暑い夏がやってきました!
そして、おともだちのみんなは長ーい夏休みに突入~
ひとはくでは、夏休みの自由研究にもってこいのセミナーを行っていますよ!
今日おこなわれた、いけだ研究員の「骨をみてみよう!」もそんなセミナーの一つです。
いきものには、骨があるものがいます。
サメ、タイ、カエル、ヘビ、トカゲ、きょうりゅう、とり、パンダ、うま、キリン、さる・・・など。それに私たち、人間にももちろん骨があります。
骨は、外側がツルっとしていて、中はガサガサのスポンジみたいになっているんだ。
まずは、哺乳類(ほにゅうるい)の化石をタテとヨコに裁断したものを 観察したよ。
はかせから質問
カメの甲羅(こうら)は、人間に例えるとどこの骨でしょうか?
正解は・・・胸の骨だって!
よく見ると胸のほねみたいなものがみえるね。
そしてトリの骨は、飛ぶためにとっても軽くなっているんだ。
哺乳類(ほにゅうるい)の首の骨の数は決まっていて7コ
だから、首のながーいキリンも人間もおなじ7コなんだって!
なんだか不思議だね。
きょうは、たくさん色々ないきものの骨を観察できたね。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
この夏の自由研究がまだの方、ヒントをみつけに是非ひとはくへお越しください。
皆様のご来館をスタッフ一同お待ちしています。
フロアスタッフ せら ゆうこ
2023年7月アーカイブ
7月29日(土)は、ひとはく探検隊「水辺のいきものを捕ろう」を行いました。
いつもは深田公園のビオトープでおこなっていたのですが、今年は状態が悪かったので、博物館周りのプールで実施しました!
最初に探検隊長:おさかな博士の高橋研究員よりお話を聞いて、まずはいきものを捕まえるしかけ罠(わな)の工作からはじめます♪
ペットボトルの上の部分をカットして、フタを反対向きにさしこんで、いきものを捕まえる容器(トラップ)を作ります。
その容器の中にエサを入れて、ひもを結び水の中に沈めます。
15分ほど置いておくと・・・エサに誘われて、たくさんのメダカが入っています!!
網でゲンゴロウ、アメンボやマツモムシも取れました!
たくさんのいきものたちをゲットできて、テンションもあがります(^▽^)/
博士いわく、エサはフナ用とさなぎ粉(カイコのサナギを粉末にしたもの)を混ぜたものがおすすめだそうです☆彡
ご参加いただきありがとうございました!
次回のひとはく探検隊は、8月27日(日)の「ひとはくの妖怪さがし」です。お楽しみに!
フロアスタッフ ふくい まゆみ
今日のはかせと学ぼう!は「植物標本をつくってみよう!」をおこないました。
今日のはかせは植物はかせの高野研究員です。
最初に植物標本について、お話を聞いたよ。
植物標本は、葉っぱだけでは何という種類なのか判断できません。必ず花や実がついたものを選びましょう。
採取する前に、まずは写真を撮っておきましょう!今はスマホの便利なアプリなどで、名前が分かることも!
そして採取する時は根っこがついた状態で。土は出来るだけ、その場で落としてね。
ただ乾燥させただけでは、押し花になってしまいます。
植物標本にするには、「いつ」「どこで」「だれが」採取したのかが必要です。
「はえていた場所や、植物のようす」などもしっかりメモしておこう!
今日は高野研究員が作った標本で植物標本を作っていきます!
植物は台紙の真ん中にくるように、できるだけ少ない数のテープでとめていくよ。
高野研究員にアドバイスをもらいながら、慎重に作業をすすめます。
かっこいい植物標本ができあがりました☆彡
夏休みのひとはくは、平日もデジタル紙芝居をおこない、土日祝はイベントもたくさん!!
みなさんのおこしをお待ちしております!!
フロアスタッフ かどはまえりこ
兵庫県の北西部、新温泉町湯村温泉の近くに「おもしろ昆虫化石館」があるのですが、ご存じでしょうか?
