところにどんな魚がいるのかな?

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たくさん釣れました♪
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。

明日、7月7日(日)のフロアスタッフとあそぼう「川でさかなつり」を行います。
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ 一同

植物は光を吸収して生活しています。なぜかわかりますか?」

研究員の問いかけに、すぐに反応、あちこちから答えが出てきます。「光合成」をして養分をつくり出しているからです。

今日は、関西国際学園初等部2年生が、「身近な植物のふしぎ」のセミナーを受講しました。

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多くの植物は緑色をしています。これは、太陽からの緑の光をはね返しているからです。

しかし、緑色ではない植物もあります。それは、ほかの植物に寄生して、養分をもらっているからで、光合成の必要がないからですね。

植物は、光をたくさん吸収するために、背が高くなるものがあります。

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世界には、とんでもなく背の高い植物があることも知りました。

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動物に自分のタネを運ばせる植物があります。子孫を残すためです。そのタネのしくみを利用したものがマジックテープですが、私たちの生活の中で使われているなんて、びっくりしましたね。

他にも、水を含むと大きく膨らむタネ、アリが好きな物質をつけているタネ、毒を作る植物、白い液を出して自分を守る植物など、身近な植物でも知らないことがたくさんありましたね。

最後の質問コーナーでも、たくさん質問が出ました。とても積極的でした。

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◎参加した児童のコメント

・おもしろかった。

・知らないことがたくさんありました。

・勉強になりました!

・忘れないように、メモしました。

◎石田研究部長のコメント

「なぜ?」と思ったときにどんどん質問することはとても素晴らしいですね。身近な植物にはたくさんのふしぎがあって、私たちの生活にも活かされていることを知ってもらえてよかったです。
(この記事については、生涯学習課にお問い合わせください。文責 生涯学習課)
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7月6日から4階ひとはくサロンにて、ミニ企画展「魚の剥製展」が行われます。

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この魚の剥製を製作されたのは、剥製師の力石眞弘さん。当館が毎年実施している「共生のひろば」に参加いただいたことがきっかけで研究員とつながりができ、今回の企画展開催へとなりました。

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展示してある魚やカニは、尾道市で活動されている力石さん地元の瀬戸内海で捕れたものだそうで、生きているかのようです。作り方の展示もありますが、とても丁寧で細かい作業が必要と感じました。この展示を通して、「魚介類を剥製にする技術があること」「瀬戸内海には多くの魚介類が生きていること」など知ってもらいたいということでした。力石さんは、中学生に地元でサワガニの剥製をつくるワークショップを行われているとことでした。

7月5日には、神戸新聞社の取材を受け、フロアスタッフも同席させていただき、お話を伺いました。

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◎高橋主任研究員のコメント

まるで生きているような魚の剥製です。暑い夏に、この展示を見ていただき、剥製の技術のすばらしさと
瀬戸内海の自然を感じ、涼やかな気持ちになっていただけるとうれしいです。

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(この記事についてのお問い合わせは生涯学習課までお願いします。 文責 生涯学習課)

7月になりました!
今月もいろんな企画がめじろ押しです。
本館4階のひとはくサロンの天井には、大きなクモの網が登場!
どんな巨大グモが網を張ったかと思いきや...

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私たちフロアスタッフがつくって、 設備さんが天井高く張ってくださいました。

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2階展示室では、お待ちかねの「クモ展」(クリック!!)が始まっています。
クモ展に関連したイベントもいろいろ用意しています。

また、4階展示スペースでは7月6日(土)から「魚の剥製展」(クリック!!)が始まります。
こちらもお見逃しなく!

みなさまのお越しをお待ちしていま~す。

(フロアスタッフ一同)

今日は、キッズランドかみでひょうごエコロコプロジェクトの体験学習を行いました。

最初に辰村コーディネーター(あやちゃん)から虫さんをやさしく扱う「コツ」を教えてもらいました。さあ、あぜ道へ出発です。

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現地についた子どもたちは、さっそく虫とり開始!

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普段から自然いっぱいの園で過ごしている子どもたち、とっても積極的です。最初に教えてもらったとおり、虫さんをやさしく持っていますね。

捕まえた虫をどんどん虫かごに入れていきます。

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あやちゃんが、網

で何か捕まえたようですね。子どもたちも集まります。

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40分の虫取りでしたが、たくさん捕まえられたかな?

園へ戻ってみんなで見てみましょう。 

捕まえた虫を、ひとはくから持ってきた「ひみつ道具(デジタル顕微鏡)」で、みんなで見ましょう。これを使うと、とっても大きく見えるね。

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 ダンゴムシ、バッタ、カマキリ、カエル、ヤスデ、コガネムシ、カタツムリ、ゴキブリ、テントウムシ、アリ、捕まえた虫だけでなく、みんなで育てているクワガタや、チョウも見たね。画面に映すたびに大歓声です。

「赤ちゃんのバッタはまだ羽がありません。」

「おなかを動かして息をしているんだね」

「今、うんちしました」

虫の姿を見ながら、あやちゃんの説明が続きます。子どもたち、先生も時間を忘れて画面に見入りました。

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質問コーナーは、代表して先生からみんなの質問のうち1つをしてもらいました。答えをみんなで考えたら、たくさん手が上がりましたね。
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おなかを守るダンゴムシのポーズもできました。

子どもたちが、給食のため教室に戻っても、先生方はさらに資料をもとに虫のことについてさらにあやちゃんからレクチャーを受けました。先生がとても熱心です。

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◎参加した園児のコメント

・虫とり楽しかった!        ・たくさんつかまえたよ。

・カメもいた!           ・もっとやりたかった!

◎辰村コーディネーター(あやちゃん)より

今日おうちに帰ったら虫とりしたことをおうちの人にどんなだったかお話してね。また、園で虫とりしてね。ひとはくにこのピンクの紙を持ってくるとプレゼントがあるので、おうちの人にこんど連れてきてもらってね。



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7月2日から始まる企画展「クモ展」のフロアスタッフへのレクチャーが研究員から行われました。この企画展は、「クモは不気味で気持ち悪い?」というイメージを変えるため、ポスターも明るい色や水玉でまとめてみました。

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「クモ」といえば、「クモの巣」が特徴ですが、我々が普段見慣れたものから、少し形の違うものまでさまざまなものが展示されています。博物館の窓についていたものもあります。

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クモや昆虫が紡ぎ出す糸の構造やその遺伝的基盤を解析し、微生物を活用することによって、新しいタンパク質素材を開発して、化粧品や衣類に応用している会社もあるそうです。

クモは、虫ですが昆虫ではありません。節足動物門というグループに属し、昆虫などの六脚亜門、エビ・カニの仲間の甲殻亜門、ムカデ・ヤスデなどの多足亜門、そしてクモの属する鋏角(きょうかく)亜門の4つに分けることができます。鋏角亜門は、昆虫が触角を持つ部分にハサミ状の鋏角を持つのが特徴で、ウミグモ、カブトガニ、サソリ、ダニも同じ仲間です。

私たちが認識するクモは、鋏角亜門のなかのクモ目(もく)というグループに属し、世界で52000種以上記録され、135科のグループに分類されます。

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今回の企画展では、食事や子育てなど、私たちとシンパシーを感じる部分とともに、クモの多様性に焦点を当てています。特に、もっとも種多様性が高く、発達した眼を頼りに餌を捕まえる行うハエトリグモ科と、微小ながらクモ目の中で2番目に種多様性の高いサクラグモ科について、写真とともに標本の展示を行っています。クモの生物としての新たな一面、捕食の様子、網(クモの糸)の特徴など、深く知ることができる展示となっています。どうぞお楽しみに!

◎参加したスタッフのコメント

・クモは昆虫ではない、クモの巣(網)には、様々なタイプがあることなど、新たな発見がありました。新しい知識を得ることができました。

・楽しくしくわかりやすい展示解説となるように、努力します。

◎山﨑研究員より

企画展は2025年の113日までのロングラン展示となります。10月には、「摩訶不思議なクモの世界」のセミナーも計画しています。来館される皆様に普段はあまり知られていない「クモ」への新たな認識を持っていただけるとうれしいです。(この記事に関しましては、生涯学習課にお問い合わせください。文責 生涯学習課)

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ひとはく周辺(深田公園)には
ヤマモモ(ヤマモモ科)の高木
(♀の木)があります。

深田公園のヤマモモの果実は、
小粒(チビ)のものが多いよう
です。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲深田公園のヤマモモの果実(小粒)

ヤマモモには、いろいろな品種が
あるようで、神戸市北区の
ある公園やその周辺の緑道
沿い に植えてあるヤマモモは
大粒の果実が多いようです。

yamamomo no kajitsu ootsubu 240630 s-IMGP3391.jpg











▲神戸市北区の公園のヤマモモの果実(大粒)


果肉部分(粒状の突起がある外果皮)
に覆われた 中心部にある堅いものは、
「核」(かく)と言って果実の部分です。
この中に種子の部分があります。

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▲深田公園の果実の縦断面(左)と核(中央)と果実(右)



どれくらい大きさに違いがあるのか、
深田公園と神戸市北区の公園とで、
ヤマモモの果実をくらべてみました。

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▲神戸市北区の公園のヤマモモの果実(大粒)の重さを測定中




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▲深田公園の果実(左)と神戸市北区の公園の果実(右)


測定結果で~す。

<ヤマモモの果実の重さ(g)>  
深田公園(10個)   神戸市北区の公園(10個)  
幅 0.8~1.7 g     幅 10.0~14.8 g
平均 1.1 g/1個    平均 12.9 g/1個


<ヤマモモの果実の直径(㎝)>  
深田公園(10個)   神戸市北区の公園(10個)
幅 1.2~1.5 ㎝    幅 2.7~3.0 ㎝
平均 1.3 cm/1個  平均 2.9 cm/1個

この結果をみると、

果実の重さは、 深田公園のものは、
神戸市北区の公園のものの 10分の1以下
です。

果実の直径は、 深田公園のものは、
神戸市北区の公園のものの 半分以下です。

ちなみに、いくつかの植物図鑑をみると、
『ヤマモモの果実の直径は1.5~2㎝』と
書かれていました。

この図鑑の値を基準(普通盛り?)にすると、
深田公園のヤマモモの果実は、やや小粒なので
「ヤマモモ食堂のチビ盛り店」で、
神戸市北区の公園のヤマモモの果実は、大粒なので
「ヤマモモ食堂のデカ盛り店」
というところでしょうか。


『私は、丸吞みできる「チビ盛り店」の方が好き』と
ヒヨドリが言ったとか、言わないとか。

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▲深田公園のヤマモモの果実をくわえているヒヨドリ
(もちろん、このあと果実を丸呑みしましたよ)



皆さんも 周辺の環境で生きもの の
観察をしてみませんか。     

          研究員 小舘

6月30日(日)のフロアスタッフとあそぼう!くるくるとぶタネでした~★                                           
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昨日に引き続き、みんなで作ったフタバガキの模型を飛ばしました!s-DSC04220.jpg
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みんな上手に飛ばせたね!◝(☆∇☆)◜✧
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くるくるキレイに回って楽しかったね!
ご参加いただきありがとうございました!お家でも作ってぜひ飛ばしてみてください♪

次回7/6(土)のフロアスタッフとあそぼう!川でさかなつりです!
たくさんのおともだちが遊びに来てくれるのを楽しみにしております<◎)))彡

フロアスタッフ かわた ゆりな
ひとはく周辺(深田公園)には ヤマモモ
(ヤマモモ科)の高木 (♀の木)があります。

6月中旬ごろにはたくさんの 果実が
枝に成っていました。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲ヤマモモの果実の状態(6月21日撮影)

上記の写真から1週間後(6月下旬)まで、
たくさん成っていた同じ木を見ると
果実がかなり減っています。

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▲ヤマモモの果実の状態(6月28日撮影)


ヤマモモ食堂に来て、 枝葉に止まって
その場で果実を食べる(イートイン) する
お客さんや 果実をくちばしでくえて
枝葉から離れて別の場所で 食べる
(テイクアウト)するお客さん がいるのを
前のブログ(下記のアドレス)で紹介しました。

ヤマモモ食堂のお客さん(イートイン 編)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3103/

ヤマモモ食堂のお客さん(テイクアウト 編)
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3105/




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「わぉ!」













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▲ヤマモモの枝で果実を「わぉ!」の口して
食べているヒヨドリ(ヒヨドリ科)



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「わぉ!」










▲別の場所で果実を「わぉ!」の口して
食べているイソヒヨドリ(ヒタキ科)

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<ご案内> ひとはくでは、現在(7月7日まで)下記の展示を行っております。

タイトル:わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト
   「第9回 わぉ!な生きものフォトコンテスト写真展」
期間:令和6年6月8日(土)~7月7日(日)
場所:3階展示ギャラリー

詳しくは、下記をご覧ください。
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/photocontest2024.html
==============================================

今回はデリバリー編です。
ヤマモモの果実は、雨が降ったり、 風が
吹いたりすると、 下に落ちてしまいます。
また、熟すると結構落ちやすい みたいです。


レンガ風コンクリートブロックなどで
舗装してある緑道沿いにあるヤマモモ
の木から、たくさんの果実が落ちると
どうしても通行者に踏まれてしまいます
(ある・ある ですね)。

通行者に踏まれると舗装が汚くなって
しまいます。 また時間が経つと発酵
したような匂いがします。
掃除も大変です(清掃の方お疲れ様です)。


さて、今回は枝から落ちた(デリバリーされた)
果実を利用していると思われる生きものを
紹介します。

まずは、スズメ(スズメ科)です。
枝上で食べる場合もあるようですが
(人が見ていると食べないようです)、
落ちた果実をくちばしでつついている
姿の方がよく見られます。

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▲落ちた果実をつついているスズメ

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▲ヤマモモの枝に止まっているスズメ



次にアリ類(アリ科)です。


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▲落ちた果実によってきたアリ類

アリ類の種類によっては、エサとなる
ものを砂で隠す 性質があるようです。
ここの舗装はレンガ風のコンクリートブロックで
その下には白っぽい砂が敷き詰められています。

コンクリートブロック間の隙間からアリ類が
舗装の表面に白っぽい砂を集めて積み上げています。

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▲落ちた果実の周辺を砂で隠そうとしている?


一方、舗装の端の方にたまった果実には、
オカダンゴムシ (ダンゴムシ科)も
近よってきています。


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▲果実に集まっているオカダンゴムシ

ほんとに果実を食べているのかな?


今回のデリバリー編では、実際に
食べているか どうかということを
写真に収めることは できていません
(近くによってきただけかも 知れません)。

でも、落ちた果実を利用している
生きものは他にもいるでしょうね。
(「ええ。甘酸っぱいですよ。」←私の心の声)

皆さんも 周辺の環境で 生きものの
観察を してみませんか。

              研究員 小舘




6月29日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「くるくるとぶタネ」でした♪

みんなは知っているかな?
博物館の1階に板根(ばんこん)とフタバガキの展示があります
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この大きな木は熱帯雨林のジャングルに生えていて高さ70メートルもあるんだって!!

