10/23(土)は姫路市伊勢自然の里・環境学習センターの周辺のシダの観察をしました。
一般セミナーで参加者は13名、センター関係者4名が加わりました。
センター前は農薬を使わない水田があります。
その水田には、四葉のクローバーに見えるシダ植物
デンジソウがたくさん生えています。
水面に浮かんでいると、四つ葉がよくわかります。
田の字にも見えることから、田字草です。
兵庫県の絶滅危惧植物で、小野市で見つかった株を域外保全のために栽培しているとのことです。
繁茂しすぎて、時おり抜いているそうです。
葉の付け根のあたりから伸びた先に
小豆くらいの硬いかたまりがあります。
「胞子嚢果」(ほうしのうか)といって
この中に胞子が入っています。
シダではありませんが、ジャコウアゲハの蛹「お菊虫」
もいました。
さすが姫路市の市蝶です。
シダの「前葉体」(ぜんようたい)です。
ぺったりと岩に着いている、濃い緑のものです
真ん中のうすい緑色は、新しいシダの本体(胞子体)です。
全部で40種類ほどのシダ植物を観察できたのですが、
想定外で見つかったのは
ヌリトラノオ(チャセンシダ科)です。
平成の大合併前の姫路市では初発見です。
岩に着いていることが多いのですが、木の根元でした。
下の分布図は☆のところが今回見つけた場所です。
(鈴木武)
一般セミナーで参加者は13名、センター関係者4名が加わりました。
センター前は農薬を使わない水田があります。
その水田には、四葉のクローバーに見えるシダ植物
デンジソウがたくさん生えています。
水面に浮かんでいると、四つ葉がよくわかります。
田の字にも見えることから、田字草です。
兵庫県の絶滅危惧植物で、小野市で見つかった株を域外保全のために栽培しているとのことです。
繁茂しすぎて、時おり抜いているそうです。
葉の付け根のあたりから伸びた先に
小豆くらいの硬いかたまりがあります。
「胞子嚢果」(ほうしのうか)といって
この中に胞子が入っています。
シダではありませんが、ジャコウアゲハの蛹「お菊虫」
もいました。
さすが姫路市の市蝶です。
シダの「前葉体」(ぜんようたい)です。
ぺったりと岩に着いている、濃い緑のものです
真ん中のうすい緑色は、新しいシダの本体(胞子体)です。
全部で40種類ほどのシダ植物を観察できたのですが、
想定外で見つかったのは
ヌリトラノオ(チャセンシダ科)です。
平成の大合併前の姫路市では初発見です。
岩に着いていることが多いのですが、木の根元でした。
下の分布図は☆のところが今回見つけた場所です。
(鈴木武)