「おもしろ昆虫化石館」は地域の交流や観光案内を担う「八田コミュニティセンター」に併設されています。このたび、両施設の開設25周年を記念して、何か地元の子どもたちが楽しめる展示を、というご相談を受け、展示やワークショップを行うことになりました。
小さな施設なので、小さな規模の展示会ですが、おもしろ昆虫化石館の見学もあわせて、この夏休み、ぜひお越しください。
7月19日ゆめはくで設営に行ってきました。
ひとはくサロンの大型模型「ゴホンダイコクコガネ」は、しばらくの間、こちらに出張しております。
会いに来てやってください。
展示室のようすです。
ひとはく所蔵の標本のほか、新温泉町の昆虫標本を展示。真ん中のテーブルでは、いろんなむしの顔を正面から観察できます。
壁面には、120種のむしの顔写真を展示しています。まじまじと見てみてください。くわしくはこちらの記事をご参照。
カチューシャやヘアクリップで、いろんな虫をつけて遊べます。
いっぱい記念撮影してね!
会期は、2023年7月20日(木)〜8月20日(日)月曜休館
観覧料は無料です。(おもしろ昆虫化石館の見学には入館料=大人100円子ども50円が必要です)
くわしくは、八田コニュニティセンターのホームページまたは下のチラシをごらんください。
おもしろ昆虫展
主催 八田コミュニティセンター
共催 兵庫県立人と自然の博物館
後援 新温泉町教育委員会
協力 佐用町昆虫館(NPO法人こどもとむしの会)
(八木剛)
テーマは「妖怪を描こう」です。
ひとはくでは只今「妖怪と自然の博物展」を開催しております。
はじめにスタッフが妖怪展示の説明をしながら展示コーナーを一周しました。
身近な妖怪や海の妖怪、植物だったり動物だったり虫だったり・・・
妖怪の不思議な世界を絵に描いてみよう!!
それぞれ自分の気になる妖怪をモデルに描きます。
パパ画はく、真剣です。
皆さまのステキな絵は4階休憩コーナーに掲示しております。ぜひご覧ください!!
強そうな妖怪!がお~~
たくさんのご参加ありがとうございました♪♪
次回の「画はくの日」は8月19日(土)に開催いたします。
皆さまのご来館お待ちしております。
フロアスタッフ みやぎりえ
兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)の恐竜タスクフォースを中心とした研究員が関わる講演会や展示、イベント、出版物、出演などについてお知らせいたします。お問い合わせ先について、別途表記のないものは当館となります。詳細は各URLでご確認ください。
<出版物>
●Newton 2023年7月号「日本の恐竜完全ガイド」
2023年5月26日に発売されたNewton 2023年7月号の「日本の恐竜完全ガイド」にて、タンバティタニスやヤマトサウルス、ヒメウーリサスなどが紹介されました。
https://www.newtonpress.co.jp/newton.html
<ひとはく主催のセミナー>
●はかせと学ぼう!「骨をみてみよう!」(池田研究員)
いろいろな生きものの骨を観察してみよう!
日 時:2023年7月30日(日)13:00~13:30
場 所:4階オープン・ラボ
定 員:先着12名
参 加 費:無料
備 考:当日10:00より4階インフォメーションにて受付を開始。小学2年生以下は保護者同伴
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21484
●A24, A25化石発掘体験セミナー(恐竜ラボ技師)
恐竜化石の周りの泥岩には、多くの化石が入っている可能性があります。発掘セミナーでは、石を細かく割って新たな化石を探し出します。
日 時 2023年8月6日(日)10:30~11:30、14:00~15:00
場 所 ひとはく恐竜ラボ
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 800円
申込締切 7月24日(月)
備 考 ひとりで作業できる方に限ります(付添不可)。ご家族でお申込みの場合は、必ず参加者全員のお名前、年齢等をご明記ください。また見学はひと家族につきお一人のみでお願いします。発見された化石は持ち帰ることはできません。状況により中止の場合あり
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A24
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A25
●A26 化石の名前を読み解こう~動物学名の仕組みと語源~(生野研究員)
「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」のような名前は学名と呼ばれる、生物の種類を表す正式名称です。本セミナーでは動物を例に、学名の基本的なルールを解説した後、兵庫県で発見された動物化石の学名とその由来などをわかりやすく紹介します。多くの実例に触れながら、生物の多様性を記述する営みとそれを支える仕組みについて考えてみましょう。
日 時 2023年8月13日(日)13:30~15:00
場 所 4階実習室
対 象 中学生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 7月24日(月)