フタバガキの拡大模型を見てみるとハネがあるんだよ・・・
きょうはみんなでフタバガキのタネの模型をつくったんだ(*^-^*)♪
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完成したら、はじめは低い場所から飛ばしてみて...
次は高い所から飛ばしてみたよ!!
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くるくると回りながら落ちるふしぎなタネでしたね(*^-^*)
楽しかったな~
お家でもぜひ作ってみてね☆

明日 30日(日)も行います。みなさまのご参加お待ちしております♪

フロアスタッフ一同
当館の廣瀬孝太郎主任研究員がその一部を出版した図鑑が小学館より出版されました。


書籍の内容
水の中に広がる、小さな生き物たちの世界! (小学館公式HPより)

 身近な水辺から海、そして北極・南極から熱帯など、どこにでもたくさんいるのにもか かわらず、まだ多くの謎に包まれたプランクトン。児童向け図鑑では初めての約500種と いうボリュームで紹介します。今まであまり注目していなかった水中の小さな生物たちの すがたを、きれいな写真で表現した決定版ポケット図鑑です。
 知られざる事実に驚かされる「プランクトンがいなければ地球はめつぼうする?!」、不思 議な生態がわかる「新種発見」「光るプランクトン」、また「プランクトンを集めに行こう!」のような自由研究に最適なコーナーまで、幅広い切り口で、読んでいて楽しい大充実の内容です。
小学館の図鑑NEO POCKET
プランクトン:クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物
指導・執筆/山崎博史 指導・執筆/仲村康秀 指導・執筆/田中隼人

定価 1100円(税込)
発売日 2024.06.25
判型/頁 新書判/176頁
ISBN9784092172975

電子版情報
価格 各販売サイトでご確認ください
配信日 2024.06.25
形式 ePub


研究員からひとこと
 「ケイ藻のなかま」を主に担当しました。川や海に何万種類もいると言われるケイ藻の中から、とっておきを選びました。他にもたくさんの魅力的なプランクトンが載っていて、自信を持っておすすめできる図鑑です!
人と自然の博物館 廣瀬孝太郎(分担執筆者)

ひとはく周辺(深田公園)にはヤマモモ(ヤマモモ科)の高木があります。

ヤマモモ食堂に集まってイートインする(枝の上で果実を食べる)
お客さん(生きもの)もいますが、
今回は、テイクアウトする お客さんを紹介します。

テイクアウトといっても自分の家に持ち帰るのではありません。

枝上ではなく、木のちかくで食べているものです。

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▲深田公園にあるヤマモモの♀の木(右側の木)とその周辺


それでは利用していた お客さんを紹介しますよ~

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


1羽の鳥がヤマモモの♀の木の ちかくの
コンクリート構造物の上に止まっていました。

そこから果実を食べるまでの
一連の動きが写真に撮れましたよ(6月下旬)。

(おそらく、ヤマモモの果実を)じ~っと見つめる鳥。

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▲ヤマモモの果実を見ている?鳥


その後、すぐにヤマモモの果実を目指して? 飛んでいきました。


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▲果実を採りにいった鳥(画面の右上)


数秒後、ヤマモモの果実1つをくわえて戻ってきました。

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▲果実を採ってきた鳥


くわえていた果実をいったん置きます。

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▲果実を置く鳥

(向きを整えているのか、複数回置いて)
また、果実をくわえています。

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▲果実をくわえる鳥

今度は、果実を宙に浮かしています。


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▲果実を宙に浮かす鳥

浮かした果実をパクっとくちばしの間(奥)に入れます。


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▲果実を吞み込もうとしている鳥



「ん~うまい」と思っているかもしれませんね。

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▲果実を呑み込んだ鳥



こっちを向いて、少し首をかしげている
ようにもみえます。



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▲こっちを見ている鳥



この鳥は、イソヒヨドリ(ヒタキ科)
のようです。


果実を丸呑みしてくれるイソヒヨドリのような鳥は、
ヤマモモにとっては(より遠くへ飛んで行って、
種子を肥料付きで排出してくれれば、遠くへ種子を
運んでくれるという意味で)大歓迎な生きもの
なのでしょうね (これを読んだ方が「ふ~ん」と
言ってくれればうれしいです)。


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。

              研究員 小舘


ひとはく周辺(深田公園)には
ヤマモモ(ヤマモモ科)の高木があります。

ヤマモモは、雌雄異株(♂の木と♀の木に分かれている)です。

6月の今の時期、♀の木にたくさんの果実をつけているものが見られます。

雨が降ったり、強い風が吹いたりすると、たくさんの果実が落ちたりします。
ここ何日か、雨や強風のため、「掃いても掃いても落ちてくる」と
清掃の方も嘆いておられると思います(清掃の方、お疲れ様です)。

ちなみに、ひとはく周辺のヤマモモの果実は、 直径1~1.5㎝ほどで
あまり大きくありません。

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▲ヤマモモの♀の木

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▲ヤマモモの赤い果実


夕方、ヤマモモの枝を観察していると、わずかな時間でしたが、
たまたま いくつかの鳥類が「ヤマモモ食堂」を利用していましたよ。


利用していた鳥類をいくつか紹介します。
※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。


チョコマカ動く感じのメジロ(メジロ科)。

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▲せわしない動きをするメジロ


ヤマモモの枝に飛んできたのですが、私を見て?
(人気を感じて)少し離れたケヤキ(ニレ科)
の枝へ移ったスズメ(スズメ科)です 。

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▲すぐに逃げるスズメ

ヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、ピーヨ、ピーヨと
鳴きながらヤマモモの枝に飛んできます。

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▲鳴きながら飛んできたヒヨドリ  


ムクドリ(ムクドリ科)が4羽ぐらいで飛んできましたが
1羽が枝から飛び立つと他の個体も続いて飛んでいきました
(写真が撮れませんでした)。


果実を丸呑みしてくれる鳥が、(果実を食べて)
どこかに飛んで行って フン(もちろんこのフンの中には
ヤマモモの種子が含まれている)をしてくれると、
うれしいなあとヤマモモは 思っていることでしょう。


皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を してみませんか。


                  研究員 小舘

当館の中濱 直之 主任研究員(兵庫県立大学准教授を兼務)が、一般社団法人日本昆虫学会から若手奨励賞を授与されました。


中濱直之 主任研究員

研究タイトル「絶滅危惧昆虫の保全に向けた生態学及び遺伝学的研究」
 日本昆虫学会 (https://entsoc.jp/)は、昆虫学の進歩・普及を図ることを目的として、1917年に「東京昆蟲学会」として創立、1935年に「日本昆蟲学会」と改称された学会となります。会員数は2024年2月現在において960名に及び、日本を代表する昆虫学の学会として、多岐にわたる活動を展開しています。

 中濱研究員のこれまでの論文発表数は67報に及び、は、主に昆虫や植物の絶滅危惧種を保全するために研究を進めています。昆虫ではこれまでにウスイロヒョウモンモドキ (兵庫県にも生息する絶滅危惧IA類のチョウ)やフサヒゲルリカミキリ (現在では岡山県のみに生息する絶滅危惧IA類のカミキリムシ)、ミヤマシロチョウ (関東及び中部地方に生息する絶滅危惧IB類のチョウ)などを対象にしてきました。また、生物標本に含まれるDNA情報の活用など、博物館における新しい技術開発なども精力的に行っています。このほか、ガロアムシ目昆虫の新種記載、イソチビゴミムシの系統地理学的研究など、幅広い分野で成果を上げています。


研究対象のひとつであるウスイロヒョウモンモドキ (ひとはく所蔵)

この度の受賞、本当におめでとうございました。


6月23日(日)のひとはく探検隊「いきものの音をみてみよう」を行いました!

探検隊長鳥はかせ太田菜央研究員です!

今日はあいにくの雨だったので館内で行いました☂

色んな鳥についてのお話を聞きながら、鳥の音声認識アプリを使ってたくさんの音を見ました。

クイズもありましたよ。
みなさん、集中してどんな音か見てくれていますね♪
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ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

次回のひとはく探検隊は7/13(土)はかせと虫さがしです。
ご参加お待ちしております☀

フロアスタッフ 一同
本日のフロアスタッフとあそぼう は 「カタツムリのペーパークイリング」を行いました!

カタツムリってどんな生き物なんだろう?
まずはじめにクイズをしてカタツムリ博士になってからみんなで作りました!

葉っぱを貼ってクルくるクル♪
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かざりを入れたり、絵を描いたり!
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素敵なカタツムリのクイリングが出来ました!

カタツムリはこの梅雨の時期に隣の深田公園周辺で見つけることができます!
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ぜひ☆見つけてみてね!

今回はナント!!
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特別に!鈴木研究員から本物のカタツムリをお借りしました。
初めてカタツムリを触ったお友達もいたよ!

カタツムリの歌を歌ったり、本物と触れ合ったり!とても楽しいイベントでしたね☆
ご参加ありがとうございました!

明日のイベントは...

「模型実験で学ぶ総合治水」
「いきものの音を見てみよう」です♪

日曜日は人と自然の博物館に遊びに行こう(^^)
お待ちしております!


フロアスタッフ やなぎもと

当初予定していた京極研究員に代わり、太田菜央研究員が行いました。

兵庫の自然史を英語で解説していきます。

まずは、クイズからスタート。

 What is the prefectural bird of Hyogo?

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研究員の問いかけに、小学生が答えてくれました。

モニターの画面に、その鳥が映し出されています。

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三田のマスコットキャラクターの鳥(キッピー)のお話もありました。
本館での展示場所も示しながら、解説が進みます。
キッピーのモデルとなった鳥の標本はコレクショナリウムで見ることができます。
また、キッピーはコレクショナリウム前のマンホールにも描かれているようです。
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南北に海を持つ兵庫県、兵庫の自然史の大きな特徴である「氷上回廊」のことも学ぶことができました。


◎参加したみなさまの感想など

・子どもがチラシ(イベントスケジュール)を持って帰ってきました。
 英語でのセミナーを受けてみたいと言ったので来ました。

・おもしろかった!

・近所に住んでいます。たまたまこのセミナーを知りました。楽しいお話でした。


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◎太田菜央研究員より

今日はピンチヒッターでしたが、熱心に聞いてくださり、質問も積極的に出て、ありがたかったです。今日のセミナーに関する展示を見ていってくださいね。
今日のフロアスタッフとあそぼう!は、昨日に引続き「ひとはく宝探しラリー」をおこないました(^^♪

みんなでお宝を探してクイズにこたえていきます!
宝探しブックと展示をみくらべて目をキラキラさせていました☆彡

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お宝はどこだ?!

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最後はみんなで答え合わせ~♪
全問正解のおともだちはおめでとう!!
まちがえちゃったおともだちは....今日ひとつべんきょうできた☆ということだね!

クイズに登場した恐竜や化石、動物や植物は、地球がくれた自然の宝物たちです。
またお宝をさがしに「ひとはく」にきてくださいね(^^)/

次回のフロアスタッフとあそぼうは6/29(土)『くるくるとぶタネ』です♪
ご参加お待ちしております!


フロアスタッフ 一同
今日のフロアスタッフとあそぼう
ひとはく宝探しラリーをおこないました!
暑い中でしたが、たくさんのお友達が参加してくれましたよ!

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今回は博物館の1階展示室でのクイズラリーでした♪
みんなルールを守って、クイズに挑戦してくれました。

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むずかしい問題もありましたが、みんながんばってチャレンジしてくれていましたよ♪
楽しい思い出になったかな?

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ひとはくには、たくさんの自然からの宝物があります。
来て、見て、学んで、感動して...楽しい思い出をたくさん作ってくれるとうれしいです!

明日もひとはく宝探しラリーをおこないます!
たくさんのお友達が参加してくれるのを楽しみに待っています♪

フロアスタッフ たなはら まりこ


6月9日(日)のはかせと学ぼう!は恐竜はかせの久保田研究員と一緒に「石こうで化石のレプリカをつくろう!」を行いました。


本物の化石からとった6種類の型から、好きな型を選べますよ!

さっそく、レプリカつくり。
石こうと水をよーく混ぜます。

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混ざったら、型に流し込みます。みんな真剣です。

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石こうが固まるのを待つあいだ、久保田研究員から恐竜や化石について教えていただきました。
みんなでクイズにもチャレンジしました!!


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ほんものそっくり☆素敵な化石のレプリカができあがりました(*^-^*)

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ご参加いただいたみなさまありがとうございました!

このイベントは
7月14日(日)にもおこなう予定です。
みなさまのご参加をお待ちしております♪

フロアスタッフ一同

6/8(土)のフロアスタッフとあそぼうは、画はくの日スペシャル☆「雨水をためるおうちを描いてみよう
をおこないました。
ただいま開催中の大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展「知ろう!学ぼう!総合治水展」とのスペシャルコラボ!

はじめに水はかせの三橋研究員と、兵庫県土木部総合治水課の方に総合治水について教えてもらいました。
総合治水とは洪水が起こりにくくなるように、街全体で対策をすること。
雨水を「ながす!」「ためる!」被害に「そなえる!」をわかりやすく説明してもらったよ!
みんなで模型に雨を降らせてみました。
雨水がたまる方とたまらない方、どこが違うのかな?

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模型実験の後、雨水をためるお家を描いてもらいました。
みんなそれぞれ工夫をこらした対策をたてていました。
水はかせの三橋研究員に、いろんなアドバイスももらいましたよ☆

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描いてもらった画は4階ひとはくサロンに掲示しています。
みなさん!また見に来てくださいね!
ご参加ありがとうございました!!

フロアスタッフ一同

「学校でチョウを飼っています」

研究員の問いかけに、西宮市立上ヶ原南小学校3年生の児童が、元気に答えてくれます。

小学校3年生からはじまる理科の授業で、チョウの育ち方や体のつくりなどを学び、観察のため教室で育てているそうです。
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今回のセミナーは、クイズを交えながら、昆虫の体のつくりと育ち方を学びます。上ヶ原南小学校のみなさんは、昆虫が好きな人が半分以上いました。昆虫博士もいるようですね。

地球上で確認されている生き物は約160万種、そのうち昆虫はどれくらいいるか?

そんなクイズも、ほとんどの生徒が正解でしたね。昆虫は、コウチュウ、カメムシ、チョウ、トンボ、バッタ、ハエ、ハチなど30以上のグループに分けられるそうです。

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昆虫の体の特徴や卵から成虫になるまでの様子も正確に答えることができました。研究員も関心です。

今回のセミナーでは、研究員が問いを投げかけ、児童が答えるといった形で進んでいきました。予定時間を少しオーバーしましたが、児童のみなさんはとても積極的でした。
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セミナーの後も研究員に質問する姿も見られました。

これからもよ~く観察して、虫のことを勉強してくださいね。






◎参加した児童の感想など

・クイズがよかった。

・たくさん正解しました。

・虫のことは、少し苦手だけど、いろいろと知らないことがありました。

・へぇーということがたくさんありました。おもしろかったです。


◎山田主任研究員より

虫が好きな子がたくさんいてよかったです。見た目だけではわからないこと、先入観、思い込みがあることなど、本当の昆虫の

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世界とは違っているということがいくつかあります。

博物館にはたくさんの標本がありますので、ぜひ見ていってくださいね。昆虫を好きになってくれるとうれしいです。

(文責 生涯学習課 ※この記事についてのお問い合わせは、生涯学習課までお願いします。)

月の第1日曜日ひとはくKidsサンデー です。

6月2日は。晴れたり、曇ったり、15時ころには
強い風が吹き雷雨になったりする不安定な天気でした
(三田での最低気温15.0℃、最高気温23.5℃)。



博物館の周辺のサツキ(ツツジ科)やキンシバイ
(オトギリソウ科)の花が、咲いていました。



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▲エントランスホール近くで咲いているサツキの花



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▲4階入り口近くで咲いているキンシバイの花




6月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<屋外では・・・>

■『そとはく』のようすは・・・

エントランスホール前の芝生地では、自然のものを探す
「ひとはくビンゴ」、コレクショナリウム前の駐車場では
地面に絵などを描く「黒板ひろば」をやっていましたよ。

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▲地面に絵などを描く「黒板ひろば」のようす




■『浸水歩行体験』のようすは・・・

「洪水時の避難について体験から学ぶ」ということで、
コレクショナリウム前において実際に洪水時の
状況を再現して歩いてもらったようですよ。

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▲コレクショナリウムの浸水歩行体験のようす


歩行体験は、どうでしたか?


