11月20日 日曜日のフロアスタッフのイベントは
水はかせの三橋研究員と "ろ過実験" を行いました。
皆さん「ろ過」って言葉を聞いたことがありますか?
ろ過とは簡単にいうと...液体などに混じった物をこしとってきれいにすること
今回は、ビオトープの泥だらけの水をこしとって、できるだけ透明の水にできるかを競うことに。
まずは、博士にろ過装置の作り方を習います。
習ったことを踏まえて、自分で考えて装置を作ります。
装置に使うのは、綿(わた)、ガラスからリサイクルされた穴がたくさんある軽石、砂浜の砂です。
詰める量を考えてペットボトルを加工した筒に詰めていきます。
装置が出来たら、いよいよドロドロの水を流し込んでいきます。
装置を通すと、みるみるうちに、透明な水になっていきます。
この装置は、実際に水族館や、魚の養殖場などで利用されているものとほぼ同じだそうです。
実際の、装置幅は1.5m~2mあるそうなので、みんなもそれを目指して何回かくりかえして通しました。
装置を通す毎にどんどん水が透明になっていきました。
水が実際にきれいになっているか機械をつかって測定します。
今回の目標数値は20!
なんと、ろ過していない最初の水の数値は310!
かなりハードルが高いです。
しかし、みんなどんどんクリアしていきました。
最後に博士から自然の中のろ過についてお話を聞きました。
自然界では、川や海が自然のろ過装置になって、きれいな水が保たれているんだって。
だから、川の底が砂でなくてコンクリートになってしまったり、海岸がコンクリートになると、ろ過ができなくなって水が汚れたままになってしまうんだ。自然の力ってすごいね!
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
フロアスッタッフ せら ゆうこ