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A26
●A27 石ころの見わけ方入門(生野研究員)
1人1つずつ岩石標本セットを使って、主な石ころ16種類を観察してみましょう。観察しやすい標本の選び方や、種類を見わけるのに役立つ特徴などについて解説します。基本的な見わけ方を学んで、夏休みの自由研究にもご活用ください。
日 時 2023年8月20日(日)11:00~13:00
場 所 4階大セミナー室
対 象 小学生~大人
定 員 20名
受 講 料 700円(高校生以下:500円)
申込締切 7月31日(月)
備 考 保護者付添 ※小学1~3年生は保護者の付添が必要です。(※幼児は参加も付添もご遠慮ください)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A27
●A28 アンモナイトの断面標本を作ろう(生野研究員)
アンモナイトの化石(本物です)を削って、殻の内部の構造がわかる断面標本を作ってみましょう。標本は1人1つずつお持ち帰りいただけますので、夏休みの自由研究にもぜひご活用ください。石を削るのは根気の要る作業ですので、じっくり取り組める方向きです。汚れてもよい服装でご参加ください。
日 時 2023年8月26日(土)10:30~12:30
場 所 4階実験セミナー室
対 象 小学生~大人
定 員 10名
受 講 料 1000円(高校生以下:700円)
申込締切 8月7日(月)
備 考 保護者付添 ※小学1~3年生は保護者の付添が必要です。(※幼児も一緒に付添可)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023A28
●F13 骨について学ぼう(池田研究員)
骨を持っているいきものは様々でです。色々な生物の骨の特徴を標本を観察しながら学びます。
日 時 2023年8月26日(土)13:30~14:30
場 所 4階大セミナー室
対 象 小学生・中学生
定 員 20名
受 講 料 600円(保護者:800円)
申込締切 8月7日(月)
備 考 小学生向けの内容です。小学1~3年生は保護者もいっしょにご参加ください。(※参加の保護者受講料は800円です)。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/seminar/?id=2023F13
●はかせと学ぼう!形であてる化石クイズ「さわってアンモ」(生野研究員)
箱の中に入っている化石をさわって、形だけで種類をあてるクイズにチャレンジしてみましょう。化石はすべて本物です。
日 時:2023年9月3日(日)13:00~15:00
場 所:4階オープン・ラボ
対 象:どなたでも
定 員:なし
参 加 費:無料
備 考:先着順に随時受付。小学2年生以下は保護者が同伴してください。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21523
●はかせと学ぼう!「ちいさな,ちいさな,化石をさがそう!」(廣瀬研究員)
海辺の砂粒には、色々な生き物の化石が混ざっています。顕微鏡を覗きながら拾い出してみましょう。集めた化石たちは、標本ケースに入れてお持ち帰りいただけます。
日 時:2023年9月17日(日)①10:30~、②13:00~、③14:00~、④15:00~(各回40分)
場 所:4階オープン・ラボ
対 象:小学生・中学生
定 員:各回4組
参 加 費:300円
備 考:当日10:00より参加申込の整理券を配布します。先着順で定員になり次第終了します。
https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=21541
<ひとはく以外が主催の事業>
●特別展「恐竜博2023」(大阪市立自然史博物館)
"究極"の防御のために、胴体に板状やトゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類と、そのような植物食恐竜に対抗するなかで、身体を大型化したり爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜の進化を対比させながら、恐竜たちの「攻め・守り」をキーワードに、恐竜学の最前線を解説していきます。この特別展には、兵庫県丹波地域から発見された鎧竜類の歯化石も展示されています。
期 間:2023年7月7日(金)~2023年9月24日(日)
場 所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(大阪・長居公園)
https://dino2023.exhibit.jp/
次号は2023年8月16日に発行予定です。
※都合により前後する場合があります。予めご了承ください。
恐竜タスクフォース 久保田克博
標本などをじっくり観察して、絵を描きましょう!
さて今回のテーマは妖怪です。
今、ひとはくでは企画展「妖怪と自然の博物展」をおこなっています。
アニメなどでもよく知られている妖怪は、むかーしむかしから日本にいる?!