本館4階では、「知ろう!学ぼう!総合治水展
 in 県立人と自然の博物館」の展示を開催しています。

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▲本館4階の展示「知ろう!学ぼう!総合治水展
 in 県立人と自然の博物館」


この展示は、6月23日(日)まで行っています。



コレクショナリウムの前の緑道沿いでは、三田市主催の
「つぼみ マーケット」が開催されていましたよ。

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▲「つぼみ マーケット」のようす


いろんなチャレンジをしたいと考えている市民のみなさん
の出店とのことでした。



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『葉っぱぐるぐるをつくってあそぼう!』
の ようすは・・・

木の葉っぱを使って、ぐるぐる回るおもちゃを作ります。

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▲親子で作っているようす



できた作品と一緒に写真を撮らせてもらいましたよ。


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▲作品と一緒にハイ、ポース!  

みんな、上手にできましたね~。



■『よく回る風車つくり』のようす・・・

ひとはく連携活動グループの 人と自然の会の
メダカの学校の皆さんによる風車づくりです。

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▲美しくて よく回る見本の風車

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▲セミナー室でのようす


いろいろな色の風車が作られていましたよ。


■フロアスタッフとあそぼう『どうぶつビンゴ』
の ようすは・・・

展示室で。クイズやビンゴをしながら兵庫の
動物のことを知ってもらったそうですよ。

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▲『どうぶつ ビンゴ』の案内


なお、『どうぶつ ビンゴ』は、下記にブログ記事がありますよ。

「こんにちは!フロアスタッフです♪~どうぶつビンゴ2日目~」
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/06/post_3094/



さらに、フロアスタッフによる『デジタル紙芝居』や
『展示解説』も実施されましたよ。


皆さん楽しんでいただけましたか?




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次回のKidsサンデーは、2024年7月7日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘
初夏の暑さが少しおさまったような曇り空の6月5日(水)午後、
篠山東雲高校の生徒さんと先生が来館され、博物館入口前花壇の植え替えを行っていただきました。

篠山東雲高校は「地域農業科」という専門学科がある学校で、
2年次から、次の3つの類型に分かれ、より専門的な学びを深めています。

○アグリ・プロダクト類型(作物・野菜)
○アグリ・サービス類型(動物飼育・草花)
○フード・インスティテュート類型(食品加工・研究)

※詳しくは篠山東雲高校ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

今回は「アグリ・サービス類型」の2年生8名が、
学校で育てたマリーゴールドとニチニチソウの苗を300株植えてくれました。

前の草花を抜き取り、土を耕します。
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マリーゴールドとニチニチソウの苗を等間隔に配置します。
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配置が決まると植え込みます。
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【実習後の花壇の様子】
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篠山東雲高校の皆さん、本当にありがとうございました!!
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(文責:生涯学習課)
今日のフロアスタッフとあそぼうは昨日に引き続き、どうぶつビンゴです。
ビンゴを始める前に、どうぶつたちのことをクイズでチェック!
ニホンイノシシ、ニホンジカ、ツキノワグマ、イヌワシ...クイズをしながら観察しました。

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このイノシシはオスかな?メスかな?
からだが大きくなるのはオスだよ!口をよく見てね。キバが大きくなっているのも、オスの特徴です。

いよいよビンゴ!掛け声をみんなで練習して、始めます。せーっの!「どうぶつ~、ビンゴ~‼」
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ビンゴカードのどうぶつの絵柄が3つ並んだらビンゴです。

全員がビンゴになるまで、みなさん応援の掛け声「どうぶつ~、ビンゴ~‼」を言ってくださいました。
ありがとうございました。

次回のフロアスタッフとあそぼうは6月15日(土)ひとはく宝さがしラリー(クリック!)です。
どうぞお越しください。お待ちしていま~す!

フロアスタッフ いしくら

このセミナーは、クモを形態学的な視点から観察するセミナーです。まずは、実験セミナー室で講義を受けました。クモは、いわゆる虫ですが、昆虫ではありません。
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クモも昆虫も節足動物門というグループの中の鋏角(きょうかく)亜門に属し、カブトガニや、サソリ、ダニと同じ仲間だそうです。

講義のあと、深田公園でクモの採集を行いました。葉っぱの裏にいるようです。傘を広げて、木を揺らして、落とす方法も試しました。

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採集したクモを容器に入れ、実験セミナー室に持ち帰ります。実体顕微鏡の使い方のレクチャーを受け、自分が採ってきたクモを見てみました。研究員から示された資料を基に、クモの名前を確認しました。
また、クモの成体・幼体の見分け方、オス・メスの見分け方、種を同定するのに必要な形態的な特徴について、研究員の解説を聞き、観察を続けました。

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7月2日から本館の2階企画展示室において、企画展「クモ展~多様な8本脚たちの世界~」を開催します。そちらも見に来てくださいね。

◎参加したみなさまの感想など

・このセミナーをホームページで知りました。クモについては、知らないことだらけだったので、今日は学びの多い時間となりました。

・少人数で、先生も丁寧に教えてくださりとてもよかったです。

・講義、クモ取り、観察とすべてが良かったです。もっと長い時間でも大丈夫です!

・標本にして持って帰ります。

◎山崎研究員より

皆さん、クモについて熱心に観察、採集するだけでなく、たくさん質問もしてくださり、充実したセミナーになりました。受講してくださり、ありがとうございました。




(文責 生涯学習課 ※このセミナーについてのお問い合わせは生涯学習課にお願いします。)


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人と自然の博物館では、生物多様性の保全を目指し、野生植物を対象としたジーンバンク事業を実施しています。この事業の実施を支える中核の施設が「ジーンファーム」です。

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兵庫県は南北海に面していますが、自然の海岸は減ってきています。たくさんあった海浜植物も絶滅の危機に瀕しているとのこと。

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今日のセミナーでは、遺伝子のことや生物多様性には遺伝的多様性が大切であることや自然再生の問題点などを学びながら、兵庫県内産の絶滅危惧種を中心に生育域外保全を行っているジーンファームを見学していただきました。
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この施設は、温室・冷室・遮光ハウス・ガラス室・ミスト室などそれぞれの植物が生育していた環境に近い形で育てられるように設備が整えられてます。

各部屋で育てられている代表的なものについて、研究員が説明していきます。参加されたみなさまは、メモを取ったり、質問をされたりしながら見学されていました。

人と自然の博物館では、このジーンファームで兵庫県産だけで250種以上の植物を栽培・育成・増殖に取り組んでいます。

◎参加したみなさまの感想など

・セミナーガイドを見てこの講座を知りました。ジーンファームがどんなところなんだろうと興味があって参加しました。

・絶滅危惧種を救いたいと思っています。

・外来種のことに興味がありました。

◎中濵研究員より

遺伝子(ジーン)というと難しそうなイメージがあるかもしれませ

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んが、実は生物多様性を守ることにもとても重要です。ジーンファームの植物をご覧になって、生物多様性を守ることの大事さについて考えるきっかけにしていただけますととても嬉しく思います。

(文責 生涯学習課 ※このセミナーのお問い合わせは生涯学習課までお願いします。)



今日のフロアスタッフとあそぼう!は
どうぶつビンゴ」を行いました!

最初に、兵庫にすんでいるどうぶつ達のお話を聞いて、
みんなでクイズに挑戦しました!

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どうぶつ達はどんな食べ物を食べているのかな?
メスとオスで違いはあるのかな?
みんな興味津々でクイズに参加してくれました!


その後は、お待ちかね どうぶつビンゴ!!
ひょうごのどうぶつが描かれたひとはくオリジナルのビンゴカードを使って、みんなで楽しくビンゴをしました!

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どうぶつ~ビンゴ!!!
と皆さん元気な掛け声で参加してくださいました(^^)
たくさんのご参加ありがとうございました!

明日、6月2日(日)もどうぶつビンゴを開催します!
皆様のご参加をお待ちしております♪

フロアスタッフ一同
今日のフロアスタッフとあそぼう!は先週につづいて~お花のモビール~をしました❀
まずは〇×クイズ!元気よく参加してくれました☆
兵庫県の県花「のじぎく」のことはみなさんよく知っていました(^^)
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お花にすきな絵を描いたり、色をぬっていきます。
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自由な子供たちの発想力に感動させられますね☆彡
今日はとてもさわやかな風がふいていました。
まどぎわにかざってもかわいいですね! 
s-DSC03975.jpg s-DSC03976.jpg   
たくさんのご参加ありがとうございました☆彡     

6/1(土)のフロアスタッフとあそぼう!は『どうぶつビンゴ』です!
みなさまのご来館おまちしております(⌒∇⌒)

フロアスタッフ一同

今日は化石デー!

2024年5月21日

本日の人と自然の博物館は、化石に関するイベントやセミナーが行われています。

ジンファーム横の岩砕置き場では、ひとはく探検隊「ひとはく研究員と一緒に、恐竜時代の岩石から化石をさがそう!」が行われています。

丹波市と丹波篠山市の間にある「川代トンネル」を掘った際に出てきた岩石は、恐竜が生息していた約11000万年前(白亜紀)のものだそうで、肉食竜の化石やカエル、巻貝などの化石が含まれているとのこと。雨が降り出すなか、少し開始を早めて行われました。

雨のため、午後の2回は中止となりました。526日にもこのイベントは開催されます。


また、恐竜ラボでは、一般セミナー「化石発掘体験」が行われています。人気のこのセミナーは、年間19回行われ、今回はその8回目です。今日も、何かの化石が見つかったようですね。

フロアスタッフの展示解説は、「ひょうごの恐竜かせきツアー」です。クイズを交えながら楽しく展示を解説していきます。たくさんの親子連れに参加していただきました。


ちなみに、午前中のデジタル紙芝居は、丹波の恐竜タンタン物語でした。

(このイベント等のお問い合わせは、生涯学習課へお願いします。文責 生涯学習課)

5/19(日)は特別企画 フロアスタッフとあそぼう!~画はくの日「恐竜を描こう!」~を行いました。

今日は1階展示室にある恐竜のレプリカを絵に描いてみました。
まずは恐竜クイズです!簡単だったかな?(^^)
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しっかり恐竜を観察して画用紙に描いていきます。
大昔には、どんな恐竜がいたのかな?
どれくらい大きかったのかな?
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かっこいい恐竜が描けましたね♪
どの恐竜も強そうだ!!
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たくさんのご参加ありがとうございました☆
次回の「画はくの日」のテーマは、当日のお楽しみです!
また一緒に遊びましょうね!

フロアスタッフ一同

今日のフロアスタッフとあそぼうは「お花のモビール」を行いました。
みなさんのまわりに、はるのお花がたくさんさいていますよね。
そんなお花に見立てた色画用紙で、モビールを作ってみましょう♪


まずはお花に関するクイズから!

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正解は〇かな?×かな? みんな元気よく答えてくれました。


ではモビールを作っていきましょう♪


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お花を貼り付けたら、自由に絵を描いていきますよ~
同じ材料でも個性が出ますね。

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素敵な作品ができあがりました!!
是非おうちにかざってくださいね。

今日のモチーフはすべて、外来種(渡来者)です。
2階の企画展「共存する小さな渡来者たち シロツメクサもダンゴムシも海外からやってきた」は
5月26日(日)まで開催しています。


5月25日(土)にもフロアスタッフとあそぼう「おはなのモビール」を行なう予定です。
みなさまの参加をお待ちしています♡


フロアスタッフ たに
ゴールデンウィークのイベント「チョウがいっぱい!」にご参加いただいたみなさま、
ありがとうございました!

ひとはくサロンがオリジナルのチョウでいっぱいになりました。にぎやかです。
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5月末まで展示しております。ぜひ見に来てくださいね。

フロアスタッフ一同

本館は有馬高校と連携した取り組みを行っています。その一環として行われるこのセミナーを、人と自然科の生徒34名が受講しました。講義が始まる前から、研究員が準備した「生き物」に興味津々、多くのケースに生徒が群がっています。







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広い兵庫県では、ふつうと思っている生き物でも地域によって違う特徴がでてきたりします。

理論的な部分はスライドで確認します。
資料を基に記録もしっかり取れていますね。


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実際の生き物を見てみましょう。
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瀬戸内側と日本海側で異なる在来タンポポ、外来種がほとんどのダンゴムシ、兵庫県固有の種類があるカタツムリなどを例にあげながら、実物の観察とともにセミナーが進みました。


◎参加した生徒のコメント

・植物のことに興味があるので、タンポポのことはとても面白かった。

・名前は知っていても実物は見たことがなかったので、いろいろな生き物が実際に見られてよかった。

・今後のセミナーも楽しみです。




◎鈴木研究員より

・ひとはくとの連携セミナーについては、有馬高校の生徒のみなさんは、とても意欲的に取り組んでくれています。実物を見て、実際に触れてみて、いろいろと感じてほしいと思っています。

このセミナーについては、生涯学習課にお問い合わせください。(文責 生涯学習課)
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5/12(日)のフロアスタッフとあそぼうは「画はくの日」
今月は、2階でおこなっている企画展「共存する小さな渡来者たち」のおはなぷかぷかを参考にして
ひとはくの周りに咲いているおはなたちを丸い画用紙に描いてもらいました!
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みなさん好きな花を手に取ったり観察したり、思い思いに描いています。
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なんと!飛び入りで小舘研究員が参加下さり、花の種類や特徴などを楽しく教えていただきました。
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特徴をよくつかんで表現していたり、色使いがとても美しかったり、小さな画はくたち素晴らしかったです☆彡

できたあがった作品は4階ひとはくサロンで大切に飾らせていただいております!
みなさん!また見に来てくださいね♪

ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ一同
5月11日のはかせと学ぼう!は毎回大人気の「化石を掘り出そう!」を行いました
恐竜はかせ久保田研究員といっしょに、多くのお客様が楽しく化石発掘イベントにご参加下さりました!
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本物の化石の入っている、擬岩(ぎがん)。
そして道具に使う竹串とハケで化石を掘り出していきます。
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はじめはみんな擬岩が硬くて、掘るのに四苦八苦しています。
がんばれ...!
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擬岩から化石が顔をのぞかせました!
そこまで来たら、あともうちょっとです。
みんな、化石が掘り出せるまで根気よく頑張ってくれました。



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化石を掘り出せたら、恐竜博士が化石の説明をして下さり
ケースに入れて、できあがりです!
頑張ったぶん、ケースにはいった化石を見る感動もひとしおですね...!

