ひとはくに隣接する深田公園で、真っ赤な塊?を
見つけました。
▲深田公園で見つけた真っ赤な塊?
どうやら、何かの花が咲いているようです。
近寄って見ると、同じ場所から花の茎が複数出ています。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)です。
田んぼの畦などで、毎年9月ごろに一斉に咲いている
のを見ます。
花は、独特な感じです。
▲ヒガンバナの花
地下には、一般に「イモ」、「球根」とよばれる
鱗茎(りんけい)があります。
しかし、この植物には、植物体にリコリンという毒が
含まれていますので、その成分を除かないと
食べられません。
さらに、よ~く見てみると・・・
<<観察ポイント>>
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
花を見て、
①1本の花茎に 花は いくつありますか?
②1つの花の「花びら」は 何枚ありますか?
③1つの花の「おしべ」は 何本ありますか?
全体を見て、
④葉は、どこにありますか?
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ヒガンバナの花は、秋のお彼岸の前後に咲き、
咲き始めから咲き終わるまで
約1週間から2週間の間、花を楽しめるようです。
ただし、8月~9月に猛暑が続いた年は開花が
遅れる傾向があるそうです。
今年はどうでしょうか?
▲ヒガンバナのつぼみ
近所で咲いていたら、花が終わった後も、
とき~ ど~き 観察してみましょう。
何か、新たな発見があるかも。
なぜか、「イモ」ではなく、「おはぎ」 が 食べたくなってきました。
研究員 小舘 誓治