どんないきものがモデルになっているんだろう?
「自然環境」の観点から、妖怪を見てみましょう。
はじめにみんなでぐるっと展示を見てから、お絵描きスタート!!
標本をじっくり観察して描いているお友だち、想像して新たな妖怪を描くお友だち。
みんな上手ですねぇ☆彡
このイベントは明日7/16もおこないます!
そして企画展「妖怪と自然の博物展」は来年1/8まで!
みなさんも妖しの世界、のぞきに来ませんか...?(^-^)
フロアスタッフ かどはまえりこ
7/9㈰の はかせと学ぼう!は、恐竜はかせの久保田研究員による「恐竜のジオラマづくり」を行いました。
当日は開館前より参加希望のお客様が並ばれて、なんと!!開館と同時に整理券の配布が終了。
参加できなかった皆さま申し訳ありません。
このイベントでは「はかせオリジナルのティラノサウルス」のジオラマを作ったよ。
まずは、はかせからお話を聞いて・・・
ティラノサウルスはアゴの力がとても強くて骨ごとほかの恐竜の肉をかぶりついていたんだって!
それから、ジオラマをどんなふうに配置するか設計図を描いたよ。
恐竜時代はどんな風景だったのかな?
設計図が描けたら、ジオラマをつくっていくよ。
まずは主役のティラノサウルスに色をつけていくよ!
みんなそれぞれいろんな色でとってもカラフル
誰一人同じにはならなかったよ。
いろんな素材ができたら、じっさいに並べて配置していくよ。
どんなジオラマになるかワクワクするね。
オリジナルジオラマが次々と完成していったよ。
ふたりのお友だちに、どんな工夫をしたか発表してもらったよ。
みんなそれぞれとってもステキな作品が完成しました。
ご参加いただきありがとうございました。
フロアスタッフ せら ゆうこ
本日のフロアスタッフとあそぼう!は「ようかい万華鏡」を行いました。
妖怪の好きなお友達が沢山集まってくれましたよー!
今日は皆が良く知ってるカッパについてのクイズをしたあと万華鏡を作ります。
まず初めに分光シートを貼ります。
分光シートとは・・・
光に当てると不思議な見え方のする特殊な透明のフィルムシートの事です!
分光シートの反対側は、
好きな模様を下書きして針で穴をあけていきます。
シール台紙になっている妖怪を色塗りして貼ると完成!
素敵な万華鏡がでしましたね!
ひとはくでは、
今月から2階で「妖怪と自然の博物展」が始まっています!
いつもと違う雰囲気の博物館に是非遊びに来てください!
フロアスタッフ やなぎもと かな
月の第1日曜日は「ひとはく Kidsサンデー」です。
7月2日は、晴れて暑い日でした。
博物館のコレクショナリウム近くの緑道沿いでは、
夏の晴れている日によく似合う(?)ムクゲ(アオイ科)
の花がたくさん咲いています。
▲コレクショナリウム近くで咲いているムクゲ
また、梅雨の時期によく似合う(?)ガクアジサイ(アジサイ科)の花が
博物館の近くの街中で、ほぼ満開状態で咲いています。
(よく見ると、つぼみが少しあります。)
▲満開状態(?)のガクアジサイの花
7月の主な プログラム の ようす の報告で~す。
< コレクショナリウム前では・・・ >
■『泥だんごをつくろう!』のようすは・・・
▲コレクショナリウムの外側でやっています
皆さん、一生懸命に つくっています。
▲泥だんごを つくっている ようす
ピカピカの 泥だんご できたかな?
< 館内では・・・>
■エコロコおやこ『はねる生きもの の おもちゃ をつくろう!』
のようすは・・・
▲エコロコおやこのプログラムの会場
▲はねる生きもの の絵のシールに色をぬっています
みなさん、うまくできましたか?
その他にも
NPO法人 人と自然の会の皆さんによる「おはなしシアター」が
上演されましたよ。
さらに、フロアスタッフによるデジタル紙芝居や展示解説、
フロアスタッフとあそぼうなども実施されました。
みなさん、楽しんでいただけましたか?
次回の Kidsサンデー は、2023年 8月6日(日)です。