ご参加頂いた、皆様ありがとうございました!

次回は5月19日(日)にイベント「ひとはく研究員と一緒に、恐竜時代の岩石から化石をさがそう!」をおこないます!
またぜひ参加してくださいね!


フロアスタッフ たなはら


月の第1日曜日は、ひとはくKidsサンデーです。

5月5日は、こどもの日。
この日は、日差しがまあまあ強かったよう
ですが、さわやかな風も吹いていたようです
(三田での最低気温9.8℃、最高気温24.8℃)。


博物館の周辺のヒラドツツジ(ツツジ科)の
花は、ピークを過ぎていましたが、まだ
綺麗に咲いているものもありました。

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▲エントランスホール近くで咲いているヒラドツツジの花


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▲収蔵庫棟の周辺のヒラドツツジの花



5月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<屋外では・・・>

■『そとはく』のようすは・・・
エントランスホール前の芝生地にテントが張られて
その中で、絵本を見ることができる「絵本の国」
や、自然のものを探す「ひとはくビンゴ」など
をやっていましたよ。

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▲ゆったりとした時間が過ごせる場所が用意された芝生地


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▲「ひとはくビンゴ」をしてくれた お友達


■『おはな ぷかぷか』の ようすは・・・
コレクショナリウム前では、ボールに入った水に
お花を浮かべる『おはな ぷかぷか』が実施されて
いました。

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▲水にお花を浮かべている ようす



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▲いろんなお花を浮かべた「おはな ぷかぷか」



■『わくわく みっけ』のようすは・・・

「まるまる」「てんてん」「ふわふわ」などの
言葉カードにピッタリするものを集める
『わくわく みっけ』も実施されました。


それぞれの言葉カードとお皿が並べられています。
いろいろな形や模様、色などを集めま~す。

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▲並べられた言葉カードとお皿


集めたものをお皿においていきます

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▲これは、どの言葉カードだったかな?


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▲この言葉カードだ!


<コレクショナリウムでは・・・>

■『木材をおおきくして見てみよう』のようすは・・・
いろいろな種類の木材の中から選んで
拡大装置を使って大きくして見たそうですよ。

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▲コレクショナリウムの1階の部屋


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▲自分で見たいものを選んで大きくしているようす

不思議な世界が見れましたか?



<本館内では・・・>

■エコロコおやこ『こいのぼりカードをつくろう!』
の ようすは・・・
木の葉っぱを使って、こいのぼりのカードを作ります。


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▲おやこで、作っていま~す




上手にできましたね~。
できたカードをもって記念写真を撮らせてもらいました。
では、ハイポーズ!

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▲作品をもってハイ、ポーズ!

みんな、いい顔?していますね~。


■『オスとメスを比べてみよう』のようす・・・
いろいろな昆虫や動物の標本をオスとメスに着目
しながら、展示室の標本なども使って じっくり
観察したそうですよ。



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▲セミナー室でのようす


英語バージョンも行われました。
詳しくは、下記のブログをご覧ください。
https://www.hitohaku.jp/blog/2024/05/post_3086/

オスとメスを比べてみよう 京極大助研究員 - 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく) ひとはくblog (hitohaku.jp)

■『おはなしシアター』のようす・・・
ひとはく連携活動グループの
NPO法人 人と自然の会の皆さんによる
「おはなしシアター」が上演されましたよ。

今回のおはなしは、三田の民話の
「くわばら くわばら欣勝寺(きんしょうじ)」と
「おおきな かぶ」だったそうです。

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▲「おはなしシアター」が上演されたアースシアター



■ワークショップ『とっても簡単!化石の
レプリカづくり』の ようすは・・・
プラスチック粘土を使ってアンモナイト化石の
レプリカをつくります。

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▲プラスチック粘土をお湯につけて柔らかくして使います


違う色を混ぜて作る人も多いようです。
思うような色にできましたか?


■ゴールデンウィーク特別企画
『チョウで いっぱい!』のようすは・・・ 
大型連休中の特別企画として専用のチョウ型のシートに
絵を描いたり、色を塗ったりして作品にしてもらいます。

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▲チョウの作品を作っているところ


その後、4階ひとはくサロンに作品が展示してありますよ。


さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も
実施されましたよ。


今月も子どもさんをはじめ、ご家族で、たくさんの方に
参加して いただきました。


次回のKidsサンデーは、2024年6月2日(日)です。

ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

 身近な生き物のオスとメスにはどのような違いがあるでしょうか。
今日のセミナーでは、いくつかの例を挙げながら解説していきます。

「〇〇のオスとメスとの違いは何かな?」
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研究員の質問に、参加してくれた子どもたちが積極的に答えてくれています。

見た目でわかるもの、ひっくり返すとわかるもの、特殊な光を当てるとわかるもの、行動の仕方でわかるもの、鳴き方でわかるもの、においでわかるもの、いろいろと特徴がありましたね。オスがメスを呼ぶためにその違いが出ることが多いようです。
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セミナー室での説明の後、その違いに注目しながら2階の標本を実際に観察します。

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セミナー終了後も熱心に質問を続ける子どもたちの姿がありました。

◎参加してくれたみなさんのコメント

・オスとメスの違いの調べ方がわかってよかった。

・こどもの日で、子どもたちが楽しめるセミナーでよかった。

・オスとメスがそっくりで、違いがわかりにくい生き物もありました。

・生き物によって違いがあっておもしろいと思いました。

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◎京極研究員より

 オス、メスの違いを知ることから、身近な生き物のことを気にしてもらえるとうれしいです。

 

 この時間の前には、英語でのセミナーも行われました。

Lets compare males and females (English)

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このオープンセミナーについては、生涯学習課にお問い合わせください。(文責 生涯学習課)

 好天に恵まれたゴールデンウィーク後半、コレクショナリウムワークルームで「おおきくして見てみよう」シリーズがスタート。今日はその第1回、「お花」編です。
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研究員がひとはくの周りで集めてきたお花を、デジタル顕微鏡で見てみます。
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花を顕微鏡のレンズの下に置いて、ピントを合わせていくと...
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こんなに大きく、はっきりとお花の形がわかります。ひとつの花だと思っていたら、小さな花がたくさん集まってできていました。細かい毛もたくさん見ることもできました。花びらのかげに、虫もかくれていましたね。




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姉妹で仲良く見ています。お姉ちゃんが上手にピントを合わせてくれています。しっかり見えたね。





◎参加してくれたみなさんのコメント

・楽しかった。

・お花が大きく見えておもしろかった。もっとやりたい。

・虫がいっぱいいた。

・お花の茎に、細かいひげみたいなものがたくさん見えた。



◎半田研究員より

 身近な自然も大きくして見てみると何か発見があるかもしれませんね。
このセミナーでは、これからもいろんなものを大きくして見ていきます。

どうぞお楽しみに!






このオープンセミナーについては、生涯学習課にお問い合わせください。(文責 生涯学習課)
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今日は気持ちいい天気の中、春の昆虫かんさつ ~深田公園で春の虫を探そう!~
昆虫はかせの山田研究員と一緒に網とマイクロスコープを持って深田公園を散策しました!
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先生から昆虫のことを教えてもらいながら、
さぁ!探検だ!
みんなどんな虫がとれるかな?
('▽'*)



チョウやミツバチ、バッタなどなど、たくさんみつけたね。
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   先生がひとつ、ひとつ解説します。
   虫のなまえ、虫のいろ
   人とのかかわりまで
   色々あっておもしろい!







   最後にはみんなで記念撮影をしました。
   暑かったけど、たのしかったね!
   参加してくださりありがとうございました!

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 フロアスタッフ 一同
新緑が美しい季節、ゴールデンウィークも始まりウキウキしますね。
緑いっぱいの深田公園をながめながら私たちスタッフたちもそわそわしています。

さて、ゴールデンウィークのイベントを紹介します。
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4月27日(土)、28日(日)29日(月)は恒例ひとはく缶バッチづくり!
色鉛筆でいろぬりして、オリジナルの缶バッチをつくります。

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こちらはGW特別企画「チョウがいっぱい!」
チョウの形の色用紙にお絵描きして、モビールにして吊るします。
ひとり1枚です。みんなで4階ひとはくサロンをチョウでいっぱいにしましょう!

まだまだゴールデンウィークはわくわくするイベントがいっぱいです。イベントスケジュールへ(クリック!)
どうぞ、みなさまお越しください、待ってま~す!

フロアスタッフ一同♡

春の落ち葉

2024年4月24日
博物館の近くで植物の観察をしています。

春になると、新しい枝葉が伸びてきて
葉の緑色が薄いものから濃いもの、
やや赤っぽいものなど いろいろ見られます。



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▲アラカシ(ブナ科)の新しい枝葉(2024年4月24日撮影)


さて、春になって、公園や歩道などに「新鮮な
落ち葉が多いな」と思われた方は いませんか?

普通、落ち葉の季節といえば、秋~冬ですよね。

秋~冬にかけてドサッと葉を落とす
木のことを 落葉樹(らくようじゅ)
といいます。

一方、一年中、緑色の葉を枝に付けている
木のことを 常緑樹(じょうりょくじゅ)
といいます。

常緑樹も秋~冬にかけて葉を落とす もの
も多い(落とす量は少ない?) のですが、
春の、新しい枝葉が伸びるときに
古い葉を結構な量で落とすものも多い のです。

ひとはく のある 深田公園などに
植えてある木を観察すると・・・

舗装された歩道などは 頻繁に清掃の方が
落ち葉などを きれいに掃いてくださるので、
掃除される前だと(特定の種類の)新鮮な
落ち葉や落ち花などを見ることができます。


常緑樹であるヤマモモ(ヤマモモ科) の樹冠
(じゅかん;木の枝が広がっている範囲)の下の、
舗装された歩道に落ち葉とたくさんの雄花が落ちて
います(ここ数日間の雨・風で落ちたようです)。


※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。

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▲舗装された歩道に落ちたヤマモモの落ち葉と雄花



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▲ヤマモモの枝葉と雄花 (2024年4月24日撮影)


常緑樹であるアラカシ(ブナ科)の樹冠の下の歩道の
端のところに、風に飛ばされて集まった新鮮な
落ち葉があります。

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▲風で端の方に集まったアラカシの新鮮な落ち葉


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▲アラカシの新しい枝葉

アラカシは新しい枝葉を展開するタイミングで
冬を越した古い葉を落とすようです。



落葉樹であるクヌギ(ブナ科) の樹冠の下の歩道に 
落ち葉と たくさんの雄花が落ちています。


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▲歩道に落ちたクヌギの落ち葉と雄花、かく斗(と)
(2024年4月24日撮影)



ちょっと待ってください。

落葉樹だったら、秋~冬に葉が落ちて
しまっているのでは? と気づかれた方
もおられると思います。

秋から冬になると落葉樹は、枝と葉の
付け根の間に離層(りそう)と呼ばれる
壁の ようなものを作って 
葉を落とします。

落葉樹の中には 秋から冬にかけて葉の色が
変わったリした後、その葉は枯れるのですが、
離層の発達が悪く、枯れた状態の葉を枝に
付けたまま 春をむかえるものがあるのです。

ブナ科の木の比較的若い個体にも 見られる
現象です。



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▲茶色になった(枯れた)葉を 春まで
 枝につけている若いクヌギ (2024年4月11日撮影)



落ち葉の話 ですが、特に「オチ」はありません。



皆さんも 周辺の環境で生きものの 観察を してみませんか。


              研究員 小舘



 人新世(Anthropocene)は,2000年代以降になって提唱された,地質層序の中で最も新しい時代区分です.模式層の決定に関する国際的な取り組みや議論を紹介しながら,地質学から見た近年の人為的環境改変について解説するセミナーです。

 地球誕生が誕生してからの46億年間は、地質学的な見地から区分され、それぞれに名前がついています。その区分の基準となっているのが、GSSP国際境界模式断面とポイントです。その中には、恐竜が絶滅し哺乳類が増加していった新生代の始まりにあたるK-Pg境界や2020年に日本の千葉県を模式地とした「チバニアン」の基底層準があります。


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 このセミナーでは、地質時代の区分がどのようになされているのかを理解していただくとともに、まだ完全に解明されていない地球の環境変化や気候のシステムについても触れました。長い地球の歴史の中に人類の活動を位置づけてみると、人類が地球環境に対して及ぼしている影響がいかに大きなものであるかが見えてきます。

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「人新世」という新たな地質時代区分は、つい先日登録が否決されてしまいましたが、その概念は、地質学者や環境学者だけでなく、政治・経済の中や、一般の人々にも広く使われていくものと考えられます。受講されたみなさまは、セミナー終了後も熱心に質問されていました。

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◎受講していただいた方のコメント

・ホームページでこのセミナーがあることを知りました。興味がある分野だったので、とてもおもしろかったです。

・「人新世」ということを、別の分野から聞いたことがありました。地質学的なことをあまり知らなかったので、今回のセミナーはとてもためになり、自分の知見を広げることができました。

◎廣瀬研究員より

 地質時代の区分がどのように議論されて決まっているのか。また、人類の営みも地質に大きく影響を及ぼしている

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ことを知り、「人新世」という地質時代区分の意義を議論していただく機会としてもらえればうれしいです。






この一般セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)



4月21日(日)のフロアスタッフとあそぼう「きょうりゅう骨パズル」を行いました。

大きなタンバティタニスの骨パズルをみんなで完成させます。

2チームに分かれてタイムアタック!
どちらのチームもとても速かったです。
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みんなで記念写真をパシャリ!
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最後にタンバティタニスの骨はんこを押しました。
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ご参加ありがとうございました♪


フロアスタッフ 一同
大型連休のお出かけの予定はもう決まりましたか?

昨年に続き,今年も移動博物館車「ゆめはく」香美町に出動します!
日時は5月6日(月・振替休日)の10時~15時,場所は香美町小代地域局です.


プログラムは・・・
・ミニ展示「但馬の石や化石」(見学無料)
普段は博物館の収蔵庫で保管されている,
香美町,新温泉町,養父市などで見つかった石や化石の標本を
特別に展示します.

魚の化石や昆虫の化石,黄金色に輝く鉱石など,間近で観察してみましょう!

・形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(参加無料)
箱の中に入っている本物の化石を手でさわって,形から種類を当てるクイズです.
化石はすべて本物です!

・アンモナイト化石のレプリカづくり(有料:150円)
本物の化石から取った型を使って,好きな色のアンモナイトを作ってみましょう!
どなたでも簡単に作って,お持ち帰りいただけます.

大きなトリケラトプスの頭骨模型も登場予定ですよ!


詳しくはチラシをご覧ください.
240506flyer_caravan_ojiro.pdf

omote[1].jpgura[1].jpg










ぜひ遊びに来てくださいね.
たくさんの方のお越しをお待ちしています!!

(生野)
4月20日(土)のはかせと学ぼう!は、アンモナイトはかせの生野研究員といっしょに
化石クイズ「さわってアンモ」を行いました。

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DSC03698.jpg DSC03699.jpg 
箱の中に入っている本物の化石をさわって、形や手ざわりのちがいでどの化石かをあてるクイズです。
化石は小さくてもずっし重くて、表面はざらざら、スベスベ、形はガタガタとがっていたり、まあ~るかったり
みなさんしっかりさわって答えてくださいました。

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最後はアンモナイトはかせとお話して、化石のぬりえをもらいます。

みなさん、たくさんのご参加ありがとうございました。

フロアスタッフ いしくら

よっしゃ!」「やったー!」

「えーっ!?」「ほんま~?」

クイズが進むたびに、子どもたちの歓声がホールに響きます。

佐竹台小学校4年生の児童137名が、このセミナーに参加してくれました。

地球上のどこに日本が位置しているか、それがわかれば中国大陸や東南アジア、そしてアメリカ大陸からも多くの植物が日本に出入りしたことがわかります。

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「私のクイズは、正解が1つとは限りません。だからよ~く考えてね」

研究員のお話に、子どもたちの集中力はさらに高まったようです。普段よく見ていたり、食べたりしたことがあるものもクイズに出てきます。
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単に日本の植物がどれかということだけではなく、今回のクイズに出てくる植物に、どんな特徴があって、何の仲間なのか、たとえば、「小さな花が集まっている」「葉っぱが切れ込んでいる」「ほかの植物に寄生している」「食虫植物」などの説明もセットになっています。子どもたちは楽しみながら、勉強できたましたね。

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◎参加した児童のコメント

・クイズがおもしろかった。・日本の植物だと思っていたら、海外から来ていてびっくりした。

・はじめて聞いたことがたくさんあった。・いろんな植物の生態が知れた。

◎李研究員より

 クイズに正解して「よっしゃ!」と喜びの声が上がって、よかったです。海外から入ってきた植物が多かったですが、日本の植物も面白いことがわかりますね。5年生になって、「おしべ」と「めしべ」のことを勉強したら、もっと面白くて楽しいお話が聞けるので、また来てくださいね。lee_circle.png



この特注セミナーにつきましては、生涯学習課にお問い合わせください。
(文責 生涯学習課)

「この地震は、みなさんが今後必ず経験することになります」
 この言葉からセミナーが始まります。須磨学園中学校の1年生139名が参加。我々の記憶に新しい東日本大震災も、今日参加してくれた生徒たちにとっては生まれる前の出来事です。スライドの1枚目の津波の様子も、リアルタイムでは見ていないのですね。
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 地球の内部構造と地震、津波の仕組みを、加藤研究員のお話とスライドから学んでいきます。世界で起こる地震の約1割が日本で起きているとのことです。
 研究者が時間を費やして「歴史地震学」という古文書から南海地震の発生を読み取る原則も学びました。そのサイクルからいうと、2050年ごろまでには、南海地震が起こります。
 そして、「想定外」を避けるために、最大規模の想定をしているのが現在の予想です。

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 高い確率で起こるこの地震にどう備えるか。それをまとめにセミナーは終わりました。予定時間をオーバーしましたが、生徒たちから質問が相次ぎました。


◎参加した生徒のコメント
 ・むずかしかった。  ・うちの家でも地震に備えて非常食など準備しています。
 ・「歴史地震学」というものがあることを初めて知りました。

◎加藤研究員より

 今日お配りした資料は、皆さんが大学になるまで持っていても参考になる資料です。南海トラフ地震への備えをして、命、家族、財産を守り、被害を少なくして日本を守ってください。

(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(文責:生涯学習課)

4/14(日)、衛藤研究員による「五感で楽しむコーヒー焙煎」セミナーが実施されました。


コーヒー1.JPGこのセミナーでは、コーヒー豆の焙煎をご体験いただけます!
焙煎するだけでなく、コーヒー豆生産国の現状や、農産物流通、品種、生物多様性について理解を深めることができます。


今回の豆は「マンデリン」です!





まずは生のコーヒー豆のハンドピックからはじまります。
かびた豆やひび割れた豆を除去することにより、より深い味わいになります。
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続いてフライパンでの焙煎です!
パチパチという豆の音とともに、良い香りがしてきます。
お好みの煎り具合で、自分だけのオリジナルコーヒー豆が完成します。

焙煎1.jpg焙煎24.jpgbaisen.jpg

















焙煎した豆を冷ましている間、衛藤研究員からコーヒー豆の品種や生産国についてのお話を聞きます。
生産国の現状を知ると、コーヒーに対する見方が変わりますね。。。

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そして焙煎した豆を挽き、抽出していきます。
残った豆はお持ち帰りいただけます!

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抽出したコーヒーを飲みながら、三橋研究員による「コーヒーと生物多様性」のお話を聞きます。
セミナー終了後も質問が飛び交い、よりコーヒーや農業に対する理解が得られました。

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ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご自身で焙煎されたコーヒーのお味はいかがでしたでしょうか?


また、10月にもこちらのセミナーを実施予定です!
皆様のご参加をお待ちしております。


研究補助スタッフ 岡本



本日はひとはく探検隊「『さとやま』の中をあるこう」を行いました。

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今日の隊長は植物さとやま隊長の橋本研究員です。


皆さんは今年はお花見はしましたか?
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さとやまには野生の桜が咲いているんだって!
ソメイヨシノと見比べてみよう。


いよいよブイブイの森に入っていきます!

この植物はなんだろう?
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触ってみるとベタベタするよ~!?

正解は「モチツツジ」
つぼみの時はお餅みたいにベタベタするのでこの名前がついたんだ!


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2時間かけてさとやまを散策した後、ひとはくに戻ってきました。

ひとはくの入り口にも
「エノキ」という木に花が咲いているのを教えてもらったよ。

触ると葉もやわらかくて、オレンジの小さな実も観察できます。


ブイブイの森の中で記念撮影!
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暑い中たくさん歩きましたね。

ご参加いただきありがとうございました。
今日の探検隊の報告書は博物館に掲示します。皆さん見に来てくださいね~


フロアスタッフ たに
4月13日(土)のはかせと学ぼう!は「ちいさな、ちいさな、化石をがそう!」
ひろせ研究員と微化石(びかせき)と言って、顕微鏡を使わないと見えないくらいちいさな化石をさがします!!
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観察できる化石は有孔虫(ゆうこうちゅう)、二枚貝(にまいがい)、巻き貝(まきがい)、うにのトゲだよ!!
ワクワクするね♪
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細い筆を使ってひろい、スライドにのせて、水を少し足して固定します!
むずかしい作業だけど、みんな楽しそう!!
そしてとっても上手(*^-^*)
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ひろった化石がなにか知りたいお友達は、はかせが教えてくれるよ♪
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完成したら持って帰ります!!
うれしいね(*^-^*)

ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました。

フロアフタッフ おくの みか

コレクショナリウム周辺にあるソメイヨシ
ノ(バラ科)を観察していると、
花の蜜を吸いに生きものが訪れていました。
よく見られる身近な生きものですので紹介
します。


くちばしが太いスズメ(スズメ科)は、
花の側面からガク筒部分を破って蜜を
吸っているようですが・・・
(下の写真、蜜をラッパのみ?)

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
suzume ga someiyosino no hana wo kuwaete iru 240411 IMG_3775copy.JPG















▲花のガク筒部分をくわえたスズメ
 〈蜜を吸っている?〉


一方、メジロ(メジロ科)は スズメよりも
少し小柄で、くちばしが細いからか、
花の真正面から蜜を吸っているようです。



mejiro ga someiyosino no hana no mitsu wo sutteiru 240411 MG_3567copy.JPG















▲花の真正面からくちばしを入れている
メジロ

またヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、スズメより
も体が大きいですが、
くちばしの先が尖っている感じなので、花の
真正面から蜜を吸っているようです。


hiyodori ga someiyoshino no hana no nakani kuchibashi wo ireteiru 240410 s-IMG_3318.jpg











▲花の正面からくちばしを入れるヒヨドリ
 


ちなみにソメイヨシノの花粉は黄色で
目立ちます。


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▲ソメイヨシノの花


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▲黒い服に付いたソメイヨシノの黄色い花粉




なので(?)、くちばし や その周辺部が
花粉ですごく黄色くなっているヒヨドリ
もいます。


hiyodori no kuchibashi ni kafun 240410 IMG_3341copy.JPG
















▲くちばしなどが黄色く見えるヒヨドリ




セイヨウミツバチも来ていました。


seiyoumitsubachi ga someiyoshino no mitsuwo suinikita IMG_3411copy.JPG















▲ソメイヨシノの花に来ていた
セイヨウミツバチ





皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。


              研究員 小舘

コレクショナリウム周辺にあるサクラ類の
ソメイヨシノ(バラ科)は、今年は
4月2日に咲き始め、4月6日で、
ほぼ満開状態でした。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
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▲ほぼ満開状態に花が咲いているソメイヨシ
ノ(2024年4月6日撮影)


4月6日には、1枚づつ落ちているのではなく
花が丸ごと?いくつか(近い場所にかたまっ
て)落ちていました。


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▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月6日撮影)


これは、おそらくスズメ(スズメ科)の
仕業です。
ソメイヨシノの花のガク筒部分をスズメが
くちばしで切って(蜜を吸って)、1つの
花を丸ごと落としてしまっているようです。



くちばしが太いスズメは、そのように
しないと蜜が吸えないそうです。


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▲スズメがソメイヨシノの花をくわえている
ところ(2024年4月11日撮影)



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▲スズメが落としたと思われる、ガク筒部分
で切られた花(2024年4月6日撮影)   


4月9日は、雨や風が強かったのでソメイヨシ
ノの花は大丈夫だったのか?と、
4月10日午後に観察してみました。

強風で落ちた花びらは吹き飛ばされていまし
たが、午前中に新たに落ちたと思われる
1枚ずつの花びらと、丸ごとの花(どちらも
新鮮な感じです)がいくつも落ちていました。


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▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月10日撮影)



ソメイヨシノの枝先を見ると、花びらが落
ちて5つに分かれた赤っぽいガクが
星の形に見えて目立ちます。


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▲星型に見える赤っぽい色のガク


もちろん、花びらが落ちていない花でも、
花の後ろ側から見れば、
星形のガクが確認できます。



someiyosino no hanabira ga ochita mono 240410 IMG_2456copy.JPG















▲花の後ろ側から見た状態


ソメイヨシノの花を観察しているとスズメが
現れました。


suzume ga someiyoshino no hana ni 240410 IMG_3380.copy.jpg
















▲ソメイヨシノの枝に止まったスズメ
(2024年4月10日撮影)


スズメは、せわしなく動いています。
こちらが気配をなくしてスズメが見える
位置に移動して、
しずかに観察していると・・・

スズメがソメイヨシノの花のガク筒部分を
くわえました(ヤッター!)。

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▲ソメイヨシノの花のガク筒部分をくわえて
いるスズメ(2024年4月10日撮影)


ガク筒部分が切られたあとが残った状態の枝
で写真に撮りやすそうなところを探してみま
した。

ありました。下記の写真のような感じです。


suzumega hana wo otoshita ato 240410 IMG_2398copy.JPG















▲枝に残った緑色の花柄(かへい)
(2024年4月10日撮影)


スズメに花を丸ごと1つずつ落とされたり、
また雨風で花びらが散ってしまったものも
ありますが、
4月10日の時点では花も花びらが落ちずに
持ちこたえたものも たくさんありました。

まだまだ綺麗です。

皆さんも 身近にソメイヨシノが咲いて
いれば(スズメも?)観察をしてみませんか。                            


              研究員 小舘
月の第1日曜日Kidsサンデーです。

4月7日は、基本的には晴れていたのですが、時間によっては曇ったり、
晴れているのに少し雨が降ったりの天気で、午後は暑いくらいでした
(三田での最低気温8.9℃、最高気温23.1℃)。


春になって、ひとはくの周辺でも植物のいろいろな変化を観察することができます。

4階入り口近くでは、オトメツバキ(ツバキ科)、コバノミツバツツジ(ツツジ科)、
トサミズキ(マンサク科)、ハナノキ(ムクロジ科)などの樹木の花が咲いています
(4月6日撮影)。


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▲オトメツバキ(ツバキ科)とコバノミツバツツジ(ツツジ科)



また、エントランスホールやコレクショナリウム周辺では、草本植物
がいろいろと咲いています(4月6日に撮影)。

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▲オオイヌノフグリ(オオバコ科)     ▲オランダミミナグサ(ナデシコ科)



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▲ノヂシャ(スイカズラ科)         ▲カタバミ(カタバミ科)


皆さんも 周辺の環境で 春の植物の観察を してみませんか。





さて、4月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<屋外では・・・>

■『おはな ぷかぷか』の ようすは・・・

エントランスホール前の芝生地でボールに入った水に お花を浮かべる
『おはな ぷかぷか』が実施されていました。

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▲お花を水に浮かべている?   ▲お父さんとお母さんによる撮影タイム


春のお花、たくさん見つけられたかな?


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<宣伝>
ひとはく本館2階で現在開催されている
企画展「共存する小さな渡来者たち ~シロツメクサもダンゴムシも海外からやってきた~」
では、幼稚園・保育所・認定こども園のお友だちの「おはな ぷかぷか」作品の写真が
5月26日(日)まで展示されています。ぜひ見てくださいね。

企画展の紹介ページ
https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/alien2024.html
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■『そとはく』のようすは・・・

「ぬいぐるみのくに」、「黒板ヒロバ」などや芝生のところでゆっくりして
もらえるようにテントなども用意されていましたよ。




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▲「ぬいぐるみのくに」のようす


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▲「黒板ヒロバ」のようす




■『泥だんごをつくろう!』のようすは・・・

コレクショナリウムの前では、『泥だんごをつくろう!』が実施させました。



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▲すべすべつるつるの泥だんごを作っているようす


たくさんの方が参加してくれていますね~。




<館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』の ようすは・・・


くるくる回るタネの模型をつくって飛ばしてみま~す。



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▲つくり方を教わって、タネの模型をつくっているようす



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▲翼果の標本やタネの模型を飛ばしているようす





「せーの」で一緒に飛ばしている親子もいらっしゃいました。


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▲親子で、タネの模型を飛ばしている ようす


うまく飛ばせていますか?




■人と自然の会の皆さんによる『おはなしシアター』のようすは・・・

ごめんなさい。アースシアター内の写真が撮れませんでした。
今回のおななしは「ぐり と ぐら」と「さんびき の こぶた」だったそうです。


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▲『おはなしシアター』のご案内




■フロアスタッフとあそぼう『画はくの日』の ようすは・・・

今回は1階展示室のアメリカマストドンの骨格標本を
じっくし観察して絵を描いたそうですよ。


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▲アメリカマストドンの骨格標本を描いているようす


作品の一部は、4階「ひとはくサロン」の「休憩コーナー」に
しばらく展示されていますよ。



さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も実施されましたよ。

今回も たくさんの方に 参加して いただきました。


次回のKidsサンデは、2024年5月5日(日・祝)です。



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ご家族で、ひとはくへ お越しください。


                       Kidsサンデープロジェクト 小舘

昨日に続き、アメリカマストドンを描きます!

やはりアメリカマストドンの大きなキバに、みんな注目していたようす...。
あまりにも皆さん一生懸命描いているので、スタッフも一緒に絵を描きたいなと感じ、見守っていました!

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間近で観察しているため、みんな真剣です。

骨格標本が大きいのでなかなか大変だと思うのですが、ちゃんと画用紙に描けていて、観察力が素晴らしい!
そして何より楽しそうに絵を描いていて、ホッコリしました。

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(⌒∇⌒人)< みんな特徴捉えてすごいね!素敵な絵をありがとう!!


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最後は並んで記念写真パシャリ! 親御さんや兄弟でそろって参加してくださいました。
画はくの日は毎月おこなっています!ぜひ参加してみてくださいね

フロアスタッフ 一同

今日のフロアスタッフとあそぼうは、1階展示室の大きな大きな骨格化石、アメリカマストドンを描きました!

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どこから描こうかな?
自分が好きな角度からアメリカマストドンを描きます。
真横からはからだ全体のつくりがよくわかります。
下からのながめは、まるでアメリカマストドンの生きていた時代に
タイムスリップしたみたいに大迫力!

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真上からのアメリカマストドンを描いてくださったお友達もいました。
みなさん、ご参加ありがとうございました。

明日4月7日(日)も引き続き「画はくの日 アメリカマストドンを描こう」を行います。
みなさま、ぜひお越しください。

フロアスタッフ いしくら



こんにちはフロアスタッフ瀬良です

3月は別れの季節です

私事ですが、

長年勤めてまいりました博物館をこの度、去ることにいたしました。

私が初めて博物館に携わったのは、2008年のファーブル展での3ヶ月弱の短期のお仕事でした。

ご縁がありまして翌年からはフロアスタッフの仲間に入れていただき今に至ります。

こどもの頃から理科という科目が好きで興味が無かった訳ではありませんが、
あまり博物館に出向くということはしておらず、初めての領域でした。

勤めてみると、覚えることは沢山あるし、人前で話をするのがなにより苦手だったので、
毎日が緊張の連続でした。

そんな中、研究員の方々は私の質問に色々と答えてくださいました。
勤め始めの私は本当にど素人だったので、この人は何を聞いてるんだ?という子どもの様な質問にも
噛み砕いて分かりやすく皆さん答えてくださいました!本当に頭の良い方は知識を惜しみなく
伝えようとして下さるんだと感心しました。

そうして得た情報をお客様と直接触れ合いお伝えして笑顔になって頂くことに喜びや、
やり甲斐を感じて毎日過ごすことができました。

それであっという間に15年と5ヶ月が過ぎました。
s-瀬良展示解説3.jpg   s-瀬良展示解説写真.jpg

リーダーというポジションになってからは10年間、後進の育成にも携わってきました。
指導しながらもまた自分を振り返ることができ、ここでも学びがありました。

そして最近では、私の大切な常連客であった子ども達が、フロアスタッフとしてこの博物館に
戻って来てくれたこともとても嬉しかったです。

最後になりましたが、在籍中支えて頂きました研究員の皆さま、事務所、各研究室の皆さま、
警備、設備、清掃の皆さま、ボランティア団体の皆さま、そして博物館のお客さまの皆さま、
みなとくん、ゆうくん、ゆうちゃん、だいちゃん、なっちゃん、みおちゃん、つばさくん、
ほなみちゃん、そうちゃん、ゆずくん、みーちゃん、てーくん、あーちゃん...

本当にありがとうございました。お世話になりました。

博物館は私にとって特別な大好きな場所となりましたので、
これからも何らかのカタチで関わっていきたいと思っています。

また何処かでお会いできることを信じて

フロアスタッフ 瀬良 裕子

3月30日(土)は、「新しい見方発見ツアー」を開催しました。

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このツアーは「ミュージアムサポーターズ」という博物館や美術館の魅力を大学生が自分の視点で発信するというプロジェクト(社会教育課所管事業:HYOGOミュージアムサポーターズ)の中で、サポーターズの皆さんが企画し、実施したものです。

4つのミッションを通して、参加者の皆さんに博物館の新たな見方をお楽しみいただきました。

まずは最初のミッション、「お気に入りの昆虫を見つけよう!」(3階「江田 茂氏コレクション」にて)
参加者の皆さんそれぞれの、お気に入りの蝶や甲虫を教えていただきました。
「この蝶の色や線がきれい!」「同じ種類でも少しずつ模様が違う!」など、さまざまな発見があります。

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2つ目のミッションは「ひょうごの恐竜をチェック!」(3階「兵庫の恐竜化石」にて)
クイズや豆知識などを交えて楽しく解説が行われました。

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3つ目のミッションは「パノラマの世界へようこそ」(3階「人と自然」にて)
説明紙の紙を丸めてジオラマを覗き込むことで、そこにいるような没入感が得られる、というアイデアは大変大好評でした。

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4つ目のミッションは「気になる生物とのツーショット!」(1階「地球・生命と大地」「共生の森」にて)
森に隠れている生き物を探したり、木の中からの景色など、たくさん発見がありました。

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最後はアメリカマストドンの前で記念撮影!

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ツアーに使用した説明紙を線に合わせて折っていくと、紙飛行機が作れるようになっており、ツアーが終わっても楽しめるように工夫いただきました。
サポーターズの目線で新たな博物館の楽しみ方を、ツアー開催を通じて提案いただいたように感じています。

サポーターズのみなさん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

(文責:研究補助スタッフ 岡本)
すっかり春めいてきました!桜の便りもちらほらと...
春に咲くちいさなお日さまのようなお花といえば?
そう!たんぽぽですね♪
今日はそんなたんぽぽのコースターを作りました

まずはたんぽぽクイズです
たんぽぽを英語で言うと、ある動物の名前が!?
在来種と外来種、どこで見分ける??
みんな元気に手をあげて答えてくれました
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さて作っていきますよー!!
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出来上がり!!かわいらしい春のコースターの完成です
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今、ひとはくでは企画展「共存する小さな渡来者たち」を
おこなっています。
外来種のセイヨウタンポポの他にも、あんな植物、こんな昆虫も渡来者なの?と
驚くこともたくさん!
ぜひ見に来てくださいね!

「たんぽぽコースター」は明日もおこないます
みなさまのお越しをお待ちしております

フロアスタッフ かどはまえりこ
今日のフロアスタッフとあそぼう!は「くるくるとぶタネ」を行いました!

博物館の構造を
工夫して行われるイベントで、開催なんと5年ぶり!!

大人気だったイベントが大復活です!

まずはじめにみんなが作る「フタバガキ」の秘密から説明します。

次は!
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お友達の皆と一緒に
カラフルなフタバガキを作ってみよう!

出来上がったら少し高い位置から飛ばしたよー!

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特別なイベントなので
今回参加者のお友達だけ椅子を利用しています。普段は椅子に登ったりしないでネ!


もっと高いところから飛ばしたら、
もっともっとフタバガキがわかるのになぁ・・・


みんなで2階に大移動!

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くるくるくる~!
ひとりずつ完成したフタバガキを落としてみたよ!

回転の速いフタバガキも
ゆっくり降りてくるフタバガキも綺麗だね!

最後は皆で記念写真!
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とっても楽しかったですね!

ご参加ありがとうございました!


次のイベントは、4月6日土曜日「画はくの日」です!

4月初めの土曜日は、
人と自然の博物館でお絵描きしてみませんか?

ご参加お待ちしております!


フロアスタッフ やなぎもと かな

3月23日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「くるくるとぶタネ」です。
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フタバガキのタネの模型を作って、飛ばします。












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 少し高いところから飛ばしてみます。


DSC03339.jpgもっと高いところから・・・









くるくるきれいに回ります。
ジャングルの高い木から落ちてくる様子を思い浮かべながら、
お友達の落とすタネを眺めました。

明日24日(日)も行います。どうぞお越しください!

フロアスタッフ いしくらまきこ

昨日にひきつづき、3月17日(日)のフロアスタッフとあそぼうもたんぽぽモビールを行いました!

たんぽぽに見立てたかざりを使って、とても素敵なモビールをつくります。

ダンゴムシをカラフルに、テントウムシを本物そっくりにぬってくれるお友達もいました☆
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完成したモビールと一緒にハイ、チーズ!!!
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今回のイベントのモチーフ「たんぽぽ」には実は外国からきたものもあるんだよ!

そんな外国からやってきた生きものに注目した
企画展「共存する小さな渡来者たち~シロツメグサもダンゴムシも海外からやってきた~」(←ここをクリック)
3月20日(水・祝)から始まります。
こちらもぜひ合わせてご覧ください♪

ご参加いただいたみなさん、ありとうございました!

フロアスタッフ ふくもと ななみ
3月16日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「たんぽぽモビール」

公園やみちばたでたんぽぽをみかける季節になってきましたね(*^-^*)

もう見たよ!っていうお友達はいるかな?

きょうは たんぽぽとその花のみつや種がすきな虫たちのモビールをつくりました。

まずはクイズでたんぽぽのお勉強!!
そしてスタート!!
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色ぬり、のりでくっつけるのも自由に完成させていくよ(*^-^*)

たのしいね♪
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オリジナルのモビールができました!!

ご参加いただきありがとうございました。

あすのフロアスタッフとあそぼうも「たんぽぽモビール」です!!
ご参加お待ちしております(*^-^*)

フロアスタッフ おくのみか

ひとはく・ちがくレター(2024316日号)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。


<ひとはく主催のセミナー>

●A01 A02化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 202447日(日)10:3011:3014:0015:00

 場  所 ひとはく恐竜ラボ前

 対  象 小学生~大人

 定  員 16

 受 講 料 800

 申込締切 318日(月)

 備  考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。セミナースペースに入場を希望される同伴者は参加申込が必要です。発見された化石は持ち帰ることはできません。荒天中止

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A01

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A02



はかせと学ぼう!「ちいさな、ちいさな、化石をさがそう!」(廣瀬研究員、フロアスタッフ)

 海辺の砂粒には、色々な生き物の化石が混ざっています。顕微鏡を覗きながら拾い出してみましょう。集めた化石たちは、標本ケースに入れてお持ち帰りいただけます。

 日  時 2024413日(土)10:3011:1013:0013:4014:0014:40

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小学生、中学生

 定  員 各回5

 受 講 料 300

 備  考 当日10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。小学12年生は保護者同伴でご参加ください。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22662


●A03恐竜化石発掘記~モンゴル・ウズベキスタン編~(久保田研究員)

 恐竜化石がたくさん見つかることで知られるモンゴルのゴビ砂漠でどうやって化石を探すのでしょうか?発掘中はどんな生活しているの?本セミナーではモンゴルのゴビ砂漠に加えて、ウズベキスタンのキジルクム砂漠での恐竜化石発掘の様子を紹介し、調査で使用した道具類の一部を展示します。毎年少しずつ新しい情報が加わりますので、お楽しみに!

 日  時 2024414日(日)13:3015:00

 場  所 4階大セミナー室

 対  象 小学生~大人

 定  員 50

 受 講 料 600円(高校生以下:450円)

 申込締切 325日(月)

 備  考 小学1年~3年生は保護者もいっしょにご参加ください(受講料が必要です)。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A03



はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(生野研究員、フロアスタッフ)

 箱の中に入っている化石をさわって、形だけで種類をあてるクイズにチャレンジしてみましょう。化石はすべて本物です。

 日  時 2024420日(土)13:0014:30

 場  所 4階オープン・ラボ

 受 講 料 無料

 備  考 先着順に随時受付。小学2年生以下は保護者同伴

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22696



●A04新たな地質時代区分「人新世」からみる人類の足跡(廣瀬研究員)

 人新世(Anthroppcene)は,2000年代以降になって提唱された,地質層序の中で最も新しい時代区分です.模式層の決定に関する国際的な取り組みや議論を紹介しながら,地質学から見た近年の人為的環境改変について解説します。

 日  時 2024421日(日)11:0012:00

 場  所 4階大セミナー室

 対  象 小学4年生~大人

 定  員 20

 受 講 料 700円(小学4年生~高校生:350円)

 申込締切 41日(月)

 備  考 高校生以上向けの内容ですが,なるべく平易な説明を心がけます。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A04



●A05 A06化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 2024421日(日)10:3011:3014:0015:00

 場  所 ひとはく恐竜ラボ前

 対  象 小学生~大人

 定  員 16

 受 講 料 800

 申込締切 41日(月)

 備  考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。セミナースペースに入場を希望される同伴者は参加申込が必要です。発見された化石は持ち帰ることはできません。荒天中止

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A05

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A06



花をおおきくして見よう(半田研究員)

 デジタル顕微鏡で花を大きくして観察します。

 日  時 202453日(金・祝)10:0012:0013:0015:00

 場  所 コレクショナリウム ワークルーム

 対  象 どなたでも

 定  員 なし

 受 講 料 無料

 備  考 随時参加。当日会場へ

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22708


葉っぱをおおきくして見よう(半田研究員)

 デジタル顕微鏡で葉っぱを大きくして観察します。

 日  時 202454日(土・祝)10:0012:0013:0015:00

 場  所 コレクショナリウム ワークルーム

 対  象 どなたでも

 定  員 なし

 受 講 料 無料

 備  考 随時参加。当日会場へ

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22709



木材をおおきくして見よう(半田研究員)

 デジタル顕微鏡で木材を大きくして観察します。

 日  時 202455日(日・祝)10:0012:0013:0015:00

 場  所 コレクショナリウム ワークルーム

 対  象 どなたでも

 定  員 なし

 受 講 料 無料

 備  考 随時参加。当日会場へ

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22710


●A08 A09化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)

 恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。

 日  時 202455日(日・祝)10:3011:3014:0015:00

 場  所 ひとはく恐竜ラボ前

 対  象 小学生~大人

 定  員 16

 受 講 料 800

 申込締切 415日(月)

 備  考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。セミナースペースに入場を希望される同伴者は参加申込が必要です。発見された化石は持ち帰ることはできません。荒天中止

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A08

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A09



はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)

 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。

 日  時 2024年511日(土)①10:30~、②13:00~、③14:00~(各回40分程度)

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小学生、中学生のみ ※小学12年生は保護者同伴でご参加ください。

 定  員 各回先着14名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)

 参 加 費 500

 備  考 当日1000より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。汚れてもいい服装でご参加ください。(化石を掘り出す際に石こうの粉が付くことがあります)

https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=22642


●A10エチオピアの大地で人類進化の謎を探る1(加藤研究員)

 エチオピア南部コンソ遺跡での古人類化石と石器についての調査・研究についてお話します。20世紀終わり頃のコンソ地域のようすも紹介します。

 日  時 2024518日(土)13:3015:00

 場  所 4階中セミナー室

 対  象 高校生~大人

 定  員 20

 受 講 料 700

 申込締切 430日(火)

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2024A10



次号は2024416日に発行予定です。

 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。



                       恐竜タスクフォース 久保田克博
3月10日(日)のフロアスタッフとあそぼう!は先週に引続き~外国からやってきた生き物を描こう~でした!

皆さんは「外来種」という言葉を聞いたことがありますか?
もともとその地域にはいなかったけど、人間の活動によって移動してきた生き物のことです。
みんながよく知っているダンゴムシも、シロツメグサも実は海外からやってきたんだって!

他にはどんな生き物や植物が海外からやってきたのかな?
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写真をみて、どうやって海外から来たのか考えてみるのもおもしろいね♪

とってもステキな作品ができあがりましたよ(^^)
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ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
皆さまの作品は、4階ひとはくサロンに掲示しております。

次回の『画はくの日』のテーマは当日のお楽しみ♪
ご参加お待ちしております!

フロアスタッフ みやぎりえ


3月9日のはかせと学ぼう!は毎回大人気の
化石を掘り出そう!でした。
本日も朝から沢山のお客様が来てくださいました!

まずは恐竜はかせ久保田研究員から、実際の化石発掘の様子を教えてもらいます。
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今度は自分で化石を掘ってみよう!!!
どこに化石があるのかな?どんな形をしているのかな?
考えながら一生懸命掘り出します!
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色んな色・形の化石を掘り出すことができました!
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沢山のご参加ありがとうございました!

次回は5月11日に、本日のイベントと同じ
はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」行います。
またのご参加をお待ちしております!


フロアスタッフ 一同

ひとはく研究員と一緒に宿泊しながら但馬で学ぶ

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」


参加者の第2次募集締め切りまであと1週間となりました

(定員を超えた場合は抽選になります).

詳細は,こちら



今回は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」を紹介する記事の3回目.


3日目(最終日)の様子をご紹介します.


(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)




3日目も早朝からスタートです.


まずは田中研究員と一緒に朝の散策.


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3日目ともなると疲れも出てきそうですが,多くの方が参加していました.




続いてのプログラムは生野(私)による「但馬の石を見てみよう」


クイズを交えて,但馬で見つかる石や化石について紹介しました.


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このプログラムでは,この日限定の標本展示を用意しました!


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いろいろな岩石,化石,鉱物・・・どれも但馬地域で採取されたものです.

このセミナーのためにひとはくから運んできました.



但馬の石について学んだあとは,「アンモナイトのレプリカ標本を作ろう」


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好きな色の材料を選んで本物の化石そっくりのレプリカ(模型)を作ります.

人と自然の博物館のイベントで作れるアンモナイトのレプリカは通常2種類ですが,
今日は特別に4種類のどれかが作れます.


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達人になると型を見ただけでアンモナイトの種類がわかるかも?


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材料を型ごと冷やしているところ.


思い思いの色・混ぜ方で素敵なレプリカができていました.

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レプリカが完成したら,同定(種類調べ)にも挑戦してもらいました.

自分が作ったアンモナイトの種類はわかったかな?




昨日のプログラムと合わせて,化石の

<発掘,クリーニング,同定,レプリカの作製>


をひととおり体験できましたね!




最後のプログラムは 振り返り交流会 です.


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3日間の活動を振り返った後,各チームの方に参加した感想を伝えてもらいました.



但馬の豊かな自然の中で過ごした3日間が心に残る良い思い出になれば,スタッフ一同うれしく思います.

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今年の5月に開催される「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」では,

新たな講師が加わり,これまでとはひと味ちがった3日間になるかもしれません.

どうぞお楽しみに!

地球科学研究グループ 生野

今年も5月の大型連休に,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」


が開催されます.

参加者の第2次募集は315日までですので,申し込みはお早めに!
(定員を超えた場合は抽選になります).
詳細は,こちら



今回は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」を紹介する記事の2回目.

朝から夜までプログラムが盛りだくさんな2日目の様子をご紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)



2日目は早朝からスタートです.

まずは田中研究員による「バードウォッチング」

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最初に双眼鏡の使い方のレクチャーがありました.


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使い方をマスターしたら,いよいよ出発です.

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早朝のとちのき村を散策しながら,野鳥がいないか探します.

すると・・・,いました!

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双眼鏡を使えばずっと遠くにいる鳥も観察できますね.


建物のひさしには,イワツバメが巣を作っていました.

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続いてのプログラムは池田主任研究員による「恐竜について学ぼう」です.

丹波で見つかった「タンバティタニス」(通称「丹波竜」)についても詳しく教えてもらいました.

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化石のレプリカを手に骨の特徴を説明する池田主任研究員.

他ではなかなか聞くことのできない内容に皆さん興味津々です.



脊椎動物つながりで,但馬で見つかった魚の化石も見せてもらいました.

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恐竜について学んだ後は,石を割って化石を探す「発掘体験」です.

丹波竜などが見つかった地層「篠山層群」の石を割って化石を探します.


はじめに,丹波篠山市の化石保護技術員をされている奥岸さんから
道具の使い方や化石の探し方についての説明がありました.


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説明が終わったら,実際に石を割って化石を探します.

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小さな化石も見落とさないように,皆さん真剣そのものです.


「おや,これは?」というものがあったら研究員に聞いてみます.


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運良く化石を発見した方もいらっしゃいました!

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見つかった化石は持ち帰れませんが,すべての化石が博物館の資料として大切に保管され,
将来の研究や展示に活用されます.



化石を探す体験の後は,「化石クリーニング体験」です.


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田中研究員から,クリーニングの大切さやコツを聞いた後,
擬岩(ぎがん)と呼ばれる人工の岩石に埋められた本物の化石を掘り出します.

何が出てくるかはお楽しみ!

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こちらも皆さん真剣でした.




午後は自由時間をはさんで夕食作りです.

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早起きでもまだまだ元気いっぱいな子どもたち(「だるまさんがころんだ」中).


夕食はちゃんと作れるでしょうか?

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お米を研いだら飯ごうで炊きます.


こちらはメイン料理の材料を切っているところ.

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かまどの火加減調節も大切な役割ですね.

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大きなトラブルもなく,無事にカレーライスが完成しました!

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私は3つのグループのカレーを食べさせていただきましたが,どれもとっても美味しかったです!!

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夕食が済んだら,今度はみんなで広場に枝を集めて,たき火が始まりました.


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ソーセージ・パーティ(?)も開かれました.

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あたりが暗くなってきたら,懐中電灯をつけて「ナイトウォッチング」の始まりです.

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夜の森は少し怖かったかもしれませんが,
石田主任研究員の案内で昼間とはちがった景色をたくさん見ることができました.


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充実の2日目はこれにて終了です.

明日はいよいよ最終日.アカデミック・ステイはまだまだ続きます.


お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

 岸和田高校の1年生8名が、同校の行うサイエンスツアーで本館を訪れ、特注セミナーDNA抽出実験を行いました。今回のセミナーでは、学校の理科室レベルの実験器具と試薬で簡単なDNA抽出実験を行うことができます。

   今回は、ブロッコリーからDNAを取り出します。
 ブロッコリーを細かく粉砕、食塩水と界面活性剤を加え、乳鉢ですりつぶします。  
   100度で5分間湯煎した後、ろ過をしてDNA以外の物質を取り除きます。
 ろ過した溶液の入ったフラスコを冷やして、冷えたエタノールを注ぐと...  
   こ白っぽい塊ができました。これがブロッコリーのDNAです。 2人組で4つの班がありましたが、すべてDNA抽出に成功しました。

◎参加した生徒のコメント
・DNAが糸状で出てくることにびっくりした。
・身近な食材で、そして家庭にあるものでDNAが検出できることに驚いた。
・抽出したDNAは、持って帰ります。

◎高野研究員より
   このセミナーでは、すべての班が成功することは少ないですが、今回はすべての班がDNAを取り出すことができました。今回の実験は、家庭にあるもの用具でもできるものです。さらに精度を上げるためには、DNA以外の物質を取り除く丁寧な手順が必要となります。今回の実験が、皆さんの今後の学習につながっていくことを期待しています。


(本特注セミナーに関する相談は、生涯学習課までお願いします)

(生涯学習課)

大型連休のご予定はお決まりですか?


自然や化石に興味のある方には,ひとはく研究員と一緒に但馬の自然を満喫する

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」

がオススメです!
詳細は,こちら315日まで第2次募集を実施中です)



ひとはくセミナーの中では数少ない宿泊型のセミナーですので,
なかなか様子がわからないという方も多いかもしれません.

そこで今日は,昨年実施された「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬 2023」の様子を紹介します.

(現在募集中のものとは講師や実施プログラムが一部異なります.
セミナーの様子を知るための参考にご覧ください)




まずは23日の1日目.

「ひとはくアカデミック・ステイ in 但馬」は兵庫県の北部,香美町に位置する尼崎市立の施設
「美方高原自然の家とちのき村」
が会場です(三田でも尼崎でもありません).

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この立派な建物の中で恐竜や化石について学んだり,宿泊したり,野外を探検して動植物を探したりします.


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周辺は見わたす限りの ,そして が広いっ!


皆さん集合したところで,まずは講師・スタッフの挨拶です.

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各分野の研究員と3日間一緒に過ごしますよ.


最初のプログラムは,石田主任研究員による「植物ウォッチング」

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施設の周りを歩いただけで何種類もの植物を見ることができました.


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これはクルミの殻を割ってもらっている様子.


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ちゃんと実が入っているものもありました!


ついでに足元の石にも注目してみましょう.

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どんな種類の岩石が多いかな?


施設に戻って,空き時間にはチーム毎にフラッグを作りました.

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個性豊かな力作ぞろいでびっくり!


夜には,施設にある大きな望遠鏡を使った天体観測プログラムに参加する人もいました.

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月の表面の模様がくっきり見えますね!


あっという間に1日目は終了です.

明日は早朝のバードウォッチングに始まり,化石を探す石割調査やクリーニング体験もありますよ.

お楽しみに!



地球科学研究グループ 生野

ひとはくKidsサンデー

2024年3月 5日
 3月のKids(キッズ)サンデー、好天に恵まれ多くの家族連れの皆様にご来館いただいています。今日の出し物は何かな?

   エコロコおやこでは「タネの模型」をつくって飛ばしてみます。うまく回るかな?
 作り方に「コツ」があるようで、小舘研究員がアドバイス。 うまく回ったみたいですね。  
   オープンラボでは、ひとはく缶バッチづくりが行われています。ひとはくの標本から好きな絵を選んで色を付けます。
 スタッフが、プレスすると缶バッチ のできあがりです。  
   このほかにも「デジタル紙芝居」「展示解説」など楽しいイベントがあります。 デジタル紙芝居は、満員でした。

◎参加者のコメント
・タネがくるくる回っておもしろかった。
・先生に教えてもらわなくても、僕のは回ったよ。
・きれいにぬれて、上手に缶バッジができました。今日はこれをつけて帰ります!

◎小舘研究員より
   ひとはくでは、月の第1日曜日に「Kidsサンデー」を開催しています。楽しく遊べるイベントを準備しているので、家族みんなで参加してください。遊びながら、植物や自然のことを知ってもらえるとうれしいです。来月は4月7日です。


(生涯学習課)

月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(3月3日)は、朝から晴天でした
(三田での最低気温-4.8℃、最高気温9.6℃)。

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▲4階入口からコレクショナリウムの方向をみる(3月3日朝撮影)


ひとはくの4階入口ちかくには、たくさんの
コシアカツバメの巣があります。
過去には、複数のコシアカツバメが子育てをしていた
のですが、ここ3~4年間は、コシアカツバメは
ここで子育てをしなくなりました。

その代りに ?、スズメがここ3~4年間、コシアカ
ツバメの巣を活用して?? 子育てをしています
(いや、スズメが巣を奪ってしまった ???)。
コシアカツバメの巣に今年も、スズメが出入り
しだしたようです。

3月3日の朝、コシアカツバメの巣から顔を出している
スズメを写真に撮ることができました。
この写真を撮ったあと、人の気配を感じたスズメは、
飛んで行ってしまいました(ちなみに巣の中には
2羽のスズメが入っていたようです)。


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▲コシアカツバメの巣から顔を出しているスズメ(3月3日朝撮影)
(この写真を撮影した後、2羽のスズメが出て行きました)


ひとはく周辺には、半八重咲きの品種(紅色の花)の
カンツバキ(ツバキ科)の花が、
(1月のブログでも紹介していましたが)引き続き
(まだ?)たくさん咲いています。

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▲エントランスホール近くのカンツバキの花(向かって右側)(3月3日昼撮影)


一方、千重咲き品種(ピンク色の花)のオトメツバキ(ツバキ科)は、
冬芽(花芽)が わずかに膨らんできていて、薄緑色っぽかったところが
ややピンク色になってきました。
ちなみに、3月3日の時点で(列植されている中で)1輪だけ咲いていました。

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▲オトメツバキの枝先の葉と花芽      ▲1輪だけ咲いていたオトメツバキの花


とにかく この日は青空が とてもキレイでした。
晴れて日があたっているオトメツバキの葉の色(緑色)・花の色(ピンク色)、
そして青空の中の雲の色(白色)など、どれも鮮やかに見えます。



3月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■エコロコおやこ『タネの模型をつくって飛ばそう!』
の ようすは・・・

くるくる回るタネの模型をつくって飛ばしてみま~す。

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▲おやこで、本物のタネや模型を飛ばしている ようす


うまく飛ばせましたか?

くるくる回るタネのようすを皆さん、しっかり見ていますね~。


「ひな祭り」なので、お雛様の着物を
葉っぱの擦りだしで描くコーナーも 
ありましたよ。


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▲葉っぱの擦りだしをしているところ    ▲作品を持って記念撮影!



いろいろな色を使って 上手に出来ましたね!(キマッテルー)


■ワークショップ『ひとはく缶バッチづくり』
の ようすは・・・

生きものや標本などの絵に自分で色を塗って
缶バッチをつくります。

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▲缶バッチをつくっているところ


ステキな缶バッチと一緒に撮影をさせてもらいましたよ。

こっち向いてハイ、ポーズ!


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▲缶バッチと一緒に記念撮影!



皆さん、いい顔していますね~。


さらに、『デジタル紙芝居』や『展示解説』も 実施されましたよ。


今回も たくさんの方に 参加して いただきました。


次回のKidsサンデーは、2024年4月7日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘


3月2日の(土)のフロアスタッフとあそぼう!は、~外国からやってきた生き物を描こう~
今回は、鈴木研究員からオカダンゴムシをお借りして絵を描きました。

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 皆さんクイズに興味深々!
 ...正解できたかな?




さっそく画材を持って、写真や実物を見てお絵描き!
オカダンゴムシだけではなく、お花にも興味を向けて描いています。


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集中!

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一発書きなのにもかかわらず、素晴らしい作品ができました!すごーい!!


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できた作品は、大切に飾らせていただきます!また遊びに来てくださいね。
ご参加ありがとうございました!

フロアスタッフ 一同

本日2月25日(日)のひとはく探検隊は、「石や化石をさがそう」を行いました。
探検隊長は生野研究員です!みんなで探検にいざ出発☆
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石や化石に関する9問の質問をひとつひとつ考えながら、博物館の中を移動します。
「兵庫県の化石」に選ばれたのは何の化石かな?一生懸命かんがえています!
正解が分かったらみなさん笑顔です(^▽^)/

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さいごはみんなで記念撮影ハイチーズ☆

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たくさんのご参加ありがとうございました♪

フロアスタッフ ふくいまゆみ
今日のフロアスタッフとあそぼうは「おひなさまポップアップカード」

3月3日は何の日かな?
そうです!ひなまつりですね~♪
子どもたちの健やかな成長を願っておこなわれる季節の行事です
縁起のよい桃をモチーフにしたポップアップカードをつくりましょう!

ぬりえをぬりぬり...
みなさん、丁寧にぬってくれてます☆
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はさみでチョキチョキ
のりでペタリ
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できあがり!!すてきなポップアップカードが出来上がりました!!
おひなさまカードブログ0224.jpg

ご参加のみなさん、ありがとうございました!!

フロアスタッフ かどはまえりこ

2月18日(日)のはかせと学ぼう!は、恐竜はかせ久保田研究員と一緒に「石こうで化石のレプリカをつくろう!」を行いました!

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本物の化石からとった型に水と石こうを混ぜ合わせて流し込みます。

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石こうが固まるのを待っている間に、久保田研究員から化石についてのお話を聞きました。クイズにもチャレンジしたよ!

しばらくして型から取り出すと・・・

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ジャジャーン!!
かっこいい化石のレプリカができあがりました!

ご参加のみなさん、ありがとうございました!

フロアスタッフ  さくらい





2月17日(土)のフロアスタッフとあそぼうは「おひなさまポップアップカード」を行いました!

桃の花をモチーフにした飛び出すポップアップカードの飾りつけをします。
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お雛さまやお内裏様になったひとくんはくちゃん、ひなあられなどのぬりえをして
オリジナルのカードを作りましょう!
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完成しました!
おひなさま写真.jpg
みなさん、とっても可愛くできましたね♪

ご参加ありがとうございました。

次回は、2月24日(土)に行います。
みなさまのお越しをお待ちしております。

フロアスタッフ やまの みく

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。

<ひとはく主催のセミナー>

はかせと学ぼう!「石こうで化石のレプリカをつくろう!」(久保田研究員)
 石膏で恐竜の歯やアンモナイトなどの化石のレプリカをつくろう!

 日  時 2024218日(日)①10:30~、②13:00~、③14:00~、④15:00~(各回40分程度)

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小中学生 ※小学1、2年生は保護者同伴でご参加ください。

 定  員 各回先着14名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)

 受 講 料 200

 備  考 当日1000より参加申し込みの整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21481


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)

 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。

 日  時 2024年39日(土)①10:30~、②13:00~、③14:00~(各回40分程度)

 場  所 4階オープン・ラボ

 対  象 小中学生 ※小学12年生は保護者同伴でご参加ください。

 定  員 各回先着14名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)

 参 加 費 500

 備  考 当日1000より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。

 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21479


次号は2024316日に発行予定です。

 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。



                                   恐竜タスクフォース 久保田克博


2月12日(月)のワークショップは「とっても簡単化石のレプリカづくり」でした。
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あたためてやわらかくなった樹脂ねんどを、本物のアンモナイトの化石の型につめてつくります。

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好きな色のねんどでつくった、オリジナルのアンモナイトレプリカができました!

次は3月20日(水・祝)におこないます。みなさまぜひお越しください。

(フロアスタッフ いしくらまきこ)
 今回で19回目を迎えた「共生のひろば」、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として開催しています。
9:00の受付開始と同時に、多くの団体が準備に入りました。



 発表は、11:00からとなっていましたが、それぞれのポスターの前では、発表のリハーサルとともに、お互いの発表を見学する姿が数多く見られました。

中瀬館長開会あいさつ 三橋研究員から本日の進行について説明



◎コアタイムの様子 WEBでの発表は7、会場でのポスター発表は47あり、50を超える発表が行われました。
コロナ禍が明け対面での開催となり、それぞれの発表の熱量を感じることができました。




小学生から高校生、地域をはじめ、様々な団体の皆様に発表をいただきました。多くの方から、質問や貴重なご助言も頂けたようです。

◎ギャラリートークのようす(太田菜央研究員)

 たくさんの人に集まって頂けてよかったです。どの質問も非常に鋭いもので、トークをしっかり聞いてくださったのだなと嬉しくなりました。今後も研究をがんばっていきます。

◎岩槻名誉館長講評

◎三橋研究員より
 多世代、多分野、多地域交流の場となりました。オンラインではなかなか感じづらかった発表者それぞれの熱量を強く感じるとともに、皆様の笑顔があふれる「共生のひろば」となったことを、主催者の一員としてほんとうにうれしく思いました。ありがとうございました。

(生涯学習課)

今日のフロアスタッフとあそぼう は「川でさかなつり」を行いました!

最初にスタッフから魚の釣り方について説明します。

魚は何を食べるかな?
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パネルを見てミッションカードを達成しよう!

鮎のエサは何かと言うと・・・?


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魚の住む場所は、
上流・中流・下流に分かれています。

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見つけた!
釣ってみよう!!

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絶滅種を釣ってくれたお友達もいたね!

みんなのおかげで、ひとはく水族館が完成しました!


明日のイベントは・・・
大人気「とっても簡単!化石のレプリカ作り」です!

連休最終日!ひとはくに遊びに来てね!



フロアスタッフ やなぎもと かな
 当館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を毎年行っています。
 第9回目となる今回は、上記のテーマに加えて「博物館の研究員が研究を始めるきっかけとなった標本や書籍などの資料を展示しています。



 2月6日(火)には、読売新聞、六甲タイムズの記者から、本館の藤井主任研究員がこの企画展について取材を受けました。藤井研究員自らが研究を始めるきっかけとなった当時のこととともに、実際に使った書籍を手に取り説明しました。




会場には標本や写真、書籍、中には江戸時代の書物まで貴重な資料が、本館に所属する30名の研究員が取り組んでいる研究とともに展示されています。研究員それぞれの思いが感じられる展示となっています。

◎藤井研究員より
 博物館の研究員がいつ頃どんなきっかけで研究を始めたのか、当時使っていた資料などを展示しました。
様々な資料が研究を始める可能性を秘めていることを理解してもらえれば幸いです。


環境計画研究グループ 生態研究グループ


生物資源研究グループ コミュニケーション・
デザイン研究グループ


系統分類研究グループ 地球科学研究グループ

(生涯学習課)

 当館は、2月9日までメンテナンス休館中です。この期間を利用して、展示物の入れ替えや整理、新しい企画展の準備などを進めています。
 今日は、フロアスタッフが3階の「兵庫の自然誌」の動物のはく製コーナーを中心に、太田英利研究員からそれぞれの動物の生態やヒトとの関わりなどについて説明を受け研修を行いました。


 フロアスタッフは、来館されるお客様に向けて、主に平日は14:00~、休日は11:30~展示解説を行っています。また、特注セミナーで各種団体向けにも解説を行うことがあります。お客様に楽しんでいただけるよう楽しいクイズや「へえー」となるような話を交えて説明を行っています。今回も研究員から最新の知見を得るとともに、対象となるお客様へさらにわかりやすく、楽しく解説ができるように勉強会を行っています。
   フロアスタッフは熱心にメモを取りながら、研究員の説明を聞いていました。今日は、予定していた時間を大幅に超えての研修となりました。全体の時間が終わってからも、個別に質問するなどとても意欲的な姿が見られました。パワーアップしたフロアスタッフの今後の展示解説をどうぞお楽しみに!

◎フロアスタッフのコメント
・研究員の先生のお話はとても参考になりました。新しい知識を得ることができました。
・楽しくしくわかりやすい展示解説となるように、努力します。

◎太田研究員より
   この研修は、直接お客様に対応するスタッフのために、ほぼ毎年行っています。
今日は、熱心に聞いてくれるスタッフに思わず時間を忘れてしましました。その一方で、たとえ身近な動物ではあっても、実際には胸を張って説明できるほどにはよく分かっていない面が少なくないことを、わたし自身が実感する場ともなりました。これからも研究や勉強に励むので、どうかよろしくお願いします。


※過去の展示解説の様子

(生涯学習課)

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。

<ひとはく主催のセミナー>

●はかせと学ぼう!「石こうで化石のレプリカをつくろう!」(久保田研究員)
 石膏で恐竜の歯やアンモナイトなどの化石のレプリカをつくろう!
 日  時 2024218日(日)①10:30~、②13:00~、③14:00~、④15:00~(各回40分程度)
 場  所 4階オープン・ラボ
 対  象 小中学生 ※小学1、2年生は保護者同伴でご参加ください。
 定  員 各回先着14名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)
 受 講 料 200
 備  考 当日1000より参加申し込みの整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21481


はかせと学ぼう!「化石を掘り出そう!」(久保田研究員)
 ヘラやハケを使って、本物の化石を掘り出していきます。どんな化石が見つかるのかはお楽しみです。掘り出した化石はお持ち帰りできます。
 日  時 2024年39日(土)①10:30~、②13:00~、③14:00~(各回40分程度)
 場  所 4階オープン・ラボ
 対  象 小中学生 ※小学12年生は保護者同伴でご参加ください。
 定  員 各回先着14名 整理券番号順に座席指定(会場内でのお付き添いは1名につきお一人まで)
 参 加 費 500
 備  考 当日1000より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。尚、ご家族の代表者1名のみ列にお並びください。
 https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21479


次号は2024216日に発行予定です。
 ※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。

                                     恐竜タスクフォース 久保田克博

10/29(日)に開催されたOhanaフェスでのコトバ集めラリーに参加し、見事当選された二名の方が一日館長を務めてくださいました!


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まずは任命式。
次長から委嘱状を頂きます。



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白衣を着て、たすきを付け準備完了!
お二人共よくお似合いです。


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次に館長室にお邪魔しました。
館長専用の椅子での記念撮影。普段は入れない場所なので、貴重な体験です。


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館内をご案内しました。
フロアスタッフさんや各研究室にご挨拶。
名刺の交換も行いました。


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自然・環境評価研究部では、久保田研究員の恐竜のお話に興味津々です。
お二人共恐竜が大好きで、たくさん質問してくださいました!


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高田研究員より、企画展「妖怪と自然の博物展」(※現在は終了しております)の展示解説。
こちらも興味津々で聞いてくださいました。


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最後に収蔵庫見学を行いました。
藤本研究員、衛藤研究員の解説を聞きながら、標本や剥製を見て頂きました。


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はじめは緊張されていましたが、最後には「楽しかった!」と言って頂けました。
一日館長のお二人、お疲れさまでした!
また、この度はご参加頂きありがとうございました!



(文責:研究補助スタッフ 岡本)

1/7(日)のひとはく探検隊「海のいきもの探検」
隊長の頼末研究員と、博物館に展示されている海のいきものをみてまわりました。

2階展示室ではクイズにチャレンジしながら、ナガスクジラやアオザメ、アオウミガメのことを
教えてもらったよ!
隊長がアカエイに刺された時の話も聞きました。
海には危険もいっぱいなんだね...。
3階展示室では干潟のいきもののお話を聞きました!
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実験室ではホタテを解剖して、見せてもらったよ。
立派なホタテの貝柱、大人の方(スタッフも含め)からは、思わず「おいしそう...」の
つぶやきが(^▽^;)
これが目なの?!などなど、驚きの連続でした。
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ご参加のみなさん!ありがとうございました!!
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今回の探検隊の報告書を、後日4階オープンラボに掲示します。
みなさん、ぜひ見に来てくださいね☆

フロアスタッフ かどはまえりこ

新しい年になりました!
本年も どうぞ よろしく お願いいたします

1月5日から、お正月バーション?の ひとはく です。
(フロアスタッフ手作りの「宝船かざり」や
「ひとはく おみくじ」などが ありますよ。)

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▲お正月バーション?の館内のようす


さて、月の第1日曜日Kidsサンデーです。

この日(1月7日)は、ほぼ晴れていましたが気温は低かったです
(三田での最低気温-2.2℃、最高気温8.9℃)。

また、新しい年になって、ここ数日の朝(9時ごろでも)の
何回かは、(特に日光が朝、直接あたっていないところでは、)
植物の葉に霜が見られましたよ。

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▲ムラサキツメクサ(マメ科)の葉    ▲ヒメジョオン(キク科)の葉


博物館の周辺では、寒い中、カンツバキ(ツバキ科)の花が
たくさん咲いています。

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        ▲エントランスホール横 の カンツバキ(寒椿)の花



1月の 主なプログラム の ようす の報告で~す。


<館内では・・・>

■研究員と、合衆国太平洋諸島魚類野生生物事務所のDr.Benton,K.P.さん、
ホオナネア フラスタジオの皆さん、カパーフラオカ イリマレイ アーピキ
の皆さんによる「2024 新春オープンセミナー『日本とハワイの縁起の
いいシダ植物&フラ実演』」のようすは・・・

はじめに、研究員による日本のお正月に飾られるシダ植物
について話がありました。

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▲シダ植物についての解説

続いて、ハワイの新年「マカヒキ」 と Hula(フラ)に
(髪飾りやレイなどに)使われるシダ植物についての
お話 や フラの実演もありました。

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▲シダ植物の イシカグマ(コバノイシカグマ科)の髪飾り


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        ▲フラ(Hula)の実演のようす


美しく、優雅な踊りをみなさん楽しんでいただけましたか?


■エコロコおやこ『まつぼっくり で けん玉をつくろう!』
のようすは・・・

アカマツやクロマツのマツボックリを使ってけん玉をつくりま~す。

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▲おやこで、マツボックリ けん玉をつくっている ようす


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▲マツボックリのけん玉をやっている ようす


マツボックリが、うまくカップに入ったかな?


■研究員とフロアスタッフによる「ひとはく探検隊『海のいきもの探検』」
のようすは・・・

まず、2階の展示室を探検したようですよ~。
海のいきものの標本を見ながらお話を聞いています。

umi no ikimono 240108 IMG_5355.jpg


















▲エイの仲間などを観察中


他の階の展示室も探検したあと、
実験セミナー室で貝の仲間を解剖して観察したとのこと。
スペシャル~

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▲貝の仲間を解剖して観察中


参加された方、どうでしたか~
いろいろな発見がありましたか?



さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説も
実施されました。


皆さん、今回も いろんな体験などをして、
楽しんでいただけましたか?


次回のKidsサンデーは、2024年3月3日(日)です。

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ご家族で、ひとはくへ お越しください。

                   Kidsサンデープロジェクト 小舘

あけましておめでとうございます!!!
本年も皆様にとってステキな1年でありますように...☆

さて、お正月はどんなことをして過ごされましたか?(^^)
人と自然の博物館は、1月は5日~8日まで開館しております。
本日1月6日のはかせと学ぼうは、久保田研究員による「化石を掘り出そう!」でした。
毎回大人気のイベントのため、今回は実施回数や定員を増やしての開催となりましたが、
おかげさま満員御礼となりました!

まず初めに恐竜はかせの久保田研究員から、実際に丹波市でおこなわれた恐竜化石の掘り出し方についてお話がありました。
最初はショベルカーを使って化石のある地層まで掘っていって・・・
取り出した化石は、最後は顕微鏡をのぞきながらエアチゼルという道具を使いながら人の手で細かくクリーニングしていくんですね。
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お話を聞きながら熱心にノートをとっている子も...!
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今回は竹串やハケを使って化石を掘り出しました!
どこに化石があるかな?どこを掘ればいいかな?どんな化石かな?
いろいろ考えながら、道具の使い方も試行錯誤して一生懸命掘り出していました。
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時間がかかっても最後まであきらめずに頑張って

みんな化石を掘り出すことができました!
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みんなが掘り出したのは本物の化石です!大切にしてね!
ご参加いただきありがとうございました!

次回は3月9日(土)に同じイベント「化石を掘り出そう」があります。
またぜひ参加してくださいね!


フロアスタッフ 一同


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